JPS5853797Y2 - テレビジョンカメラの電子ビュ−ファインダ装置 - Google Patents

テレビジョンカメラの電子ビュ−ファインダ装置

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JPS5853797Y2
JPS5853797Y2 JP8446677U JP8446677U JPS5853797Y2 JP S5853797 Y2 JPS5853797 Y2 JP S5853797Y2 JP 8446677 U JP8446677 U JP 8446677U JP 8446677 U JP8446677 U JP 8446677U JP S5853797 Y2 JPS5853797 Y2 JP S5853797Y2
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JP
Japan
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mirror
ray tube
cathode ray
television camera
electronic viewfinder
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JP8446677U
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English (en)
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JPS5411119U (ja
Inventor
与志知 大竹
Original Assignee
日本ビクター株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、テレビジョンカメラにおける電子ビューフ
ァインダ装置の改良に関するものであり、ファインダの
接眼部、すなわちアイキャップの覗き方向を変えると、
それと連動して、テレビジョンカメラに内蔵された電子
ビューファインダ用のブラウン管も回動して、たとえば
アイキャップを横から覗くようにしても、また、覗き方
向を変えて上から覗(ようにしても、画像が正常に見え
るようにした、可動式の電子ビューファインダ装置を簡
単に構成し、安価に提供することを目的とするものであ
る。
従来のこの種の電子ビューファインダ装置は、第1図に
示すように、テレビジョンカメラ本体aの側面に、電子
ビューファインダ用のブラウン管すを内蔵しそのブラウ
ン管すの前面を覗く接眼部すなわちアイキャップCを有
する電子ビューファインダdを、回動軸eを介して回動
自在に設けたものである。
したがって、この図のようにt子ビューファインダdを
回動させておいて後方からファインダを覗くことも、あ
るいは電子ビューファインダdを、そのアイキャップC
が上方になるように回動して、上方からファインダを覗
くようにすることもできるが、欠点としては、電子ビュ
ーファインダ用のブラウン管すをテレビジョンカメラ本
体aに内蔵させることができず、また、そのブラウン管
すを内蔵した比較的太ぎな電子ビューファインダdが、
テレビジョンカメラ本体aの側面に回動軸eによって回
動自在に取付けられた構成のため、電子ビューファイン
ダの取付げに場所を多くとり、テレビジョンカメラを小
型化することができない。
また、従来の電子ビューファインダ装置の他の例として
、第2図に示すように、テレビジョンカメラ本体a′に
、そのレンズの軸方向とほぼ直交する方向に電子ビュー
ファインダイを回動自在に設け、この電子ビューファイ
ンダd′には、その回動軸方向と同方向に軸方向を向け
てブラウン管b′を内蔵し、この電子ビューファインダ
d′がカメラ本体a′から一部露出した端部内壁に、4
5度の角度をもってブラウン管b′の前面と対向させて
ミラーfを設け、このミラーfによって屈折された光線
を覗くアイキャップC′を設けて構成したものである。
したがって、この図のように電子ビューファインダd′
を回動させておいて、後方からファインダを覗くことも
、あるいは電子ビューファインダd′を、そのアイキャ
ップC′力;上方になるように回動して、上方からファ
インダを覗くようにすることもできるが、欠点としては
、ブラウン管b′が、テレビジョンカメラのレンズの軸
方向と直交する方向となるため、テレビジョンカメラ本
体a′の横幅が大きくなり、デザイン上も良くなく、ま
た、ミラーfによってブラウン管b′の画像が反転する
ので、被写体と同じ画像をファインダで見るためには、
電気的に、ブラウン管b′に写る画像が被写体と逆にな
るようにしておかなければならない。
この考案は、上述のように従来の欠点をなくしたテレビ
ジョンカメラの電子ビューファインダ装置を提供するも
のであり、第3図以下に示す実施例について詳細に説明
する。
1はテレビジョンカメラ本体、2はこのカメラ本体1に
固定した第1のミラーボックスで、後述するブラウン管
の螢光面に写った画像を所定方向すなわちこの実施例に
おいては90度方向に変えるための第1のミラー3がそ
の内壁に45度の角度で傾斜させて固着されている。
この第1のミラーボックス2の、ミラー3の正面に対し
それぞれ45度傾斜して対向する部分にはそれぞれ開口
4.5が設けられている。
上記開口4の部分には、その中心と同心状にブラウン管
6を保持し、その外周には歯車7aを設けたフレーム7
が螺合によって回動自在に取付けられている。
そして、このブラウン管6の軸方向が、テレビジョンカ
メラの図示しないレンズの軸方向とほぼ同方向になるよ
うに、上記第1の□シーボックス2はカメラ本体1内に
固定されている。
この第1のミラーボックス2の他方の開口5の部分には
、この第1のミラーボックス2に取付けた中間歯車8を
介して上記フレーム7の歯車7aに噛合する歯車9aを
設けた第2のミラーボックス9が螺合によって回動自在
に取付けられている。
この第2のミラーボックス9の端部内壁には、前記第1
のミラーボックス2の第1のミラー3に、所定の傾斜角
をもって対向する第2のミラー10が設けられ、さらに
、この第2の□シー10によって屈折した光を見る接眼
部となるアイキャップ11が設けられている。
また、上記フレームIの歯車7aの歯数と第2のミラー
ボックス9の歯車9aの歯数とは、同じにしてあり、さ
らに、歯車7at9a*および中間歯車8は傘歯車にす
ることもできる。
また、上記中間歯車8は、周知のように、歯車7aと歯
車9aとの回転方向が同じになるようにするために設け
たものである。
これらの歯車機構は、上記第2のミラーボックス9を所
定角度回動させると、それと同方向に同角度上記ブラウ
ン管6を回動させるための回動伝達手段である。
12は第2の□ジ−ボックス9の中間部に必要に応じて
ファインダで覗く画像を拡大するために設けたレンズ、
21はアイリス表示板であり。
上記フレーム7に取付けられたブラウン管6の前面にフ
レーム7にねじ止めして取付けられている。
フレーム7ヘブラウン管6を取付けるには、第5図に示
すように、フレームTに設けたブラウン管嵌入用切欠部
7bにブラウン管6を嵌入し、このブラウン管6の上に
ゴム板などの弾性材13を置いて、板金14で押え付け
、その板金14の両端部をねじ15 、15’で締付け
ている。
このため、ゴム板などの弾性材13の作用により、ブラ
ウン管6の左右方向、上下方向および軸方向の位置規制
が行なわれる。
16は上記第2のミラーボックス9を所定の回動位置で
固定するためのストッパシャフトであり。
その基端部が第1のミラーボックス2の開口5の周辺に
螺合によって回動可能に取付けられ、その先端部にはそ
れぞれを回動操作するためのノブ16aが取付けられて
いる。
また、ストッパシャフト16の基端部には係止爪17が
取付けられており、このストッパシャフト16を時計方
向に回動操作すると、その係止爪17が第2のミラーボ
ックス9の歯車9aに係止して、この第2のミラーボッ
クス9を所定回動位置に固定する。
また、第2のミラーボックス9を回動させるときには、
ストッパシャフト16を反時計方向に回動操作して、第
4図に示すように、上記係止爪17を歯車9aとの係止
から外す。
そのとき、係止爪17は第1のミラーボックス2に設け
たピン18に当り、ストッパシャフト16の反時計方向
のそれ以上の回動が阻止される。
19は、上記第2のミラーボックス9の回動範囲を規制
するために、第1のミラーボックス2の開口5部に螺合
された、上記第2のミラーボックス9の螺合部に固定さ
れたピンであり、一方、第1のミラーボックス2には、
このピン19に当たり、第2のミラブボックス90回動
範囲を規制するそれぞれの位置にビン20.20’が設
けられている。
この実施例においては、第2のミラーボックス9がほぼ
90度回動すると、その回動が規制されるようになって
いる。
次に、その作用効果について説明する。
第3図に示す状態は、ブラウン管6に写った画像を、は
ぼブラウン管6と同一高さで、かつ、平行状態で見る場
合であり、このとき、ストッパシャフト16に設げた係
止爪17が第2のミラーボックス9の歯車9aに係止し
て、この第2のミラーボックス9の回動が固定されてい
る。
また、このとき、この実施例においては、第4図に示す
ように、回動し得る第2のミラーボックス9に設けたビ
ン19が固定された第1のミラーボックス2に設けたビ
ン20に当って、第2のミラーボックス9が時計方向に
それ以上回動しないようになっている。
次に、第2のミラーボックス9を反時計方向に回動させ
、アイキャップ11が上方に来るようにして、上方から
ファインダを覗きたい場合には、先ず、ストッパシャフ
ト16を反時計方向に回動させて、その係止爪17を第
2のミラーボックス9の歯車9aとの係止から外す。
そして、この第2のミラーボックス9を反時計方向にほ
ぼ90度回動させると、この第2のミラーボックス9に
設けたピン19が固定された第1の□ジ−ボックス2に
設けたピン2σに当たり、この第2のミラーボックス9
がほぼ90度回動し、そのアイキャップ11が上方に来
た位置でその回動が止まる。
この第2のミラーボックス9がこのように回動すると、
これに設けた歯車9aと中間歯車8とブラウン管6を保
持したフレーム7に設けた歯車7aを介して、ブラウン
管6も連動し、上記歯車7aと歯車9 aの歯数を同数
としているので、第2のミラーボックス9と同角度回動
する。
次にストッパシャフト16を時計方向に回動させて、そ
れに設けた係止爪17を第2のミラーボックス9に設け
た歯車9aに係止させて、この第2のミラーボックス9
が回動しないように固定する。
このように、第2のミラーボックス9を、第3図に示す
位置からほぼ90度回動させて、そのアイキャップ11
が上方に来て、上方からファインダを覗くようにしても
、すなわち、ファインダを覗く位置が変化しているにも
かかわらず、ブラウン管6も同方向に同角度回動してい
るため、常に正常な画像を見ることができる。
また、第2のミラーボックス9は、上述のような回動の
他、任意の角度に回動させ、その位置を、ストッパシャ
フト16の操作によって上述のように固定して、アイキ
ャップ11が任意の位置でファインダを覗くこともでき
る。
この場合にも、当然にブラウン管6も連動して回動する
ので、常に正常な画像を見ることができる。
また、ブラウン管6の画像は、上記第1のミラー3によ
って返転するが、上記第2のミラー10によってさらに
返転して元のブラウン管6の画像の状態にもどるので、
ブラウン管6の画像が被写体と逆に写るようにする必要
がない。
また、ブラウン管6はテレビジョンカメラ本体1の中に
、そのレンズの軸方向と同方向に内蔵されているので、
テレビジョンカメラの横幅を狭く、小型にすることがで
き、また、このような電子ビス−ファインダ装置を比較
的簡単に構成し、安価に提供することができる。
なお、以上の実施例においては、第2のミラーボックス
9の回動範囲を90度以内に規制するためのビン19,
20,2σによる手段が設けられているが、との回動範
囲は、これに限られるものではない。
また、第2のミラーボックス9の回動位置を固定するた
めのストッパシャフト16などによる回動固定手段は、
第2の□ジ−ボックス9の回動に所定の摩擦があるよう
な場合には必ずしも必要ではなく、また、第2のミラー
ボックス9の回動が節動するような、いわゆるクリック
ストッパを設けてもよい。
この考案は、以上説明したように、テレビジョンカメラ
に内蔵して電子ビューファインダ用のブラウン管を、こ
のブラウン管の軸方向がテレビジョンカメラのレンズの
軸方向とほぼ同方向で、かつ、このブラウン管の軸を中
心に回転自在に設け、このブラウン管の前方に、光線を
所定方向に屈折させる第1のミラーを固定して設け、こ
の第1のミラーによって屈折された光線を所定方向に屈
折させる第2のミラーを有するとともに、この第2の□
ラーによって屈折した光線を見る接眼部を有するミラー
ボックスを上記第1のミラーによって屈折された光軸の
中心を回動の中心として回動するよう回動自在に設け、
このミラーボックスと上記ブラウン管との間にこのミラ
ーボックスの所定角度回動時、このブラウン管を同角度
に回動せしめるための回動伝達手段を設けてなるテレビ
ジョンカメラの電子ビューファインダ装置としたので。
ファインダの接眼部、すなわち、アイキャップの覗き方
向を変えると、それに連動して、テレビジョンカメラに
内蔵された電子ビューファインダ用のブラウン管も回動
して、たとえばアイキャップを横から覗くようにしても
、また、覗き方向を変えて上から覗くようにしても、画
像が正常に見えるようになり、このような可動式の電子
ビューファインダ装置を簡単に構成し、安価に提供する
ことができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のテレビジョンカメラの電子ビューファイ
ンダ装置の一例、第2図は従来の他の一例、第3図はこ
の考案のテレビジョンカメラの電子ビューファインダ装
置の一例を示す図、第4図は第3図のA−A線における
断面図、第5図は第4図の矢印B方向から見た図である
。 1・・・テレビジョンカメラ本体、2・・・第1の□ラ
ーボックス、3・・・第1の□ラー%4,5・・側口、
6・・・ブラウン管、7・・・フレーム、7a・・・歯
車、8・・・中間歯車、9・・・第2の□ラーボックス
、9a・・・歯車、10・・・第2のミラー、11・・
・アイキャップ、12・・・レンズ、13・・・弾性材
、14・・・板金、16・・・ストッパシャフト、17
・・・係止爪、19.20゜2σ・・・ピン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. テレビジョンカメラに内蔵して電子ビューファインダ用
    のブラウン管を、このブラウン管の軸方向がテレビジョ
    ンカメラのレンズの軸方向とほぼ同方向で、かつ、この
    ブラウン管の軸を中心に回転自在に設け、このブラウン
    管の前方に、光線を所定方向に屈折させる第1のミラー
    を固定して設け、この第1の□ラーによって屈折された
    光線を所定方向に屈折させる第2のミラーを有するとと
    もに、この第2のミラーによって屈折した光線を見る接
    眼部を有するミラーボックスを上記第1のミラーによっ
    て屈折された光軸の中心を回動の中心として回動するよ
    う回動自在に設げ、このミラーボックスと上記ブラウン
    管との間にこのミラーボックスの所定角度回動時、この
    ブラウン管を同角度に回動せしめるための回動伝達手段
    を設けてなるテレビジョンカメラの電子ビューファイン
    ダ装置。
JP8446677U 1977-06-27 1977-06-27 テレビジョンカメラの電子ビュ−ファインダ装置 Expired JPS5853797Y2 (ja)

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JP8446677U JPS5853797Y2 (ja) 1977-06-27 1977-06-27 テレビジョンカメラの電子ビュ−ファインダ装置

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Publication Number Publication Date
JPS5411119U JPS5411119U (ja) 1979-01-24
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JPS54128695U (ja) * 1979-01-17 1979-09-07
US5192904A (en) * 1991-11-18 1993-03-09 Leiserson Steven B Rechargeable battery conversion kit

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JPS5411119U (ja) 1979-01-24

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