JPS5852589Y2 - 静電容量式レベルスイツチの発振器 - Google Patents

静電容量式レベルスイツチの発振器

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Publication number
JPS5852589Y2
JPS5852589Y2 JP4590678U JP4590678U JPS5852589Y2 JP S5852589 Y2 JPS5852589 Y2 JP S5852589Y2 JP 4590678 U JP4590678 U JP 4590678U JP 4590678 U JP4590678 U JP 4590678U JP S5852589 Y2 JPS5852589 Y2 JP S5852589Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
capacitance
capacitor
circuit
fixed
level switch
Prior art date
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Expired
Application number
JP4590678U
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English (en)
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JPS54148876U (ja
Inventor
徳夫 猪瀬
Original Assignee
株式会社フエロ−
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社フエロ− filed Critical 株式会社フエロ−
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  • Electronic Switches (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本案は液体、粉体、粒体、塊体等を収容するホッパーあ
るいはタンク内のレベル管理に供する静電容量式レベル
スイッチの発振器に関する改良である。
この種従来からの静電容量式レベルスイッチイにおける
発振器口は、第1図に示すように可変コンデンサCyと
固定コンデンサC5と2つのコイルL、、 L2をブリ
ッジ状に結線し、さらにトランジスタTR等の能動素子
を接続組成していた。
また電極ハはホッパー二内周壁を相対極とし、その周辺
に存在する空気を誘電体とする検出容量△Cを形成して
いるが、制御対象のレベル変位に伴い検出容量△Cも変
化する。
当該検出容量△Cを同軸ケーブルホで固定コンデンサC
8の両端に並列接続させて、発振器口をオン、オフさせ
、図示しないパワーリレーのオン、オフ出力に変換して
レベル管理に供している。
ところが、静電容量式レベルスイッチイを工場等のホッ
パー二内に新設したり、あるいはホッパーニ内の上下限
レベルの設定変更の場合には、設置状況が変化する為に
、検出容量△Cがそれぞれ異なるわけである。
従って、可変コンデンサCvを状況に応じて適宜調整す
れば、発振器口の発振臨界点が調整できるのであるがブ
リッジ回路の一辺に介入された備え付けの可変コンデン
サCvだけでは限界があり、従来は可変コンテ゛ンサC
vに並列に適当な固定容量のコンデンサを半田付してい
た。
そのためにレベルスイッチの設置場所によっては半田付
作業が困難であったり、半田付コンテ゛ンサ回路では不
安定になりがちであったり、コンテ゛ンサは固定容量の
ため最適容量のコンデンサを選択するのが容易でなくそ
の結果融通性に欠ける難点があった。
本案は当該従来の難点を解消して安定性、操作性、融通
性、作業性を高めた静電容量式レベルスイッチの発振器
を提供せんとするものである。
次に本案の実施例を第2図について説明する。
本案は、固定コンデンサC8と主調整コンデンサCvと
コイルL1とコイルL2をそれぞれの各辺に分配介接し
た四辺形のループに結線して形成したブリッジ回路1に
、副調整コンデンサ回路2を主調整コンテ゛ンサCvと
並列接続して構成した位相回路3と、当該位相回路3の
ブリッジ回路1と接続するトランジスタTR等の能動素
子回路4とがら組成される静電容量式レベルスイッチA
の発振器5である。
副調整コンデンサ回路2は、必要な容量値のコンデンサ
を適宜選択自在に主調整コンデンサCvに並列接続でき
るよう、各種容量値を有する複数個の並列コンデンサ群
CI、C2,C3,C4の各接点端子に切換接触自在に
多点ロータリースイッチSWを臨ませている。
さらに第2図においてホッパー6内の電極7によって検
出される検出容量△Cの変化と発振器5の動作関係につ
いて説明する。
検出容量△Cの変化分は同軸ケーブル8により導くが、
同時に同軸ケーブル8とアース間に存在する漂遊容量C
8等も、ブリッジ回路1の一辺であるa−6間の固定コ
ンデンサC5に並列に入力される。
当該検出容量△Cの増減に伴ってa−6間の合成容量が
変化し、a −c間の入力電圧e1とC−6間の出力電
圧e2の位置関係も逐次変化する。
従って入力電圧e1と出力電圧e2の位相差は、検出容
量△Cの変化のみに依存し、次の■〜■の条件式に示す
ように発振器5の動作はコンデンサ容量値の大小関係に
より決定される。
■ △C十(Co= Cs) < Cv + (Ct〜
C4)の時、入力端子e1と出力電圧e2は正帰環状態
となり発振器5は発振する。
■△C+(Co−C5)=CV+(C1〜C4)の時、
ブリッジ回路1が平衡して入力電圧ex=0となるので
発振停止となる。
■ △C+ (Co’= Cs) > Cv十、(Ct
〜C4)の時、入力電圧e1と出力電圧e2は負帰還状
態となり発振器5は発振停止となる。
以上のように構成する発振器5を有する静電容量式レベ
ルスイッチAを、工場等のホッパー6内に新設したりあ
るいはホッパー6内の上下限レベルの設定変更の際には
、電極7によって得られる検出容量△Cの値がそれぞれ
異なる。
従って、前記の■〜■の条件式からもわかるように、発
振器5の発振臨界点をa−1)間に接続させる可変コン
デンサC■と、ケーブル8とアース間の漂遊容量C8を
打消す固定コンデンサ01〜C4で調整する必要がある
本案によれば発振臨界点の調整は、主調整コンデンサC
vと予めブリッジ回路1に備付けてケーブル8とアース
間の漂遊容量C6の打消機能を有する副調整コンテ゛ン
サ回路2とによって容易に可能であり、従来の半田付け
による調整に比較すると、調整時間はlにも短縮でき作
業性を格段に向上するとともに副調整コンデンサ回路2
は任意の容量値を有すコンデンサ01〜C4を選択切換
自在であるからいかなる状況の変化や制御対象、設置場
所に即応でき極めて融通性、汎用性に富み、しがも安定
作動による信頼性、忠実性と操作性が飛躍的に改善され
、性能をアップする等優れた実用性、有用性を具有する
【図面の簡単な説明】
第1図は電極と発振器からなる従来がらの静電容量式レ
ベルスイッチの一部省略概念図、第2図は、電極と本案
の発振器を備える静電容量式レベルスインチの一部省略
概念図である。 A・・・・・・静電容量式レベルスイッチ、C1〜C4
・・・・・・コンデンサ、Cs・・・・・・固定コンデ
ンサ、Cv・・・・・・主調整コンデンサ、Ll、L2
・・・・・・コイル、SW・・・・・多点ロータリース
イッチ、1・・・・・・ブリッジ回路、2・・・・・副
調整コンデンサ回路、3・・・・・・位相回路、4・・
・・・・能動素子回路、5・・・・・・発振器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 固定コンデンサを介入した一辺の一端を各種収容物を内
    容するホッパーあるいはタンクに接続するとともに他端
    をケーブルを介し前記ホッパーあるいはタンク内に垂設
    して前記収容物のレベル変位に係る検出容量を検知する
    静電容量式懸垂電極に接続する一方、前記−辺の他端に
    接続した隣接辺に主調整コンデンサを介入し、他方当該
    主調整コンデンサと前記固定コンデンサのそれぞれ対辺
    には固定コイルを介入して四辺形にループ結線するブリ
    ッジ回路を設けかつ前記ケーブルとアース間に存在する
    漂遊容量を打消すべく並列した各種容量値の多数の固定
    コンデンサ群の各接点端子に多点ロータリースイッチを
    選択切換接触自在に臨ませる副調整コンデンサ回路を前
    記主調整コンデンサに並列接続せしめた位相回路と、当
    該位相回路からの入力電圧がベースとエミッタ間にかつ
    出力電圧がエミッタとコレクタ間にそれぞれ検出印加す
    べく前記位相回路に接続して前記−辺の固定コンテ゛ン
    サの固定容量と前記検出容量と前記漂遊容量の和が前記
    主調整コンデンサの可変容量と前記副調整回路の選択容
    量の和よりも小さい時に限り正帰還状態として発振可能
    とするトランジスタによる能動素子回路とからなる静電
    容量式レベルスイッチの発振器。
JP4590678U 1978-04-10 1978-04-10 静電容量式レベルスイツチの発振器 Expired JPS5852589Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS54148876U JPS54148876U (ja) 1979-10-16
JPS5852589Y2 true JPS5852589Y2 (ja) 1983-11-30

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