JPS5853997A - 透明固型洗浄剤 - Google Patents
透明固型洗浄剤Info
- Publication number
- JPS5853997A JPS5853997A JP15254381A JP15254381A JPS5853997A JP S5853997 A JPS5853997 A JP S5853997A JP 15254381 A JP15254381 A JP 15254381A JP 15254381 A JP15254381 A JP 15254381A JP S5853997 A JPS5853997 A JP S5853997A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transparent solid
- solid detergent
- ethanol
- transparent
- drying
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Detergent Compositions (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は浴用石けん、洗顔石けんなどに使用される固
型洗浄剤の改良に関する。動物油脂、植物油脂を水酸化
すI−’Jウムで加水分解して得られる脂肪酸ナトリウ
ムは石けんとして長年にわたシ親しまれているが、その
中でも透明石けんは皮膚への作用が特に緩和なため、女
性の洗顔用として賞月されている。透明石けんは古くよ
りイギリスのピアス社によって製造販売され、大正年間
から日本にも輸入される様になった。昭和初期より日本
においても製造されて来たが、第二次世界大戦後その良
好な使用感のために急速に需要がのびている。しかしそ
の製造方法は当初より現在に至るまで進歩はみられず不
経済な手造り作業が行なわれている。
型洗浄剤の改良に関する。動物油脂、植物油脂を水酸化
すI−’Jウムで加水分解して得られる脂肪酸ナトリウ
ムは石けんとして長年にわたシ親しまれているが、その
中でも透明石けんは皮膚への作用が特に緩和なため、女
性の洗顔用として賞月されている。透明石けんは古くよ
りイギリスのピアス社によって製造販売され、大正年間
から日本にも輸入される様になった。昭和初期より日本
においても製造されて来たが、第二次世界大戦後その良
好な使用感のために急速に需要がのびている。しかしそ
の製造方法は当初より現在に至るまで進歩はみられず不
経済な手造り作業が行なわれている。
従来の製造方法は先ず動物油脂、植物油脂を水酸化ナト
リウムで加水分解して012〜018の飽和脂肪酸ナト
リウムと018不飽和詣肪酸ナトリウムとする。夫々の
脂肪酸の構成比率は原料油脂の産地や季節によって変動
するが、大体において脂肪酸ナトリウムは原料油脂の重
量に対して約1.04倍生成し、この際グリセリンが原
料油脂の重量に対して約11.7 (w/w%)副生ず
るが、これはこのまま石けん中に含ませておく。こうし
て得られた脂肪酸すl−IJウムとグリセリンの混合物
に白糖を混和し、熱エタノールと熱湯の混合物に溶解し
て有効成分濃度55〜60 (w/w%)の均一な熱溶
液とし、を合計40〜45 (w/w%)も含有してい
るために次の様な欠点がある。
リウムで加水分解して012〜018の飽和脂肪酸ナト
リウムと018不飽和詣肪酸ナトリウムとする。夫々の
脂肪酸の構成比率は原料油脂の産地や季節によって変動
するが、大体において脂肪酸ナトリウムは原料油脂の重
量に対して約1.04倍生成し、この際グリセリンが原
料油脂の重量に対して約11.7 (w/w%)副生ず
るが、これはこのまま石けん中に含ませておく。こうし
て得られた脂肪酸すl−IJウムとグリセリンの混合物
に白糖を混和し、熱エタノールと熱湯の混合物に溶解し
て有効成分濃度55〜60 (w/w%)の均一な熱溶
液とし、を合計40〜45 (w/w%)も含有してい
るために次の様な欠点がある。
】、エタノールを平均20 (w/w%)程度も含んで
いるために若干の皮膚刺激性を有し、このため敏感性の
人体には使用が不適当である。
いるために若干の皮膚刺激性を有し、このため敏感性の
人体には使用が不適当である。
2、エタノールの持つ消泡性のため、石けんの発泡性を
損う。
損う。
3、透明性が悪い。
以上の理由によって、エタノールを蒸発させ且つ石けん
中の水及びエタノール以外の成分濃度を高めるために乾
燥させるのである。一般には前記の成分濃度を75 (
w/w%)程度に高めてから包装して製品としているが
、100yの製品を得るのに45日前後の自然乾燥期間
を要しているのが現状である。自然乾燥であるために気
温と湿度及び通風状態(換気状態)で乾燥期間が左右さ
れるのは勿論のこと、乾燥場所に膨大な用地が必要であ
って誠に不経済である。以前より乾燥室を設けて、温度
・湿度及び換気状態を人為的に変化させ、乾燥期間を短
縮しようとする試みや、エタノールを使用しないで或は
エタノールの使用量を減らして透明石けんを得ようとす
る研究がなされて来たが結局はエタノ−)vを多量に使
用して自然乾燥することが最良の結果をもたらすという
結論に終っている。近年トリエタノールアミンにて脂肪
酸を中和した透明石けんが発表されているが、吸湿性の
過大なこと及び発癌性の疑惑のために化粧品関係者の関
心は薄い。
中の水及びエタノール以外の成分濃度を高めるために乾
燥させるのである。一般には前記の成分濃度を75 (
w/w%)程度に高めてから包装して製品としているが
、100yの製品を得るのに45日前後の自然乾燥期間
を要しているのが現状である。自然乾燥であるために気
温と湿度及び通風状態(換気状態)で乾燥期間が左右さ
れるのは勿論のこと、乾燥場所に膨大な用地が必要であ
って誠に不経済である。以前より乾燥室を設けて、温度
・湿度及び換気状態を人為的に変化させ、乾燥期間を短
縮しようとする試みや、エタノールを使用しないで或は
エタノールの使用量を減らして透明石けんを得ようとす
る研究がなされて来たが結局はエタノ−)vを多量に使
用して自然乾燥することが最良の結果をもたらすという
結論に終っている。近年トリエタノールアミンにて脂肪
酸を中和した透明石けんが発表されているが、吸湿性の
過大なこと及び発癌性の疑惑のために化粧品関係者の関
心は薄い。
この発明は従来通り脂肪酸す) IJウムと白糖などの
糖類は使用するがエタノールは一切使用せず、プロピレ
ングリコ−/lz 、 1.3−フfVンク!J :’
−ル、グリセリン、ツルピッl−等のグリコール類ヲ
単独又は複数の組合せで添加し、加熱して均一な溶液状
とし、脱泡後急速な冷却を行なって水分以外の有効成分
比率を75〜82 (w/w%)とした透明な固型洗浄
剤を得るにある。この際グリコール類は単独で加えるよ
りも複数の組合せで加える方が外観と使用感の良いもの
が得られる。この発明によって得られた透明固型洗浄剤
は20χ厚のものでも新聞が容易に読取れる程で、従来
法によって得られた透明石けんをしのぐ程である。又従
来法による透明石けんは長期乾燥中に20 (v/v%
)余りも体積収縮を生じて甚だしく変型するので、最終
製品に至る迄の間に変型防止のために繁雑な工程と多く
の人手を必要とし、長期乾燥による低生産性と合わせて
コストアップの工大要因となっている。
糖類は使用するがエタノールは一切使用せず、プロピレ
ングリコ−/lz 、 1.3−フfVンク!J :’
−ル、グリセリン、ツルピッl−等のグリコール類ヲ
単独又は複数の組合せで添加し、加熱して均一な溶液状
とし、脱泡後急速な冷却を行なって水分以外の有効成分
比率を75〜82 (w/w%)とした透明な固型洗浄
剤を得るにある。この際グリコール類は単独で加えるよ
りも複数の組合せで加える方が外観と使用感の良いもの
が得られる。この発明によって得られた透明固型洗浄剤
は20χ厚のものでも新聞が容易に読取れる程で、従来
法によって得られた透明石けんをしのぐ程である。又従
来法による透明石けんは長期乾燥中に20 (v/v%
)余りも体積収縮を生じて甚だしく変型するので、最終
製品に至る迄の間に変型防止のために繁雑な工程と多く
の人手を必要とし、長期乾燥による低生産性と合わせて
コストアップの工大要因となっている。
本発明による透明固型洗浄剤は製造直後の有効成分比率
がすでに75〜82 (w/w%)と高いために乾燥す
る必要はなく、直ちに包装して製品化が可能であって、
その経済的有利さはいうまでもなく、透明石けん製造法
における画期的な改良といえる。
がすでに75〜82 (w/w%)と高いために乾燥す
る必要はなく、直ちに包装して製品化が可能であって、
その経済的有利さはいうまでもなく、透明石けん製造法
における画期的な改良といえる。
次に本発明の透明固型洗浄剤の製造法の一例を説明する
。先ずステンレス製の加熱式反応槽に油脂を入れ、計算
値の水酸化ナトリウム水溶液と必要量のグリセリン、プ
ロピレングリコール、1.3−ブチレングリコール及び
ソルビット等のグリコ−1v類を加えて80°C以上に
加熱し、油脂を加水分解して脂肪酸ナトリウムとする。
。先ずステンレス製の加熱式反応槽に油脂を入れ、計算
値の水酸化ナトリウム水溶液と必要量のグリセリン、プ
ロピレングリコール、1.3−ブチレングリコール及び
ソルビット等のグリコ−1v類を加えて80°C以上に
加熱し、油脂を加水分解して脂肪酸ナトリウムとする。
この中に白糖等の糖類を加えてよく混和し、均一な熱溶
液としだ後80°C以上で漸時放置して自然脱泡したの
ち外に取出して急速冷却すると透明な固型洗浄剤が得ら
れる。
液としだ後80°C以上で漸時放置して自然脱泡したの
ち外に取出して急速冷却すると透明な固型洗浄剤が得ら
れる。
配合例(表1)
(単位; w/w%)
配合例(表2)
(単位iw/W%)
′ 特 許 出 願 人 宮 崎
精 −627−
精 −627−
Claims (1)
- 脂肪酸ナトリウム30″〜50 (w/w%)と、糖類
5〜8 5 (w/w%)と、グリ フール類10〜
40(w/w%)とを主成分として成る透明な固型洗浄
剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15254381A JPS5853997A (ja) | 1981-09-25 | 1981-09-25 | 透明固型洗浄剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15254381A JPS5853997A (ja) | 1981-09-25 | 1981-09-25 | 透明固型洗浄剤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5853997A true JPS5853997A (ja) | 1983-03-30 |
Family
ID=15542749
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15254381A Pending JPS5853997A (ja) | 1981-09-25 | 1981-09-25 | 透明固型洗浄剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5853997A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58125797A (ja) * | 1982-01-22 | 1983-07-26 | 株式会社資生堂 | 皮膚刺戟を抑制した洗浄料 |
JPS614687A (ja) * | 1984-06-18 | 1986-01-10 | ア−ム・ロボ株式会社 | ロボツトハンド |
US4851147A (en) * | 1987-02-26 | 1989-07-25 | Finetex, Inc. | Transparent combination soap-synthetic detergent bar |
JP2009144069A (ja) * | 2007-12-14 | 2009-07-02 | Nof Corp | 透明固形石鹸 |
US8969421B2 (en) * | 2006-11-21 | 2015-03-03 | Au Optronics Corporation | Solid defoaming agent |
-
1981
- 1981-09-25 JP JP15254381A patent/JPS5853997A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58125797A (ja) * | 1982-01-22 | 1983-07-26 | 株式会社資生堂 | 皮膚刺戟を抑制した洗浄料 |
JPH041040B2 (ja) * | 1982-01-22 | 1992-01-09 | Shiseido Co Ltd | |
JPS614687A (ja) * | 1984-06-18 | 1986-01-10 | ア−ム・ロボ株式会社 | ロボツトハンド |
JPS6257474B2 (ja) * | 1984-06-18 | 1987-12-01 | Aamu Robo Kk | |
US4851147A (en) * | 1987-02-26 | 1989-07-25 | Finetex, Inc. | Transparent combination soap-synthetic detergent bar |
US8969421B2 (en) * | 2006-11-21 | 2015-03-03 | Au Optronics Corporation | Solid defoaming agent |
JP2009144069A (ja) * | 2007-12-14 | 2009-07-02 | Nof Corp | 透明固形石鹸 |
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