JPS5854015Y2 - 茹麺器 - Google Patents

茹麺器

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JPS5854015Y2
JPS5854015Y2 JP1980083981U JP8398180U JPS5854015Y2 JP S5854015 Y2 JPS5854015 Y2 JP S5854015Y2 JP 1980083981 U JP1980083981 U JP 1980083981U JP 8398180 U JP8398180 U JP 8398180U JP S5854015 Y2 JPS5854015 Y2 JP S5854015Y2
Authority
JP
Japan
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boiling
basket
water
electric heater
tanks
Prior art date
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Expired
Application number
JP1980083981U
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English (en)
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JPS577421U (ja
Inventor
公明 中川
Original Assignee
日本洗浄機株式会社
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Publication date
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Publication of JPS577421U publication Critical patent/JPS577421U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、茹麺器に関するものである。
従来、営業用としてそばやスパゲティ等の麺製品を茹で
る場合、麺製品を保持した篭を鍋で沸かした熱湯に浸し
、しかも、くっついた麺をほぐすために篭をゆすってい
るものである。
したがって、複数の篭をゆすることは面倒で、昼時のラ
ッシュタイムにおいては能率が悪い。
この考案は上述のような点に鑑みなされたもので、麺を
ほぐしつつ能率よく茹でることができる茹麺器をうるこ
とを目的とするものである。
この考案の一実施例を図面に基いて説明する。
1は脚2を有する本体で、この本体1には上部開口の二
つの煮沸槽3,4と、これらの煮沸槽3゜4間に位置す
る排熱回収槽5とが周囲底面を断熱材6に囲繞されつつ
設けられている。
また、これらの煮沸槽3,4と対応する二つの昇降装置
7゜8が前記本体1に設けられている。
これらの昇降装置7,8は第5図及び第6図に示すよう
に前記本体1の背後に上下動自在に設けた二本−組の昇
降軸9とモータ10とスプロケット11とチェノ12と
よりなる。
モータ10とスプロケット11とに巻回したチェノ12
の一部は前記昇降軸9に固定されている。
これらの昇降軸9はガイドローラ14により保持され、
前記スプロケット11は前記本体1内に設けられた支持
板13に支持されている。
また、本体1上面前方には盛付台15が形成されている
ついで、複数の篭16を保持する篭ホルダ17が二個設
けられている。
これらの篭ホルダ17は線材により枠状に形成したもの
で、その後部には前記昇降軸9の上部に形成したフラン
ジ18に支えられつつそれらの昇降軸9に引掛けられる
フック19と、前記煮沸槽3,4の背面側の内面を転動
するローラ20とを有している。
さらに、前記煮沸槽3,4に電熱ヒータ21が設けられ
ているとともにこれらの電熱ヒータ21の上部に位置す
る複数の沸騰蒸気案内部材22が設けられている。
これらの沸騰蒸気案内部材22は前記第16の底に接近
して開口する噴出孔23から下方に向うにつれ拡開して
下面に開口する形状で、同一平面上において互いに連結
され、その連結体の四隅には前記煮沸槽3,4の底に対
して空間を形成する支柱24が固定されている。
また煮沸槽3,4の中央に排水口25が形成されている
さらに、前記排熱回収槽5と前記煮沸槽3,4との仕切
壁の上部には切欠による連通路25が形成されている。
また、排熱回収槽5には下部側面に通路27が形成され
た上面開口角筒状の遮壁28が形成されている。
そして、この遮壁28の内面に設けたガイド29には上
下開口のオーバーフローパイプ30が上下動自在に保持
されている。
このオーバーフローパイプ30の下端は円錐形の形に形
成されて前記排熱回収槽5の底部に形成した排水口31
に嵌合されている。
また、前記排熱回収槽5には熱交換部32が設けられて
いる。
これらの熱交換部32は枠体32に管路34をローラ状
の支持部材35によってジグザグ状に配夕1ルつつ取付
けたものである。
前記管路34は表面積を大きくして熱交換率を向上させ
るべくステンレスの蛇腹管を用いている。
この管路34の両端は前記排熱回収槽5の上面を開閉す
る蓋板36の一部から導出され、その一端は前記煮沸槽
3,4の隅部に導かれ、他端はユニオン継手37、バル
ブ38、給水ブロック39、後述する電磁弁59を介し
て水道に接続されている。
したがって、前記ユニオン継手37を外し前記蓋板36
を外すことにより、熱交換部32は取出可能で、前記排
熱回収槽5を掃除するのに好都合である。
ついで、前記本体1の前面には各煮沸槽3,4毎にA、
B二つの操作釦40.41が設けられている。
第8図に示すようにこれらの操作釦40゜41は前記本
体1の前面においてヒンジ42により回動自在に連結さ
れている。
これらの操作釦40.41の上部はバネ43により前方
へ付勢されているがストッパ44により静止位置が定め
られている。
これらの操作釦40.41には押し易くするためのフラ
ツトな凸部45と調節作業孔46とが形成されていると
ともにその調節作業孔46を覆いつつA又はBなる表示
により操作釦40.41の区別をする表示板47がネジ
止めされ、さらに下部にレンズ48が嵌め込まれる。
このような操作釦40.41は操作し易すくするために
大型化され、他の操作パネル49とともにプリント板5
0の防水構造を構成している。
このプリント板50には種々の電子部品を取付けである
が、第9図に示す範囲では操作釦40.41のそれぞれ
に対応するAタイマ51及びBタイマ52と、前記調節
作業孔46に対向してAタイマ51又はBタイマ52の
設定時間をドライバーによって変えるタイマ設定可変抵
抗53と、前記レンズ48に対向して作動中発光するL
ED54とが取付けられている。
さらに、第9図に示すように、電源スィッチ55には、
水検出回路56とヒータ制御回路57と前記電熱ヒータ
21との直列回路と、前記Aタイマ51及びBタイマ5
2と、給湯制御回路58と電磁弁59との直列回路とが
並列に接続されている。
また、前記Aタイマ51及びBタイマ52にはモータ制
御回路60と前記モータ10とが順次接続されている。
前記ヒータ制御回路57は通常運転スイッチ61又は経
済運転スイッチ62を操作することにより異ったプログ
ラムにより動作するものである。
前記モータ制御回路60はAタイマ51又はBタイマ5
2の設定時間に支配されてモータ回路を制御するもので
ある。
すなわち、第6図に示すように、前記本体1には前記昇
降軸9の昇降動作により切換えられる上限スイッチ63
と下限スイッチ64とが取付けられ、これらの上限スイ
ッチ63又は下限スイッチ64からの電気信号により、
前記モータ制御回路60が所定のタイミングをもって前
記モータ10を正転又は逆転させるものである。
前記水検出回路56は、前記煮沸槽3,4内の水の存在
を検出して閉路となるもので、本実施例においては、た
とえば水の導電作用を利用して閉路に切換わるタイプの
ものである。
このような構成において、煮沸槽3,4に水が供給され
た状態では電源スィッチ55をONにすると水検出回路
56が電熱ヒータ21の電源回路を閉じる。
始動時は通常運転スイッチ61をセントしておくことに
より、ヒータ制御回路57は水が沸騰するまで電熱ヒー
タ21に大電流を通電し続けるプログラムをもって作動
する。
ちなみに、15℃の水を沸騰させる所要時間は33分で
、従来のガスを燃料とする型式のものより短縮される。
つぎに、茹でる麺製品の種類及び含む水分の状態等に応
じて操作釦40又は41を押すとAタイマ51又はBタ
イマ52がモータ10の電源回路を閉じ、モータ10は
モータ制御回路60に制御されて正転し、その回転動作
をチェノ12により直線運動に変換しつつ昇降軸9に伝
達し、篭ホルダ17は篭16とともに下降して熱湯に浸
され、一定時間経過するとモータ10はモータ制御回路
60に制御されて反転し、昇降軸9は篭ホルダ17とと
もに上昇する。
このサイクルはそばの場合標準で3分である。
したがって、二つの煮沸槽3.4を用いた場合、ひと一
つの篭ホルダ17に四つの篭16が保持されるので、一
時間に160個のそばを茹でることが可能である。
なお、このサイクル中、図示しないが篭16の上昇及び
下降の際に警報を発するブザー回路を設けておくことに
より、本体1から作業者が離れていたとしても注意を喚
起され、ロスタイムを無くし能率を上げることができる
また、麺を均一に茹でることができ、熟練を要すること
もない。
そして、電熱ヒータ21の部分においては沸騰蒸気が発
生し、この沸騰蒸気は泡状になって上昇する。
そのため、沸騰蒸気案内部材22の噴出孔23より上昇
して周囲の湯とともに篭16の底に向って衝突する。
したがって、麺のほぐれがきわめてよく、これにより、
篭16をゆすり続ける操作を行なう必要がなく、作業は
楽である。
また、ラフシュタイムを過ぎた場合は煮沸槽34の一方
を停止させる。
また、さらに経済運転スイッチ62をセットすると、ヒ
ータ制御□□回路57は篭16が上昇しているときには
通常の%〜%の小電流を電熱ヒータ21に通電し、篭1
6が下降位置に存するときにのみ大電流を電熱ヒータ2
1に流すプログラムをもって作動する。
この場合電熱量が少なくなるが、ラフシュタイム以外で
は麺の投入量も少ないのでその分だけ湯の熱が奪われる
率も少ない。
電磁弁59は給湯制御回路58に制御□□されて開き、
水道の水を管路34により煮沸槽3,4に供給する。
煮沸槽3,4の濁った湯は排出する必要があるが、その
熱湯は連通路26から排熱回収槽5に回収される。
したがって、水道の水は管路34を通る間に熱交換部3
2により排湯の熱を利用して70℃程の温度に加温され
つつ煮沸槽3゜4に供給される。
排熱回収槽5の湯は熱交換部32に熱を奪われ、対流作
用により冷えた湯が下方へ回り込んで通路27から遮壁
28の内部を上昇し、オーバーフローパイプ30から排
水口31へ流出する。
使用後は煮沸槽3,4の湯は排水口25から排水する。
排熱回収槽5の湯はオーバーフローパイプ30を引き上
げることにより排水口31から全部排水される。
この考案は上述のように構成したので、沸騰蒸気案内部
材により沸騰蒸気を含む湯の流れを篭の底に向けて集中
的に噴出させることができ、これにより、麺を噴出流に
よってほぐしつつ茹でることができ、篭をゆするわずら
れしさもなく複数の篭を用いて能率的に麺を茹でること
ができる等の効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示すもので、第1図は正面
図、第2図は平面図、第3図は側面図、第4図は一部を
切欠した縦断正面図、第5図は一部を切欠した縦断側面
図、第6図は昇降装置の背面図、第7図は熱交換部の正
面図、第8図は操作釦の構造を拡大して示した一部の縦
断側面図、第9図は各回路素子の接続状態を示すブロッ
ク図である。 3〜4・・・・・・沸騰槽、16・・・・・・篭、21
・・・・・・電熱ヒータ、22・・・・・・沸騰蒸気案
内部材、23・・・・・・噴出孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 麺製品を保持する篭が収納される煮沸槽を設け、この煮
    沸槽の底部に近接させて電熱ヒータを設け、この電熱ヒ
    ータの上部に前記第の下方に位置する噴出孔とこの噴出
    孔から下方に向うにつれ拡開して下面に開口する沸騰蒸
    気案内部材を設けたことを特徴とする茹麺器。
JP1980083981U 1980-06-16 1980-06-16 茹麺器 Expired JPS5854015Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980083981U JPS5854015Y2 (ja) 1980-06-16 1980-06-16 茹麺器

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JP1980083981U JPS5854015Y2 (ja) 1980-06-16 1980-06-16 茹麺器

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Publication Number Publication Date
JPS577421U JPS577421U (ja) 1982-01-14
JPS5854015Y2 true JPS5854015Y2 (ja) 1983-12-08

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ID=29446295

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JP1980083981U Expired JPS5854015Y2 (ja) 1980-06-16 1980-06-16 茹麺器

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