JPS585245B2 - キンゾクカネツロノソウギヨウホウホウ - Google Patents
キンゾクカネツロノソウギヨウホウホウInfo
- Publication number
- JPS585245B2 JPS585245B2 JP9141275A JP9141275A JPS585245B2 JP S585245 B2 JPS585245 B2 JP S585245B2 JP 9141275 A JP9141275 A JP 9141275A JP 9141275 A JP9141275 A JP 9141275A JP S585245 B2 JPS585245 B2 JP S585245B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heating
- chamber
- hot
- transfer
- soaking
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Heat Treatments In General, Especially Conveying And Cooling (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は金属加熱炉の操業方法に関する。
従来金属の熱間加工のためには加熱炉と保熱炉とがあっ
たが分離独立していて、わずかにローラコンベヤ等で連
結されているに過ぎず、保熱炉は後工程（たとえば圧延
作業）の事故その他のため手待ちを生じたとき加熱炉に
装入すべきであった熱塊を一時的にここへ装入して保熱
するのみに使用され、加熱炉には、一般に比較的低温の
熱塊が装入され、時として冷凍が装入されていた。
たが分離独立していて、わずかにローラコンベヤ等で連
結されているに過ぎず、保熱炉は後工程（たとえば圧延
作業）の事故その他のため手待ちを生じたとき加熱炉に
装入すべきであった熱塊を一時的にここへ装入して保熱
するのみに使用され、加熱炉には、一般に比較的低温の
熱塊が装入され、時として冷凍が装入されていた。
ここで冷凍を使用する場合には、鋳造したインゴットを
一旦冷却して貯蔵し、加熱炉に冷凍を装入して熱間加工
に必要な温度まで加熱していた。
一旦冷却して貯蔵し、加熱炉に冷凍を装入して熱間加工
に必要な温度まで加熱していた。
従って加熱のための熱量も多く要し、また、冷凍貯蔵の
ための運搬工数とスペースを多く要した。
ための運搬工数とスペースを多く要した。
また後工程（たとえば圧延作業）の事故その他のため連
続操業ができないときは熱塊を一旦独立した別の保熱炉
へ装入して冷却を防止するのであるが、両炉は分離して
いるのでその移送に際しその操作が複雑で加熱工程前後
の調整が困難であり、さらに、両炉が分離独立している
ので熱効率も低い等の欠点があった。
続操業ができないときは熱塊を一旦独立した別の保熱炉
へ装入して冷却を防止するのであるが、両炉は分離して
いるのでその移送に際しその操作が複雑で加熱工程前後
の調整が困難であり、さらに、両炉が分離独立している
ので熱効率も低い等の欠点があった。
この発明は上述の欠点にかんがみ、熱塊も冷却すること
なく装入でき、かつ保熱の場合も炉外へ出すことなく容
易に操作できる方法を提供するものである。
なく装入でき、かつ保熱の場合も炉外へ出すことなく容
易に操作できる方法を提供するものである。
この発明の要旨は、保熱室と加熱均熱室とを連結して一
体に構成し、保熱室の外端部に冷凍装入口を、加熱均熱
室の外端部に抽出口を両室の連結部に熱塊装入口を設け
るとともに、熱塊装入口より装入した熱塊を加熱均熱室
で加熱均熱させる移送炉床を装設した金属加熱炉におい
て、後工程の事故により熱塊の連続移送が不能な場合は
熱塊を移送炉床により保熱室へ逆送して保熱し、熱塊の
供給過多により熱塊の一部しか移送炉床により加熱均熱
室へ順送できない場合は熱塊の残部を移送炉床により保
熱室へ逆送して保熱し、前記事故あるいは熱塊の供給過
多が解消した場合は保熱室で保熱中の熱塊を移送炉床に
より加熱均熱室へ順送しつつ加熱均熱し、ついで抽出口
より炉外へ抽出する金属加熱炉の操業方法である。
体に構成し、保熱室の外端部に冷凍装入口を、加熱均熱
室の外端部に抽出口を両室の連結部に熱塊装入口を設け
るとともに、熱塊装入口より装入した熱塊を加熱均熱室
で加熱均熱させる移送炉床を装設した金属加熱炉におい
て、後工程の事故により熱塊の連続移送が不能な場合は
熱塊を移送炉床により保熱室へ逆送して保熱し、熱塊の
供給過多により熱塊の一部しか移送炉床により加熱均熱
室へ順送できない場合は熱塊の残部を移送炉床により保
熱室へ逆送して保熱し、前記事故あるいは熱塊の供給過
多が解消した場合は保熱室で保熱中の熱塊を移送炉床に
より加熱均熱室へ順送しつつ加熱均熱し、ついで抽出口
より炉外へ抽出する金属加熱炉の操業方法である。
以下図示の実施例によりこの発明の操業方法を説明する
と、この発明の実施に使用する金属加熱炉は第１図に示
すように保熱室１と加熱均熱室２とに区画し、保熱室１
の外端部には冷塊装入口３を、加熱均熱室２の外端部に
は抽出口４を、両室１，２の連結部に別に熱塊装入口５
を設け、また保熱室１および加熱均熱室２にはそれぞれ
縦貫する移送炉床６および１が装設され、かつ両移送炉
床６，７はそれ自身の作動でその上に乗っている金属塊
を移送し、また、両移送炉床６，７は互に独立して操作
されるが保熱室１と加熱均熱室２の連結部では連続して
いて、移送炉床６によって保熱室１から移送された金属
塊は連続してつぎの加熱均熱室２の移送炉床７の上へ移
される。
と、この発明の実施に使用する金属加熱炉は第１図に示
すように保熱室１と加熱均熱室２とに区画し、保熱室１
の外端部には冷塊装入口３を、加熱均熱室２の外端部に
は抽出口４を、両室１，２の連結部に別に熱塊装入口５
を設け、また保熱室１および加熱均熱室２にはそれぞれ
縦貫する移送炉床６および１が装設され、かつ両移送炉
床６，７はそれ自身の作動でその上に乗っている金属塊
を移送し、また、両移送炉床６，７は互に独立して操作
されるが保熱室１と加熱均熱室２の連結部では連続して
いて、移送炉床６によって保熱室１から移送された金属
塊は連続してつぎの加熱均熱室２の移送炉床７の上へ移
される。
また移送炉床６は順逆にその移送方向を切換自在に構成
されている。
されている。
つぎに操業方法を説明すると、操業開始時、または前工
程の事故その他のため熱塊の供給がないとき、あるいは
前工程から供給される熱塊の温度が保熱室１の冷凍装入
口３の温度より低いときは金属塊が冷凍装入口３より炉
内へ装入され、これが保熱室１内を順送方向（矢印Ａ方
向）に作動する移動炉床６に乗って移送中に次第に温度
を上げて予熱され、ついで連結部を経て加熱均熱室２に
入り、移動炉床７に乗って順送方向（矢印Ａ方向へ移送
中に熱間加工に必要な温度まで加熱均熱されて抽出口４
より炉外へ抽出する。
程の事故その他のため熱塊の供給がないとき、あるいは
前工程から供給される熱塊の温度が保熱室１の冷凍装入
口３の温度より低いときは金属塊が冷凍装入口３より炉
内へ装入され、これが保熱室１内を順送方向（矢印Ａ方
向）に作動する移動炉床６に乗って移送中に次第に温度
を上げて予熱され、ついで連結部を経て加熱均熱室２に
入り、移動炉床７に乗って順送方向（矢印Ａ方向へ移送
中に熱間加工に必要な温度まで加熱均熱されて抽出口４
より炉外へ抽出する。
つぎに他炉で予め加熱された熱塊、または鋳造直後の熱
塊の場合で熱塊の温度が保熱室１の冷凍装入口３の温度
以上のときは、これを熱塊装入口５より加熱均熱室２内
へ装入し、加熱均熱室２内を移送炉床７に乗せて順送方
向（矢印Ａ方向）へ移送中に熱間加工に必要な温度まで
加熱均熱した後抽出口４より炉外へ抽出する。
塊の場合で熱塊の温度が保熱室１の冷凍装入口３の温度
以上のときは、これを熱塊装入口５より加熱均熱室２内
へ装入し、加熱均熱室２内を移送炉床７に乗せて順送方
向（矢印Ａ方向）へ移送中に熱間加工に必要な温度まで
加熱均熱した後抽出口４より炉外へ抽出する。
また、後工程の事故その他の手持ちを生じたとき等の場
合は熱塊装入口５より炉内へ装入した熱塊を移送炉床６
に乗せ、該炉床６を逆送方向（矢印Ｂ方向）に作動させ
て保熱室１内へ移送し、ここで一時保熱する。
合は熱塊装入口５より炉内へ装入した熱塊を移送炉床６
に乗せ、該炉床６を逆送方向（矢印Ｂ方向）に作動させ
て保熱室１内へ移送し、ここで一時保熱する。
そして作業の進法状況に応じて移送炉床６を順送方向に
作動させ、さらに移送炉床７に移して熱塊を順送して加
熱均熱し抽出口４から炉外へ抽出する。
作動させ、さらに移送炉床７に移して熱塊を順送して加
熱均熱し抽出口４から炉外へ抽出する。
なお、熱塊の供給が多過ぎる場合は熱塊装入口５より装
入する熱塊の一部を移送炉床７に乗せ、残部の熱塊を移
送炉床６に乗せて保熱室１内へ逆送して保熱する。
入する熱塊の一部を移送炉床７に乗せ、残部の熱塊を移
送炉床６に乗せて保熱室１内へ逆送して保熱する。
そして作業の進法状況に応じて順送に切替えて加熱均熱
室２へ移送する。
室２へ移送する。
上記の操業方法によれば、炉が一体構造になっているの
で熱効率がよく、熱塊を冷却することなく金属加熱炉へ
装入できるので熱損失がなく、また熱塊を冷凍として貯
蔵するための運搬工数と貯蔵のためのスペースを節減で
き、さらに、熱塊の供給が多過ぎたとき、または、後工
程の事故その他のため手待ちを生じたとき等には保熱室
１の移送炉床６を逆送に切換えるのみで保熱室１へ送っ
て保熱できるので加熱工程前後の調整が非常に簡単であ
る等幾多の利点がある。
で熱効率がよく、熱塊を冷却することなく金属加熱炉へ
装入できるので熱損失がなく、また熱塊を冷凍として貯
蔵するための運搬工数と貯蔵のためのスペースを節減で
き、さらに、熱塊の供給が多過ぎたとき、または、後工
程の事故その他のため手待ちを生じたとき等には保熱室
１の移送炉床６を逆送に切換えるのみで保熱室１へ送っ
て保熱できるので加熱工程前後の調整が非常に簡単であ
る等幾多の利点がある。
上述の金属加熱炉では保熱室１と加熱均熱室２とを縦に
直線的に配設して一体構成としたが、他の例として、第
２図に示す金属加熱炉のように両室を段違いに平行に配
設し、保熱室１１の出口と加熱均熱室１２の装入口とを
トンネル１３にて連結して外気より遮断し、加熱均熱室
１２の燃焼ガスがトンネル１３を経て保熱室１１へ導か
れるように構成するとともに保熱室１１には順送方向（
矢印Ａ方向）、逆送方向（矢印Ｂ方向）に移送方向切換
え可能な移送炉床１６を、また加熱均熱室１２には順送
方向（矢印Ｃ方向）へ熱塊を移送する移送炉床１７をそ
れぞれ単独に起動停止可能に装設し、さらに冷凍供給コ
ンベヤ１４、熱塊供給コンベヤ１５、順逆移送方向切替
可能なコンベヤ１８、および抽出用コンベヤ１９、なら
びにコンベヤから他のコンベヤへ乗せ替えるためのブツ
シャ２０．２１および２３等を図示のように装設し、冷
凍はコンベヤ１４、移送炉床１６、コンベヤ１８、移送
炉床１７、コンベヤ１９の順序で移送（順送）するよう
に操作し、熱塊はコンベヤ１５、コンベヤ１８、移送炉
床１７、コンベヤ１９の順序で移送するように操作し、
さらに、熱塊の供給量の過多または後工程の事故等の場
合は熱塊をコンベヤ１５、コンベヤ１８、移送炉床１６
の順で保熱室１１内へ逆送して保熱し、作業の進法状況
により移送炉床１６、コンベヤ１８、移送炉床１７、コ
ンベヤ１９の順序で移送（順送）するように操作すれば
、前述の実施例の場合と同様の加熱操作ができ、前述と
同様の効果をあげることができる。
直線的に配設して一体構成としたが、他の例として、第
２図に示す金属加熱炉のように両室を段違いに平行に配
設し、保熱室１１の出口と加熱均熱室１２の装入口とを
トンネル１３にて連結して外気より遮断し、加熱均熱室
１２の燃焼ガスがトンネル１３を経て保熱室１１へ導か
れるように構成するとともに保熱室１１には順送方向（
矢印Ａ方向）、逆送方向（矢印Ｂ方向）に移送方向切換
え可能な移送炉床１６を、また加熱均熱室１２には順送
方向（矢印Ｃ方向）へ熱塊を移送する移送炉床１７をそ
れぞれ単独に起動停止可能に装設し、さらに冷凍供給コ
ンベヤ１４、熱塊供給コンベヤ１５、順逆移送方向切替
可能なコンベヤ１８、および抽出用コンベヤ１９、なら
びにコンベヤから他のコンベヤへ乗せ替えるためのブツ
シャ２０．２１および２３等を図示のように装設し、冷
凍はコンベヤ１４、移送炉床１６、コンベヤ１８、移送
炉床１７、コンベヤ１９の順序で移送（順送）するよう
に操作し、熱塊はコンベヤ１５、コンベヤ１８、移送炉
床１７、コンベヤ１９の順序で移送するように操作し、
さらに、熱塊の供給量の過多または後工程の事故等の場
合は熱塊をコンベヤ１５、コンベヤ１８、移送炉床１６
の順で保熱室１１内へ逆送して保熱し、作業の進法状況
により移送炉床１６、コンベヤ１８、移送炉床１７、コ
ンベヤ１９の順序で移送（順送）するように操作すれば
、前述の実施例の場合と同様の加熱操作ができ、前述と
同様の効果をあげることができる。
図はこの発明の実施に使用する金属加熱炉の実施例を示
し、第１図は保熱室１と加熱均熱室２とが縦に連結され
た金属加熱炉の正面断面図、第２図は保熱室１１と加熱
均熱室１２とが段違いに平行にトンネル１３を介して連
結された金属加熱炉の一部断面平面図を示す。 １・・・保熱室、２・・・加熱均熱室、３・・・冷凍装
入口、４・・・抽出口、５・・・熱塊装入口、６（７）
・・・移送炉床、１１・・・保熱室、１２・・・加熱均
熱室、１３・・・トンネル、１６（１７）・・・移送炉
床、１４（１５）（１８）（１９）・・・コンベヤ。
し、第１図は保熱室１と加熱均熱室２とが縦に連結され
た金属加熱炉の正面断面図、第２図は保熱室１１と加熱
均熱室１２とが段違いに平行にトンネル１３を介して連
結された金属加熱炉の一部断面平面図を示す。 １・・・保熱室、２・・・加熱均熱室、３・・・冷凍装
入口、４・・・抽出口、５・・・熱塊装入口、６（７）
・・・移送炉床、１１・・・保熱室、１２・・・加熱均
熱室、１３・・・トンネル、１６（１７）・・・移送炉
床、１４（１５）（１８）（１９）・・・コンベヤ。
Claims (1)
- １ 保熱室と加熱均熱室とを連結して一体に構成し、保
熱室の外端部に冷凍装入口を、加熱均熱室の外端部に抽
出口を、両室の連結部に熱塊装入口を設けるとともに熱
塊装入口より装入した熱塊を加熱均熱室で加熱均熱させ
る移送炉床を装設した金属加熱炉において、後工程の事
故により熱塊の連続移送が不能な場合は熱塊を移送炉床
により保熱室へ逆送して保熱し、熱塊の供給過多により
熱塊の一部しか移送炉床により加熱均熱室へ順送できな
い場合は熱塊の残部を移送炉床により保熱室へ逆送して
保熱し、前記事故あるいは熱塊の供給過多が解消した場
合は保熱室で保熱中の熱塊を移送炉床により加熱均熱室
へ順送しつつ加熱均熱しついで抽出口から炉外へ抽出す
ることを特徴とする金属加熱炉の操業方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9141275A JPS585245B2 (ja) | 1975-07-25 | 1975-07-25 | キンゾクカネツロノソウギヨウホウホウ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9141275A JPS585245B2 (ja) | 1975-07-25 | 1975-07-25 | キンゾクカネツロノソウギヨウホウホウ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5220912A JPS5220912A (en) | 1977-02-17 |
| JPS585245B2 true JPS585245B2 (ja) | 1983-01-29 |
Family
ID=14025652
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9141275A Expired JPS585245B2 (ja) | 1975-07-25 | 1975-07-25 | キンゾクカネツロノソウギヨウホウホウ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS585245B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59196519A (ja) * | 1983-04-08 | 1984-11-07 | テクトロニツク・インコーポレイテツド | ジヨイスイツチ |
| JPS63137426U (ja) * | 1987-03-03 | 1988-09-09 | ||
| JPH0226116Y2 (ja) * | 1983-05-09 | 1990-07-17 |
-
1975
- 1975-07-25 JP JP9141275A patent/JPS585245B2/ja not_active Expired
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59196519A (ja) * | 1983-04-08 | 1984-11-07 | テクトロニツク・インコーポレイテツド | ジヨイスイツチ |
| JPH0226116Y2 (ja) * | 1983-05-09 | 1990-07-17 | ||
| JPS63137426U (ja) * | 1987-03-03 | 1988-09-09 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5220912A (en) | 1977-02-17 |
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