JPH066261A - 非接触icカードシステム - Google Patents
非接触icカードシステムInfo
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- JPH066261A JPH066261A JP16484392A JP16484392A JPH066261A JP H066261 A JPH066261 A JP H066261A JP 16484392 A JP16484392 A JP 16484392A JP 16484392 A JP16484392 A JP 16484392A JP H066261 A JPH066261 A JP H066261A
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Abstract
クワード中にデータエラーが発生したとしても、その本
体側受信機においてデータエラーを訂正して、非接触I
Cカードと本体側との間の通信を正常に行うことができ
るようにする。 【構成】非接触ICカードからのパケット通信開始時に
は、シンクワード発生器7にてシンクワードを発生し、
同シンクワード、CPU9で計算されてデータレジスタ
8に保持されているデータの順でパラレル/シリアル変
換器6を介して誤り訂正符号器5に入力し、この入力デ
ータを情報ビットとして、それに誤り訂正符号である検
査ビットを付加して、情報ビット、検査ビット、情報ビ
ットというように交互に出力する。この出力データは、
マンチェスタ符号器4、MSKエンコーダ3、変調器2
を介してアンテナ1から送信される。料金所受信機で
は、このデータを受信すると誤り訂正を行った後、シン
クワードを検知する。
Description
金所等のアンテナとの間で無線によるデータ伝送を行う
のに好適な非接触ICカードシステムに関する。
ムでは、非接触ICカードを導入し、料金所のアンテナ
と利用者が携帯する非接触ICカードとの間で無線によ
りデータ伝送を行うことにより、自動的にかつ自動車を
停止させることなく料金を精算する試みが各社頻繁に実
施されている。図3は、この非接触ICカードを使用し
た有料自動車道路の料金収受システムの無人料金所近傍
の様子を示したものである。
自動車道路34の利用者が携帯する非接触ICカード3
6との間で無線により通信するためのものである。この
非接触ICカード36には、その利用者(または利用者
が乗る車両35)に固有の利用者番号等の情報が格納さ
れている。なお、非接触ICカード36は、車両35の
例えばフロントガラス内側に貼り付けられていてもよ
い。
計算機である。この料金所計算機31は、非接触ICカ
ード36から料金所アンテナ33を介して通信されてく
る利用者番号、入口料金所番号等の情報を受けて引去額
を演算し、メッセージボード30等を用いて引去額、残
額を利用者に提示する。また、料金所計算機31は、中
央管理センタに設置され、同計算機31と通信回線等に
より結合されている中央計算機37に引去額を通信し、
これをもとに利用者の持つ銀行口座等から自動的に料金
を引き出す仕組みになっている。
用した料金収受システム、即ち非接触ICカードシステ
ムでは、料金所のアンテナと非接触ICカードとの間の
無線による通信のために、非接触ICカード自ら電波を
出力することは電波法において許可されていない。した
がって、非接触ICカードから料金所のアンテナに対し
てデータを伝送する場合には、料金所のアンテナから出
力される搬送波にディジタル的に変調を行い、反射波と
して料金所の受信機に送信することになる。
ードを用いた包絡線検波を行うが、このシステムにおい
ては、変調された信号よりも搬送波の漏洩電力の方が大
きくなるために、包絡線検波を行うことができず、その
ためホモダイン検波による方法を用いている。
する。このホモダイン検波は、図4に示すように、料金
所のアンテナから出力される搬送波と非接触ICカード
からの反射波である受信波を掛算し、周波数シフトをD
Cレベルまで行い、その時点でDC成分、即ち搬送波成
分を除去し、目的とする変調信号だけを検出し復調する
ものである。ところが、このホモダイン検波には、符号
反転とヌルポイントという2つの問題点がある。以下、
この問題点について述べる。今、料金所の搬送波の電波
をW1、非接触ICカードからの反射波の電波をW2と
すると、W1,W2は次式のように表わすことができ
る。 W1=A1×SINωT ……(1) W2=A2×SIN(ωT+φ) ……(2) ここで、A1,A2は振幅、Tは周期、φは料金所アン
テナと非接触ICカードの位置関係によって変化する位
相差である。次に、W1とW2を掛算することにより、
その合成波Wの電波は次のようになる。 W=A1×SIN ωT ×A2×SIN(ωT+φ) ……(3) これを展開して整理すると、Wは次のようになる。 W=A1×A2/2(COSφ-COS 2ωT × COSφ+SIN 2ωT × SINφ) ……(4) ところで、φは料金所アンテナと非接触ICカードの位
置関係によって変化するので、φを0から2πまで変化
させると、Wは次のようになる。φ=0,2πの場合 W(0,2π)=A1×A2/2(1-COS 2ωT) ……(5) φ=π/2の場合 W(π/2)=A1×A2/2(SIN 2ωT) ……(6) φ=πの場合 W(π)= -A1×A2/2(COS 2ωT-) ……(7) φ=3π/2の場合 W(3π/2)= -A1×A2/2(SIN 2ωT) ……(8)
を図5に示す。図5において、波形a50はW(0,2
π)、波形b52はW(π/2)、波形c54はW
(π)、波形d56はW(3π/2)である。これらの
波形をローパスフィルタを通して直流レベル検波を行う
と、波形a50,b52,c54,d56は、図に示す
ような波形a′51,b′53,c′55,d′57に
なる。
1)と波形c′(55)とは全く極性の異なる信号にな
り、波形b′(53)と波形d′(57)では全く信号
がなくなってしまう。これが、ホモダイン検波の特徴で
ある符号反転とヌルポイントと呼ばれる現象である。つ
まり、非接触ICカード側で波形a′を送信したつもり
が、料金所の受信機では、お互いの位置関係により位相
がπずれているときには波形c′のようになってしまう
ことになり、データとしては“1”から“0”になって
しまうことになる。また、位相がπ/2または3π/2
ずれている場合には、非接触ICカードからデータ
“1”を送信しても、料金所の受信機で受信されるデー
タは全て“0”になってしまうことになる。なお、非接
触ICカードシステムで、準マイクロ波帯の2.5GH
zを使用した場合、このような符号反転とヌルポイント
は、非接触ICカードが料金所のアンテナに対して約3
cm移動する毎に発生する。
SK(minimum shift keying)変調方式とIQレシーバ
方式が知られている。MSK変調方式(MSK方式)は
符号反転の問題を解決し、IQレシーバ方式はヌルポイ
ントの問題を解決するものである。
のであり、変調器はMSKエンコーダとして非接触IC
カード側に内蔵されている。この変調方式は、図6
(a)に示す送信データに対して、図6(b)に示すよ
うに、データ“0”のときには送信データを2等分する
ようにディジタル変調し、データ“1”のときには送信
データを3等分するようにディジタル変調することを特
徴とする。また、復調器はMSKデコーダとして料金所
の受信機に内蔵されている。この復調方式を以下に説明
する。
る図6(c)に示すような変調データを、図6(d)に
示すように1ビット単位で後ろにシフトし、この図6
(c)と(d)の波形を掛算器に入力して、図6(e)
に示すような出力を得る。次に、これをローパスフィル
タに通すことにより、図6(f)に示すような鈍った波
形が得られる。そして、この図6(f)の波形に対し
て、あるレベルより上をデータの“1”とし、あるレベ
ルより下をデータの“0”として判定すると、図6
(g)に示すような復調データが得られ、図6(a)の
送信データが再生されることになる。
たようにデータ“1”または“0”が周波数情報に置き
換わっているため、符号反転が発生してもその周波数情
報は変化せず、したがってデータが正常に伝送されるこ
とになる。
2のときには、MSKによるディジタル変調を行って
も、信号がなくなってしまうヌルポイントの問題は解決
できない。
ードから送られてくる反射波と掛算を行う料金所アンテ
ナの搬送波W1を予めI相、Q相の2系統用意しておく
IQレシーバ方式を用いている。これを図7を参照して
説明する。
周波アンプ71で増幅されてデバイダ72でI相とQ相
に分割される。そして、I相は搬送波をπ/2だけ位相
シフトしたものでホモダインを行う。また、Q相は、搬
送波をそのままホモダインする。Q相のホモダイン結果
は図5に示した通りであり、π/2と3π/2の位相関
係のところでヌルポイントが生ずる。
のホモダイン結果をπ/2だけ位相を進めたものになる
ため、ヌルポイントもπ/2だけ進んだ0、πまたは2
πの位相関係で生ずる。したがって、非接触ICカード
と料金所のアンテナの位相関係でI相、またはQ相のレ
ベルの大きい方のデータを選択しアナログSW(スイッ
チ)79にて切り替えることにより、ヌルポイントの問
題も解決できることになる。このI相とQ相のレベルを
比較し、アナログSW79を切り替える回路を極性判定
回路78という。この極性判定回路78は、図5で示す
ようにφがπ/4,3π/4,5π/4,7π/4のと
ころでその判定を行うことになり、非接触ICカードを
利用する自動車と料金所のアンテナの位相関係がこの点
を横切る毎に動作することになる。
が働き、I相とQ相をアナログSW79で切り替える際
に生ずるビットエラーである。このビットエラーは、
2.5GHzの周波数を使用した場合には、非接触IC
カードが料金所アンテナに対して約3cm移動する毎に
発生するため、車両が時速60kmで走行している場合
には、1.8ms毎に極性判定回路78が働き、このと
きデータを送信中であれば必ずこのビットエラーが発生
することになる。
テナとの間の通信には、一般にパケット通信が用いられ
ている。これは、送信するデータ列を予め1つのパケッ
トにして送信するものである。このパケットの始まりに
は、シンクワードと呼ばれるビット同期のためのデータ
が送られる。受信機は、このシンクワードを受信して初
めて、それに続くデータが意味を持ったデータであるこ
とを知ることができる。このパケット送信中にビットエ
ラーが発生した場合、1パケット全てのデータを破棄し
なくてはならず、非接触ICカードと料金所アンテナと
の間の限られた領域での移動体通信の信頼性を考慮する
と大きなロスとなる。
エラーを訂正可能とするための誤り訂正符号をデータと
共に送信するのが一般的である。誤り訂正とは、例えば
1ビットの情報データ(当初の意味のあるデータ)に対
して、1ビットの検査ビット(誤り訂正のためのビッ
ト)を互い違いに送信することにより、受信側では、そ
の情報ビットと検査ビットを参照しながら、たとえビッ
トエラーが発生してもそれを訂正するという手法であ
る。ここで重要なことは、料金所の受信機では、情報ビ
ットと検査ビットの送られてくる順序を予め知っておく
必要がある。この順序が違うと、受信されるデータは、
非接触ICカードが送信したデータと全く違うものにな
ってしまうことになる。
データ“1”についてのディジタル変調について述べた
が、そのデータ“0”と“1”は実際のデータではな
く、マンチェスタという符号化を行った結果である。つ
まり、真に送信したいデータが“0”であるとすると、
マンチェスタではデータを“10”と変調する。同様に
データ“1”の場合にはデータを“01”と変調する。
このマンチェスタ符号化の利点は、1ビットのデータに
対して故意にエッジを発生させることにより、これが見
掛け上のクロックになる。つまり、データビット同期の
ためのクロックが予めデータ中に挿入できることであ
り、クロックの信号線を減らせることである。
つ中長距離のデータ転送に用いられる。それは、次の理
由による。まず、このようなデータ伝送では、必ずデー
タの(波形の)鈍りが発生する。このため、マンチェス
タ符号を行わないクロック非同期の通信では、データが
長い時間にわたって“0”が連続し、突然“1”を送信
した場合、その“0”と“1”の境界で同期ずれが発生
する。しかし、マンチェスタ符号化がなされているデー
タの場合には、1ビットのデータ中に必ず立ち上がりま
たは立ち下がりエッジが存在するために、それからクロ
ックを再生し、データを抽出することができるようにな
る。ところが、ここで問題になることは、受信側は予め
データの必要エッジと不要エッジを知っておく必要があ
る点である。
る。第1は、非接触ICカードから送られてくるデータ
には、誤り訂正のための情報ビットと検査ビットがあ
り、料金所の受信機はその順序を知らなければならない
ということである。第2は、その情報ビット、検査ビッ
トともマンチェスタ符号化されているので、そのエッジ
の選択を誤るとデータ“0”が“1”に、データ“1”
が“0”に反転してしまうということである。
ムでは、非接触ICカードから料金所アンテナへの通信
のパケットフォーマットを、次のようにしていた。ま
ず、意味のあるデータ列については、先に述べたように
誤り訂正を行い、情報ビットと検査ビットを交互に送信
していた。これに対してシンクワードについては、誤り
訂正を行わず、シンクワードとなるデータだけを送信し
ていた。
触ICカード側から送信する際にはマンチェスタの符号
化を行うが、料金所の受信機ではそれをマンチェスタ・
データとして扱わず、全てのエッジを必要エッジとして
シンクワードを検出していた。このことについて図8を
参照して説明する。
の送信データを、図8(b)はこの送信データに対する
料金所の受信機での受信データを示す。この図8(a)
の送信データ中のシンクワード96は、マンチェスタ符
号で “11001” となる。ところが、料金所の受信機では、図8(b)の
受信データ中のシンクワード96の全てのエッジを必要
エッジとするので、データ列は “0101101001” となる。
成することにより、シンクワード96検知後の最初のデ
ータ・ビットを情報ビット92として決めておけば、情
報ビット92と検査ビット93の取り違えの問題を解消
できることになる。
も、シンクワード96検知後のエッジを必要エッジ94
とし、次のエッジを不要エッジ95とすることで、正常
なデータ列を検出できることになる。
ケットの始まりを検知すると共に、その後のデータの誤
り訂正に必要な情報ビット92と検査ビット93の判
定、マンチェスタ符号の必要エッジ94と不要エッジ9
5の判定に用いられることになる。したがって、逆にい
えば、シンクワード96中では誤り訂正が行えず、シン
クワード96後の意味のあるデータ列97に限って誤り
訂正が行えることになる。
ム、例えば非接触ICカードを用いた有料道路の料金収
受システムにおける、非接触ICカードの構成と、料金
所の送受信機の構成について説明する。
示したものである。先に述べたように、非接触ICカー
ドから料金所アンテナへのデータ伝送には、パケット通
信を用いている。パケットの最初では、シンクワードが
送信される。このシンクワードは、シンクワード発生器
101で発生されてパラレル/シリアル変換器(PS
C)103aに入力され、シリアルデータに変換され
る。また、通行料金等のデータはCPU100により処
理され、データレジスタ102で保持され、順番にパラ
レル/シリアル変換器(PSC)103bに入力されて
シリアルデータに変換される。そして、その後、誤り訂
正符号器104で、本来のデータである情報ビットと、
誤り訂正符号である検査ビットが付加されて出力され
る。つまり、この図9の構成では、シンクワードには誤
り訂正符号を付加していないことが理解されよう。
換器103aからのシンクワードと、誤り訂正符号器1
04からのデータの順序を選択しパケットを構成する。
このセレクタ105から出力されたデータはマンチェス
タ符号器106に入力され、同符号器106において先
に説明したマンチェスタ符号化が行われる。このマンチ
ェスタ符号器106の出力はMSKエンコーダ107に
入力され、MSKデータにディジタル変調される。この
MSKエンコーダ107の出力は変調器108に入力さ
れ、搬送波によりアナログ変調され、アンテナ109に
送られて、電波として放射される。
0を参照して説明する。図中、110は料金所のアンテ
ナであり、非接触ICカードからの電波を受信するため
のものである。このアンテナ110で受信された非常に
レベルの低い信号はプリアンプ111により増幅された
後、デバイダ(パワーデバイダ)112により、I,Q
位相に分配される。
の搬送波とミキサ114aにより掛算され、このとき、
非接触ICカードから送信したMSKデータが復元され
る。一方、I位相の信号は、位相シフタ115によって
搬送波が90°位相変調されたものとミキサ114bに
より掛算される。そして、それぞれの位相のMSKデー
タは、アンプ116a,116bにより増幅された後、
極性判定回路117に入力され、信号レベルの比較が行
われる。
比較結果で決定される選択信号を受け、それぞれの位相
のMSKデータ信号のうち信号レベルの大きい方を選択
する。このセレクタ118の出力信号はMSKデコーダ
119に入力される。MSKデコーダ119の出力信号
は、図9の非接触ICカードでMSKエンコーダ107
によりディジタル変調されたデータが再生されたもので
あり、この時点ではまだマンチェスタ符号化されてい
る。
デコーダ119の出力信号は、クロック抽出回路12
0、ゲート回路121およびシンクワード検知回路12
2にそれぞれ入力される。シンクワード検知回路122
では、入力信号から、パケットの始まりを示すシンクワ
ードの検知が行われる。このとき、従来の受信機では、
データの不要エッジと必要エッジの選択ができないた
め、全てのエッジを必要エッジとして、先に述べたよう
にマンチェスタ符号のパターンを比較し、それがシンク
ワードと一致したとき、ゲート回路121およびクロッ
ク抽出回路120に対して許可信号123を出力する。
路122からの許可信号123が到来しなければ、後続
の回路にデータを伝達しないようになっている。つま
り、逆にいえば、シンクワード検知回路122から許可
信号123が出力された直後のデータ信号列を予め非接
触ICカード側と取り決めておけば、誤り訂正に必要な
情報ビットと検査ビットの選択ができることになる。そ
こで、従来の非接触ICカードおよび料金所の受信機に
おいては、許可信号123の後の最初のビットを情報ビ
ット、その次のビットを検査ビット、また更にその次の
ビットを情報ビットというようにしていた。
許可信号123が到来した直後のエッジを必要エッジ、
その次のエッジを不要エッジ、また更にその次のエッジ
を必要エッジというように取り決めることにより、クロ
ックの抽出もできることになる。
号はマンチェスタ/NRZ変換回路125に入力され
る。このマンチェスタ/NRZ変換回路125は、クロ
ック抽出回路120によって抽出されたクロックによ
り、ゲート回路121からのデータ信号をマンチェスタ
符号からNRZ(Non-Return-to-Zero)符号に変換す
る。このNRZ符号に変換されたデータは誤り訂正回路
(誤り訂正復号器)126に入力される。この誤り訂正
回路126は、極性判定回路117がI位相とQ位相の
選択を行いアナログスイッチが切り替わる際に生ずるビ
ットエラーを訂正するためのものである。誤り訂正回路
126は、ゲート回路121から情報ビット、検査ビッ
ト、情報ビットと順にデータが出力されることから、そ
のNRZへの変換後のデータに対して、正常な誤り訂正
を行うことができる。誤り訂正回路126から出力され
るデータはシリアル/パラレル変換器(SPC)127
でパラレルデータに変換され、CPU128に送られ
る。
来の非接触ICカードシステムでは、非接触ICカード
から料金所の受信機への通信において、送信データが伝
送されないことがあった。本発明者は、この要因とし
て、シンクワードのデータが極性判定回路によりつぶれ
てしまうことにあるものと認識するに至った。即ち従来
の非接触ICカードシステムでは、シンクワードのデー
タが極性判定回路によりつぶれてしまうと、言い換えれ
ばシンクワード中にデータエラーが発生すると、シンク
ワード検知回路はそれをシンクワードと認識できなくな
るため、許可信号を出さず、したがって料金所の受信機
は非接触ICカードからのデータを受信できなくなると
いう問題があった。
その目的は、非接触ICカードと無線により通信を行う
ための(料金所アンテナなどの)本体側アンテナを介し
て(料金所受信機などの)本体側受信機で受信された通
信パケットのシンクワード中にデータエラーが発生した
としても、その本体側受信機においてデータエラーを訂
正して、非接触ICカードと本体側との間の通信を正常
に行うことができる非接触ICカードシステムを提供す
ることにある。
して受信された通信パケットに対して必要エッジと不要
エッジの選択も情報ビットと検査ビットの選択も行うこ
となくシンクワードを確実に検知して、それに続くデー
タ列を正常に受信できる非接触ICカードシステムを提
供することにある。
決するために、本体側アンテナと非接触ICカードとの
間で無線によりパケット通信を行うことによって本体側
で移動体識別等を行う非接触ICカードシステムにおい
て、非接触ICカードから本体側アンテナに対して送信
されるパケットのシンクワードにも誤り訂正ビットを付
加する構成とすると共に、本体側の受信機では、非接触
ICカードから送信されて本体側アンテナで受信された
パケットを受けて誤り訂正を行い、しかる後にシンクワ
ードを検知する構成としたことを特徴とする。
受信における必要エッジおよび不要エッジと情報ビット
および検査ビットのそれぞれの関係の全ての組み合わせ
に対応した4系統の受信回路を備え、各受信回路に、受
信パケットの誤り訂正を行うための誤り訂正回路と、こ
の誤り訂正回路の出力データからシンクワードを検知す
るシンクワード検知回路とを設けたことをも特徴とす
る。
パケット通信においては、パケットの始まりを示すシン
クワードにも誤り訂正ビットが付加されて送信される。
この非接触ICカードから送信されるパケットは本体側
のアンテナ(例えば料金所アンテナ)で受信される。
ンクワードに誤り符号が付加されていることから、同シ
ンクワードの誤り訂正を行うこともできる。したがっ
て、たとえ本体側受信機内の極性判定回路がシンクワー
ド受信中に動作してデータエラーが発生したとしても、
本体側受信機での誤り訂正により、そのシンクワードの
エラーを訂正して復元することができ、通信エラーをな
くすことが可能となる。
要エッジと情報ビットおよび検査ビットのそれぞれの関
係の全ての組み合わせに対応した4系統の受信回路を内
蔵しているため、受信パケット中の必要エッジと不要エ
ッジの選択と、情報ビットと検査ビットの選択を行わな
くても、この4系統の受信回路のうちの1つで正しく誤
り訂正を行ってシンクワードを確実に検知できるように
なり、その後に続くデータ列を正常に受信することが可
能となる。
適用される非接触ICカードの一実施例を示すブロック
構成図である。なお、本実施例は、有料道路の料金収受
システムに実施した場合である。
な料金計算、残額計算等を行うものである。CPU9に
はデータレジスタ8が接続されており、CPU9で計算
されたデータはデータレジスタ8に送られて、同レジス
8に一時保持される。
通信の開始時に予め定められたパターンのデータを(シ
ンクワードとして)出力する。このシンクワード発生器
7からのデータ出力に続いて、データレジスタ8に保持
されているデータが出力される。
タ8から出力されたデータはパラレル/シリアル変換器
(PSC)6に入力される。パラレル/シリアル変換器
6は、シンクワード発生器7およびデータレジスタ8か
ら出力されたパラレルデータをシリアルデータに変換す
る。
たシリアルデータは、誤り訂正符号器5に入力される。
誤り訂正符号器5は、このパラレル/シリアル変換器6
からのシリアルデータを情報ビットとし、それに誤り訂
正符号である検査ビットを付加して、情報ビット、検査
ビット、情報ビットというように交互に出力する。この
誤り訂正符号器5から出力されるデータの形式はNRZ
データである。
ータはマンチェスタ符号器4に入力される。マンチェス
タ符号器4は、誤り訂正符号器5からのNRZデータを
マンチェスタ符号化する。
タ符号化されたデータはMSKエンコーダ3に入力され
る。MSKエンコーダ3は、このマンチェスタ符号化さ
れたデータをディジタル変調する。
調されたデータ(MSKデータ)は変調器2に入力され
る。変調器2は、このディジタル変調されたデータに対
して電波として放射できるように搬送波によりアナログ
変調する。このアナログ変調された信号はアンテナ1に
送られ、同アンテナ1から電波として放射される。図2
は図1に示す構成の非接触ICカードから伝送されるデ
ータを受信するための料金所の受信機の一実施例を示す
ブロック構成図である。
1に示す非接触ICカードからの電波を受信するための
ものである。アンテナ10で受信された非常にレベルの
低い受信信号はプリアンプ11に入力される。プリアン
プ11は、このアンテナ10からの微弱な受信信号を増
幅する。この増幅された受信信号はパワーデバイダ12
に入力される。
よって増幅された受信信号を均等にI位相とQ位相とに
分配する。このI位相とQ位相の受信信号のうち、Q位
相の受信信号はミキサ15aに入力される。ミキサ15
aには、搬送波発振器13から出力される搬送波も入力
される。しかして、パワーデバイダ12によって分配さ
れたQ位相の信号と搬送波発振器13からの搬送波とを
ミキサ15aにて掛算することによりホモダイン検波を
行う。
タ14にも入力される。位相シフタ14は、この搬送波
の位相を90°回転する。位相シフタ14により90°
位相を回転(位相変調)された搬送波はミキサ15bに
入力される。ミキサ15bには、パワーデバイダ12に
よって分配されたI位相の信号も入力される。しかし
て、パワーデバイダ12によって分配されたI位相の信
号と位相シフタ14により90°位相を回転された搬送
波とをミキサ15bにて掛算することによりホモダイン
検波を行う。
それぞれQ位相,I位相のMSKデータはアンプ16
a,16bに入力され、同アンプ16a,16bにより
増幅される。この増幅されたQ位相,I位相のMSKデ
ータは極性判定回路17に入力される。
bにより増幅されたQ位相,I位相のMSKデータの信
号レベルの比較を行い、その比較結果に応じた選択信号
を出力する。この選択信号はセレクタ18を制御するの
に用いられる。このセレクタ18には、アンプ16a,
16bにより増幅されたQ位相,I位相のMSKデータ
が入力される。セレクタ18は、極性判定回路17から
の選択信号の状態に応じて、アンプ16a,16bによ
り増幅されたQ位相,I位相のMSKデータ信号のうち
受信信号レベルの大きい方を選択する。
19に入力される。MSKデコーダ19は、セレクタ1
8の出力信号、即ちMSKのディジタル変調されたデー
タ信号をマンチェスタ符号に復調する。これにより、図
1に示す非接触ICカードでMSKエンコーダ3により
ディジタル変調されたマンチェスタ符号のデータが再生
されることになる。
れると、そのデータから必要エッジと不必要エッジを見
極め、クロックを抽出する必要がある。ところが本実施
例では、このような見極めを不要とする以下に示す特徴
ある構成を有している。即ち本実施例では、奇数エッジ
をクロックとして抽出する奇数エッジ抽出回路20と偶
数エッジをクロックとして抽出する偶数エッジ抽出回路
21の2系統のクロック抽出回路を有している。この2
系統のクロック抽出回路のうち、奇数エッジ抽出回路2
0は、MSKデコーダ19によって再生された連続する
マンチェスタ符号のデータ列から奇数番目のエッジだけ
を抽出し、それをクロックとして出力する。一方、偶数
エッジ抽出回路21は、同じ連続するマンチェスタ符号
のデータ列から偶数番目のエッジだけを抽出し、それを
クロックとして出力する。
構成することにより、再生されたデータ列からどちらの
エッジが必要エッジであるかどうかを見極める必要性を
なくすことができる。
たクロックはマンチェスタ/NRZ変換器22aに入力
され、偶数エッジ抽出回路21によって抽出されたクロ
ックはマンチェスタ/NRZ変換器22bに入力され
る。これら両マンチェスタ/NRZ変換器22a,22
bには、MSKデコーダ19によって再生された連続す
るマンチェスタ符号のデータも入力される。しかしてマ
ンチェスタ/NRZ変換器22a,22bは、このマン
チェスタ符号のデータをそれぞれ奇数エッジ抽出回路2
0,偶数エッジ抽出回路21によって抽出されたクロッ
クにより、NRZデータに変換する。
ジ抽出回路21によって抽出されたクロックはそれぞれ
クロック反転器23a,23bにも入力される。クロッ
ク反転器23a,23bは、この奇数エッジ抽出回路2
0,偶数エッジ抽出回路21からのクロックを反転す
る。このクロック反転器23a,23bによるクロック
反転動作の対象となるクロック(もとのクロック)と、
その反転クロックとは、マンチェスタ符号のデータ中の
情報ビットと検査ビットの選択に必要なものであり、も
とのクロックは最初に認識したデータを情報ビットと
し、反転クロックはその次のデータを情報ビットとする
ことになる。以上のように料金所側の受信系を構成する
ことにより、必要エッジと不要エッジの選択も、情報ビ
ットと検査ビットの選択も必要なくなる。
ク)は誤り訂正復号器(誤り訂正回路)24a,24c
に入力される。一方、クロック反転器23bの出力(反
転クロック)は誤り訂正復号器(誤り訂正回路)24
b,24dに入力される。また誤り訂正復号器24a,
24bには、マンチェスタ/NRZ変換器22aの出力
(NRZデータ)が入力され、誤り訂正復号器24c,
24dには、マンチェスタ/NRZ変換器22bの出力
(NRZデータ)が入力される。
ェスタ/NRZ変換器22aの出力(奇数エッジを必要
エッジとして得られたNRZデータ)に対して、それぞ
れクロック反転器23a,23bからのクロックに応じ
て誤り訂正を行う。同様に、誤り訂正復号器24c,2
4dは、マンチェスタ/NRZ変換器22bの出力(偶
数エッジを必要エッジとして得られたNRZデータ)に
対して、それぞれクロック反転器23a,23bからの
クロックに応じて誤り訂正を行う。以上の結果、誤り訂
正復号器24a〜24dの出力データのうちのいずれか
1つは、必要エッジと不要エッジの選択と、情報ビット
と検査ビットの選択とが行われていなくても、必ず誤り
訂正されたデータとなる。誤り訂正復号器24a〜24
dの出力データは、シンクワード検知回路25a〜25
dおよびゲート回路(G)26a〜26dに入力され
る。
誤り訂正復号器24a〜24dの出力データを受けて、
予め定められているパターンのシンクワードを検知す
る。このシンクワード検知の対象となる誤り訂正復号器
24a〜24dの出力データの1つは、誤り訂正された
データであるため、たとえシンクワード受信中に極性判
定回路17が動作してビットエラーが発生していても、
シンクワード検知回路25a〜25dの対応する1つに
誤り訂正されたデータが入力されることになり。そのデ
ータ(シンクワード)を検知できる。
ちのシンクワードを検知したシンクワード検知回路25
i(iはa〜dのいずれか)は、ゲート回路26a〜2
6dのうちの対応するゲート26iに対して許可信号を
出力する。
アル/パラレル変換器(SPC)27a〜27dの入力
が接続されている。ゲート回路26a〜26dは、シン
クワード検知回路25a〜25dから許可信号が到来し
た場合には、対応する誤り訂正復号器24a〜25dか
らの出力データ(即ちシンクワードに続くデータ列)を
シリアル/パラレル変換器27a〜27dに伝達する。
したがって、ゲート回路26a〜26dのうちのゲート
回路26i(iはa〜dのいずれか)に対して許可信号
が出力された場合には、誤り訂正復号器24iからの出
力データ(シリアルデータ)がゲート回路26iからシ
リアル/パラレル変換器27iに伝達される。
の出力はCPU28に接続されている。シリアル/パラ
レル変換器27a〜27dのうちのシリアル/パラレル
変換器27iは、ゲート回路26iによって伝達された
誤り訂正復号器24iからの出力データをパラレルデー
タに変換し、CPU28に送る。このように、シンクワ
ード検知回路25a〜25dのうちのシンクワード検知
回路25iがシンクワードを検知して許可信号を出力し
た場合には、CPU28は、シリアル/パラレル変換器
27iのみからパラレルデータを受け取ることになる。
カードからのパケット通信の際に、シンクワードにも誤
り訂正符号が付されて送信される。また、料金所の受信
機においては、それぞれ、誤り訂正復号器24aとシン
クワード検知回路25aの組、誤り訂正復号器24bと
シンクワード検知回路25bの組、誤り訂正復号器24
cとシンクワード検知回路25cの組、および誤り訂正
復号器24dとシンクワード検知回路25dとの組を有
する4系統のデータ受信回路を内蔵することにより、必
要エッジと不要エッジの選択と、情報ビットと検査ビッ
トの選択を行わなくても、4系統のデータ受信回路のい
ずれか1つで誤り訂正符号のついたシンクワードを受信
できることになる。また、これにより、誤り訂正復号器
24i(i=a〜d)の後にシンクワード検知回路25
iを設けることができ、シンクワードの受信中に極性判
定回路17が動作することによって発生するビットエラ
ーを訂正することができるようになる。
ステムに実施した場合について説明したが、本発明は物
流等の管理システムなど、本体側アンテナと非接触IC
カードとの間で無線によりパケット通信を行うことによ
って本体側で移動体識別等を行う非接触ICカードシス
テムであれば同様に適用できる。
接触ICカードからのパケット通信の際に、シンクワー
ドにも誤り訂正ビットを付加するようにしたので、本体
側受信機においては、同受信機内の極性判定回路がシン
クワード受信中に動作するなどの要因により、シンクワ
ードにビットエラーが発生しても、そのエラーをシンク
ワードに付加された誤り訂正ビットにより訂正すること
ができ、非接触ICカードと本体側受信機との間の通信
を正常に行うことができる。したがって本発明によれ
ば、非接触ICカードが本体側受信機に対して通信可能
領域内にあれば、その位置および位相とは無関係に必ず
通信ができるようになり、非接触ICカードシステムの
通信信頼性が高くなる。
要エッジおよび不要エッジと情報ビットおよび検査ビッ
トのそれぞれの関係の全ての組み合わせに対応した4系
統の受信回路を備えた構成としたことにより、受信パケ
ット中の必要エッジと不要エッジの選択と、情報ビット
と検査ビットの選択を行わなくても、この4系統の受信
回路のうちの1つで正しく誤り訂正を行ってシンクワー
ドを確実に検知できるようになり、その後に続くデータ
列を正常に受信することができる。
の料金収受システムに適用した場合の非接触ICカード
の一実施例を示すブロック構成図。
れるデータを受信するための料金所の受信機の一実施例
を示すブロック構成図。
料金収受システムの無人料金所近傍の様子を示す図。
明するための図。
クワードの検知方法を説明するための図。
…マンチェスタ符号器、5…誤り訂正符号器、6…パラ
レル/シリアル変換器(PSC)、7…シンクワード発
生器、8…データレジスタ、9,28…CPU、10…
アンテナ(料金所アンテナ、本体側アンテナ)、12…
パワーデバイダ、13…搬送波発振器、14…位相シフ
タ、15a,15b…ミキサ、17…極性判定回路、1
8…セレクタ、19…MSKデコーダ、20…奇数エッ
ジ抽出回路、21…偶数エッジ抽出回路、22a,22
b…マンチェスタ/NRZ変換器、23a,23b…ク
ロック反転器、24a〜24d…誤り訂正復号器(誤り
訂正回路)、25a〜25d…シンクワード検知回路、
26a〜26d…ゲート回路(G)、27a〜27d…
シリアル/パラレル変換器(SPC)。
Claims (2)
- 【請求項1】 本体側アンテナと非接触ICカードとの
間で無線によりパケット通信を行うことによって前記本
体側で移動体識別等を行う非接触ICカードシステムに
おいて、 前記非接触ICカードに、同カードから前記本体側アン
テナに対して送信されるパケットのシンクワードに誤り
訂正ビットを持たせる手段を設けると共に、 前記本体側に、前記アンテナで受信された前記非接触I
Cカードからの送信パケットを受けて誤り訂正を行い、
しかる後に前記シンクワードを検知する受信機を設けた
ことを特徴とする非接触ICカードシステム。 - 【請求項2】 前記受信機は、パケット受信における必
要エッジおよび不要エッジと情報ビットおよび検査ビッ
トのそれぞれの関係の全ての組み合わせに対応した4系
統の受信回路であって、それぞれ、前記パケットの誤り
訂正を行うための誤り訂正回路と、この誤り訂正回路の
出力データから前記シンクワードを検知するシンクワー
ド検知回路とを有する4系統の受信回路を備えているこ
とを特徴とする請求項1記載の非接触ICカードシステ
ム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16484392A JP3105647B2 (ja) | 1992-06-23 | 1992-06-23 | 非接触icカードシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16484392A JP3105647B2 (ja) | 1992-06-23 | 1992-06-23 | 非接触icカードシステム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH066261A true JPH066261A (ja) | 1994-01-14 |
JP3105647B2 JP3105647B2 (ja) | 2000-11-06 |
Family
ID=15800980
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16484392A Expired - Lifetime JP3105647B2 (ja) | 1992-06-23 | 1992-06-23 | 非接触icカードシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3105647B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009027410A (ja) * | 2007-07-19 | 2009-02-05 | Panasonic Corp | 無線通信装置 |
WO2022107421A1 (ja) * | 2020-11-20 | 2022-05-27 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | エンコーダ及び情報処理方法 |
-
1992
- 1992-06-23 JP JP16484392A patent/JP3105647B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009027410A (ja) * | 2007-07-19 | 2009-02-05 | Panasonic Corp | 無線通信装置 |
WO2022107421A1 (ja) * | 2020-11-20 | 2022-05-27 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | エンコーダ及び情報処理方法 |
US12078517B2 (en) | 2020-11-20 | 2024-09-03 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Encoder including moving plate, irradiator, light receiver and determination part to specify error position |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3105647B2 (ja) | 2000-11-06 |
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