JPS5852080B2 - シ−ルド掘進機におけるセグメント真円保持装置 - Google Patents
シ−ルド掘進機におけるセグメント真円保持装置Info
- Publication number
- JPS5852080B2 JPS5852080B2 JP50031292A JP3129275A JPS5852080B2 JP S5852080 B2 JPS5852080 B2 JP S5852080B2 JP 50031292 A JP50031292 A JP 50031292A JP 3129275 A JP3129275 A JP 3129275A JP S5852080 B2 JPS5852080 B2 JP S5852080B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- segment
- holding device
- shield
- shield machine
- perfect circle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Lining And Supports For Tunnels (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、シールド工法において環状に組立てられたセ
グメントを真円に矯正、保持する装置に関するものであ
る。
グメントを真円に矯正、保持する装置に関するものであ
る。
一般にセグメント矯正装置は、組立てられたセグメント
の自重によるたわみや土圧による変形を防止する目的の
ため設置されるものであるが、従来の装置は後続設備の
台車上に設置されるか、もしくは台車からシールド機側
に張出した腕に矯正装置を取付けてなるものとなってお
り、セグメント組立作業を国難にすること、および掘削
土の搬出を容易にするための必然性から、シールド機か
ら3〜4m後方においてのみ設置可能であった。
の自重によるたわみや土圧による変形を防止する目的の
ため設置されるものであるが、従来の装置は後続設備の
台車上に設置されるか、もしくは台車からシールド機側
に張出した腕に矯正装置を取付けてなるものとなってお
り、セグメント組立作業を国難にすること、および掘削
土の搬出を容易にするための必然性から、シールド機か
ら3〜4m後方においてのみ設置可能であった。
従ってシールド機から外れたセグメントを矯正するため
大きな力を必要とし、その矯正力が後続台車に反力を及
ぼすので、枕木の強度を大きくとる必要があり、又上部
のみ矯正するため、セグメントが真円にならず、更にシ
ールド推進中は作業できないという欠点があった。
大きな力を必要とし、その矯正力が後続台車に反力を及
ぼすので、枕木の強度を大きくとる必要があり、又上部
のみ矯正するため、セグメントが真円にならず、更にシ
ールド推進中は作業できないという欠点があった。
本発明の1つの目的は、シールド機内に装備されシール
ド機側から支持された拡張装置により、セグメント組立
中の一番近い箇所を真円に保持することを可能とし、セ
グメントの自重による垂直方向に短かく水平方向に長い
長円形断面に変形するのを防止するために上下に伸縮す
る拡張装置を有し、セグメントのボルト締結を高能率に
行なうことができる真円保持を提供することにある。
ド機側から支持された拡張装置により、セグメント組立
中の一番近い箇所を真円に保持することを可能とし、セ
グメントの自重による垂直方向に短かく水平方向に長い
長円形断面に変形するのを防止するために上下に伸縮す
る拡張装置を有し、セグメントのボルト締結を高能率に
行なうことができる真円保持を提供することにある。
本発明の他の目的は、真円に保持した状態でシールド機
の推進を可能とし、推進時に発生する本体のローリング
、ピッチング、ヨーイングに関係なく、セグメントを真
円に保持しながら推進を得ることを特長とするセグメン
ト真円保持装置を提供することにある。
の推進を可能とし、推進時に発生する本体のローリング
、ピッチング、ヨーイングに関係なく、セグメントを真
円に保持しながら推進を得ることを特長とするセグメン
ト真円保持装置を提供することにある。
以下本発明の一実施例を図面に従って説明する。
第1図は本発明装置の一例を示す正頂j図で、1はシー
ルド機と剛接された後方張出作業床で、前後移動用及び
拡張装置を支持するロッド7が剛接されている。
ルド機と剛接された後方張出作業床で、前後移動用及び
拡張装置を支持するロッド7が剛接されている。
2は拡張装置の外筒で、その内部に内筒3,4が装着さ
れシリンダー5によって摺動可能に装着されている。
れシリンダー5によって摺動可能に装着されている。
6はセグメント内径と同一の曲率を有した円弧状梁であ
る。
る。
8はガイドで、ロッド7に嵌装されている。
9はピッチング、ヨーイングか発生したとき0同調用の
球面ブツシュ。
球面ブツシュ。
10は連結用ピン、11は本体のローリング同調用のリ
ンク棒で、ガイド8を介して外筒2とロッド7と連結し
ている。
ンク棒で、ガイド8を介して外筒2とロッド7と連結し
ている。
12′ は前後進移動用シリンダー12のピストンロ
ッド、13はローリングの上限ストッパー、14は下限
ストッパーである。
ッド、13はローリングの上限ストッパー、14は下限
ストッパーである。
第2図は第1図の真円保持装置取付の側面図で、シリン
ダー5を縮め前後進移動用シリンダー12によりガイド
8を介しロッド7上を摺動して拡張装置を前方・\移設
する。
ダー5を縮め前後進移動用シリンダー12によりガイド
8を介しロッド7上を摺動して拡張装置を前方・\移設
する。
移設が完了すると、外筒2内に装着されたシリンダー5
によって外筒2を案内にして内筒3,4が伸び、梁6で
セグメント15を真円に矯正、保持する。
によって外筒2を案内にして内筒3,4が伸び、梁6で
セグメント15を真円に矯正、保持する。
この際拡張に要する力の反力は内筒3,4及びシリンダ
ー5を介して、上下のセグメント15に直接伝えられる
のでシールド機には何らの力も伝わらない構造としてい
る。
ー5を介して、上下のセグメント15に直接伝えられる
のでシールド機には何らの力も伝わらない構造としてい
る。
この状態でシールド機を推進するとガイド8の中をロッ
ド7が摺動してセグメントを保持した状態でシールド機
の推進が可能である。
ド7が摺動してセグメントを保持した状態でシールド機
の推進が可能である。
第3図は第2図の断面A−Aを示し、第1図及び第5図
から明らかなようにトンネル中央部の空間を広く確保し
ているので、セグメントの搬入。
から明らかなようにトンネル中央部の空間を広く確保し
ているので、セグメントの搬入。
すり搬出設備の関係において作業性を良くしている。
第4図はシールド推進におけるローリング発生時の同調
作動図で、セグメントを押圧保持した状態で推進すると
、シールド機がローリングを起した場合シールド機の中
心を軸に回転を起すことになるが、内筒3,4.シリン
ダー5.梁6によりセグメント15に押圧されているた
め、ガイド8にピン10を介して連結されたリンク棒1
1により外筒2に接続されるので、シールド機のローリ
ングに対して追従できる。
作動図で、セグメントを押圧保持した状態で推進すると
、シールド機がローリングを起した場合シールド機の中
心を軸に回転を起すことになるが、内筒3,4.シリン
ダー5.梁6によりセグメント15に押圧されているた
め、ガイド8にピン10を介して連結されたリンク棒1
1により外筒2に接続されるので、シールド機のローリ
ングに対して追従できる。
ストッパー13,14は過大なローリングを生じた場合
のリンク棒11の旋回防止に役立てるものである。
のリンク棒11の旋回防止に役立てるものである。
第5図はシールド推進におけるピッチング、ヨーイング
発生時の同調作動図で、図中tは移動距離差、Oはシー
ルド機の中心 Q /はセグメント中心を示す。
発生時の同調作動図で、図中tは移動距離差、Oはシー
ルド機の中心 Q /はセグメント中心を示す。
第6図は第5図の断面拡大図である。シールドを推進さ
せる場合に起るピッチングは、上下の移動距離に差を生
じ、ヨーイング及びカーブを推進する場合には、左右の
移動距離に差が発生する。
せる場合に起るピッチングは、上下の移動距離に差を生
じ、ヨーイング及びカーブを推進する場合には、左右の
移動距離に差が発生する。
真円保持装置の梁6をセグメント15に押圧している状
態で、シールドの推進と共に後部張出し作業床1及びロ
ッド7が前方・\移動する。
態で、シールドの推進と共に後部張出し作業床1及びロ
ッド7が前方・\移動する。
この状態ではシールド機の中心と既設のトンネルの中心
とがある角度をなして進むことになり、梁6がトンネル
の中心と直角方向に押圧されているため、左右のロッド
7とガイド8との移動距離に差tが発生する。
とがある角度をなして進むことになり、梁6がトンネル
の中心と直角方向に押圧されているため、左右のロッド
7とガイド8との移動距離に差tが発生する。
ガイド8は拡張装置の外筒2にリンク棒11を介してピ
ン10によって連結されている。
ン10によって連結されている。
ピン10の外接に球面ブツシュ9を設置し。
3600あらゆる方向に追従する構造とし、ピッチング
。
。
ヨーイング及びカーブ推進による場合の同調が可能な構
造としている。
造としている。
上記のように構成された本発明の真円保持装置では、セ
グメント環状組立近くにおいて互いにセグメント同士に
反力をとって真円に拡張し、推進中においても他の作業
を止めることなくセグメントの真円保持が可能で、真円
の保持時間が長くセグメント真円保持装置の作業効率を
高めることを可能ならしめうるなど優れた特長がある。
グメント環状組立近くにおいて互いにセグメント同士に
反力をとって真円に拡張し、推進中においても他の作業
を止めることなくセグメントの真円保持が可能で、真円
の保持時間が長くセグメント真円保持装置の作業効率を
高めることを可能ならしめうるなど優れた特長がある。
第1図は真円保持装置の正面図、第2図は第1図の真円
保持装置取付側面図、第3図は第2図のA−A断面図、
第4図はローリング発生時の同調作動を示す正面図、第
5図はピッチング、ヨーイングの同調作動を示す平面図
、第6図は第5図の拡大断面図である。 1・・・後方張出し作業床、2・・・外筒、3,4・・
・内筒、5・・・拡張用シリンダー、6・・・梁、7・
・・ロッド、8・・・ガイド、9・・・球面ブツシュ、
10・・・ピン、11・・・リンク棒、12・・・前後
進用シリンダー13.14・・・ストッパー 15・・
・セグメント。
保持装置取付側面図、第3図は第2図のA−A断面図、
第4図はローリング発生時の同調作動を示す正面図、第
5図はピッチング、ヨーイングの同調作動を示す平面図
、第6図は第5図の拡大断面図である。 1・・・後方張出し作業床、2・・・外筒、3,4・・
・内筒、5・・・拡張用シリンダー、6・・・梁、7・
・・ロッド、8・・・ガイド、9・・・球面ブツシュ、
10・・・ピン、11・・・リンク棒、12・・・前後
進用シリンダー13.14・・・ストッパー 15・・
・セグメント。
Claims (1)
- 1 機内にセグメント拡張装置を装備したシールド掘進
機において、シールド本体の回転を吸収する機能をもっ
たリンク棒と、シールド本体の蛇行を吸収する機能をも
った球面ブツシュを有するリンク機構、および、該リン
ク機構に接続されたガイドと、該ガイドを摺動可能に嵌
装せるシールド本体に設けたロッドとからなる摺動機構
を介して、上記セグメント拡張装置を、シールド本体に
支承せしめたことを特徴とするシールド掘進機における
セグメント真円保持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP50031292A JPS5852080B2 (ja) | 1975-03-14 | 1975-03-14 | シ−ルド掘進機におけるセグメント真円保持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP50031292A JPS5852080B2 (ja) | 1975-03-14 | 1975-03-14 | シ−ルド掘進機におけるセグメント真円保持装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS51106319A JPS51106319A (ja) | 1976-09-21 |
JPS5852080B2 true JPS5852080B2 (ja) | 1983-11-19 |
Family
ID=12327220
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP50031292A Expired JPS5852080B2 (ja) | 1975-03-14 | 1975-03-14 | シ−ルド掘進機におけるセグメント真円保持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5852080B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0826759B2 (ja) * | 1991-05-07 | 1996-03-21 | 奥村機械製作株式会社 | シールド掘削機 |
JP4682168B2 (ja) * | 2007-04-25 | 2011-05-11 | 株式会社大林組 | シールド掘進機 |
-
1975
- 1975-03-14 JP JP50031292A patent/JPS5852080B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS51106319A (ja) | 1976-09-21 |
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