JPS585362Y2 - 電気自動車の抵抗器搭載装置 - Google Patents

電気自動車の抵抗器搭載装置

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Publication number
JPS585362Y2
JPS585362Y2 JP14359277U JP14359277U JPS585362Y2 JP S585362 Y2 JPS585362 Y2 JP S585362Y2 JP 14359277 U JP14359277 U JP 14359277U JP 14359277 U JP14359277 U JP 14359277U JP S585362 Y2 JPS585362 Y2 JP S585362Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resistor
upper case
washer
coupling bolt
bolt
Prior art date
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Expired
Application number
JP14359277U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5468307U (ja
Inventor
雅之 久下
Original Assignee
ダイハツ工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by ダイハツ工業株式会社 filed Critical ダイハツ工業株式会社
Priority to JP14359277U priority Critical patent/JPS585362Y2/ja
Publication of JPS5468307U publication Critical patent/JPS5468307U/ja
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Publication of JPS585362Y2 publication Critical patent/JPS585362Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は電気自動車の抵抗器搭載装置に関するもので
ある。
一般に電気自動車は駆動用モーターの電気抵抗を変化さ
せることにより走行速度を制御しているもので、抵抗器
はケースに収納され、車体の一部、例えば車体フロア下
等に保守点検が可能なように取付けられる。
従来、上記抵抗器の搭載は第1図及び第2図に示す様に
、上ケース1と下ケース2に分割され、上ケース1の両
側壁に抵抗器3の結合ボルト4を貫通させ、この結合ボ
ルト4に取付ブラケット5,5を固定し、このブラケッ
ト5,5の両端を車体両側のサイドメンバー6に架設し
たクロスメンバー7.8にUポル) 9.10で着脱可
能に取付け、更に、下ケース2は両側上部中央に突設し
たプレート11.11を上ケース1内に差し込み、取付
ブラケット5,5へ別のポル) 12.12で結合して
上ケース1と一体的に結合させていた。
そして、抵抗器3の点検を行うとき、下ケース2を外し
て行っており、その場合、別のボルト12゜12を取付
はブラケット5,5から完全に抜き取らないと、下ケー
ス2を外せなかったため、ボルト12を紛失し易く、又
、別のボルトを使用するため部品点数が多くなっていた
そして特に、従来では上ケース1に対して抵抗器3が結
合ボルト4で貫通支持せしめられていたため、抵抗器3
を外して点検修理等を行う場合は、結合ボルト4を上ケ
ース1から引き抜くと、各抵抗器3がバラバラになって
脱落し、それによって新たに破損させる恐れがあり、ま
た再度の組付時にも非常に面倒であった。
そこで、従来は、Uポル) 9.10を外して上ケース
1とブラケット5,5とを一体のままで車体から外して
取り出して点検修理し、再び装着し直していた。
ところが、これでは抵抗器の搭載構造が複雑であり、取
付け、取外しにも手数が掛るばかりでなく、部品点数も
多くなる欠点があった。
この考案は上記従来の欠点に鑑み、これを改良除去した
もので、即ち、この考案の考え方は、上ケ−スを車体フ
ロア下等の車体構成メンバーに直接取付けるようにし、
そして抵抗器は上ケースから結合ボルトを付けたままで
そのまま取外せるようにし、更に下ケースは上記結合ボ
ルトによって上ケースに固定するようにし、上ケースに
対する抵抗器の固定も上記結合ボルトに装着されるワッ
シャ及びナツトを利用して確実に行えるようにしたもの
である。
以下この考案の構成を図面に示す実施例によって更に詳
細に説明すると次の通りである。
第3図は本考案の実施例を示す縦断側面図であって、同
図において、20は車体フロア、21は上ケース、22
は下ケース、23は抵抗器、24は結合ボルト、25は
ワッシャ、26はナツトを示す。
上ケース21及び下ケース22はパンチングメタルで作
られ、共に冷却用の通気の役をはたす。
上ケース21はその上面を車体フロア20の下面にポル
l−27,27によって直接取付けられる。
そして上ケース21の両側下端には掛止フランジ28゜
28が形成され、この掛止フランジ28 、28からさ
らに上方に亙って第4図に示す様に、下向きに開放する
抵抗器結合ボルト24の装着溝29を形成しである。
上記装着溝29の幅は、結合ボルト24の径より大きく
、かつ、結合ボルト24に装着されるワッシャ25の径
よりも小さい幅としである。
上記構成により、ナツト26及びワッシャ25を外せば
、抵抗器23は結合ボルト24を貫通させたまま上ケー
ス21から取り外せる。
そして、抵抗器23を上ケース21に固定する場合は、
結合ボルト24を貫通させた抵抗器23を上ケース21
の下から挿入し、結合ボルト24の両端にワッシャ25
.25を挿入し、このワッシャをナツト26 、26で
締め付けて掛止フランジ28.28に密着させ、前記装
着溝29の両側でワッシャ25の外周が第5図に示され
るように掛止され、これによって抵抗器28が上ケース
21に固定支持される。
下ケース22は上端両側に上ケース21の嵌着溝29と
対応して第6図に示す様に、上向きに開放する切欠溝3
0を設けておく。
上記下ケース22は第3図に示す様に上ケース21の内
面と抵抗器23の端板31との間に挿入し得る様に構成
され、結合ボルト24のナツト26を弛るめることによ
り、上記部分から引き出し、又は上記部分へ差し込むこ
とができ、差し込み後、ナツ) 26.26を締付ける
ことにより、上ケース21の内面と抵抗器23の端板3
1との間に挟持固定される。
即ち、下ケース22は切欠溝30の部分を結合ボルト2
4に合致挿入して上端を結合ボルト24の上方まで挿入
し、ナツ) 26.26の締付力で個定される。
上記下ケース22の上縁は内側に折曲してフランジ22
aを形成しており、このフランジ22 aによって下
ケース22の上縁の補強をなし、走行時等における上ケ
ース21内での共振を防止させている。
上記フランジ22 aは第6図に示す様に切欠溝30の
両側で切除されており、下ケース22の着脱時、抵抗器
23の端板31に引っかからないようにしである。
以上説明した様にこの考案は下端側外側に掛止フランジ
を夫々設け、この掛止フランジからさらに上方に互って
下向きに開放する抵抗器結合ボルトの装着溝を設け、こ
の装着溝の幅を上記結合ボルト径より大で、かつ、結合
ボルトに装着されるワッシャ径よりも小さい幅とし、上
記溝を利用して抵抗器をその結合ボルトと共に下から挿
入し、掛止フランジの外方から結合ボルトにワッシャを
挿入し、このワッシャをナツトで締付けて掛止フランジ
に密着させ、上記ワッシャの外周を前記溝の両側で掛止
フランジに掛止させて抵抗器を支持固定させるようにな
した上ケースと、上端両側に上ケースの装着溝と対応し
て上向きに開放する切欠溝を備え、上ケースの内面と抵
抗器の端部との間に上端が結合ボルトの位置よりも上方
まで挿入され、結合ボルトのナツトを締付けて抵抗器端
部と上ケース内面との間に挟持固定されるようになした
下ケースとよりなり、上ケースを車体フロア等の車体構
成メンバーに直接固定したから、結合ボルトを弛めるだ
けで下ケースを外すことができ、保守点検が容易である
と共に、取付ブラケット等が全く不要となるため、搭載
構造が非常に簡単となり、部品点数も少なくなり、取扱
いが容易であると共に、抵抗器の確実な支持も維持させ
得る。
尚、この考案の装置は抵抗器だけでなく、他の機器の搭
載装置に利用して同様な効果を期待し得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の抵抗器搭載装置の側面図、第2図は第1
図のII−II線の断面図、第3図は本考案に係る抵抗
器搭載装置の縦断面図、第4図は上ケースの下端に設け
た装着溝部分の斜視図、第5図は、上ケースに抵抗器を
支持させている状態を示すための結合ボルト部分の正面
図、第6図は下ケースに設けた切欠溝部分の斜視図であ
る。 20・・・・・・車体フロア、21・・・・・・上ケー
ス、22・・・・・・下ケース、23・・・・・・抵抗
器、24・・・・・・結合ボルト、25・・・・・・ワ
ッシャ、26・・・・・・ナツト、28・・・・・・上
ケースの掛止フランジ、29・・・・・・上ケースの装
着溝、30・・・・・・下ケースの切欠溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 下端側外側に掛止フランジを夫々設け、この掛止フラン
    ジからさらに上方に亙って下向きに開放する抵抗器結合
    ボルトの装着溝を設けこの装着溝の幅を上記結合ボルト
    径より大で、かつ、結合ボルトに装着されるワッシャ径
    よりも小さい幅とし、上記溝を利用して抵抗器をその結
    合ボルトと共に下から挿入し、掛止フランジの外方から
    結合ボルトにワッシャを挿入し、このワッシャをナツト
    で締付けて掛止フランジに密着させ、上記ワッシャの外
    周を前記溝の両側で掛止フランジに掛止させて抵抗器を
    支持固定させるようになした上ケースと、上端両側に上
    ケースの装着溝と対応して上向きに開放する切欠溝を備
    え、上ケースの内面と抵抗器の端部との間に上端が結合
    ボルトの位置よりも上方まで挿入され、結合ボルトのナ
    ツトを締付けて抵抗器端部と上ケース内面との間に挟持
    固定されるようになした下ケースとよりなり、上ケース
    を車体フロア等の車体構成メンバーに直接固定したこと
    を特徴とする電気自動車の抵抗器搭載装置。
JP14359277U 1977-10-25 1977-10-25 電気自動車の抵抗器搭載装置 Expired JPS585362Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14359277U JPS585362Y2 (ja) 1977-10-25 1977-10-25 電気自動車の抵抗器搭載装置

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JP14359277U JPS585362Y2 (ja) 1977-10-25 1977-10-25 電気自動車の抵抗器搭載装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5468307U JPS5468307U (ja) 1979-05-15
JPS585362Y2 true JPS585362Y2 (ja) 1983-01-29

Family

ID=29121414

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