JPS5852327B2 - ハンドウタイソシノ セイゾウホウホウ - Google Patents

ハンドウタイソシノ セイゾウホウホウ

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Publication number
JPS5852327B2
JPS5852327B2 JP50099318A JP9931875A JPS5852327B2 JP S5852327 B2 JPS5852327 B2 JP S5852327B2 JP 50099318 A JP50099318 A JP 50099318A JP 9931875 A JP9931875 A JP 9931875A JP S5852327 B2 JPS5852327 B2 JP S5852327B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
semiconductor
polysiloxane
semiconductor device
thin metal
bonding
Prior art date
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Expired
Application number
JP50099318A
Other languages
English (en)
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JPS5223273A (en
Inventor
和彦 吉川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
Nippon Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Electric Co Ltd filed Critical Nippon Electric Co Ltd
Priority to JP50099318A priority Critical patent/JPS5852327B2/ja
Publication of JPS5223273A publication Critical patent/JPS5223273A/ja
Publication of JPS5852327B2 publication Critical patent/JPS5852327B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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  • Bipolar Transistors (AREA)
  • Formation Of Insulating Films (AREA)
  • Dicing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は半導体素子の製造方法に関するものである。
従来、トランジスタ、ICなどの半導体素子は、半導体
ウェハーにフォトエツチング技術及び不純物拡散技術な
どを使ってきわめて多数個の素子を形成した後、ダイヤ
モンドスクラビングなどによりウェハーを分割して1個
ずつの半導体素子を取り出す方法により製造されている
しかしながら、この方法により製造された半導体素子は
、1枚のウェハーを多数個の素子に分割したものである
から、その側面に半導体が露出する構造になっている。
一方、この半導体素子は金属ベースリボンの素子載置部
にマウントされ、この素子のポンディングパッドと前記
ベースリボンの内部リードとを金属細線によりボンディ
ングした後、セラミック又は樹脂の容器に封入され、前
記ベースリボンの容器外の部分を切断して外部リードを
形成して半導体装置が完成される。
しかしながら、上記のボンディング工程において、ポン
ディングパッドと内部リードの間に山形にボンディング
された前記金属細線が垂れ下がりやすく、この垂れ下が
った金属細線が前記素子の側面すなわち半導体の露出面
に接触して短縮不良の原因となっている。
特に設計上、ポンディングパッドと内部リードとの距離
を長くしなければならない場合には、上記の垂れ下がり
不良がひん発するようになる。
この不良を軽減するために、通常はボンディング作業終
了後に顕微鏡を用いてチェック腰前記金属細線が退れ下
がっている場合には、かぎ形の治具などを用いてこの金
属細線を引っばって山形に修正する方法が採られている
が、この方法はきわめて多くの工数を要するばかりでな
く、修正する際に引っばりすぎて前記金属細線を破断さ
せてしまうなどの欠点もある。
また、上記の金属細線の垂れ下がりは、ボンディング後
の工程においても、又は半導体装置の組立が完了した後
においても発生することが多く、半導体装置の信頼性低
下の原因となっている。
本発明の目的は、上記金属細線の垂れ下がりが発生して
も、短絡不良にならない構造の半導体素子の製造方法を
提供することである。
以下、実施例に基づき図面を参照して本発明の詳細な説
明する。
第1図aないしdは本発明をNPN型トランジスタ素子
の製造方法に実施した場合の一実施例を示す工程順の[
図である。
まず、V半導体基板1上にN型エピクキシャル層2を成
長させた1枚のウェハーに、P型ベース領域3、N型エ
ミッタ領域4、それらの上に被覆された絶縁膜5、及び
この絶縁膜に開けられたコンタクト窓6a、6b並びに
エミッタ電極7a及びベース電極7bなどよりなるNP
N型トランジスタ素子を、多数個形成する(第1図a)
ただし、同図は1個のみに素子を中心に示しである。
次に、前記ウェハー全面にフォトレジスト8を塗布し、
フォトエツチング技術により、各素子に分割すべき個所
いわゆるスクライブ線に沿って前記絶縁膜5を幅100
μ程度エツチング除去して、エピタキシャル層2の表面
を露出する。
次いで、フォトレジスト8及び酸化膜5をマスクにして
、CF4カスフラズマによりエピタキシャル層の前記露
出面をエツチングして溝9を形成する(同図b)。
このときの溝9の深さは数μないし数10μ程度でよく
、エピタキシャル層2が薄い場合には下の基板1の一部
にまで達する溝を形成しても差しつかえない。
次いで、アルコール系の有機溶剤に溶かしたポリシロキ
サンをウェハー全面に塗布し、150°Cで5分間ベー
クした後、170°Cで1時間焼きしめると、前記溝9
内及びフォトレジスト8上全面にポリシロキサンフィル
ム10及び11が形成される(同図C)。
次に、前記フォトレジスト8を除去すると、その上のポ
リシロキサンフィルム11も一緒に除去される。
その後、溝中のポリシロキサンフィルム10を酸化雰囲
気中600℃で酸化すると、ポリシロキサン中のアルキ
ル基が離脱するとともに酸素がシリコンに結合して絶縁
性の高いシリコン酸化膜12が形成される。
次いで、以上の工程を経たウェハーを、ダイヤモンドカ
ッティング法又はレーザースクライビング法などを用い
て、前記溝部9内に形成されたシリコン酸化膜12の中
央から切断して、各素子に分割することによりNPNト
ランジスタ素子20を完成する(同図d)。
第2図は上記方法により製造されたトランジスタ素子の
ボンディング完成後の断面図である。
すなわち、トランジスタ素子20をろう材Uを用いて金
属ベースリボンの素子載置部14にマウントした後、素
子のベース電極7bのボンディングバンドとベースリボ
ンの内部リード15とを金属細線16によりボンディン
グしたものである。
この場合に、金属細線16が図に示すように垂れ下がっ
ても、素子の側面にシリコン酸化膜12が形成されてい
るので、短絡不良は発生せず、トランジスタの組立歩留
り及び信頼性を大幅に向上させることができる。
又、従来ボンディング工程後に行なわれていた顕微鏡に
よるボンディング状態のチェック及び垂れ下がった金属
細線の修正作業を行なう必要がないので、組立工数を非
常に低減させることができる。
第3図は第1図の実施例を更に改良した場合の一実施例
を示す断面図である。
すなわち、前記実施例におけるポリシロキサンの塗布工
程前に(第1図す及びC参照)、フォトレジスト8を全
部除去してから、ポンディングパッド部上にのみフォト
レジストをあらためて形成し、その後ポリシロキサンを
全面に塗布して、以下第1図の実施例と同じ工程を行な
えば、第3図に示すように、ポンディングパッド17上
以外の部分はすべてシリコン酸化膜18によって被覆さ
れることになる。
このような素子においては、エミッタ及びベース電極上
にシリコン酸化膜があるので、素子を容器に封入する際
の影響が緩和される。
すなわち、例えばセラミック容器に素子を封入する場合
には、セラミック同志を低融点ガラスにより封着する方
法が行なわれているが、この場合に低融点ガラス中の金
属が微量ではあるがとび出して素子表面に付着して、エ
ミッタ及びベース電極間のリーク電流を増大させること
がある。
このような場合でも、本実施例のように電極がシリコン
酸化膜により保護されていれば、リーク電流の増大を防
止することができるのである。
以上の実施例においては、NPN型トランジスタ素子の
製造方法について述べたが、本発明はPNP型トランジ
スタ素子にも実施することができるのは勿論のこと、I
C素子の製造方法にも実施することができる。
以上詳細に説明したように、本発明は半導体素子の側面
にポリシロキサンを利用したシリコン酸化膜を形成する
ことにより、ボンディング工程における金属細線の垂れ
下がりによる短縮不良を防止して、製造歩留り及び信頼
性の向上並びに製造工数の低減をはかるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図aないしdは本発明の一実施例を示す断面図、第
2図は上記実施例によるトランジスタ素子のボンディン
グ後の断面図、第3図は本発明の他の実施例を示す断面
図である。 1・・・・・・N+半導体基板、2・・・・・・N型エ
ピタキシャル層、3・・・・・・P型ベース領域、4・
・・・・・N型エミッタ領域、5・・・・・・絶縁膜、
6a、6b・・・・・・コンタクト窓、1a・・・・・
・エミッタ電極、7b・・・・・・ベース電極、8・・
・・・・フォトレジスト、9・・・・・・溝、10゜1
1・・・・・・ポリシロキサンフィルム、12.18・
・・・・・シリコン酸化膜、13・・・・・・ろう材、
14・・・・・・素子載置部、15・・・・・・内部リ
ード、16・・・・・・金属細線、11・・・・・・ポ
ンディングパッド、20・・・・・・トランジスタ素子

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 半導体ウェハーに複数個の半導体素子を形成する工
    程と、前記各半導体素子の境界に溝を設ける工程と、前
    記溝以外のウェハー表面に予め形成したホトレジスト層
    上にポリシロキサン膜を形成すると同時に前記溝内にポ
    リシロキサンを充てんする工程と、前記ホトレジスト層
    およびその上のポリシロキサン膜を除去する工程と、前
    記溝内のポリシロキサンを絶縁酸化物に変換する工程と
    、前記絶縁酸化物のほぼ中央から切断して各半導体素子
    に分割する工程と、前記分割された半導体素子をベース
    リボンもしくはパッケージの所定箇所に搭載する工程と
    、前記半導体素子の上面よりも下方にある前記ベースリ
    ボンもしくはパッケージの内部リードと前記半導体素子
    のポンディングパッドを金属細線で接続する工程を含む
    ことを特徴とする半導体素子の製造方法。
JP50099318A 1975-08-15 1975-08-15 ハンドウタイソシノ セイゾウホウホウ Expired JPS5852327B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP50099318A JPS5852327B2 (ja) 1975-08-15 1975-08-15 ハンドウタイソシノ セイゾウホウホウ

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JP50099318A JPS5852327B2 (ja) 1975-08-15 1975-08-15 ハンドウタイソシノ セイゾウホウホウ

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Publication Number Publication Date
JPS5223273A JPS5223273A (en) 1977-02-22
JPS5852327B2 true JPS5852327B2 (ja) 1983-11-22

Family

ID=14244278

Family Applications (1)

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JP50099318A Expired JPS5852327B2 (ja) 1975-08-15 1975-08-15 ハンドウタイソシノ セイゾウホウホウ

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Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59178749A (ja) * 1983-03-30 1984-10-11 Fujitsu Ltd 配線構造体
JPS60144684A (ja) * 1983-12-31 1985-07-31 Shimadzu Corp 同時計数回路
CA1333146C (en) * 1987-04-10 1994-11-22 Andre Lagendijk Method of forming silicon dioxide glass films
US6844568B2 (en) * 2002-04-25 2005-01-18 Kyocera Corporation Photoelectric conversion device and manufacturing process thereof

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JPS5223273A (en) 1977-02-22

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