JPS5853874Y2 - コンクリ−ト用異形棒鋼 - Google Patents

コンクリ−ト用異形棒鋼

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JPS5853874Y2
JPS5853874Y2 JP5013579U JP5013579U JPS5853874Y2 JP S5853874 Y2 JPS5853874 Y2 JP S5853874Y2 JP 5013579 U JP5013579 U JP 5013579U JP 5013579 U JP5013579 U JP 5013579U JP S5853874 Y2 JPS5853874 Y2 JP S5853874Y2
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JP
Japan
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diameter
steel bar
concrete
tip
tubular member
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JP5013579U
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JPS55150116U (ja
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勇 佐々木
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Description

【考案の詳細な説明】 本案は既存のコンクリート面に接合させてブロック構築
物を構築し或いはコンクリートの壁または柱を増設する
場合等において、既存のコンクリート面に先端部を埋込
み固定して据付は突出させブロック或いは増設コンクリ
ートの補強に使用されるコンクリート用異形棒鋼に関す
るものである。
一般に熱間圧延法によって作られるコンクリート用異形
棒鋼は表面にほは゛円周方向へ延びるふしを有している
か、またはふしおよび軸線方向へ延びるリブを有してお
り、ふしに関しては全長に亙りほぼ一定間隔に分布し同
一形状、寸法でなければならないとされ、JIS G
3122において公称直径に対するふしの高さの最小値
、最大値が規定されている。
この規格によると例えば公称直径9.53mmのもので
ふしの高さは最小値Q、4mm、最大値0.8mm、ま
た公称直径19.1mmのもので最小値1.Qmm、最
大値2.0mmとなっている。
したがって、ふし部の直径は公称直径9.53mの場合
、ふしの高さの最小値、最大値の直径差はQ、8mmと
なり、公称直径19.1mmのものでは2mmの直径差
が生じることになる。
ところで、ふしおよびリブを有しない棒鋼を先端部に楔
状部分を形成して拡開可能な管状部材(カラー)を嵌装
し1、既存のコンクリート面に孔を穿設して挿入し管状
部材を打込むことによって楔状部分により拡開し孔壁に
喰込ませて固定することが実公昭52−3053号公報
に開示されている。
このような楔作用を利用してコンクリート用棒鋼を据付
は突出させる方式は、表面に突起を有しない棒鋼におい
ては棒鋼が規格通りの直径に作られることから、管状部
材をほぼ隙間なく嵌装することができ、そのため孔の中
で拡開させられた管状部材は棒鋼を安定よく固定するこ
とが可能である。
しかしながら、前述のように高さにかなりの許容範囲の
あるふしを有する異形棒鋼では、許容最大値のふしの高
さを有する場合のふし部直径を考慮して管状部材の内径
を定める必要があり、許容最大値のふしの高さを有する
場合のふし部直径を有する異形棒鋼(ふし部直径が最大
となる。
)に嵌装可能な管状部材を許容最小値のふしの高さを有
する場合のふし部直径を有する異形棒鋼(ふし部直径が
最小となる)に嵌装しその楔状部分によって孔の中で拡
開し孔壁に喰込ませたとき、管状部材の基部と異形棒鋼
との間にかなりの隙間(例えば、前記のように公称直径
9.53mmのものでは0.8mm、公称直径19.1
mmのもので2mm)があり、このため突出部分に作業
具、器材類が触れ或いは強風が衝ったときかなり大きく
ゆり動かされ、これが繰返されると楔状部分のみで管状
部材に接触している異形棒鋼は次第に緩んで固着力を低
下し、僅かな引抜き力で抜は出すことがある。
本案は先端部分に少なくとも許容最大値のふしの高さを
有する場合のふし部直径と等しい直径の軸部を設けてそ
の先端に光拡がりの楔状部分を形成し、先端部に軸線方
向へ延びる複数個の割溝を有する管状部材を軸部にほぼ
密に嵌装したことにより前述のような問題を生じること
なく、強固に据付けることができるようにしたものであ
る。
以下本案の実施例を図面に就いて説明すると、表面に軸
線方向へ延びるリブ1および円周方向へ延びるふし2を
有する棒鋼本体3の先端部分に、その規定の公称直径に
対応する許容最大値のふしの高さを有する場合のふし部
直径と等しいかまたはこれより僅か大きい直径の適当長
の軸部4を形成すると共に、その先に光拡がりの截頭円
錐形の楔状部分5を形成する。
管状部材6は軸部4にほぼ密に嵌装する内径に作られ、
先端部に軸線方向へ延びる複数個通常は四個の割溝7が
円周方向等間隔に設けられ、且つ円周方向へ延びる鋸刃
状の凹凸条8が外側周面に形成されている。
本案のコンクリート用異形棒鋼は、管状部材6を基部か
ら嵌込んで軸部4へほぼ密に嵌装することにより構成さ
れている。
このように構成した本案のコンクリート用異形棒鋼は、
先ず既存のコンクリート面11の所要個所に適宜のドリ
ルを用いて楔状部分5および管状部材6をほぼ密に嵌入
し得る孔12を形成し、ここに管状部材6が軸部4へ嵌
装されている状態で挿入し、次いで棒鋼本体3へ打込用
パイプ13を緩く嵌装しその基端面をハンマ等で叩打す
ることによって管状部材6を先端方向へ押し、その割溝
7により分割されている先端部を楔状部分5に沿い拡開
して孔壁へ喰込ませるのである(第4図参照)。
尚、本案において管状部材6は、楔作用によって拡げら
れて孔の中で定着する拡開アンカーの既知のスリーブま
たはカラーと同じ形状、構造のものが使用できる。
本案は以上のように先端部分に少なくとも許容最大値の
ふしの高さを有する場合のふし部直径と等しい直径の軸
部を設けると共に、その先端に光拡がりの楔状部分を形
成し、この楔状部分によって拡開させられる管状部材を
軸部にほぼ密に嵌装したものであるから、雌ねじ付き管
状部材を孔の中で拡開定着して棒鋼をねじ込み連結する
いう複雑な構造、作業が解消され、少ない部品点数で簡
便に先端部を埋込み固定して据付は突出させることがで
きるものである。
そして、ふしの高さにかなりの許容範囲のあるコンクリ
ート用異形棒鋼において、規定の公称直径のものについ
てその許容最大値のふしの高さを有する場合のふし部直
径以上の軸部を設けたことによって、正確な一定寸法に
量産される管状部材をふしに妨げられることなく基端か
ら嵌込むことができると共に、軸部によってがたつくこ
となく嵌装保持できるものである。
従って既存のコンクリート面に形成した孔の中で拡開さ
れ孔壁に喰込んで定着された管状部材は、軸部とほぼ密
着して広い面で接し、このためふしとの間に大きな隙間
があっても棒鋼本体をその規定の公称直径に対応する寸
法の管状部材と組合わせることによって安定よく固定し
、突出部分がゆり動かされても先端の固定部分が緩んで
固着力を低下するという不都合がなくなり、強固な据付
けが行われるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案の実施例を示す正面図、第2図は拡大縦断
面部分図、第3図は第2図X−X線に沿う断面図、第4
図は使用状態を示す断面図である。 2・・・・・・ふし、3・・・・・・横銅本体、4・・
・・・・軸部、5・・・・・・楔状部分、6・・・・・
・管状部材、7・・・・・・割溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 先端部分に少なくとも許容最大値のふしの高さを有する
    場合のふし部直径と等しい直径の軸部を設けると共にそ
    の先端に光拡がりの楔状部分を形威し、先端部に軸線方
    向へ延びる複数個の割溝を有する管状部材を前記軸部に
    ほぼ密に嵌装したコンクリート用異形棒鋼。
JP5013579U 1979-04-17 1979-04-17 コンクリ−ト用異形棒鋼 Expired JPS5853874Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5013579U JPS5853874Y2 (ja) 1979-04-17 1979-04-17 コンクリ−ト用異形棒鋼

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JP5013579U JPS5853874Y2 (ja) 1979-04-17 1979-04-17 コンクリ−ト用異形棒鋼

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55150116U JPS55150116U (ja) 1980-10-29
JPS5853874Y2 true JPS5853874Y2 (ja) 1983-12-07

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JP5013579U Expired JPS5853874Y2 (ja) 1979-04-17 1979-04-17 コンクリ−ト用異形棒鋼

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KR100509786B1 (ko) * 2001-09-24 2005-08-24 가부시키가이샤 간쿄 고가쿠 겐큐쇼 토목구축물용 시공석의 제조를 위한 새로운 형태의 봉형상 연결부재, 이를 돌과 일체화하기 위하여 사용하는공구, 및 이들을 이용한 새로운 시공석의 제조방법

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JPS55150116U (ja) 1980-10-29

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