JPS5852290A - ピリドベンゾオキサジンカルボン酸誘導体 - Google Patents
ピリドベンゾオキサジンカルボン酸誘導体Info
- Publication number
- JPS5852290A JPS5852290A JP14791881A JP14791881A JPS5852290A JP S5852290 A JPS5852290 A JP S5852290A JP 14791881 A JP14791881 A JP 14791881A JP 14791881 A JP14791881 A JP 14791881A JP S5852290 A JPS5852290 A JP S5852290A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chloro
- methyl
- fluoronitrobenzene
- dihydro
- pyrido
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Nitrogen And Oxygen Or Sulfur-Condensed Heterocyclic Ring Systems (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は式
で表わされる9−クロ°ローδ−メチル、+ 10−(
4−1+ルー1−ピペラジニル)−7−4キソ−2,8
−ジ■ド0−7H−ピリド(1,2,8−tle)(1
14)ベンゾオキサジン−6−カルボン酸およびその塩
に関するものであり、この化合物はダラム陰性菌および
ダラム陽性菌に対して広範囲にわたって強い抗菌作用を
示す・ ここで、塩とは6位カルボン酸が形成するナトリウム塩
、カリウム塩または4−メチル−1−ピペラジニル基が
形成する塩酸塩、硫酸塩。
4−1+ルー1−ピペラジニル)−7−4キソ−2,8
−ジ■ド0−7H−ピリド(1,2,8−tle)(1
14)ベンゾオキサジン−6−カルボン酸およびその塩
に関するものであり、この化合物はダラム陰性菌および
ダラム陽性菌に対して広範囲にわたって強い抗菌作用を
示す・ ここで、塩とは6位カルボン酸が形成するナトリウム塩
、カリウム塩または4−メチル−1−ピペラジニル基が
形成する塩酸塩、硫酸塩。
パラトルエンスルホン酸塩等が例としてあげられる。
つぎに本化合物の合成法を説明する・
すなわち、2,4−ジクロロ−8−フルオロニトロベン
ゼンを水酸化カリウム等の強塩基で加水分解するとニト
ロ基のオルト位の置換基である塩素が選択的に加水分解
されて8−りoa−2−フルオロ−6−二トロ71/−
ル、を得ることができる。これを、゛脱酸剤の存在下に
触媒量の沃化カリウムを添加してモノクロロアセトンと
反応させると中間体として2−アセトニルオキシ−4−
りpルー8−フルオロニトロベンゼンが得られる。これ
をラネー二、ケル、パラジウム−炭のごとき触媒の存在
下に接触還元を行うと、オキサジン環を形成し、7−り
pロー8−フルオロ−8−メチル−2,8−ジヒドロ−
4H−ベンゾオキサジンを得ることができる。これをエ
トキシメチレンマロン酸ジエチルあるいはジメチルアミ
ノメチレンマレン酸ジエチルと加熱し、ついで、ポリリ
ン酸エチル中で加熱するとピリジン環を形成して9−ク
ロロ−lローフルオロ−8−メチル−7−オキソ−2,
8−ジヒドロ−7H−ピリド(1,2,1−ds )
(1,4)ベンゾオキサジン−6−カルボン酸エチルが
得られる。これを塩酸で加水分解して対応するカルボン
酸を得、これをH−メチルピペラジンと加熱すると9−
りpロー8−メチル−10−(4−メチル−1−ピペラ
ジニル)−7−オキソ−2,8−ジヒドロ−7H−ピリ
ド(1,2,3−aθ〕(1,4) ベンゾオキサジ
ン−6−カルボン酸を合成することができる。
ゼンを水酸化カリウム等の強塩基で加水分解するとニト
ロ基のオルト位の置換基である塩素が選択的に加水分解
されて8−りoa−2−フルオロ−6−二トロ71/−
ル、を得ることができる。これを、゛脱酸剤の存在下に
触媒量の沃化カリウムを添加してモノクロロアセトンと
反応させると中間体として2−アセトニルオキシ−4−
りpルー8−フルオロニトロベンゼンが得られる。これ
をラネー二、ケル、パラジウム−炭のごとき触媒の存在
下に接触還元を行うと、オキサジン環を形成し、7−り
pロー8−フルオロ−8−メチル−2,8−ジヒドロ−
4H−ベンゾオキサジンを得ることができる。これをエ
トキシメチレンマロン酸ジエチルあるいはジメチルアミ
ノメチレンマレン酸ジエチルと加熱し、ついで、ポリリ
ン酸エチル中で加熱するとピリジン環を形成して9−ク
ロロ−lローフルオロ−8−メチル−7−オキソ−2,
8−ジヒドロ−7H−ピリド(1,2,1−ds )
(1,4)ベンゾオキサジン−6−カルボン酸エチルが
得られる。これを塩酸で加水分解して対応するカルボン
酸を得、これをH−メチルピペラジンと加熱すると9−
りpロー8−メチル−10−(4−メチル−1−ピペラ
ジニル)−7−オキソ−2,8−ジヒドロ−7H−ピリ
ド(1,2,3−aθ〕(1,4) ベンゾオキサジ
ン−6−カルボン酸を合成することができる。
この化合物は抗菌活性を試験した結果、緑膿菌を含むダ
ラム陰性菌、ダラム陽性菌に対して広範囲な抗菌スペク
トラムを示し、抗菌薬としての使用が期待できる。医薬
品として使用されているピペミド酸を対照として試験管
内抗菌試験における最小発育阻止濃度を測定した結果を
次表に示す。なお、試験方法は日本化学療法学会指定の
方法に準じた。
ラム陰性菌、ダラム陽性菌に対して広範囲な抗菌スペク
トラムを示し、抗菌薬としての使用が期待できる。医薬
品として使用されているピペミド酸を対照として試験管
内抗菌試験における最小発育阻止濃度を測定した結果を
次表に示す。なお、試験方法は日本化学療法学会指定の
方法に準じた。
表 最小発育阻止濃度Cμ9/−)
実施例
2.4−ジクロロ−8−フルオロニトロベンゼン10.
5gをジメチルスルホキシド80−に溶かし、この溶液
に40%水酸化ナトリウム水溶液8−を加えて60〜7
0℃で20時間攪拌する。冷後、水200−を加え、エ
ーテルで未反応の原料を抽出除去する。水層は酢酸酸性
として・エーテルで抽出し、抽出液を水洗後芒硝で乾燥
してエーテルを留去する。残渣をクロロホルムに溶かし
、シリカゲルクロマトグラフィーによって精製し、クロ
ロホルム溶出分から融点78℃の8−クロロ−2−フル
オロ−6−ニトロフェノール&4Fを得る。
5gをジメチルスルホキシド80−に溶かし、この溶液
に40%水酸化ナトリウム水溶液8−を加えて60〜7
0℃で20時間攪拌する。冷後、水200−を加え、エ
ーテルで未反応の原料を抽出除去する。水層は酢酸酸性
として・エーテルで抽出し、抽出液を水洗後芒硝で乾燥
してエーテルを留去する。残渣をクロロホルムに溶かし
、シリカゲルクロマトグラフィーによって精製し、クロ
ロホルム溶出分から融点78℃の8−クロロ−2−フル
オロ−6−ニトロフェノール&4Fを得る。
上記化合物δ、Og、モノクロルア七トン3−粉末沃化
カリウム800119および炭酸カリウム4.02をア
セトン50−に加えて6時間還流する。冷後、不溶物を
濾去し、濾液を濃縮後、残渣をクロロホルムに溶かして
シリカゲルクロマトグラフィーによって精製し、クロロ
ホルム溶山分から油状の2−アセトニルオキシ−4−ク
ロロ−8−フルオロニトロベンゼン2.59 ヲmるO 上記化合物2.82をエタノール80−に溶かし、ラネ
ー・ニッケル2gを加えて接触還元する0触媒を濾去し
、濾液を濃縮後、残渣をクロロホルムに溶かして、シリ
カゲル・クロマトグラフィーによって精製し、クロロホ
ルム溶山分から油状の7−クロロ−8−フルtロー8−
1チルー2,8−ジヒドロ−4H−1,4−ベンゾオキ
サジンL29を得る。
カリウム800119および炭酸カリウム4.02をア
セトン50−に加えて6時間還流する。冷後、不溶物を
濾去し、濾液を濃縮後、残渣をクロロホルムに溶かして
シリカゲルクロマトグラフィーによって精製し、クロロ
ホルム溶山分から油状の2−アセトニルオキシ−4−ク
ロロ−8−フルオロニトロベンゼン2.59 ヲmるO 上記化合物2.82をエタノール80−に溶かし、ラネ
ー・ニッケル2gを加えて接触還元する0触媒を濾去し
、濾液を濃縮後、残渣をクロロホルムに溶かして、シリ
カゲル・クロマトグラフィーによって精製し、クロロホ
ルム溶山分から油状の7−クロロ−8−フルtロー8−
1チルー2,8−ジヒドロ−4H−1,4−ベンゾオキ
サジンL29を得る。
上記化合物L11gおよびエトキシメチレンマロン酸ジ
エチル1.4Fの混合物を180〜140℃で2時間攪
拌する。反応混合物にポリリン酸エチル5gを加えて1
40℃で1時間加熱する。冷後、水20−を加えて析出
物をクロロホルムで抽出する。抽出液は水洗し、芒硝で
乾燥したのち、クロロホルムを留去する。残渣をシリカ
ゲルクロマトグラフィーによって精製シ、クロロホルム
−メタノール(ss:5)m山分から融点268−〜2
64℃の9−りpロー10−フルオロ−8−メチル−7
−オキソ−2,8−ジヒドロ−7H−ピリド(x、z、
s −aθ〕(1,4) ベンゾオキサジン−6−カル
ボン酸エチルIJ9を得る。
エチル1.4Fの混合物を180〜140℃で2時間攪
拌する。反応混合物にポリリン酸エチル5gを加えて1
40℃で1時間加熱する。冷後、水20−を加えて析出
物をクロロホルムで抽出する。抽出液は水洗し、芒硝で
乾燥したのち、クロロホルムを留去する。残渣をシリカ
ゲルクロマトグラフィーによって精製シ、クロロホルム
−メタノール(ss:5)m山分から融点268−〜2
64℃の9−りpロー10−フルオロ−8−メチル−7
−オキソ−2,8−ジヒドロ−7H−ピリド(x、z、
s −aθ〕(1,4) ベンゾオキサジン−6−カル
ボン酸エチルIJ9を得る。
元素分析値 Ct、、HX、CjFNO,として計算値
C55,31,H402,N 4L80分析値 C5
5,19,H3,97,N 4.41上記化合物600
119を濃塩酸−酢酸(1:4)の混液5−に加えて1
20℃で6時間攪拌する。
C55,31,H402,N 4L80分析値 C5
5,19,H3,97,N 4.41上記化合物600
119を濃塩酸−酢酸(1:4)の混液5−に加えて1
20℃で6時間攪拌する。
冷接1反応液に水20−を加えて析出物を濾取し、水洗
後、エタノールついでエーテルで洗い。
後、エタノールついでエーテルで洗い。
乾燥すると融点〉800℃の板状晶として9−クロロ−
10−フルオロ−8−メチル−7−オキソ−2,8−ジ
ヒドロ−7H−ピリド(1,2,3−de)(1,4)
ヘンジオキサジン−6−カルポン酸495m9を得る。
10−フルオロ−8−メチル−7−オキソ−2,8−ジ
ヒドロ−7H−ピリド(1,2,3−de)(1,4)
ヘンジオキサジン−6−カルポン酸495m9を得る。
元素分析値 C1,H,CJFNO,として計算値 0
5g、45. 11 &05. N 4.71分析値
C5L20. H8,1B、 N 474上記化
合物150■をジメチルスルホキシド8−に懸濁し、N
−メチルビペラジン15 oqを加えて120〜180
’t)で6時間攪拌する。
5g、45. 11 &05. N 4.71分析値
C5L20. H8,1B、 N 474上記化
合物150■をジメチルスルホキシド8−に懸濁し、N
−メチルビペラジン15 oqを加えて120〜180
’t)で6時間攪拌する。
冷接、溶媒を減圧留去し、残渣をエーテルで洗う。粗結
晶をクロロホルム−メタノール(95:5)の混液に溶
かし、シリカゲルクロマトグラフィーによって精製し、
クロロホルム−メタノール(95:5〜90:10)か
らの溶山分をエタノールから再結晶すると融点275〜
276℃(分解)の徽針晶として9−クロロ−3−メチ
ル−10−(+−メチル−1−ピペラジニル)−7−オ
キソ−2,8−ジヒドロ−7H−ピリド(1,2,8−
6e)(1,4) ヘン’It’t’tシンー6−カ
ルボン酸65m9を得る。
晶をクロロホルム−メタノール(95:5)の混液に溶
かし、シリカゲルクロマトグラフィーによって精製し、
クロロホルム−メタノール(95:5〜90:10)か
らの溶山分をエタノールから再結晶すると融点275〜
276℃(分解)の徽針晶として9−クロロ−3−メチ
ル−10−(+−メチル−1−ピペラジニル)−7−オ
キソ−2,8−ジヒドロ−7H−ピリド(1,2,8−
6e)(1,4) ヘン’It’t’tシンー6−カ
ルボン酸65m9を得る。
Claims (1)
- 9−クロロ−8−メチル−10−(4−メチル−1−ピ
ペラジニル)−ツーオキソ−2,8−ジヒドロ−7H−
ピリド(t、2.3− as)(1,4)ベンゾオキサ
ジン−6−カルボン酸およびその塩
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14791881A JPS5852290A (ja) | 1981-09-21 | 1981-09-21 | ピリドベンゾオキサジンカルボン酸誘導体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14791881A JPS5852290A (ja) | 1981-09-21 | 1981-09-21 | ピリドベンゾオキサジンカルボン酸誘導体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5852290A true JPS5852290A (ja) | 1983-03-28 |
JPH0118078B2 JPH0118078B2 (ja) | 1989-04-03 |
Family
ID=15441035
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14791881A Granted JPS5852290A (ja) | 1981-09-21 | 1981-09-21 | ピリドベンゾオキサジンカルボン酸誘導体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5852290A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6291335U (ja) * | 1985-11-27 | 1987-06-11 | ||
US5053407A (en) * | 1985-06-20 | 1991-10-01 | Daiichi Pharmaceutical Co., Ltd. | Optically active pyridobenzoxazine derivatives and anti-microbial use |
-
1981
- 1981-09-21 JP JP14791881A patent/JPS5852290A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5053407A (en) * | 1985-06-20 | 1991-10-01 | Daiichi Pharmaceutical Co., Ltd. | Optically active pyridobenzoxazine derivatives and anti-microbial use |
JPS6291335U (ja) * | 1985-11-27 | 1987-06-11 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0118078B2 (ja) | 1989-04-03 |
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