JPS5853312B2 - 移動体の自己位置検知装置 - Google Patents

移動体の自己位置検知装置

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JPS5853312B2
JPS5853312B2 JP54040303A JP4030379A JPS5853312B2 JP S5853312 B2 JPS5853312 B2 JP S5853312B2 JP 54040303 A JP54040303 A JP 54040303A JP 4030379 A JP4030379 A JP 4030379A JP S5853312 B2 JPS5853312 B2 JP S5853312B2
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wave
phase
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wires
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孝男 癸生川
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Kokusai Electric Corp
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B61RAILWAYS
    • B61LGUIDING RAILWAY TRAFFIC; ENSURING THE SAFETY OF RAILWAY TRAFFIC
    • B61L25/00Recording or indicating positions or identities of vehicles or trains or setting of track apparatus
    • B61L25/02Indicating or recording positions or identities of vehicles or trains

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Train Traffic Observation, Control, And Security (AREA)
  • Near-Field Transmission Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は一定走行路上を走行するクレーン、台車などの
移動体の位置を誘導無線方式を用いて移動体側にて検知
する装置の改良に関するもので、移動体の位置は走行路
を小区間毎に分割した区間に与えた番地によって与えら
れる。
従来の誘導線を利用した絶対番地式(たとえば基準地点
からの相対位置ではなくその地点に与えられた番地)移
動体位置検知装置では、たとえば番地として適宜の2進
コードを付与し、この2進コードの桁数に見合う複数の
平行2線式誘導線を走行路に沿って敷設し、かつ番地区
分点に2進コードの変化ビット毎に交差を施す。
またこれら複数の誘導線にはそれぞれ周波数の異なる特
定周波数信号発生器を接続して誘導線毎に異なる信号周
波数波を供給すると共に、他方移動体側では上記複数の
誘導線のすべてと結合する1つまたは複数の結合アンテ
ナを取付け、これらのアンテナ出力から上記各信号周波
数を別々に選別抽出し振幅変動レベルを検出する。
すなわち移動体の走行に伴って誘導線の交差位置でアン
テナよりの信号入力が消滅または急減することを各誘導
線別に検出する位置検知器を設け、その検知出力から番
地コードを得る方法が用いられている。
しかし従来のこのような装置では移動体側の装置の初動
作時に位置検知器をクリアした後絶対番地コードを入力
するか、移動体を走行路上の基準位置にホーミングさせ
ることが必要であり、また雑音妨害によって誤りを発生
する確率が大きく信頼度の点で問題があった。
本発明では上記のような初動作時の運用上の不便を取除
くと共に、交差位置の検出に位相差検出法を用いて雑音
による誤りを改善し、また移動体走行時にアンテナと誘
導線間の結合距離の変動による誤った検知を取除いて区
間区分点の検出精度を高めたこと、および1誘導線当り
1周波数割当従って番地コードの桁数だけの周波数が必
要という従来の要求を2誘導線当り1周波数割当とし、
所要周波数を番地コードの桁数の1/2(桁数を奇数に
することもできるが後記の理由で望ましくない)に節減
したことが特長で、以下図面によって本発明の詳細な説
明する。
本発明装置は走行路に沿って展張した複数の誘導線(第
3図)と地上側に設けた送信設備および移動体に搭載し
たアンテナと位置検知器から構成されるが、便宜上この
総合的な動作の説明の前に各部の構成と動作の概要を説
明する。
第1図は地上側送信設備の構成例である。
この図において1は発振器(O8C)、2.3 、・・
・4はそれぞれ周波数の異なる発信器で、この数は番地
コードの桁数の1/2とする。
各発信器は位相弁別器(PD)21、低域ろ波器(LP
F)22、電圧制御可変発振1(VOC)23、分周器
(DIV)24、位相シフタ(PS)25および変調増
幅器(M−A) 26 、27から構成される。
各発信器への08CIからの信号入力はそれぞれA。
s B6 p・・・・・・XoとしM−A26,27等
の最終段出力はAlxA2 s B1 # B2 、・
・・・・・Xl、X2 とする。
次に第1図の動作を説明する。
発振器osc iは発信器2,3.・・・4にそれぞれ
割当てられた発振周波数fl、f2g・・・f、の公約
数で最適の周波数(foとする)で発振させる。
たとえばf、、f2.fnがそれぞれ100 KHz
106 KHz 、 112 KHzならf o =
2 KHzのようにとる。
このf。波は各発信器に並列に送られるが、たとえば発
信器2ではまずf。
波は位相弁別器PD21の一方の入力となる。
またVC023の発振周波数f、の出力は分周器DIV
24に入力しこ\であらかじめ設定された分局比n1の
分局が行われてf 1 / n 1 ”Hf (1とな
った出力をPD21の他の一方の入力とする。
従ってPD21はf。波とf 1/ n 1波との位相
差に比例する出力を発生し、この出力はLPF22を経
てVCO23の発振制御信号として入力し、VCO23
の発振周波数f1をfoに同期するように制御する。
すなわちPD21゜LPF22 、VCO23、DIV
24Lt公知(7) PLL回路(フェースロックルー
プ)を構成する。
かくて同期されたf1波は一方において変調増幅器26
に送られ、他方においては位相シフタ25に入力させて
位相をπ/2ラジアン変位させてからア 変調増幅器2
7に送入する。
これら26と27の変調・増幅器には変調入力として発
振器1よりのfo波が入力してたとえば振幅変調を行い
、かつ必要なレベルまで増幅してπ/2だけ位相の異な
る変調されたf1波をA1およびA2、として2個li
組の誘導線のそれぞれに送出する。
(第3図参照)同様にして発信器3では可変発振器■C
Oでf2を発振させ、分周器DIVでは1/n2に分周
してf2/n2′、fOと入力のf。
波の位相差を求めてf2をf。
と同期させる。またf2波はπ/2だけ位相の異なる2
つに分けそれぞれf。
波で変調しかつ所要レベルに増幅した出力B1およびB
2をそれぞれ誘導線に送出する。
発振器4においても全く同様でVCOではfnを発振さ
せ、DIVでは1/n nに分周してf n/ n n
桃f。
と入力のf。波の位相差によってfnをf。
と同期させる。またfn波はπ/2だけ位相の異なる2
つに分けそれぞれf。
波で変調しかつ所要レベルに増幅した出力X1rX2を
誘導線に送出する。
このように各発信器は割当てられた1周波を発生し、そ
の出力をπ/2だけ位相の異なる2つに分けさらにf。
波で変調して出力させる。
たとえば前記の例のようにf。2KHzとしn1=50
、 n2=53 、 nn=56とすればf 1”
100 KHz 、f 2 ” 106 KHz 。
f n 二112 KHzとなりf。
=2KH2波でたとえば振幅変調されかつ互にπ/2の
位相差があるfl、 f2.・・・fnの各2信号出力
が得られることになる。
なおこのように3波の発信器を備えたものは番地コード
が6桁または5桁の場合である。
次に第2図は移動体に塔載するループアンテナ5と位置
検知器の構成側回路図である。
この図において6.7.8は周波数fl 、 f2.
fnの各信号毎の位置検出回路で、各回路中の60.6
2は帯域戸波器(BPF)、61は復調器または検波器
、63.68a、68bは位相弁別器 (PD)、64
.69a、69bは低域F波器(LPF)、65は電圧
制御可変発振器(VCO)、66は分周器(DIV)、
67は位相シック(P S ) e Al z e A
21eB1 j eB21 eXl j eX2は位置
コード用出力である。
次に回路の動作を説明する。ループアンテナ5に誘導線
から誘起した信号波は位置検知器6゜7.8に並列に送
り込まれる。
たとえば位置検知器6では入力信号から周波数f1の信
号のみをBPF60で抽出する。
なおりPF60の帯域幅はfo二2KHzの場合には±
2KHz でよいことになる。
BPF60の出力の1つはf1波が振幅変調波なら包絡
線検波器DET61で検波されたものをBPF62によ
ってf。
波(2KHz)成分を抽出して位相弁別器PD63の1
人力とする。
他方VCO65はこの例ではf1波(100KHz)が
割当てられflに等しい周波数f!の発振を行う。
この発振出力は分局器66に入力し1 / n 1 (
n 150)に分周されそのf ’1 / n t (
2□z )波出力をPD63のもう1つの入力とする。
PD 63はBPF62よりのf。
波とI//n0波との位相差に比例した出力を発生しL
PF64を通じてVCO65にその制御信号として入力
させる。
すなわちVCO65を中心とするループ回路65−66
63−64−65は第1図と同じ公知のPLL回路を構
成しf。
波に同期したnl fo= f’l二f二液1波振する
BPF60のf1波出力はまた位相弁別器PD68aお
よびPD 68 bに入力するが、PD68aのもう1
つの入力はVCO65よりのfl波であり、PD68b
のもう1つの入力はVCO65よりの(/、波を位相シ
フタPS67でπ/2ラジアン位相をずらせたもので、
いずれも基準位相信号として用いられるo PD 58
aおよびPD 68 b、よりのflとf;両波間の
位相差出力はそれぞれLPF 69 aおよび69bに
おいて変調周波数f。
の成分を除去してeAsおよびeA2として出力する。
このeAtとeA2間の位相差は上記PDに入力する2
つの基準位相信号にπ/2の位相差があるためπ/2と
なる。
同様にして他の位置検知器7および8についても、それ
ぞれのVCOにf2波(106’EG(z )およびf
n波(112KHz)を割当て\f′2およびf′の各
波を発振発生させ、またそれぞれの分局器DIVには1
/ n2 (n2 == 53 )および1/n(n
n二56)の分局を行わせて1およびfln をそれぞ
れf。
波に同期させる。そして(Gおよびflnの■CO発振
出力およびそれらをπ/2ずらせた出力をそれぞれ基準
位相信号として入力のf2波およびfn波との位相差出
力から位置検知器7からはe131 z e132 z
8からはeXl、eX2をそれぞれ出力する。
第3図は誘導線の構成例図で、9a、9b。
9c 、9dは各誘導線の一端に設けられた発信器(第
1図)との結合器、10a、10b、10c。
10dは交差形平行2線式誘導線で、走行路に沿ってた
とえば互に重ね合わせ移動体アンテナとの結合損失かは
シ一様になるように敷設したものである。
また各誘導線の他端は抵抗器りによって終端する。
図の最上段の(0)〜(15)は走行路の一定区間をこ
の例では16に分割して与えた区間固有番号で、(れら
の区間番号には本発明では交番2進符号を与えるが、区
間総数をNとすれば必要の誘導線の数mはNζ2mによ
って求められる。
この例ではm二4として区間数Nは最大16までとって
いる。
この場合4桁すなわち4ビツト構成となる交番2進符号
のため4つの誘導線が必要であり、誘導線は区間区分点
(のたとえば始まりと定めた側の点)においてその区間
に与えられた交番2進符号に合わせて交差を施しておく
これら4つの誘導線のうち10aと1 ob 、 10
cと10dをそれぞれ組合わせ第1図の発信器2のAI
出力を10aに、A2出力を10bに、発信器3のB1
出力を10cに、B2出力を10dにそれぞれ接続して
前記のf1波またはf2波の信号を4つの誘導線に流す
なお第3図の例ではNは16まででm二4で足りるから
flとf2の2波のみ用いればよく、第1図のXl、X
2等の出力は使用しない0 さて誘導線10aと10bではf1波の位相は第1図の
゛説明から10bが10aよりπ/2だけ進んでいると
し、次の第1表に示すように(0)区間では10aに流
れる電流をO相とすれば10bに流れる電流は+7相と
なり、(1)区間では第3図の誘導線の交差配置から1
0aがπ相、10bが十工相となる、順に(2) (3
)、・・・の各区間においては第1哀のような位相関係
の信号電流が流れる。
従ってこれらA1.A2の2つの信号出力は(0)区間
では第1表のφ□に示すように+π/4.(1)区間で
は+3π/4.(2)区間では一3π/4.(3)区間
では一π/4のような合成位相φAのf1信号波を発生
しくまたは位相φAのf1波に対応する電磁界を発生し
)(4)〜(7)の区間では(0)〜(3)区間と逆回
転の合成位相φAのf1信号波を発生する。
また(8)〜aυおよび(12)〜(15)の各区間に
おいてもそれぞれ(0)〜(3)および(4)〜(7)
の各区間と同じように変化する合成位相のf1波を発生
する。
次にf2波のB1およびB2出力はそれぞれ誘導線10
cと10dに電流を流すが、10dの電流が10cの電
流よりπ/2だけ進んでいるとすれば、上記同様第3図
から合成位相φBが(0)〜(3)区間では+π/4.
(4)〜(7)区間では+3π/4.(8)〜συ区間
では一3π/4.α湯〜a■区間では一π/4のように
変化するf2信号波が発生する。
そして第1図の例ではf1波、f2波およびそれらのπ
/2移相波はいずれも同相のf。
波による振幅変調が行われ、合成位相(φA、φB)波
の変調位相も同相である。
以上のように誘導線の交差位置でπ/2相変移したfl
’ f2の合成位相信号波が発生してこれが移動体の
ループアンテナ5にピックアップされることになる。
次に移動体側すなわち第2図に戻ってループアンテナ5
から各位置検知回路に入力した受信信号波から位置検知
回路6はf1波、位置検知回路7はf2波をそれぞれB
PFで選択抽出し、これから第2図についての前記説明
のようにf。
波を検波抽出して回路6ではf1波を、回路7では(1
,波をそれぞれ同期発振させて基準位相信号波を発生さ
せる。
位置検知回路6ではPD 68 bに入力させる基準位
相信号波をPD 68 aに入力させる基準位相信号波
より+π/2進めさせておき合成位相のf1波の位相を
PD68a、PD68bでそれぞれ位相弁別した出力は
LPFを経て出力eAIseA2として出力される。
eAlは第1表のように各区間毎にφAの位相差を出力
するものとすればeA2はこれより一π/2の差をもつ
各区間毎の位相差を出力する。
なおPD68a、PD68bに与えられる基準位相信号
は上記のf。
液抽出回路やf1波の同期回路において固有の位相回転
があるので、PD68aおよびPD68bへのf1波入
力に対し理想的な位相関係となるようにVCO65の出
力側に位相補正回路を挿入し補正を行っておく。
同様にして位置検知器7においでは周波数f2の合成位
相波を選択抽出し、変調波f。
に同期発振させたfl2波を基準位相信号波として2つ
の位相差弁別器にπ/2相差で入力し、f2合成位相波
の位相を検出した出力はLPFを通じてeB1yeB2
として出力される。
第2表はこのようにして得られる区間(0)〜(15)
におけるeAl j eA2 j eBl ’eB2の
変化を示すもので、φAは第1図および第3図のA1.
A2によるf1合成位相波、φBはB1゜B2による
f2合成位相波、φA1は(/、基準位相信号、φA2
はφA1に対し+π/2位相差のあるf1基準位相信号
それぞれの位相を示すものとし、φA−φA1はφA1
に対するφAの位相差、φA−φA2はφA2に対する
φAの位相差、同様にφB−φB1゜φB−φB2はφ
Bl−φB2に対するφBの位相差をそれぞれ示してい
る。
PD68a、PD68b等の位相(差)弁別器は2人力
の位相差が±π/2のとき七゛ロレベル出力として±π
/2未満では(田レベルを、±π/2を超えると(ルベ
ルを出力するものとしてeA1〜eB2の各出力には図
示してないがOレベルをスライスレベルとする方形波変
換回路を付加して、(田レベル入力に対しては”1”(
または”H”)、(0)レベルおよび(→レベル入力に
対しでは0”(またはL”)を出力するようにすれば、
第2表のeAlt eA2r eBt z eBlのシ
ンボルが各区間毎に出力され、これは各区間ノ交番2進
符号による番地コードである。
なお第1図および第2図に示した例においてはfo波に
よる変調および受信波よりのf。
波成分抽出は1対の誘導線毎の割当周波数別に行ってい
るが、たとえばf1波のみをf。
波にて変調し、受信側(移動体側)ではf1波から抽出
したf。
波を 申、B波の同期制御のみでなくfQ・・・f′波
の同期制御用#c、7.8の位置検知器に送って供用す
るように構成してもよいことは明らかである。
また上記の説明ではアンテナ5はループコイルアンテナ
としたがたとえば磁性心棒状アンテナ(バーアンテナ)
等でもよく、さらに上記の説明では各誘導線に常時割当
周波数の信号を発信器2,3.4等から伝送しでいる例
を示したが、たとえば第1図の発信器f1波用の2のみ
とし、複数の誘導線には時間分割によって一定順序で複
数誘導線のうちからあらかじめ決めである2つ毎の組合
わせ誘導線を選択してf11信号電流を流し上記のよう
に合成位相信号波を発生させ、他方移動体側ではアンテ
ナ5と位置検知器6のみ用いて上記の説明と同様に合成
信号波の位相を検出し、送信側と同じ一定順序で各組合
わせ誘導線の2つの検出位相または検出位相に対応する
出力を2つの記憶回路に同期して記憶させ、各組合わせ
誘導線よりの入力1循環ごとに番地コードまたは番地コ
ードに変換される出力を送出する時分割形位置検知装置
に構成することもできる。
なお番地コードの桁数が奇数のときは誘導線は奇数でよ
く1対の組から外れた誘導線にも1波を割当てることに
なるが合成位相波を用いる利点が与えられず回路構成も
統一されないのでむしろ1桁多い番地コードとする方が
望ましい。
以上の説明のように本発明の装置では番地コードの所要
ビット数に合わせて設けた偶数の複数誘導線を2つずつ
組合わせて同一周波数を割当てるので使用周波数が節減
されること、番地コードには交番2進符号を用いるので
隣接区間の番地コード間のハミング距離は1であって区
間区分点で誤り番地コードが発生しないこと、位置検出
に位相差弁別法を用いているため雑音妨害に強く走行に
伴う誘導線と移動体アンテナの間隔変動があっても高精
度で区間区分点の検出ができること等の特長がある。
また本装置はたとえばクレーンや台車などが自らの位置
をその絶対番地によって検知するものであるが、初動作
時および停電復旧時においても無操作で自動的にその現
所在番地が得られることは著しい利点である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置の地上側送信設備の構成例図、第2
図は移動体側設備の構成例図、第3図は誘導線の構成例
図である。 1・・・・・・発振器(OSC)、2,3.4・・・・
・・発信器、5・・・・・・ループ(コイル)アンテナ
、6,7,8・・・・・・位置検出回路、9a〜9d・
・・・・・結合器、10a〜10a・・・・・・誘導線
、L・・・・・・終端抵抗、21゜63.68a、68
b・・・・・・位相弁別器(PD)、22.64.69
a 、 6!3b・−・−・Lpp123 。 65・・・・・・可変発振器(VCO)、24,66・
・・・・・分周器(DIV)、25.67・・・・・・
位相シフタ(PS)、26.27・・・・・・変調器兼
増幅器(M−A)、60゜62・・・・・・BPF、6
1・・・・・・検波器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一定走行路上を移動する移動体が自らの位置を走行
    路に沿った所要地域を複数の区間Nに分割し、その各区
    間に与えた交番2進コードによる番地コードによって検
    知する装置として、上記走行路に沿って所要地域に展張
    し、上記番地コードの桁数に等しくNく2mとせる偶数
    mの互に並列な平行2線を番地コードの各桁コードに合
    わせて区間区分点にて交差を施した誘導線群と、上記誘
    導線群の一端から誘導線群中の隣合う2桁に割当てられ
    た2つの誘導線を1組とし、そのそれぞれに一定周波数
    f。 の発振器より得た周波数nfg(nは2以上の整数で、
    上記誘導線の組毎に異りnf。 fl、 f2・・・とする)の発振出力を組毎の誘導線
    の1つにはそのま”>f。 波にて変調した出力、他の1つにはπ/2ラジアンの位
    相変移を与えた後fo波にて変調した出力としてそれぞ
    れ供給する1個のf。 波発振器とm/2個の互に異なる周波数の発信器を含む
    地上側設備と、移動体に載置し移動中上記誘導線群と誘
    導結合する1つまたは複数のアンテナと、これらのアン
    テナ出力から上記誘導線の組毎に発生する周波数の合成
    位相信号波を周波数毎に選択抽出するm/2個の位置検
    知回路を含む移動体側設備とを具備し、上記各位置検知
    回路は上記合成位相信号波から変調周波数f。 波を復調検出する回路、このf。 波にて同期制御され入力信号波(tl s f2等)と
    同じ周波数を発生する発振回路、この発振出力を1つは
    そのま\、他の1つはπ/2ラジアン位相変移させたも
    のを基準位相波として入力信号波と、それぞれの位相差
    を求める2つの位相弁別器およびその出力から、番地コ
    ード出力を発生する方形波変換器を含むことを特徴とす
    る移動体の自己位置検知装置。
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