JPS585164B2 - カイリヨウサレタジヨソウザイソセイブツ - Google Patents

カイリヨウサレタジヨソウザイソセイブツ

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JPS585164B2
JPS585164B2 JP48120100A JP12010073A JPS585164B2 JP S585164 B2 JPS585164 B2 JP S585164B2 JP 48120100 A JP48120100 A JP 48120100A JP 12010073 A JP12010073 A JP 12010073A JP S585164 B2 JPS585164 B2 JP S585164B2
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JP
Japan
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group
herbicidal
mixture
paraquat
compositions
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JP48120100A
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JPS5046834A (ja
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フランク・ホークスウエル
ヘンリー・ロイ・マートン
ロバート・コールス・ブライアン
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Imperial Chemical Industries Ltd
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Imperial Chemical Industries Ltd
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Publication date
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Publication of JPS585164B2 publication Critical patent/JPS585164B2/ja
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01NPRESERVATION OF BODIES OF HUMANS OR ANIMALS OR PLANTS OR PARTS THEREOF; BIOCIDES, e.g. AS DISINFECTANTS, AS PESTICIDES OR AS HERBICIDES; PEST REPELLANTS OR ATTRACTANTS; PLANT GROWTH REGULATORS
    • A01N43/00Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing heterocyclic compounds
    • A01N43/34Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing heterocyclic compounds having rings with one nitrogen atom as the only ring hetero atom
    • A01N43/40Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing heterocyclic compounds having rings with one nitrogen atom as the only ring hetero atom six-membered rings

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  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
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  • Plant Pathology (AREA)
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  • Dentistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Zoology (AREA)
  • Environmental Sciences (AREA)
  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は除草性のビピリジリウム第4級塩と該塩の除草
効力を増強する添加物とを一緒に含有する除草剤組成物
に関する。
従って本発明によれば 次の一般式 (式中!−は陰イオンを表わし且つnは1〜4の整数で
ある)の陽イオンよりなる群から選ばれる除草性のビピ
リジリウム第4級陽イオンの塩(1)と、前記ビピリジ
リウム第4級塩の除草効力を増強する陽イオン型添加物
(2)と非イオン表面活性剤(3)との水溶液から成り
、しかも前記陽イオン型添加物(2)は次の一般式 〔式中R1は、炭素数6〜20個の脂肪族基であり、R
2はメチル、 2−ヒドロキシエチル又は−CH2CH
2CH2N+(CH3)3X−基でありR3はR2がメ
チル又は−cH2CH2CH2N+(CH3)3X−基
である時にはメチル基であるが R2が2−ヒドロキシ
エチル基である時には2−ヒドロキシエチル基であり、
Xは陰イオンを表わす〕の第4級アンモニウム塩(a)
であることを特徴とする除草剤組成物が提供される。
前記の陰イオンX−として使用するに好ましい陰イオン
には臭素イオンおよび塩素イオンがある。
。しかし所望ならば他の陰イオンも使用できる。
陰イオンの選択は例えば価格に依る便益上の問題であり
また除草剤を調製する技術に堪能な当業者の選択に任か
せられる。
陽イオン型添加物(2)は除草性のビピリジリウム第4
級陽イオン10重量部に。
対して1〜30重量部の程度まで本発明の除草剤組成物
中に存在するのが好ましい。
該陽イオン型添加物は除草性のビピリジリウム第4級陽
イオン5部に対して少くとも1部の程度まで存在するの
が好ましい。
特に好ましい組成物はビピリジリウム陽イオン1部に対
して陽イオン型添加物1部を含む。
特に好ましい、除草性のビピリジリウム第4級陽イオン
の塩(1)を列挙すれば次の通りである。
1.1′−ジメチル−4,4′−ビピリジリウム・。
ジクロライド (パラコート・ジクロライド: paraquatdi
chloride) 1.1′−エチレン−2,2′−ビピリジリウム・ジブ
ロマイド (ジコート・ジブロマイド:diquat dibro
mide)上記列挙した化合物に添記した括弧中の名称
はこれら化合物の陽イオン部分のために認められた普通
名称である。
従ってパラコービparaquat”は1.1′−ジメ
チル−4,4′−ビピリジリウム陽イオンの普通名称で
ある。
パラコートの塩は本発明の除草剤組成物に使用される特
に推賞されるビピリジリウム化合物である。
ビピリジリウム第4級陽イオンの除草効力はそれに結合
される陰イオンの性質には無関係であるから、陰イオン
の選択はたとえば経費に依る便益の問題である。
好ましい陰イオンは便利な水溶性の塩を生ずる性質の陰
イオンである。
一価または多価であり得る陰イオンの例には、酢、酸根
、ベンゼンスルフォン酸根、安息香酸根、臭素イオン、
塩素イオン、沃素イオン、メチル硫酸イオン、硝酸根、
リン酸根、硫酸根、チオシアン酸根、酒石酸根、および
旦トルエンースルフォン酸根がある。
ビピリジリウム陽イオンの塩は多数の同じ陰イオンから
または異なった陰イオンの混合物から形成できる。
何か特別所望の陰イオンを持つ塩は、その所望の陰イオ
ンを含む反応剤から直接合成法によって作るかまたは公
知の方法たとえば予じめ作つた塩の溶液をイオン交換樹
脂層を通過させる方法によって予じめ作った塩の陰イオ
ンをイオン交換して作るかのいずれかによって作ること
ができる。
便宜と経済性の理由のために、塩素イオンが特に推賞さ
れる陰イオンである。
除草性のビピリジリウム第4級陽イオンの塩(1)の特
徴ある除草活性はその陽イオンのみにあるから活性成分
の濃度と除草剤組成物の施用率を、使用したビピリジリ
ウム第4級陽イオンの量によって計算するのがなられし
である。
こうして同じビピリジリウム第4級陽イオンの異なった
塩に対する異なった施用率を計算しなければならない不
便を避ける。
したがって本明細書中に計算される施用率と濃度は但し
書きのない限りビピリジリウム第4級陽イオンの量に関
する。
′ 本発明による組成物には濃厚にした組成物とすぐ施
用できる稀薄な組成物との両方がある。
濃厚組成物中にある除草性のビピリジリウム陽イオンの
量は1英ガロン当り1.0〜3.0ポンドすなわち11
当り100g〜300gが好ましい。
11当り150g〜250gを含有する組成物が特に好
ましい。
本発明の組成物中の非イオン表面活性剤(3)には特に
制限はない。
しかし例をあげれば、本発明の組成物に推賞される非イ
オン表面活性剤にはオレイルアルコールおよびセチルア
ルコールのような脂肪族アルコールと酸化エチレンとの
縮合生成物またはオクチルフェノール、ノニルフェノー
ルおよびオクチルクレゾールのようなアルキルフェノー
ルと酸化エチレンとの縮合生成物がある。
他の非イオン表面活性剤は長鎖脂肪酸とへキシトール・
アンハイドライドから誘導した部分エステル類、たとえ
ばモノラウリン酸ソルビタン;前記の部分エステルと酸
化エチレンの縮合生成物;およびレシチン類である。
特に推賞される非イオン表面活性剤は酸化エチレンの2
〜4モル割合と炭素原子9〜15個をもつ第1級脂肪族
アルコールとの縮合物である。
特に推賞される非イオン表面活性剤(3)には、炭素原
子9〜11個をもつ第1級脂肪族アルコールと酸化エチ
レン2〜3モル比の縮合物である。
この種の非イオン表面活性剤(3)の例にはC,アルコ
ール20%、C7°アルコ一ル45%およびC11アル
コール35%を含む脂肪族アルコールの石油誘導混合物
であるリネポール(Linevol) 911アルコー
ル(商品名)の1モル割合と酸化エチレン2.5モル割
合との縮合物がある。
別の例にはnウンデカノールと酸化エチレン3モル割合
との縮合物であるシンペロニック(Synperoni
c) B 113 (商品名)非イオン表面活性剤があ
る。
炭素原子9〜11個をもつ第1級脂肪族アルコールと酸
化エチレン2〜3モル割合の縮合物は僅かに水溶性であ
るが、本発明の除草剤組成物中に使用される陽イオン型
添加物(2)が存在するときは水溶性化される。
非イオン表面活性剤は該組成物中の陽イオン型添加物の
1重量部につき0.2〜2.0重量部の割合で存在する
のが好ましい。
本発明の組成物で用いる陽イオン型添加物(2)がどの
ようにしてビピリジリウム第4級塩の除草効力を増加す
るかの仕方に関する如何なる理論にも、縛られるつもり
はないが、植物に施用した除草性ビピリジリウム第4級
塩のうちの一部は植物成分と錯結合することによって不
活性化されるものと信じられる。
陽イオン型添加物はその錯結合した状態からビピリジリ
ウム第4級塩を解放するように作用するか、または錯結
合状態になるのを阻止し、そうして植物に施用したビピ
リジリウム第4級塩の大部分がその植物に毒性効果を与
えるのを可能にするものと考えられる。
本発明による除草剤組成物に用いられる推賞される陽イ
オン型添加物(2)の好ましい例には次の一般式の第5
級アンモニウム率がある。
および / (式中基Rはオクチル基、デシル基、ドデシル基、テト
ラデシル基、ヘキサデシル基、オクタデシル基、オクタ
デセニル基、またはオクタデカジ′エニル基を表わし、
またYは臭素原子あるいは塩素原子を表わす。
)(式中基R8はオクチル基、デジル基、ドデシル基、
テトラデシル基、ヘキサデシル基、オクタデシル基、ま
たはオクタデセニル基を表わす。
)本発明の組成物に使用される陽イオン型添加物(2)
は単一で使用できるしまたは所望の場合は数種の添加物
の混合物を使用できる。
陽イオン型添加物(2)として使用できる市販の入手可
能な物質の例を次に列記する。
1、オクタジェニルトリメチルアンモニウム・クロライ
ド(45%)とオクタデセニルトリメチルアンモニウム
・クロライド(35%)と少量のオクタデシルトリメチ
ルアンモニウム・クロライド(10%)とより主として
成る第4級アンモニウム塩の混合物を水とイソプロパツ
ールとの混合物中に溶液とした添加物(2);商標名、
アーコード(Arquad) S / 50として市販
2、オクタデセニル・トリメチルアンモニウム・クロラ
イド(48%)とヘキサデシルトリメチルアンモニウム
・クロライド(27%)と少量のオクタデシルトリメチ
ルアンモニウム・クロライド(16%)とより主として
成る第4級アンモニウム塩の混合物を水とイソプロパツ
ールとの混合物中に溶液とした添加物(2):商標名、
アーコード(Arquad )T / 50として市販
3. ドデシルトリメチルアンモニウム・クロライド(
90%)と少量のテトラデシルトリメチルアンモニウム
・クロライド(9%)とより主として成る、第4級アン
モニウム塩の混合物を水とインプロパツールとの混合物
中に溶液とした添加物(2):商標名、アーコード12
150として市販。
4、ヘキサデシルトリメチルアンモニウム・クロライド
(90%)と少量のオクタデシルトリメチルアンモニウ
ム・クロライド(6%)とオクタデセニルトリメチルア
ンモニウム・クロライドとより主として成る第4級アン
モニウム塩のイソプロパツール混合物(添加物(2);
商標名、アーコード16150として市販。
5、オクタデシルトリメチルアンモニウム・クロライド
(93%)と少量のヘキサデシルトリメチルアンモニウ
ム・クロライド(6%)とオクタデセニルトリメチルア
ンモニウム・クロライド(1%)とより主として成る第
4級アンモニウム塩の混合物を水とインプロパツールと
の混合物中に溶液とした添加物(2);商標名、アーコ
ード18150として市販。
6、次の一般式 (式中基Rは牛脂の脂肪酸から誘導されたものであり、
オクタデセニル基48%、オクタデシル基16%、ヘキ
サデシル基27%、およびテトラデシル基3%を含んで
いる)の第4級塩の混合物(添加物(2);商標名、ジ
ュオコード(Duoquad) Tとして市販。
7、 ドデシルトリメチルアンモニウム・クロライド(
47%)と少量のテトラデシルトリメチルアンモニウム
・クロライド(18%)とより少量のオクチルメチルア
ンモニウム・クロライド(8%)、デシルトリメチルア
ンモニウム・タロライド(9%)およびヘキサデシルト
リメチルアンモニウム・クロライド(8%)とより主と
して成る第4級アンモニウム塩の混合物を水性インプロ
パツール溶液とした添加物(2);商標名、アーコード
C150として市販。
8 次の一般式 (式中基Rは、C3H17(8%)、C3°H21(9
%)、Cl2H25(47%)、C14H29(18%
)C16H33(8%)、Cl8H37(5%)及びC
78H35(5%)を包含する椰子油脂肪酸から誘導し
た脂肪族基の混合物である)の第4級塩の混合物(添加
物(2));商標名、エトコード(Ethoquad)
C/ 12として市販。
9、第4級アルキルトリメチルアンモニウム・ブロマイ
ドの混合物(添加物(2))(このN−アルキル基はC
,225%、C,465%およびC1610%よりなる
);商標名、セタブロン (Ce t av l on )として市販。
本発明のもう一つの要旨では本発明の除草剤組成物を草
木に施用することより成る不要な草木の成長を阻止する
方法を提供する。
好ましい施用率は1ニーカー当り0.25〜1.0ポン
ドのビピリジリウム(すなわち約0.28〜1.1 K
g/ヘクタール)の施用に相当する。
但しある場合にはこれより多いかまたは少い施用率が望
ましい。
如何なる特定の場合に対する適当な施用率も当業者によ
って容易に確定できる。
下記のリストは本明細書中に商標名若しくは商品名で記
載した各種物質の化学組成の詳細を説明したものである
リザ゛ポール(Li5sapol )NX (商標名)
:p−ノニルフェノール(商品名、ルブロールLubr
ol)と7〜8モル割合の酸化エチレンとの縮合物(非
イオン表面活性剤)。
リネボール(Linevol ) (商品名)911ア
ルコール:石油化学的に誘導した、0020%、C10
45%およびC,,35%の各アルコールを含む直鎖型
脂肪族アルコール混合物。
シンペロニック(Synperonic) B 113
(商標名):以下に説明した商品名シンブロール(5
ynprol )のアルコールと3モル割合の酸化エチ
レンとの縮合生成物(非イオン表面活性剤)。
シンペロニックB1125 (商標名) ニシンブロー
ルと2.5モル割合の酸化エチレンとの縮合生放物(非
イオン表面活性剤)。
シンブロール:ウンデカノール98%を含む石油化学的
に誘導した直鎖アルコール。
エチレン(Ethylan)CD 913 (商標名)
:リネボール911アルコール1モル割合と酸化エチレ
ン3モル割合との縮合物(非イオン表面活性剤)エチレ
ンCD917:酸化エチレン3モルの代りに7モル割合
を使用した以外はエチレンCD913と同じ縮合物(非
イオン表面活性剤)。
エチレンCD9112 :酸化エチレン3モルの代りに
12モル割合を使用した以外はエチレンCD913と同
じ縮合物(非イオン表面活性剤)。
エチレンD253:C12〜C15の直鎖型脂肪族アル
コール類の混合物と酸化エチレン3モル割合との縮合物
(非イオン表面活性剤)。
エチレンD257:酸化エチレンを3モルの代りに7モ
ル割合で用いた以外はエチレンD253と同じ縮合物(
非イオン表面活性剤)。
エチレンD2512:酸化エチレン3モルの代りに12
モル割合を使用した以外はエチレンD253と同じ型の
縮合物(非イオン表面活性剤)。
ルブロール(Lubrol) N 13 (商標名):
p−ノニルフェノールとエチレンオキシド13モル割合
の縮合物(非イオン表面活性剤)。
エチレンA2:ポリグリコール200オレエート(非イ
オン表面活性剤)。
エチレンA3:ポリグリコール300オレエート(非イ
オン表面活性剤)。
エチレンA6:ポリグリコール600オレエート(非イ
オン表面活性剤)。
トウビーン(Tween)20 (商標名)ニモノラウ
リン酸ソルビタンと酸化エチレン20モル割合との縮合
物(非イオン表面活性剤)。
トウビーン40:モノラウリツ酸ソルビタンと酸化エチ
レン40モル割合との縮合物(非イオン表面活性剤)。
アーメーン(Armeen) D M CD (商標名
):蒸溜したN、Nジメチルココアミン(陽イオン型添
加物の参考例として用いた)C18セタブロン・ブロマ
イド:テトラデシルトリメチルアンモニウム・ブロマイ
ド28%とドデシルトリメチルアンモニウム・ブロマイ
ド72%との混合物(陽イオン型添加物)。
以下実施例を示して本発明を詳説する。
実施例 1 この実施例では既知の除草剤組成物と比較して、本発明
の除草剤組成物の増強された除草活性を示す。
牧草地(主として多年生の青変、LoliumPere
nneから成る)の区域と、草(主としてpoaとAg
rostis種)がはびこった収穫後の畑地の区域(各
々4m×15mの面積)に本発明による除草剤組成物の
溶液と既知の除草剤組成物の溶液とを噴霧により散布し
た。
そうして第1表に示した期間経過後に前記の草の枯死率
(%)を評価した。
施用した各種の処理剤は次の通りであった。
処理剤はすべて施用に当り1ヘクタール当り225tの
標準容積まで希釈した。
(1)牧草地区域におけるこの処理では、パラコート(
一般名)陽イオンの20重量%を含むパラコート ジク
ロライド(1、1’−ジメチル−4゜4′−ビピリジリ
ウム・ジクロライド;成分(1)に相当)の溶液を1ヘ
クタールにつき3を施用した。
収獲后の畑地区域における処理では前記のパラコート溶
液を1ヘクタールにつき1.5/、施用した。
上記の両方の場合において、リザポールNとエトメーン
(Ethomeen) S / 25の1:4重量比混
合物よりなる表面活性剤(成分(3)に相当)の十分量
を噴霧用溶液に加えて0.1重量%の濃度とした。
リザボールNはp−ノニルフェノール1モルの割合と酸
化エチレン7〜8モル割合との縮合物の商標名である。
エトメーンS/25は大豆アミン(Soya amin
e) 1モル割合と酸化エチレン15モル割合の縮合物
につけた商標名である。
大豆アミンとは大豆油脂肪酸から作った第1級アミンの
混合物のことである。
(2)牧草地区域におけるこの処理では、20%のパラ
コート ジクロライド(成分1)溶液を1ヘクタール当
り31施用したものである。
収穫後の畑地区域ではパラコート溶液を11施用した。
両方の場合において、噴霧用溶液にはアーコード(商標
名) C150(成分2)とウンデカノール1モル割合
及び酸化エチレン3モル割合の縮合物(成分(3)に相
当)との1:1重量比混合物より成る添加物0.1重量
%を配合した。
(3)牧草地区域におけるこの処理では20%パラコー
ト ジクロライド(成分1)溶液を1ヘクタール当り3
1施用した。
収穫後の畑地区域におけるこの処理ではパラコート溶液
を施 用した。
上記の両方の場合において、噴霧溶液には、セタブロン
ブロマイド(成分2)とドデカノール1モル割合及び酸
化エチレン2.5モル割合の縮合物(成分3)との1:
1重量比混合物より成る添加物0.1重量%を配合した
(4)牧草地区域におけるこの処理では20%パラコー
ト ジクロライド(成分1)溶液を1ヘクタール当り6
1施用し、収穫後の畑地区域における処理では該溶液を
1ヘクタールにつき3を施用した。
牧草地区域における噴霧溶液は処理(1)に記載したり
ザボール/エトメーン混合物(成分3)を0.12重量
%配合した。
収穫後の畑地区域では噴霧溶液は上記混合物を0.06
%配合した。
(5)この処理は、パラコートと非イオン表面活性剤混
合物の量が処理4における量の半分である外は、処理(
4)と同じであった。
以上の試験結果を第1表にまとめた。
(P−牧草地区域、S=収獲後の畑地区域)第1表にお
いて処理4の施用率は、収穫後の畑地における牧草また
は雑草を枯死さすのにパラコートが普通商業的に使用さ
れる割合である。
処理5は、処理4の施用率が半減したときの除草効力の
減少を示している。
処理2および3は、陽イオン型添加物(2)を含有させ
ることによって処理5の割合で施用したパラコートの除
草効力が実質的に増加させられることができ、ある場合
には処理4の効果にまで達することを示している。
処理1には、処理2および3の添加物と同じ割合(0,
1%)で処理5の表面活性剤(成分(3))を使用する
場合の効力を示すことが含まれている。
実施例 2 この実施例では本発明の除草剤組成物の改良された除草
活性を例示する。
多年生の青変(Lot ium perenne)が生
長していた土地の区域に下記に列挙した処理剤を1ニー
カー当り20ガロン(1ヘクタール当り2251)噴霧
した。
成分の濃度は重量/容量%の用語で表わしである。
であるから0.25%は11当り2.5gを意味する。
パラコート ジクロライドのために計算した濃度はパラ
コート陽イオンに関するものである。
処理剤 1、 リプボールNX1部とエトメーンs/254部の
混合物(成分3)0.05%を加えたパラコート ジク
ロライド(成分1)0.25%。
2、 リプボールNX1部とエトメーンS/254部の
混合物(成分3)0.05%を加えたパラコート ジク
ロライド(成分1)0.5%。
3、セタブロン ブロマイド(成分2)とシンペロニッ
クB113(成分3)の等置部の混合物(成分3)の0
.1%を加えたパラコート ジクロライド(成分1)0
.25%。
4、アーコードC150(成分2)を0.1%加えたパ
ラコート ジクロライド(成分1)0.25%。
5、マレイン酸塩としてアーメーンDMCD(成分2の
参考例)の0.1%を加えたパラコート; ジクロライ
ド(成分1)0.25%。
6、アーメーンDMCDマレイン酸塩(成分2の参考例
)1部とシンペロニックB113(成分3)の1.5部
の混合物0,1%を加えたパラコート ジクロライド(
成分1)0.25%。
7、 アーメーンDMCDマレイン酸塩(成分2の参
考例)1.5部とシンペロニック8113(成分3)の
1部の混合物0.1%を加えたパラコート ジクロライ
ド(成分1)0.25%。
噴霧後32日目に、青変に与えた損害の程度をOから1
00までの尺度で評価した。
Oは無効果であり100は完全枯死である。
試験結果を第■表にまとめた。
第 ■ 表処理剤1にはビピリジリウム除草剤の市販
組成物に現今使用されるリザボールとエトメーン湿潤剤
(即ち非イオン表面活性剤)の混合物が含まれている。
処理2の結果では、パラコートの濃度を0.25%から
0.5%と2倍にし、且つ処理1と同じ湿潤剤を保有さ
せれば損害の割合を47.9%から83.3%に増加す
ることが判る。
処理剤1と同じ濃度のパラコートを含有する本発明の組
成物よりなる処理剤3は70.0%の損害割合を与える
故に本発明が教える陽イオン型添加物(2)を使用する
ことによって、この試験においては、0.25%即ち2
.5g/lの濃度のパラコートの除草活性はパラコート
の濃度を0.5%に倍加する(処理2)ことによって生
ずる除草効果増大率の約63%の程度C(70,0−4
7,9)/(83,3−47,9)×100%〕にまで
増加した。
処理剤4および5によれば、非イオン表面活性剤を含ま
ずに陽イオン型添加剤(2)を使用することによって除
草効果がいくらか増大する、しかし処理剤3におけるよ
りは少いことが判る。
更に処理剤6および7は、処理剤1に使用された既知の
組成物と比較して参考例として挙げた組成物の除草活性
に相当の増加があることを例示している。
実施例 3 この試験では、非イオン表面活性剤としてリザボールと
エトメーンの混合物を含む市場に用いられる標準組成物
に比較して本発明の除草剤組成物の改良された除草活性
を例示する。
組成物は全部1を当り1g(0,1%W/V)のジコー
トカチオン濃度でジコート(一般名)ジブロマイド(1
゜1′−エチレン−2,2′−ビピリジリウム・ジブロ
マイド;成分1)を含有していた。
これらの組成物を1ニーカー当り20ガロン(1ヘクタ
ール幽り225t)の割合で青変(Lol ium p
erenne)が生長中の土地の区域に噴霧した。
青変に対する損害を0から100までの尺度で評価した
ここでOは無効果であり100は完全枯死を示す。
28日後に、損害をうけた青変から再生した新しい生長
物(再生長分)を刈り取り、その重量を秤った。
2回の試験を行い、その結果を下表にまとめた。
上記の表では、L/EはエトメーンS/25(成分3)
の4部とリザポールNX(成分3)の1部の混合物を意
味する。
この混合物は11当り1g(0,1%W/V )の割合
で噴霧液中に配合された。
記号A/SはアーコードC150(成分2)とシンペロ
ニックBl 13 (成分3)の等置部の混合物を意味
する。
アーコードC150とシンペロニックB113の混合物
(本発明で用いる)はリザボールとエトメーンの混合物
(比較例で用いる)より大きい程度の損害を与え且つ再
生長を阻止することが判るであろう。
実施例 4 この実施例では本発明による2つの濃厚組成物AとBを
例示する。
これらの組成物は次表の成分を含有した。
明記した分量は組成物11当りのグラム数である。
これら組成物は噴霧用の稀釈溶液を提供するのに水で容
易に薄めることのできる均質な溶液である。
その濃厚組成物も50℃以下の温度で長期間貯蔵した後
も均質のまゝに止まり2相に分離しなかった。
上記組成物中のメタホウ酸ナトリウムと安息香酸ナトリ
ウムとは腐蝕防止剤として配合された。
シルコラプス5000は泡立ち抑止のため配合されたも
のでシリコーン類を基剤とする発泡防止剤より成る。
実施例 5 この実施例では、市場で使用される標準組成物に比較し
て本発明による除草剤組成物の改良された除草活性を例
示する。
組成物はすべて1g/l(0,1重量/容量%)のパラ
コート陽イオン濃度でバラコート ジクロライド(成分
1)を含有した。
これらの組成物を1ニーカーにつき20ガロン(1ヘク
タール当り225t)の割合で第■表に記載した品種の
若い鉢植え植物に噴霧した。
3週間後その植物に対する損害の程度を0〜100の尺
度で評価した。
ここに0は無効果を表わし、100は完全枯死を表わす
比較のために、第■表の下部に、陽イオン型添加物(2
)が存在しない場合で成る非イオン表面活性剤を用いて
得た結果を示す。
第■表に使用した略語は下記の意味をもつ。
Kg みちやなぎ (Knot grass )Cf
かもがや (Cocks foot )Rg 青
変 (Rye grass )この試験に使用し
た植物種名は下記の通りである。
みちやなぎ Polygonum aviculare
かもがや Dactyl is glomerata
毒麦 Lo青変ium perenne実施例
に の試験では更に既知の除草剤と比較した、本発明の組成
物の改良した除草活性を例示する。
。下記の組成物を試験した。
これらの組成物の濃度を水でうすめて、1ヘクタールに
つき2251の噴霧容量で青変の試験区域に噴霧した。
青変に与えた損害の程度を0〜100の尺度で評価した
0は無効果、100は完全枯死を表わす。
施用割合の各々につき4回づつ試験を実施した。
各試験の損害の程度(%)を5週間にわたって各週ごと
に評価し、五週間にわたる平均の損害塵を算出した。
各施用率に対する数値は4回の試験にわたる平均である
その結果得た数値を第■表にまとめた。
処理6(a)と6(b)は、先ず組成物6を施用してか
ら組成物1〜5を噴霧し、次にこれらの組成物1〜5の
噴霧が完了したときに再び組成物6を施用した場合の2
様の処理であった。
これらの2様の処理を行った目的は異った日時に施用し
た場合に大きな差異がないことを確めることにあった。
組成物6は広く使用される市販のパラコート除草剤であ
る。
この試験では第■表から、15%のみのパラコートを含
有するにすぎない本発明の組成物(41〜3及び5)が
パラコート20%を含んだ組成物(No、6)と同じ程
度の除草活性を示したことが判る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 次の一般式 (式中Xn−は陰イオンを表わし且つnは1〜4の整数
    である)の陽イオンよりなる群から選ばれる除草性のビ
    ピリジリウム第4級陽イオンの塩(1)と、前記ビピリ
    ジリウム第4級塩の除草効力を増強する陽イオン型添加
    物(2)と非イオン表面活性剤(3)との水溶液から成
    り、しかも前記陽イオン型添加物(2)は次の一般式 〔式中R1は、炭素数6〜20個の脂肪族基であり R
    2はメチル、2−ヒドロキシエチル又は−CH2CH2
    CH2N+(CH3)3X−基であり、R3はR2がメ
    チル又は−CH2CH2CH2N+(CH3)3X−基
    である時にはメチル基であるが R2が2−ヒドロキシ
    エチル基である時には2−ヒドロキシエチル基であり、
    X−は陰イオンを表わす〕の第4級アンモニウム塩aで
    あることを特徴とする除草剤組成物。
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DE (1) DE2352334A1 (ja)
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ZA737848B (en) 1974-08-28

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