JPS5853004B2 - 耐衝撃性ポリスチレンの製造法 - Google Patents
耐衝撃性ポリスチレンの製造法Info
- Publication number
- JPS5853004B2 JPS5853004B2 JP50043920A JP4392075A JPS5853004B2 JP S5853004 B2 JPS5853004 B2 JP S5853004B2 JP 50043920 A JP50043920 A JP 50043920A JP 4392075 A JP4392075 A JP 4392075A JP S5853004 B2 JPS5853004 B2 JP S5853004B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- styrene
- rubber
- polystyrene
- ethylene
- carried out
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08F—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
- C08F255/00—Macromolecular compounds obtained by polymerising monomers on to polymers of hydrocarbons as defined in group C08F10/00
- C08F255/02—Macromolecular compounds obtained by polymerising monomers on to polymers of hydrocarbons as defined in group C08F10/00 on to polymers of olefins having two or three carbon atoms
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Polymers & Plastics (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Graft Or Block Polymers (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Processes Of Treating Macromolecular Substances (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はポリスチレンに基づく耐衝撃性組成物を製造す
る方法およびエチレンと3〜6個の炭素原子を含有する
アルファーオレフィンとの共重合体、例えばエチレン−
プロピレン共重合体(EPR)からなる飽和ポリオレフ
ィン系エラストマー、またはエチレンと少くとも一つの
上記のアルファーオレフィンおよび少くとも一つのジエ
ンまたはポリエン炭化水素の共重合体、例えばエチレン
−プロピレン−ジエン三元重合体(EPDyDからなる
低飽和のポリオレフィン系エラストマーにスチレンをグ
ラフト重合させる方法に関するものである。
る方法およびエチレンと3〜6個の炭素原子を含有する
アルファーオレフィンとの共重合体、例えばエチレン−
プロピレン共重合体(EPR)からなる飽和ポリオレフ
ィン系エラストマー、またはエチレンと少くとも一つの
上記のアルファーオレフィンおよび少くとも一つのジエ
ンまたはポリエン炭化水素の共重合体、例えばエチレン
−プロピレン−ジエン三元重合体(EPDyDからなる
低飽和のポリオレフィン系エラストマーにスチレンをグ
ラフト重合させる方法に関するものである。
EPRまたはEPDMエラストマーにスチレンをグラフ
ト重合させる反応は全て公知で、もつとも容易な方法で
スチレン中のエラストマーの溶液を加熱することによっ
て行うことができる。
ト重合させる反応は全て公知で、もつとも容易な方法で
スチレン中のエラストマーの溶液を加熱することによっ
て行うことができる。
例えば本出願人のイタリー特許第696119号明細書
には、ポリスチレンとスチレンをポリオレフィン系ゴム
にグラフト重合させることによって得られる生成物との
混合物からなる耐衝撃性組成物、およびスチレン中のゴ
ムの溶液をただ一つの工程で稀釈剤の不存在で加熱する
ことなるそれに相応する製造法(塊状重合)が記載され
ている。
には、ポリスチレンとスチレンをポリオレフィン系ゴム
にグラフト重合させることによって得られる生成物との
混合物からなる耐衝撃性組成物、およびスチレン中のゴ
ムの溶液をただ一つの工程で稀釈剤の不存在で加熱する
ことなるそれに相応する製造法(塊状重合)が記載され
ている。
一般に現在に至るまで行われている技術によれば、ポリ
オレフィン系ゴムにスチレンをグラフト重合する反応は
2工程で行われ、最初の塊状重合工程ののちに反応を水
性懸濁液中で完了し、この方法で微粒として最終製品が
得られる。
オレフィン系ゴムにスチレンをグラフト重合する反応は
2工程で行われ、最初の塊状重合工程ののちに反応を水
性懸濁液中で完了し、この方法で微粒として最終製品が
得られる。
例工ば、エム・ベアー(M、 Baer)がジャーナル
・オブ・アプライド・ポリマー・サイエンス(Jour
1of Appl 、Polymer S cien
ce )第16巻(1972年)、第1125〜113
8頁に記載されたこの技術によって操作することにより
、EPRエラストマーにスチレンをグラフト反応させる
ことは、ポリスチレン/ゴムが約1:1であるメチル−
エテル−ケトンにおよびn−へブタンに不溶性の部分を
含有する粗製グラフト生成物を生成する。
・オブ・アプライド・ポリマー・サイエンス(Jour
1of Appl 、Polymer S cien
ce )第16巻(1972年)、第1125〜113
8頁に記載されたこの技術によって操作することにより
、EPRエラストマーにスチレンをグラフト反応させる
ことは、ポリスチレン/ゴムが約1:1であるメチル−
エテル−ケトンにおよびn−へブタンに不溶性の部分を
含有する粗製グラフト生成物を生成する。
以下の記載において簡単のため6ゲル″と呼称する部分
は主として色々の量の非結合ポリスチレンの含有物を含
有するゴムにスチレンをグラフトしたグラフト共重合体
により形成せられる。
は主として色々の量の非結合ポリスチレンの含有物を含
有するゴムにスチレンをグラフトしたグラフト共重合体
により形成せられる。
かSるゲル中に存在する結合したゴムの量は反応せしめ
たゴムの70%を超えることはない。
たゴムの70%を超えることはない。
もし、この同じ技術により操作することにより、3〜9
%の5−エチリデン−2−ノルボルネン(ENB)を含
有するEPDMエラストマーにグラフトさせるならば、
結合したゴム(ゲルに存在する)の含量が反応せしめら
れたゴムの90%より多い粗製グラフト生成物から得ら
れる。
%の5−エチリデン−2−ノルボルネン(ENB)を含
有するEPDMエラストマーにグラフトさせるならば、
結合したゴム(ゲルに存在する)の含量が反応せしめら
れたゴムの90%より多い粗製グラフト生成物から得ら
れる。
しかしながらこの場合にも粗製グラフト生成物に存在す
るゲルは約1:1のポリスチレン/ゴム比を有する。
るゲルは約1:1のポリスチレン/ゴム比を有する。
ジエンゴムに対するスチレンの重合の場合には、豫備重
合工程は塊状のほかに水の存在において界面活性剤を使
用しあるいは使用せずして行うことができることが公知
である。
合工程は塊状のほかに水の存在において界面活性剤を使
用しあるいは使用せずして行うことができることが公知
である。
もし豫備重合を゛油中水″エマルジョン中で行うならば
塊状で豫備重合することによって得られる生成物の分布
と大きさに匹敵し得るポリスチレン中のゴム粒子の分布
および大きさを得る最終製品が得られる。
塊状で豫備重合することによって得られる生成物の分布
と大きさに匹敵し得るポリスチレン中のゴム粒子の分布
および大きさを得る最終製品が得られる。
反対に、もし重合を”水中油”エマルジョン中で行うな
らば粒子の分布および大きさは共に不満足である。
らば粒子の分布および大きさは共に不満足である。
水のみの存在で(表面活性剤の使用なしに)豫備するこ
とによって、仮置”水中油”エマルジョン中で豫備重合
することによって得られた生成物の分布特性よりよいと
しても興味のない生成物が得られる。
とによって、仮置”水中油”エマルジョン中で豫備重合
することによって得られた生成物の分布特性よりよいと
しても興味のない生成物が得られる。
したがって、本発明の目的はゲルはポリスチレンの高い
含有量に向って上昇されかつ常に1〜1以上であるポリ
スチレン/ゴム比を示すポリオレフィン系ゴムに対する
スチレンの粗製グラフト製品を製造することにあり、前
記グラフト製品は更にゴム粒子の満足な分布を示す・ 本発明においては、豫備重合を水の存在で反応中の水性
相を油中エマルジョンとして存在させないでしかも有機
相が水性相中に乳化されていないという条件の下で行う
ことによって高含有のポリスチレンに向って上昇された
ポリスチレン/ゴム比、何れの場合でも1:1以上のポ
リスチレン/ゴム比を有するゲル、更にポリスチレンの
マトリックス中にゴム粒子が満足に分布しているゲルを
含有する粗製グラフト体を製造することができる。
含有量に向って上昇されかつ常に1〜1以上であるポリ
スチレン/ゴム比を示すポリオレフィン系ゴムに対する
スチレンの粗製グラフト製品を製造することにあり、前
記グラフト製品は更にゴム粒子の満足な分布を示す・ 本発明においては、豫備重合を水の存在で反応中の水性
相を油中エマルジョンとして存在させないでしかも有機
相が水性相中に乳化されていないという条件の下で行う
ことによって高含有のポリスチレンに向って上昇された
ポリスチレン/ゴム比、何れの場合でも1:1以上のポ
リスチレン/ゴム比を有するゲル、更にポリスチレンの
マトリックス中にゴム粒子が満足に分布しているゲルを
含有する粗製グラフト体を製造することができる。
実際において、この結果は界面活性剤を使用することな
しで得られる。
しで得られる。
実際において、水沫はつぎの方法;スチレン中のエラス
トマー溶液にラジカル重合開始剤、連鎖移動反応剤およ
び最後に所要量の水を混和する方法によって行われる。
トマー溶液にラジカル重合開始剤、連鎖移動反応剤およ
び最後に所要量の水を混和する方法によって行われる。
この混和物は15〜40%のスチレン転化が得られるま
で50〜150℃、なるべくSO〜120℃の温度に加
熱する。
で50〜150℃、なるべくSO〜120℃の温度に加
熱する。
変形としてゴムをスチレンに水の存在で溶解することが
できる。
できる。
反応の完了は従来技術により水性懸濁液中で行われる。
即ち反応器に選ばれたラジカル重合開始剤を含有する1
種またはそれ以上の懸濁剤の濃厚水溶液を噴入し、つい
で反応物を激しく攪拌し、150〜200℃まで上昇す
る温度に加熱することによって行われる。
種またはそれ以上の懸濁剤の濃厚水溶液を噴入し、つい
で反応物を激しく攪拌し、150〜200℃まで上昇す
る温度に加熱することによって行われる。
ひとたび反応が完了すれば、粗製生成物は微粒として排
出し、それを洗滌し、ついで乾燥する。
出し、それを洗滌し、ついで乾燥する。
本発明方法によって得られる粗製グラフト生成物は1よ
り大きい、1〜1.8の範囲のゲルのポリスチレンと全
ゴムと重量比の値を特色とする。
り大きい、1〜1.8の範囲のゲルのポリスチレンと全
ゴムと重量比の値を特色とする。
上述の比の高い値のため、本発明による粗製生成物はエ
ラストマーとポリスチレンの高い相容性、特に粗製グラ
フト生成物中のゴムの高含有量に相応して価値ある機械
的および耐衝撃特性を与える相容性を発揮する。
ラストマーとポリスチレンの高い相容性、特に粗製グラ
フト生成物中のゴムの高含有量に相応して価値ある機械
的および耐衝撃特性を与える相容性を発揮する。
本発明方法において用い得るEPRエラストマーはエチ
レンと3〜6個の炭素原子を有するアルファーオレフィ
ンとの飽和共重合体であり、好ましいオレフィンはプロ
ピレンであり、−JEPDMエラストマーはエチレンと
少くとも一つの上記のアルファーオレフィンと少くとも
一つの線状または環式、共役あるいは非共役ジエンまた
はポリエン炭化水素、例えばブタジェン、イソプレン、
1・3−ペンタジェン、1・4−ペンタジェン、1・4
−へキサジエン、1・5−へキサジエン、1・4・9−
デカトリエン、1・9−デカジエン;5−メチレン−2
−ノルボルネンおよび5−ビニル−2−ノルボルネンの
如きノルボルネン類;2アルキル−2・5−ノルボルナ
ジェン;5−エチリデン−2−ノルボルネン(ENB)
の如きアルキリデン−ノルボルネン:1・5−シクロ−
オクタジエン、ビシクロ〔2・2・2〕オクタ−2・5
−ジエン、シクロペンタジェンなどの如きシクロジエン
との不飽和共重合体である。
レンと3〜6個の炭素原子を有するアルファーオレフィ
ンとの飽和共重合体であり、好ましいオレフィンはプロ
ピレンであり、−JEPDMエラストマーはエチレンと
少くとも一つの上記のアルファーオレフィンと少くとも
一つの線状または環式、共役あるいは非共役ジエンまた
はポリエン炭化水素、例えばブタジェン、イソプレン、
1・3−ペンタジェン、1・4−ペンタジェン、1・4
−へキサジエン、1・5−へキサジエン、1・4・9−
デカトリエン、1・9−デカジエン;5−メチレン−2
−ノルボルネンおよび5−ビニル−2−ノルボルネンの
如きノルボルネン類;2アルキル−2・5−ノルボルナ
ジェン;5−エチリデン−2−ノルボルネン(ENB)
の如きアルキリデン−ノルボルネン:1・5−シクロ−
オクタジエン、ビシクロ〔2・2・2〕オクタ−2・5
−ジエン、シクロペンタジェンなどの如きシクロジエン
との不飽和共重合体である。
好ましい三元重合体はエチレン/プロピレン15−エチ
リデン−2−ノルボルネン三元重合体である。
リデン−2−ノルボルネン三元重合体である。
飽和並びに不飽和共重合体は15〜60モル%の量のプ
ロピレンであり、不飽和共重合体中のジエンあるいはポ
リエンの量は0.1〜20モル%である。
ロピレンであり、不飽和共重合体中のジエンあるいはポ
リエンの量は0.1〜20モル%である。
ラジカル重合開始剤としては、アゾ−ビス−インブチロ
ニトリルの如きアゾ誘導体、またはベンゾイル・パーオ
キサイド、第3級ブチル・パーオキサイド、n−ブチル
・3・3−ジ(第3級−ブチル・パーオキシ)−バレリ
アネートおよび同類物の如きパーオキサイド化合物を用
いることができる。
ニトリルの如きアゾ誘導体、またはベンゾイル・パーオ
キサイド、第3級ブチル・パーオキサイド、n−ブチル
・3・3−ジ(第3級−ブチル・パーオキシ)−バレリ
アネートおよび同類物の如きパーオキサイド化合物を用
いることができる。
使用することができる連鎖移動剤は例えば第3級−ドデ
シル−メルカプタンおよびテルピノレンの如きメルカプ
タンである。
シル−メルカプタンおよびテルピノレンの如きメルカプ
タンである。
最終製品についてはつぎの分析を行う。
遊離ポリスチレンの測定
微粒の乾燥製品の31を100CCのメチル−エチル−
ケトン(ポリスチレンの溶剤)に添加し、ついで混合物
を攪拌する。
ケトン(ポリスチレンの溶剤)に添加し、ついで混合物
を攪拌する。
それによって分散液が得られ、このものは遠心分離し、
ゲルと遊離ゴムからなる固体製品を乾燥し重量を測定し
、遊離ポリスチレンは差異によって測定する。
ゲルと遊離ゴムからなる固体製品を乾燥し重量を測定し
、遊離ポリスチレンは差異によって測定する。
遠心分離によって分離された液体は、濃縮し、過剰のメ
タノールで処理し、この方法で遊離のポリスチレンが沈
澱し、その固有粘度は30℃にてトルエン中で測定する
。
タノールで処理し、この方法で遊離のポリスチレンが沈
澱し、その固有粘度は30℃にてトルエン中で測定する
。
遊離ゴムとゲルの測定
メチル−エチル−ケトンで抽出し、乾燥し、重量を測定
した残渣は、過剰のn−へブタン(遊離ゴムの溶剤)を
室温で24時間抽出する。
した残渣は、過剰のn−へブタン(遊離ゴムの溶剤)を
室温で24時間抽出する。
濾過により未溶解部分(ゲル)は分離し、洗滌し乾燥し
たのち重量を測定する。
たのち重量を測定する。
遊離ゴムは差により計算するかあるいは予め測ったフラ
スコ中でヘプタジエン抽出物を蒸発し、ついで蒸発残渣
を訓電することによって直接に測定される。
スコ中でヘプタジエン抽出物を蒸発し、ついで蒸発残渣
を訓電することによって直接に測定される。
粗製反応生成物中の全ゴムの含量は知られることを念頭
に置いて、差によりゲルの組成に戻すことができる。
に置いて、差によりゲルの組成に戻すことができる。
かくして認められた結果はIR分析、例えばゲルのスチ
レン含量を測定することによって確認せられる。
レン含量を測定することによって確認せられる。
豫期しないことには本発明方法はEPRまたはEPDM
ゴムにスチレンをグラフトする公知の方法と比較してE
PRエラストマーを用いる場合にも高グラフト収率が得
られるという利点を得ることができ、この結果はすべて
予想され得ないことである。
ゴムにスチレンをグラフトする公知の方法と比較してE
PRエラストマーを用いる場合にも高グラフト収率が得
られるという利点を得ることができ、この結果はすべて
予想され得ないことである。
その理由は反応剤に対して不活性である水は反応の過程
:30%にさえ達成し得る高ゴム濃度を有するスチレン
中のゴムの溶液を重合にかげる可能性に影響を与え得る
ことと考え得ないからである。
:30%にさえ達成し得る高ゴム濃度を有するスチレン
中のゴムの溶液を重合にかげる可能性に影響を与え得る
ことと考え得ないからである。
このことは高い生産がより大きい含量の全ゴムを有する
粗製グラフト製品を生産する限りにおいて装置から得ら
れる。
粗製グラフト製品を生産する限りにおいて装置から得ら
れる。
実際において慣用の方法においては10%を超えるゴム
含量を用いられない。
含量を用いられない。
操業をつぎの反応剤を用いて行った。
スチレン
第3級ブチル・パーオキサイド(DTBP)n−ブチル
・3・3−ジ(第3級−ブチルパーオキシ)−バレラネ
ート(3・3−DTBE)第3級−ドデシル−メルカプ
タン エラストマー(重量%): A:エチレン/プロピレン共重合体 40%プロピレン−100℃におけるムーニー粘度ML
(1+4’)−40 B:エチレン/プロピレン/ENB三元重合体50%プ
ロピレン−3,5%ENB −100℃におけるムーニ
ー粘度ML (1+4’)=62得られた生成物につい
て行った分析の操作条件と結果を第■表に示す。
・3・3−ジ(第3級−ブチルパーオキシ)−バレラネ
ート(3・3−DTBE)第3級−ドデシル−メルカプ
タン エラストマー(重量%): A:エチレン/プロピレン共重合体 40%プロピレン−100℃におけるムーニー粘度ML
(1+4’)−40 B:エチレン/プロピレン/ENB三元重合体50%プ
ロピレン−3,5%ENB −100℃におけるムーニ
ー粘度ML (1+4’)=62得られた生成物につい
て行った分析の操作条件と結果を第■表に示す。
これらの生成物はそれ自体または所望の含量の全ゴムに
達するまでポリスチレンを以て稀釈したのちに、材料の
機械的性質の測定のための試験片を得るために均質化し
圧縮成形する。
達するまでポリスチレンを以て稀釈したのちに、材料の
機械的性質の測定のための試験片を得るために均質化し
圧縮成形する。
(190℃、40 kg /crri )。
これらの性質は第■表に示し、この表に単に比較の目的
で10%の全ゴムを含有するポリスチレンに基づく慣用
の耐衝撃性ポリブタジェンの機械的性質をも示した。
で10%の全ゴムを含有するポリスチレンに基づく慣用
の耐衝撃性ポリブタジェンの機械的性質をも示した。
第1表において、連鎖移動剤およびラジカル重合開始剤
の%(重量)はゴム+スチレン(単量体または重合体の
状態の倒れかについてである)に係り”グラフト収率′
”とは反応せしめられるゲルスチレンのポリスチレン比
を意味する。
の%(重量)はゴム+スチレン(単量体または重合体の
状態の倒れかについてである)に係り”グラフト収率′
”とは反応せしめられるゲルスチレンのポリスチレン比
を意味する。
実施例 1
攪拌機を設けた1、81の反応器に、1001のエラス
トマーC14002のスチレンおよび400202.7
1のNa2SO4・10H20を溶解して含有する水を
装入する。
トマーC14002のスチレンおよび400202.7
1のNa2SO4・10H20を溶解して含有する水を
装入する。
反応器は50℃に調節した恒温浴に置き、反応物は単量
体中のゴムの濃厚溶液が得られるまで攪拌する。
体中のゴムの濃厚溶液が得られるまで攪拌する。
ついでその混合物に0.048重量%(ゴム+スチレン
について)のDT B P : 0.03重量%の3・
3−DTBEおよび0.022重量%の第3級−ドデシ
ルメルカプタンを添加する。
について)のDT B P : 0.03重量%の3・
3−DTBEおよび0.022重量%の第3級−ドデシ
ルメルカプタンを添加する。
浴はついで100℃にし、反応物を攪拌下に保持し、重
合を4時間進行せしめる。
合を4時間進行せしめる。
ついで、反応混合物に
3%の鉱物油、
0.4%のDTBP。
0.34%のアクリル酸/2−エチルヘキシル・アクリ
レート共重合体(懸濁剤)、 0.5%の縮合生成物ホルムアルデヒド−ナフタレンス
ルホネート(懸濁剤)、 上記の2種懸濁剤は1ooyの水に添加する。
レート共重合体(懸濁剤)、 0.5%の縮合生成物ホルムアルデヒド−ナフタレンス
ルホネート(懸濁剤)、 上記の2種懸濁剤は1ooyの水に添加する。
上記の重量%はゴムとスチレン単量体および重合体との
合計に対してである。
合計に対してである。
ついで攪拌速度を増加し、反応混合物をつぎのように加
熱する。
熱する。
120℃で1時間、140℃で2時間および155℃で
3時間。
3時間。
ついで浴を冷却し、20%の全ゴムを含有する微粒とし
て約500fの物質が回収せられる。
て約500fの物質が回収せられる。
かくして得られた物質をポリスチレンを以て10%の全
ゴムに稀釈し、ついで 0.1%のチバーガイギー製造のイルガノックス107
6(使用したエラストマー用の特別の酸化防止剤) 0.2%の2・6−ジー第3級−ブチル−p−クレゾー
ル(他の酸化防止剤) 0.25%のステアリン酸(潤滑剤) を添加する。
ゴムに稀釈し、ついで 0.1%のチバーガイギー製造のイルガノックス107
6(使用したエラストマー用の特別の酸化防止剤) 0.2%の2・6−ジー第3級−ブチル−p−クレゾー
ル(他の酸化防止剤) 0.25%のステアリン酸(潤滑剤) を添加する。
混合物は2重スクリュー押出成形機で均質化する。
そこで該物質を粒として送り出す。機械的性質の測定の
ための試験片を該粒から出発して圧縮成形板(190℃
および40 kg/cr/l )から得る。
ための試験片を該粒から出発して圧縮成形板(190℃
および40 kg/cr/l )から得る。
実施例 2〜5
これらの操業は実施例1に記載した方法により行った。
操作条件、使用した反応剤および各操業で得られたもの
の分析の結果および機械的性質をつぎの二つの表に示す
。
の分析の結果および機械的性質をつぎの二つの表に示す
。
比較例 IA−3A
これらの比較例の操業は実施例1の操業において述べた
方法により行った。
方法により行った。
ただし予備重合工程において水を用いないということを
唯一の差異とした。
唯一の差異とした。
操作条件、使用した反応剤、得られたものの分析の結果
および機械的性質をつぎの第■表に示す。
および機械的性質をつぎの第■表に示す。
なお、本発明の実施の態様を要約して示せばつぎの通り
である。
である。
(1)ポリオレフィン系エラストマーとしてはエチレン
−プロピレン共重合体を用いる。
−プロピレン共重合体を用いる。
(2)ポリオレフィン系エラストマーとしてエチレン−
プロピレン−ジエン三元重合体を用いる。
プロピレン−ジエン三元重合体を用いる。
Claims (1)
- 1 スチレンと下記のエラストマーとラジカル重合開始
剤との混合物を、50〜150℃の温度で0.3〜20
重量比重量油水/油状相る水の存在で界面活性剤の不存
在にて15〜40%のスチレン転化に達するまで行う第
1工程と150〜200℃まで上昇する温度で慣用技術
により水性懸濁液にて行う第2工程からなる2工程で加
熱することからなるエチレンと3〜6個の炭素原子を含
有するアルファーオレフィンとの共重合体からなる飽和
ポリオレフィン系エラストマーまたはエチレンと少くと
も一つの上記のアルファーオレフィンと少くとも一つの
ジエンあるいはポリエン炭化水素との共重合体からなる
低不飽和ポリオレフィン系ニジストマーにスチレンをグ
ラフト重合させる方法。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
IT21367/74A IT1007901B (it) | 1974-04-12 | 1974-04-12 | Procedimento per la produzione di polisterolo resistente all urto |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS50139192A JPS50139192A (ja) | 1975-11-06 |
JPS5853004B2 true JPS5853004B2 (ja) | 1983-11-26 |
Family
ID=11180739
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP50043920A Expired JPS5853004B2 (ja) | 1974-04-12 | 1975-04-12 | 耐衝撃性ポリスチレンの製造法 |
Country Status (10)
Country | Link |
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