JPS5851920A - 湿度調節用パネル - Google Patents

湿度調節用パネル

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JPS5851920A
JPS5851920A JP56149343A JP14934381A JPS5851920A JP S5851920 A JPS5851920 A JP S5851920A JP 56149343 A JP56149343 A JP 56149343A JP 14934381 A JP14934381 A JP 14934381A JP S5851920 A JPS5851920 A JP S5851920A
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Toshiko Kenjo
見城 敏子
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KANTO KOGYO KK
MISHIMA SEISHI KK
Mishima Paper Manufacturing Co Ltd
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KANTO KOGYO KK
MISHIMA SEISHI KK
Mishima Paper Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、密閉器もしくは密閉室の構成材料として特に
文化財の収納ケースの構成材料として使用した場合に、
ケース内の相対湿度を常温において一定の範囲たとえば
60%RHに調節することが可能な湿度調節用パネルに
関するものである。
文化財は世界の各地で移動展示されることが多いが、そ
の保護のため展示室を空調すること、および第1図に示
すように収納ケースの底部に設けた箱(ひき出し)にペ
レット状、粒状等の湿歴調節剤を入れて調湿することか
行なわれている。そして、湿度調節剤としては、シリカ
ゲル、アルミナゲル等が使用されており(特公昭36−
19097号)、またゼオライトゲル、モンモリロナイ
ト等も知られている。
しかし、これら通常の湿度調節剤(以下、湿度調節剤と
いう)は、(11後述する如く温度変化に対する吸放湿
速度が小さく、即ち湿度応答性が悪く、平衡に達するの
にかなりの時間を要し、ケース内展示物などの材質への
影響が無視できないこと、(2)前記従来技術では湿度
調節剤を多量に使用したとしても湿度調節剤の効果はケ
ース内の上の方はど及びにくいこと、等の欠点があるた
め、空調が不可欠とカリ、エネルギーコストが問題とな
っていた。
また、文化f14の輸送には、包装材料として和紙等の
繊維素系シートが好んで使用されている。これらはクッ
ション性、吸放湿性、湿度応答性がよいこと等の長所が
あるが、後述する如く、平衡湿度差が大きいという欠点
を有する。
結局、従来技術即ち湿度調節剤の底面配置または和紙等
を単体として使用する限り、文化11に対して好捷しい
湿度環境を保証することはできない。
また、該調節剤と和紙等を任意に糾合せて使用するとし
ても使用場M1方法に限界があり、前記欠点お工び問題
点を解決することはできない。
本発明者はこれら湿度調節剤および和紙等の11ν晶湿
度に関する動性を詐π(1)に研究した結果、か\る完
成した物品を別個にもしくは任意に集合して使用するの
ではなく、不可分の一体として、好ましくは実質上均一
に、結合して使用することにエリ1、前記した欠点およ
び問題点を解決し得ることを見出した。
斯くして、本発明によれば、多数の開放小室を有し該開
放小室に湿度調節剤がJ屓充されて成る板状構造体と、
吸放湿性および良好な湿度応答性を有する繊維から成る
シート状物−!たは該繊維に粉体湿度調節剤結合されて
成るシート状物とが、一体構造に組合わせられてなるこ
とを特徴とする湿度調節用・ぐネルが提供される。
本発明の特徴は、第1に、多数の開放小室を有する板状
構造体の該小室ごとに湿度調節剤を有光したこと、第2
に、例えば、吸放湿性お工び良好な湿度応答性を有する
繊維(所望により、粉体湿度調節剤が該繊維に結合して
いてもよい)からなるシート状物(たとえば和紙)でも
って上記の湿度調節剤が有光された開放小室に蓋をする
ような形で上記板状構造体を被覆することによって一体
に紹合わせて適切な湿度り組節効果を得ること、第3に
、小室中の湿度Nlu節剤の選択、増減により湿度調節
すべきすべての対象、環境に対応t、q+pることであ
る。
か\る構成を有する本発明の湿度に’!!lTh1j用
・ぐネルは、目方が軽くて容易に文化l]ケースの内[
nlに絹込むことができるから湿度調節効果が立体的と
なり、前記の欠点をすべて解決するとともに、省エネル
ギー上の見地からηデ調を不髪とする湿度調節を実現し
、斯界の髪留に応えるものである。
本発明け、吸放湿性および良好な湿度LE、:答性を有
する繊維(以下、湿度応答性を崩する繊維という)に粉
体湿度調節剤が、好ましくは少なくとも表面が実質的に
均一な混在状態で、付着結合して一体となったシート状
物<’fcとえば粉体とした湿度調節剤を木材パルプと
混合抄紙した紙もしくは該粉付を塗布した紙)が優れた
湿度調節効果を有 5− するという発見に基くものである(この工うなシート状
物すなわち湿度調節用シート状物については、別途に特
許出願されている)。
そこで、本発明パネルの説明に先立って、粉体湿度調節
剤、湿度応答性を有する繊維、湿度調節用シート状物の
湿度調節効果について、以下に説明しておく。
なお、湿度調節効果の判定は次の実験方法に従った。
+1+  実験方法 容オ責101のデシケータを用い、気密性は内部を真空
にし、2OC±ICの室内で、その圧力が1昼夜変化し
ないことに工っで確めた。
このデシケータ内に温度計および湿度計のセンサーを設
置し、これを自動温度調節室内に入れ、約2時間で10
0−)40pまたは40 tT−+16 Cの温度変化
を行い、デシケータ内の温度および相 6− 対湿度を自動記録する。
実験は試料を102(乾燥■、量)秤量し、上記のデシ
ケータに入れ、少なくとも2昼夜放置し−C1はぼ平衡
に達した後、」−記温度プログラムに従って温度を変化
させ、湿度変化を測定した。
なお、デシケータ−内に何も入れない場合の温度変化プ
ログラムと湿度変化との関係および湿度計の湿度応答性
とをあらかじめ実験調査し本実験の結果を明瞭ならしめ
るように配置l力して前d己の実験計画をたてた。
(2)粉体としたことによる個有の湿度調節効果湿度調
節剤としてニツカペレツ) 0.7(’ (商標、日本
活性白土(株)製モンモリロナイトクレー変成品、以下
ニラカベレットという)を苅照品とし、その粉体(平均
粒子<+ 1 s +1 ミクロン)と比較した。その
結果を第4図にツカペレットが入っている場合の密閉器
内のrk良(17’jr度変化)及び第5図(粉状ニラ
カベレットが入っている場合の密閉器内の湿温度変化)
に示す。
ニラカベレットでは第4図に示すように温度上昇に伴い
、相対湿度は一旦低下し、最低を経て約5時間で元の値
に戻るが、温度下降の場合にはかなり湿度上昇があり、
約12時間経過しないと元の値に戻らない。この湿度応
答は図に示すように完全に反復される。次にニラカベレ
ットを粉末にすると(第5図)、昇温時、降温時共に平
衡到達時間(それぞれ3時間および6時間)も一時的な
湿度変動も小さくなり、感湿剤の表面積を大きくするこ
とが、湿度調節に重要であることがわかる。
倒れにしてもニラカベレットは温度が10°→4(I’
と変化しても、平衡後の相対湿度変化(以下10°/4
0C平衡湿度差と称す)が1%以下であり、湿度調節剤
として優れている。しかし唯一の欠点は吸放湿速度が遅
く、急激な温度変化についていけ々い点である。この欠
点は第4〜5図からもわかる様に表面積を大きくするこ
とに工っである程度軽減される。
(3)粉体と結合すべき繊維の湿度調節効果この実験で
は試料111.wとしてξツマタノeルプからなる薄葉
紙(米坪惜5.8 f / 711’ )を採用し既述
した実験方法に従って効果′f:刊定した。その結果を
第6図(薄葉紙が入っている場会いv17閉器内の湿温
度変化)に示す。
薄葉紙の場合、初期の相対湿度が50%RHの場合、温
度上昇時に一時的VC湿バセ」二昇ピークが見られる。
これは温度が上がると雰囲気の飽和水蒸気圧が増加する
ため必然的に相対湿度が減少することから考えると、不
可解な挙動であるが、湿度変化の応答速度は大きく、温
度変化の終了と共に一定(平衡)湿度に達する。降温時
には湿度が上昇する通常の挙動を示し、最高値を経て、
約4時 9− 間抜に一定(平衡)値に々る。ニラカベレットに比べて
、応答性はよいが40°/100平衡湿度差は11%で
ある。湿度応答が昇温時、降温時共にニラカベレット(
第4図)、J:り速かなのは薄葉紙の面積(約17,2
40d/10 t )がニラカベレット(約310.5
d/10 f ) 、1:りがなり太きいため、水分の
吸放出が速かに行われると解釈される。しかし、第5図
かられかるように、ニラカベレットを単に粉状にしたの
では見かけの表面積は大きくなるが(約3,300d7
10 t )吸放湿速度の点で紙に及ばないことがわか
る。゛これらの実験結果fまとめると第1表の如くなる
10− 以上3つの実験結果をもとにして、本発明者は該粉体と
薄葉紙とを実質上均一に納会した場合、たとえば該粉体
を第11紙に塗布した場合お工び洋紙の製造工程中で木
材・ぐルプに混合した場合、そのいずれもその湿度調節
効果が14Lに前HEJそれぞれの効果の算術平均では
なく予期せざる複合効果を奏すること、即ち、 ■ 湿度変化の応答速度が極めて速く、■ 一時的湿度
変動が小さく、 ■ かつ平衡湿度差が極めて小さい。
というt果を奏することを見出したのである。
次にこの湿度調節用シート状物について、蚕考例により
具体的に説明する。
(4)参考例 ■ 粉体塗布紙の湿度調節効果 5vのニラカベレット粉体(平均粒子径180ミクロン
)を含む0.6%ポリビニールアルコール(日本合成、
(株)製、ゴーセノールE(Jr3o)水溶液50fを
41の和紙(米坪量88.8 f / yn” )へ均
一に塗布し、その上に12の薄葉紙(米坪計5、8 y
 7m”)を貼り、乾燥して湿度調節用シートを作成し
た。即ちこの実験では粉体と繊組とを同量使用した。
このr都度変化を測定した結果、第7図(粉状ニラカベ
レットを塗布した和紙が入っている場合の密閉器内の湿
温度変化)にみられる工うに昇温時、降温時ともに湿I
W応答tj速く、1〜1.5時間で平衡値に達し、一時
的湿度変動も前記3実!Ii*例のいずれエリも小さく
、10°/40°平?1g湿度差と40°710°平衡
湿度差がいずれも小さい(約2.0%)点で算術平均以
上の効果を示した。
■ 粉体混合紙の湿度調節効果 晒クラフト/ぞルア″1.875 kg(絶乾)を叩解
し、叩解度(カナディアンスタンダード)35omlと
13− −8〔 した。これに粉体(平均粒子径5.17ミクロン)1、
5 kgを加え、バインダーを加えることなく抄紙し、
乾燥し、米坪量52.5897m”、水分9.3%、灰
分24,6%のシートを得た。ニラカベレットの灼熱減
量は6.3%であったから、粉体のシートに対する混合
率は26.3%となる。
このシートl0IPをとり、同様の方法で湿度調節効果
の試験を行なったところ、粉体塗布紙と全く同様の効果
を得た。
本発明は、上記した湿度調節用シート状物に関する発明
の技術的思想を構造体用パネルに利用し、その効果をそ
のま\欠けることなく発揮させるものである。
湿度調節を必要とする文化財は種類が多く、たとえばブ
ロンズ像の如く、それ自体、吸湿性が殆んど々いもの、
木f象の如く吸湿性があるもの、屏風のように吸湿性が
高いもの等があり、ま′fc、展示展示− 14 ケース、展示ζぺの条件も異なる。さらに、文化財には
60%R11だけでなく、40%RII、80%RHと
して保存することが一層好ましいものがある。
もともと、上記湿度調節用シート状物B、’ i!14
4先的に多量生産されるものであり、これを・ぞネルに
貼付けただけで機能しうる場合も多いが、前記した個々
の需要に応じて設計変更することは不可能な場合が生ず
る。従って、吸湿容置の大きい粉体、粒体もしくはペレ
ット状等の湿度調節剤を別個に均一に配置して上記の湿
度調節用シート状物或いは湿度調節剤を含まない湿度応
答性を有する繊維のシート状物(例えば和紙)と組合せ
るとか、場合によってはN 副吸水性槓・l脂粉末やセ
ルロース粉末を併用するとか、その他、対象、環境に応
じて適切な技術的手段をとる必要がある。
本発明の湿度調節用ノセネルは、多数の開放小室たとえ
ばハニカムを有する板状構造体において当該ハニカムの
空所を前記湿度調節剤の粉体、粒体、ペレット等の増光
場所とし、これを湿度応答性を有する繊維から成るシー
ト状物又は上記湿度調節用シート状物と実質上均一にボ
1合せることにエリ、すべての対象、環境に適応しうる
工うに構成されたものである。ハニカムを利用すること
により、当該パネルをケースの側面に配置した場合、粉
体等のかたよりを防ぐことができる。一般に、ハニカム
を主要部とする構造体用・ぞネルは軽量高強度を目的と
するものであり、本発明のような目的をもってハニカム
の空所が利用されたことはない。
以下、まず本発明にか\るパネルの基本構造について説
明し、次いで同一性ある各種の変形に言及する。
+11  本発明にか\るノソネルの基本構造これを添
付図面にエリ説明すると、第2図において1はハニカム
、2は和紙(披考☆シート)、3はハニカムの空所に有
光した粉体を示す。第2図に例示した・9ネルは粉体と
湿度応答性を有する繊維シート(和紙)とを通常のハニ
カム(紙、木情、プラスチックもしくは金絹製)を介し
て同一空間内に均一に絹合せ−C不可分の一体構造とし
たものである。ハニカムにII光する物質は粉体に限ら
ず、ペレット状のものや他の粒体等(以下粉体等という
)も使用しうる。ハニカム1の2)’)HにJ眞光され
た粉体等3は、ハニカムの断面に貼イ91けられた伏覆
用和紙2にエリ固定されている。
+21  本発明の変形 図面に例示したハニカムは通常のハニカムであり、全く
湿度応答1q−を有しないハニカム、たとえばアルばニ
ウム製ハニカムも使用しうる。従って、本発明にか\る
パネルがとりうる材料構1戊の数は、ハニカムについて
は3つ(湿度応答性のないもの、17− 湿度応答性を有する繊維たとえば木材・ぞルプ、上記し
た湿度調節用シート状物)、被瞳シートについては3つ
(湿度応答性を14する繊維たとえば和紙、上記した湿
度調節用シート状物、湿度応答性のない繊維からなるシ
ート)および粉体等をそれぞれ組合せた数となる。
第2表は1本発明のパネルがとり得る材料構成を例示す
るものである。本発明の実施に際しては、目的に応じて
、この表のいずれかの組合せのものを選択し、かつ粉体
等を特定すればよい。
なお、第2表においては、理解に便しならしめるために
、湿度応答性を有する繊維のシート(布を含む)を木材
・ぞルプ、和紙等と表現し、また、上記した湿度調節用
シート状′勿全塗布紙又は混合紙と表現した。また、被
横シートにおいて湿度応答性のないものとは、たとえば
通常のポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル、
ぼり壇化ピ18− ニル繊維等の如く、教師性がないか或いは少ない繊維(
布を含む)をいう。
なお、こ\ではハニカムを有する板状構造体について説
明したが、本発明はハニカム以外の手段により開放小室
を設けた板状構造体の使用を排除するものではない。
(3)実施例 ハニカムとして未晒クラフトノセルノからなるシートを
、ハニカム填光物として粉体としたニッカペレットを、
被覆シートとして粉体混合率30%の晒クラフトパルプ
からなる米坪量601の混合紙(湿度調節用シート状物
)を用いた。ハニカムの深さを2cWLとし建材の寸法
(3尺×3尺)に従って2cIrL角の木枠を作り、そ
の−面にベニヤ板を張り、木枠に糊付けした。これに/
%二カムをおいて糊付けし、径1.2nの粉体を順光し
た。次いで、木枠の他の一面とハニカムの他の断面に糊
を付は上記混合紙を貼付けた。完成した・ぐネルはハニ
カムと混合紙中の繊維の合計量がハニカム中の粉体と混
合紙中の粉体の合計量とはy等しくなった。
同じパネルを12枚つくり、20?、’60%RHの室
で十分に調湿した後、第3図に示した文化財陳列用ケー
ス(6尺×6尺×6尺)の天井、背向及び底面にn1込
んだ。そして空調されていない室に置き、温湿度の変y
IJを測定したが、予則した通り、調湿の局部性が解消
するとともに、研究室内の実験結果とはソ同様の湿度調
節効果が示された。
被検シートとして、上記の混合紙を使用する代わりに、
ニツカペレット粉体が混合されていない同坪量の和紙を
使用した場合にも、上記の場合と略々同様の湿度調節効
果が得られた。
以上のように、本発明は、粉体等の湿度調節剤と湿度応
答性を有する繊維とが・ぐネル中に実質上均一に存在す
ること、多様な保存対象、環境に対して適切な湿度調節
効果をあげるために、板状構造体の開放小室を利用して
これに判定の7% I&調節剤等を4充し、増減し、変
更することを可能ならしめたこと、に特徴のある新規な
物品を提供したものである。そして、これを1更用する
際、パネル自体が軽量であるためケース内に容易に組込
めること、また湿度調節剤の使用基準(1靜あたり1k
g)もかなり下げることが可能となるなどの効果を生ず
るが、最も顕著な効果は湿度調節のために従来不可欠で
あつ′fC,窒調を全く必要としない点にあり、省エネ
ルギー上極めて大きな意義を有するものである。
本発明は文化財ケース用として長年の要望にこたえたも
のであるが、その他の湿度調節を必要とする対象、たと
えば絵画の額縁用、楽器、衣裳等のケース用、文化財、
美術工芸品等の輸送時における梱包材料、内装用建材等
に広く使用することができる。
【図面の簡単な説明】
23− 第1図は従来技術にエリf!1?、度調節されている収
納ケースの一部破断斜面図、第2図は本発明にがかる湿
度調節用・ぐネルの一部破断斜面図、第3図は該・ぞネ
ルを内部に絹込んだ収納ケースの一部破断斜面図、第4
〜7図は時間経過と温湿度変化との関係を示す図表であ
る。 図において、■はハニカム、2は和紙(被覆シート)、
3は湿度調節剤、4は本発明の・ぞネル、5は文化財等
を載置するための通気孔(図示せず)を有する台盤であ
る。 特許出願人 三島製紙株式会社 24− 第1図 第2図 時間(hr) 時間(hr) 時kM (hr) 手続補正書 昭和57年3 月12日 特許庁長官  的 1)登 4yJ    殿1、事件
の表示 i+’r4:Ill 5 6手’I”’iWl+=l君
1 4 9 3 4 3  Iブ2、発明の名称 (剥)JllI即用ノぞイ、ル 3、補正をする者 4代 理 人〒107 (1)第4貞第7行の1調節剤紹1左」t、「調節剤が
結合J と訂正する。 (2)第13頁第4行の「5. s t/rr?」倉、
F 22.2 ?/、1 」 とh゛■正する。  2−

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 多数の開放小室を有し該開放小室に湿度調節剤が増光さ
    れて成る板状構造体と、吸放湿性および良好な湿度応答
    性を有する繊維から成るシート状物または該繊維に粉体
    湿度6周節剤が結合されて成るシート状物とが、一体構
    造に組合わせられてなることを特徴とする湿度調節用パ
    ネル。
JP56149343A 1981-09-24 1981-09-24 湿度調節用パネル Granted JPS5851920A (ja)

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JP56149343A JPS5851920A (ja) 1981-09-24 1981-09-24 湿度調節用パネル

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JPS6130610B2 JPS6130610B2 (ja) 1986-07-15

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6167824U (ja) * 1984-10-06 1986-05-09
JPH0285183A (ja) * 1988-09-16 1990-03-26 Nippon Filing Co Ltd 物品保在構造
JPH02237616A (ja) * 1989-03-10 1990-09-20 Nippon Filing Co Ltd 調湿機能棚
CN106042467A (zh) * 2016-05-30 2016-10-26 浙江理工大学 一种具有调湿功能的蜂窝纸板
CN106042575A (zh) * 2016-05-30 2016-10-26 浙江理工大学 一种具有调湿功能的蜂窝纸板及其制备方法

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