JPS5852986B2 - ベタイン複塩の製造法 - Google Patents
ベタイン複塩の製造法Info
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- JPS5852986B2 JPS5852986B2 JP50029438A JP2943875A JPS5852986B2 JP S5852986 B2 JPS5852986 B2 JP S5852986B2 JP 50029438 A JP50029438 A JP 50029438A JP 2943875 A JP2943875 A JP 2943875A JP S5852986 B2 JPS5852986 B2 JP S5852986B2
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- JP
- Japan
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- water
- double salt
- solution
- moles
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- Expired
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-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A23—FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
- A23L—FOODS, FOODSTUFFS, OR NON-ALCOHOLIC BEVERAGES, NOT COVERED BY SUBCLASSES A21D OR A23B-A23J; THEIR PREPARATION OR TREATMENT, e.g. COOKING, MODIFICATION OF NUTRITIVE QUALITIES, PHYSICAL TREATMENT; PRESERVATION OF FOODS OR FOODSTUFFS, IN GENERAL
- A23L27/00—Spices; Flavouring agents or condiments; Artificial sweetening agents; Table salts; Dietetic salt substitutes; Preparation or treatment thereof
- A23L27/20—Synthetic spices, flavouring agents or condiments
- A23L27/21—Synthetic spices, flavouring agents or condiments containing amino acids
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- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Proteomics, Peptides & Aminoacids (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Nutrition Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Food Science & Technology (AREA)
- Polymers & Plastics (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Seasonings (AREA)
- Coloring Foods And Improving Nutritive Qualities (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は式
%式%)
に相当するベタイン複塩の製造法に関する。
ベタインは、式
%式%
CG相当する無色潮解性結晶の形の分子内塩である。
このものはアルコールから水1分子を伴って晶出し、1
00℃でそれを失なう。
00℃でそれを失なう。
このものは水に極めてよく溶け、アセトンに易溶、エー
テルに実質的に不溶である。
テルに実質的に不溶である。
ベタインは天然に広く、特に砂糖大根中に存在する。
このものは、特にトリメチルアミンとクロル酢酸から、
あるいはアミノ酢酸(グリシン)をメチル化することに
よっても合成できる。
あるいはアミノ酢酸(グリシン)をメチル化することに
よっても合成できる。
このものは、工業的規模で、例えば砂糖大根糖蜜から式
%式% に相当する塩酸塩として得られる。
%式% に相当する塩酸塩として得られる。
これは水に易溶で、遊離の塩酸を遊離する。
食品工業において、ベタイン塩酸塩は酸成分として酵母
粉末へ添加され、そしてまた酒石酸、クエン酸などのよ
うな有機酸の代用品として発泡製品に使用される。
粉末へ添加され、そしてまた酒石酸、クエン酸などのよ
うな有機酸の代用品として発泡製品に使用される。
本発明は、式
%式%)
に相当し、実験式は
C5H□504N、NaC1
であり、次の特性、
組 成: NaCL 27.6%
ベタイン 55.4多 水 17.0% 見掛は密度:0.39(緻密化前) 0.47(緻密化後) 外 観:細かい白色針高、高度に水に可溶、75℃
で融解、水溶液は化学的に 不活性、 を有するベタイン複塩からなる新規商業製品に関する。
ベタイン 55.4多 水 17.0% 見掛は密度:0.39(緻密化前) 0.47(緻密化後) 外 観:細かい白色針高、高度に水に可溶、75℃
で融解、水溶液は化学的に 不活性、 を有するベタイン複塩からなる新規商業製品に関する。
本発明はまた上に定義されたベタイン複塩の製造法に関
する。
する。
本発明方法は、ベタイン−NaC7−水の三成分グラフ
で示されるように、その組成が次のモル比: により定められる共通点Tから分出し点Iと■を通過す
る2本の線の間の領域内にある、イオン(CH3)3N
CH2COQ Na及びCZを含む出発水溶液を調製
し、この出発溶液に式Iに相当するモル比でイオ:/(
CH3)3N−CH2−COQNa”。
で示されるように、その組成が次のモル比: により定められる共通点Tから分出し点Iと■を通過す
る2本の線の間の領域内にある、イオン(CH3)3N
CH2COQ Na及びCZを含む出発水溶液を調製
し、この出発溶液に式Iに相当するモル比でイオ:/(
CH3)3N−CH2−COQNa”。
及びCtを与える溶質及び水を添加し、それによって希
望のベタイン複塩の結晶化を惹き起させる諸工程からな
る。
望のベタイン複塩の結晶化を惹き起させる諸工程からな
る。
本発明方法の特に適当な一具体例においては、前記グラ
フの出発溶液の組成が、20℃等温線の複塩の飽和線1
−Hの中心にある。
フの出発溶液の組成が、20℃等温線の複塩の飽和線1
−Hの中心にある。
本発明方法により得られるベタイン複塩は、興味ある芳
香性を有する。
香性を有する。
従って、このものは食品の調味料としての使用に適う。
例としての添付図面は、ベタイン複塩の生成を説明する
グラフであるが、ここで、 Tは50℃の等温線上で、NaC1、ベタイン及びベタ
イン複塩で飽和した溶液の組成を表す。
グラフであるが、ここで、 Tは50℃の等温線上で、NaC1、ベタイン及びベタ
イン複塩で飽和した溶液の組成を表す。
■、■は20℃の等温線上で、ベタイン複塩形成のため
の出発溶液の存在領域の端の点である。
の出発溶液の存在領域の端の点である。
A 20℃の等温線上で、好ましい出発溶液の組成を
表す。
表す。
CBはベタインとNaCtの全モル数に対する水のnモ
ルの割合(%)である。
ルの割合(%)である。
付図に示したグラフは20℃、40℃及び60℃の等温
線の関数としてベタイン−NaC1,−水の三成分系を
例示している。
線の関数としてベタイン−NaC1,−水の三成分系を
例示している。
ベタインのモルφ、即ちベタインとNaCtの全モル数
に対するベタインのモル数の割合(係)はM%として横
軸に記録されている。
に対するベタインのモル数の割合(係)はM%として横
軸に記録されている。
それIこ対し、水のモル饅、即ちベタインとNaC1の
全モル数に対する水のモル数の割合(%)はCEとして
縦軸に記録されている。
全モル数に対する水のモル数の割合(%)はCEとして
縦軸に記録されている。
グラフは単に結晶化法を例示するものとして役立つだけ
であることは明らかである。
であることは明らかである。
この図中の斜線をつけた領域は、出発溶液のモル組成に
相当するその領域中の点が希望するベタイン複塩の結晶
化のための点であるような領域を表わしている。
相当するその領域中の点が希望するベタイン複塩の結晶
化のための点であるような領域を表わしている。
例えば点Tはベタイン72モル、塩化ナトリウム28モ
ル及び水185モルを含む溶液に相当する。
ル及び水185モルを含む溶液に相当する。
実際、イオン(CH3) 3−N−CH2−COO,N
a及びC/Lだけしか斜線を施した領域内の出発溶溶中
には存在していないが、例として又、計算lこ便利なよ
うにグラフはベタインとNaC1のモル数として示され
ている。
a及びC/Lだけしか斜線を施した領域内の出発溶溶中
には存在していないが、例として又、計算lこ便利なよ
うにグラフはベタインとNaC1のモル数として示され
ている。
出発溶液が点Iに相当するモル組成、即ち64モルのベ
タイン、36モルのNaCA及ヒ285 モルの水に相
当する出発溶液である時、ベタイン複塩中に見出される
モル比に相当する水の外にベタイン、ナt−IJウム及
び塩素のイオンを与える溶質を添加すると、NaC1が
結晶化し始め、点は■−■線上を右へ移行する。
タイン、36モルのNaCA及ヒ285 モルの水に相
当する出発溶液である時、ベタイン複塩中に見出される
モル比に相当する水の外にベタイン、ナt−IJウム及
び塩素のイオンを与える溶質を添加すると、NaC1が
結晶化し始め、点は■−■線上を右へ移行する。
なぜなら溶液はベタインイオンに富むようになるからで
ある。
ある。
これ等の溶質を同じモル比で添加し続けると、ベタイン
複塩の結晶化が促進さへ点は止ったままになる。
複塩の結晶化が促進さへ点は止ったままになる。
逆に、出発溶液が点■に相当するモル組成、即ち72モ
ルのベタイン、28モルのNaC1及び245モルの水
に相当する溶液である時、ベタイン複塩のモル比に相当
する水の外にベタイン、ナトリウム及び塩素イオンを与
える溶質を添加すると、ベタインが結晶化し始め、その
点は線1−n上を左へ移行する。
ルのベタイン、28モルのNaC1及び245モルの水
に相当する溶液である時、ベタイン複塩のモル比に相当
する水の外にベタイン、ナトリウム及び塩素イオンを与
える溶質を添加すると、ベタインが結晶化し始め、その
点は線1−n上を左へ移行する。
なぜなら溶液はナトリウムと塩素イオンに富むようにな
るからである。
るからである。
更に之等の溶質を添加し続けると、その点は止ったまま
になる。
になる。
ベタイン複塩の結晶化は、斜線を施した領域内に組成が
入らない溶液から出発したのでは得られないことに注意
すべきである。
入らない溶液から出発したのでは得られないことに注意
すべきである。
点Tは斜線を施した領域の下限であり、50℃の等温線
上にある。
上にある。
従ってグラフの50℃の等温線より下、即ち50℃より
高い温度にある領域中では結晶化は不可能である。
高い温度にある領域中では結晶化は不可能である。
亦、水に溶解することによって調製したベタインと塩化
ナトリウムの等モル溶液からも結晶化は不可能である。
ナトリウムの等モル溶液からも結晶化は不可能である。
その溶液を、ベタイン−NaC1−H2Oの三成分系の
+20℃から+60℃の多数の等温線に亘って、例えば
蒸発によって濃縮してもNaC1の等方性の立方体状結
晶しか得られない。
+20℃から+60℃の多数の等温線に亘って、例えば
蒸発によって濃縮してもNaC1の等方性の立方体状結
晶しか得られない。
−40℃に冷却すると混合物の粘度が増大し、−50℃
で固化が起きる。
で固化が起きる。
しかし種子結晶を添加しても、−20℃で安定な固相と
してベタイン複塩を検出することはできない。
してベタイン複塩を検出することはできない。
ベタインとNaC1の等モル溶液から真空中で水を徐々
に除去し、その時々に20℃で平衡に到達させるように
すると、先ずNaC1の等方性の立方体状結晶の結晶化
が見られる。
に除去し、その時々に20℃で平衡に到達させるように
すると、先ずNaC1の等方性の立方体状結晶の結晶化
が見られる。
引き続いて水を除去すると多数のNaCt結晶とベタイ
ン複塩の等方性結晶とを同時に生ずるようニするが、ベ
タイン複塩の純粋な結晶を得ることはできない。
ン複塩の等方性結晶とを同時に生ずるようニするが、ベ
タイン複塩の純粋な結晶を得ることはできない。
ベタイン複塩を得る方法は二段階で行われる。
この方法の第一段階は、例えば次の組成:ベタイン
117部NaC127部 水 66部即ち、
ベタイン69モル、NaCt31モル、および水253
モル(水レベル)を有する出発溶液(4)をつくること
からなる。
117部NaC127部 水 66部即ち、
ベタイン69モル、NaCt31モル、および水253
モル(水レベル)を有する出発溶液(4)をつくること
からなる。
この溶液は、ベタイン塩酸塩、NaOHおよび水を約6
0℃の温度で混合することによりつくられる。
0℃の温度で混合することによりつくられる。
約40℃に冷却後、Na Ctの一部分を混合物から結
晶化により分離する。
晶化により分離する。
次に、水を、約20℃に冷却した後で前述の出発溶液を
生ずるのに適した量で、pH6ないし7に保った混合物
へ加える。
生ずるのに適した量で、pH6ないし7に保った混合物
へ加える。
方法の第二段階は、ベタイン−NaCl−水の三成分系
の図面中に60,40および20℃の例によって示され
ている多数の等温線を含んで表わされている60℃以下
の温度領域において、必要な複塩を結晶化することから
なる。
の図面中に60,40および20℃の例によって示され
ている多数の等温線を含んで表わされている60℃以下
の温度領域において、必要な複塩を結晶化することから
なる。
出発溶液、ベタイン塩酸塩、NaOHおよび水の混合物
を約80℃の温度でつくる。
を約80℃の温度でつくる。
6ないし7のpH値をもつこの混合物を約20℃に冷却
すると、ベタイン複塩が結晶化により得らへ濾過または
遠心により分離される。
すると、ベタイン複塩が結晶化により得らへ濾過または
遠心により分離される。
次に濾過(出発溶液)は別の結晶化に再使用される。
この新規製品は水に易溶の細かい白色針状の形をしてい
る。
る。
このものは非常に快適な、丸味のある、そして芳醇な塩
様の香味を有する。
様の香味を有する。
従って、このものは食品における調味料として、特に香
味助成剤としての使用に適している。
味助成剤としての使用に適している。
これに関して、このベタイン複塩はNaCLよりずっと
広範囲の香味料、特にスパイスに対する助成剤を形成し
うろことが試験により示された。
広範囲の香味料、特にスパイスに対する助成剤を形成し
うろことが試験により示された。
例えば焼き網であぶった肉に香味をつけるとき、NaC
/!、とこしよう香味料の混合物は、肉の香味をおおい
隠してしまう強い塩味をもつ肉を与える。
/!、とこしよう香味料の混合物は、肉の香味をおおい
隠してしまう強い塩味をもつ肉を与える。
NaC1をベタイン複塩で置き換えることにより、その
こしようの香味は、肉の自然の香味をおおい隠すことな
く強まる。
こしようの香味は、肉の自然の香味をおおい隠すことな
く強まる。
実施例
1)出発溶液の製造
ベタイン塩酸塩154音%NaOH40部、および水3
6部を約60℃の温度で混合してベタイン117部、N
aCt59音はおよび水54部を含む溶液をつくる。
6部を約60℃の温度で混合してベタイン117部、N
aCt59音はおよび水54部を含む溶液をつくる。
これらの値はベタイン50モル、NaCt50モル、お
よび水150モルを含む溶液に相当する。
よび水150モルを含む溶液に相当する。
溶液を40℃に冷却し、NaCt32部を結晶化により
分離する。
分離する。
ベタイン69モル、NaCt31モル、水220モルを
含む溶液が得られる。
含む溶液が得られる。
次に、7.0のすぐ下のpH値に保ったこの溶液へ水1
2部を加える。
2部を加える。
この混合物を20℃に冷却後に、ベタイン69モル、N
aCt31モルオヨび水270モルを含む出発溶液(4
)が得られる。
aCt31モルオヨび水270モルを含む出発溶液(4
)が得られる。
2)ベタイン複塩の製造
ベタイン塩酸塩30.7部、NaOH8部、および水3
6部(ベタイン塩酸塩: NaOH:水のモル比1:1
:1を含む溶液42.3部と前記出発溶液210部とを
約80℃の温度で混合する。
6部(ベタイン塩酸塩: NaOH:水のモル比1:1
:1を含む溶液42.3部と前記出発溶液210部とを
約80℃の温度で混合する。
6.5ないし7の範囲内のpH値をもつこの混合物を2
0℃に冷却すると、ベタイン複塩の結晶42.3部が得
られる。
0℃に冷却すると、ベタイン複塩の結晶42.3部が得
られる。
この塩により形成された固体相を遠心分離し、濾液(出
発溶液)は所望製品の別のバッチの製造に再使用される
。
発溶液)は所望製品の別のバッチの製造に再使用される
。
式
%式%
に相当するここに得られたベタイン複塩は、NaCl2
7.6重量六ベタイン55.4%および水17%からな
る。
7.6重量六ベタイン55.4%および水17%からな
る。
この新規製品は水に易溶で、75℃で融解する細かい白
色針高の形にある。
色針高の形にある。
本新規製品は水溶液中で化学的(こ中性である。
ベタイン複塩を食品における香味助成剤として比較試験
の実験材料とした。
の実験材料とした。
NaC1およびこしよう3多を含む混合物を用いる焼き
網であぶった肉の香味付けは、肉の香味をおおい隠す強
い塩味と、肉の表面における多数の固体粒子(NaC1
)の存在を示した。
網であぶった肉の香味付けは、肉の香味をおおい隠す強
い塩味と、肉の表面における多数の固体粒子(NaC1
)の存在を示した。
他方、ベタイン複塩とこしよう3%との混合物による香
味付けは、肉の自然の香味をおおい隠すことすく、こし
ようの特徴を有するあぶり肉を与える。
味付けは、肉の自然の香味をおおい隠すことすく、こし
ようの特徴を有するあぶり肉を与える。
本発明は特許請求の範囲に記載されたベタイン複塩の製
造法および使用法であるが、下記の実施態様を包含する
ものである。
造法および使用法であるが、下記の実施態様を包含する
ものである。
(1)ベタイン複塩、NaOHおよび水の混合物を出発
溶液に溶かす特許請求の範囲第1項に記載の方法。
溶液に溶かす特許請求の範囲第1項に記載の方法。
(2)出発溶液を調整するため、ベタイン塩酸塩154
部、NaOH40部、および水36部を混合し、NaC
t32部を結晶化により分離し、水12部を追加してベ
タイン117部、NaCl27部および水54部を含む
出発溶液をつくる特許請求の範囲第1項に記載の方法。
部、NaOH40部、および水36部を混合し、NaC
t32部を結晶化により分離し、水12部を追加してベ
タイン117部、NaCl27部および水54部を含む
出発溶液をつくる特許請求の範囲第1項に記載の方法。
(3)ベタイン複塩を約20℃の温度で結晶化させる特
許請求の範囲第1項に記載の方法。
許請求の範囲第1項に記載の方法。
(4)ベタイン複塩の結晶化媒質のpH値を6ないし7
の値に保つ特許請求の範囲第1項に記載の方法。
の値に保つ特許請求の範囲第1項に記載の方法。
ベタイン複塩の生成組成範囲を示すグラフである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ベタイン−NaCt〜水の三成分グラフに示される
ように、その組成が次のモル比: により定義される共通点Tから分かれ出て点Iと■を通
過する2本の線の間の領域に位置するイオン(CH3)
3N CH2COQ Na及びCtを含む出発水溶液を
調製し、その出発溶液に1:1:1のモル比のベタイン
塩酸塩、水酸化ナトリウム及び水の溶液を添加し、その
後20℃〜50℃の範囲の温度で結晶化させることによ
りベタイン複塩を分離する諸工程からなる、式 %式% に相当する結晶ベタイン複塩の製造法。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
CH341274A CH586653A5 (ja) | 1974-03-12 | 1974-03-12 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS50123623A JPS50123623A (ja) | 1975-09-29 |
JPS5852986B2 true JPS5852986B2 (ja) | 1983-11-26 |
Family
ID=4255422
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP50029438A Expired JPS5852986B2 (ja) | 1974-03-12 | 1975-03-11 | ベタイン複塩の製造法 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
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JP (1) | JPS5852986B2 (ja) |
CH (1) | CH586653A5 (ja) |
DE (1) | DE2506151C3 (ja) |
FR (1) | FR2264004B1 (ja) |
GB (1) | GB1467535A (ja) |
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---|---|---|---|---|
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JPS5285115A (en) * | 1976-01-09 | 1977-07-15 | Nestle Sa | Betaine double salt |
US5156845A (en) * | 1990-05-04 | 1992-10-20 | Colgate-Palmolive Company | Dry mouth lozenge |
FI99260C (fi) * | 1996-03-01 | 1998-01-26 | Neste Oy | Lämmönsiirtoneste |
EP1154695B1 (en) | 1999-02-24 | 2005-12-21 | Danisco USA, Inc. | Betaine and bakery products |
US20100197809A1 (en) * | 2009-02-04 | 2010-08-05 | Ortiz Alvaro Ernesto | Skin solution and preparation method thereof |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US2549763A (en) * | 1950-01-17 | 1951-04-24 | Jr Thomas F Banigan | Process of isolating betaine from guayule extract |
FR1437540A (fr) * | 1965-03-22 | 1966-05-06 | Kuhlmann Ets | Procédé de préparation d'hydrate de bétaïne |
US4359430A (en) * | 1980-02-29 | 1982-11-16 | Suomen Sokeri Osakeyhtio | Betaine recovery process |
-
1974
- 1974-03-12 CH CH341274A patent/CH586653A5/xx not_active IP Right Cessation
-
1975
- 1975-01-27 GB GB340075A patent/GB1467535A/en not_active Expired
- 1975-01-31 FR FR7503161A patent/FR2264004B1/fr not_active Expired
- 1975-02-14 DE DE2506151A patent/DE2506151C3/de not_active Expired
- 1975-03-11 JP JP50029438A patent/JPS5852986B2/ja not_active Expired
-
1985
- 1985-02-04 US US06/697,881 patent/US4652711A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
FR2264004A1 (ja) | 1975-10-10 |
DE2506151B2 (de) | 1977-07-21 |
FR2264004B1 (ja) | 1979-09-28 |
CH586653A5 (ja) | 1977-04-15 |
JPS50123623A (ja) | 1975-09-29 |
DE2506151C3 (de) | 1978-03-02 |
GB1467535A (en) | 1977-03-16 |
DE2506151A1 (de) | 1975-09-18 |
US4652711A (en) | 1987-03-24 |
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