JPS5851623B2 - 管体の超音波探傷法 - Google Patents

管体の超音波探傷法

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JPS5851623B2
JPS5851623B2 JP3138576A JP3138576A JPS5851623B2 JP S5851623 B2 JPS5851623 B2 JP S5851623B2 JP 3138576 A JP3138576 A JP 3138576A JP 3138576 A JP3138576 A JP 3138576A JP S5851623 B2 JPS5851623 B2 JP S5851623B2
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JP
Japan
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tube
water
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ice
ultrasonic flaw
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Expired
Application number
JP3138576A
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English (en)
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JPS52115290A (en
Inventor
一彦 井元
善茂 桜井
友信 桜永
良一 石井
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Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tokyo Shibaura Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は管体外部に冷却物質を取付ける管体内の水を凍
らせ管体外部へ管体内部の水が流出するのを防ぎ外部環
境を汚すことのない超音波探傷試験法に関する。
管体内部から管体および管体の溶接部を超音波探傷試験
する場合であって管体内tこ水がある時は、管体内の水
を試験前に取り去らないと超音波探傷試験装置が管体内
へ取付けられない。
しかし、管体内の水を取り去ることに長時間を要し、コ
ストがかかる場合には管体内の水を全部取り去ることが
難しい、ことに沸騰水型原子炉にあっては原子炉の水を
取り除くためには原子炉内にある燃料や制御棒などの取
外しを要し数週間から1ケ月間に及ぶ作業量となりかね
ないと云える。
管体内部から超音波探傷試験をする場合でも一時的にフ
ランジを取外し原子炉の水を管体外へ流出−させながら
超音波探傷装置を取付けることが一般的であり作業工程
は少く済むが外部環境を非常に汚す結果となる。
本発明は管体内の水を予じめ全部取去ることなく、且つ
作業環境を汚すことのないように管体内の水を一部凍ら
せることで超音波探傷試験時に管体内の水が外部へ流出
し環境を汚すことのないような超音波探傷試験法を提供
することを目的とするものである。
即ち本発明は管体内の水を予じめ全部取去ることなく、
一部を凍らせることで管体内の水が流出することを防い
だ超音波探傷試験方法であることを特徴とするものであ
る。
以下図面を参照し本発明の一実施例を説明する。
第1図イは管1の中にある水または汚水9を管1の外側
に取付けた冷却器8内に予じめドライアイス7を入れて
おき、ドライアイス7の冷却力を利用し、管1体内にあ
る水9を凍らせ氷ブロック6を作る氷になる時水は膨張
し管1は収縮するので氷ブロック6は管1の内面にしっ
かりと接触する。
管1体内の圧力が少い時はフランジ2にパツキン5、締
付具4、盲フランジ3を第1図口に示すように取外して
も氷ブロック6は定位置に静止し、氷ブロック6の下側
にある水9のみが下へ流れ落ちる。
この少量の水をフランジ2の下側に容器またはホース等
を用意することで流れ出た水を環境を汚すことなく処理
することが出来る。
水の圧力が大きい場合には氷ブロック6が移動するので
盲フランジ3を取外したとき氷ブロック6が流れ出ない
ように注意する必要がある。
第2図は氷ブロック6の下側で管1とフランジ2の間の
溶接部10を超音波探傷試験を実施する方法を示してい
る。
氷ブロック6によって水9が下へ落ちてくるのを防いで
いるので氷ブロック6の下側で、プローブ17がスプリ
ング27で管1内面に適度な力で押し付けられ、プロー
ブ17は管1内面に接触しながら上下および旋回する。
プローブ17はスプリング27を介して駆動パイプ16
に取付けられている。
駆動パイプ16の上には氷ブロックサポート26がある
氷ブロックサポート26は氷ブロック6が下へおちて来
た場合に、プローブ17を有する超音波探傷装置へ氷ブ
ロック6が当り超音波探傷装置が破損することを防ぐと
共に探傷作業が出来るように駆動パイプ16と氷ブロッ
クサポート26の間は自由に回転できるようになってい
る。
駆動パイプ16はほぼ1回転し、超音波探傷装置から水
が外部へ漏れて環境を汚すことを防ぐために探傷用フラ
ンジはパツキン5イ、50を有し、プローブ17と被試
験面(管1の内面、フランジ2の内面、溶接部10など
)の間には超音波の伝搬をよくするため接触媒質として
水が必要である。
水の供給は給排水槽13内の給水ポンプ12で給水管1
5内を水を通しプローブ17へ通しカッブラントとして
の役割を果す、使用後の水は探傷フランジ28へ取付け
られた排水管14内を流れ給排水槽へ戻され循環再使用
できる。
探傷に利用した水や予じめパイプに入っている水が漏れ
環境を汚すことのないようにパツキン5イ、パツキン5
0がある。
第3図は第2図の氷ブロック6が溶けた例を示すもので
冷却器の中のドライアイス7は不要でありまたカッブラ
ントとしての水の循環も不要である。
第2図と同様探傷作業に対しては有効であり水中での作
業であるためカッブラントの切れも少い。
第4図イは分割型の冷却器8を示しドライアイス7は伝
導板としての導体20を通し冷却熱で管1を冷却し管1
内の水を凍らせる間接型冷却方法を示したものである。
第4図口は直接管1体の外周へドライアイス7などを置
き管1体内の水を冷却し凍らせる。
ドライアイス7に給水管150から水を管1体外周近く
へ注ぐと管1体の冷却効果はさらに良いと云える。
シールリング19は氷になる前に流れ出る水を防いでい
る。
第5図イは横型の管1体における直接冷却方法の1例で
ある。
必要に応じ給水管150から水を給水できる。
第5図口は横型の管1体における間接冷却方法の1例で
ある。
必要に応じ給水管150から水を給水できる。
第6図イは縦型の管1直接冷却型の冷却器8を示し、2
分割型で管1に取付けられるように蝶番22イ、締め付
は具23イが用意されている。
第6図口は縦型の管1体の間接冷却型の冷却器8を示し
、第6図イに比べさらに仕切板24、内側配管25など
からなる。
第7図イは横型の管1体の直接冷却型の冷却器を示し第
7図口は間接冷却型の冷却器を示す。
両者とも2分割になっており2分割部を締付具23イで
管1体外周に締付けられるようになっている。
第7図口は管1体に取付けたままでドライアイスを入れ
たり、出したりすることが蝶番220、締付具230を
使うことでできる。
次に上記装置の作用効果について述べる。
管体内の水が放射線その他でよごれた水または普通の水
であって、特にその水が作業環境を汚す恐れがある場合
で汚れた水を他へ取去ることが出来ない場合には一時的
または数時間管体内の水を一部分凍らせることによって
管体内の水が外へ流出することを極力避けるためには、
汚れた水を含んだ管体外部から管体内の汚れた水の一部
を凍らせる必要が生じてくる。
また管体内に多少の圧力がある場合であっても、管体の
盲フランジ3を取外す時に氷6(第1図イ)が下へ流れ
出てくるが氷6の下の水が管体外へ出たところで氷6を
管体内へ止めおき、氷6の上にある水が管体外へ流出す
ることを防ぐ。
圧力のかからない水の場合にあっては盲フランジ3を取
外しても氷が移動しないので氷の下の部分の水だけが管
外へ流出する。
管1とフランジ2の間の溶接部などを超音波探傷試験を
行う場合には管体内の水を一部分凍らせ、氷の下の部分
の水をフランジを外して管外へ流出させた後超音波探傷
装置を取付け(第2図)る。
管の直径が細く、管体内の水に圧力がかかつていないで
試験時間が短い場合にあっては管体内の水の一部を凍ら
せた状態のままで氷の下側に取付けた超音波探傷装置で
超音波探傷試験を行うことができる。
この時には管体内面とプローブ17の間に超音波を伝達
するための接触媒質が必要であり、接触媒質としての水
を供給してやる必要がある(接触媒質は油などを塗って
おく場合もある)。
その場合水を再循環させるか供給することが必要であり
第2図は循環再使用できる接触媒質としての水の供給方
法である。
冷却器内のドライアイスが溶けると管体内の氷が下へ落
ちてくるので超音波探傷装置を破損させることを防ぐた
めに氷ブロックサポートがあり、氷が落ちても探傷装置
を破損させることはない。
氷ブロックサポートはプローブ駆動パイプにさし込まれ
ていてプローブ駆動パイプに関係なく自由に回転出来る
ので氷が下へ落ちて来てもプローブ駆動パイプは自由に
回転し探傷作業が充分可能である。
探傷作業が長時間に亘ると冷却器内のドライアイスが溶
けて失くなってしまう、その時は接触媒質は管体内の水
を使用することができる(第3図)。
ドライアイス、液体窒素などが直接管体に触れ、急激に
冷却することをきらう時には第4図イのように間接的に
冷却することがあり、またドライアイスは氷魂であるた
め上部から水を注ぐことによって管体が早く冷却する場
合などもある。
管体が横型の場合にはドライアイス全体を囲む冷却器(
第5図イ2口)が必要である。
冷却器を管体に取付けるには2分割型にするのが便利で
ある(第6図イ2口、第7図イ2口)。
以上説明したように本発明の管体の超音波探傷法によれ
ば管体の外側にドライアイス、液体窒素などの冷却力の
大きな固体または液体を取付けることで管体内の水を冷
却凍らせ水は膨張し氷となり、管体は冷却によって収縮
し管体と氷はしっかりと締り管体内の水を外へ流出する
ことなく管体内部から超音波探傷試験を行うことが出来
る方法である。
また管体内の水の圧力が大きい場合にも氷を作ることで
管体内の水の流出を極力抑えることができるものである
特に放射線、その他で汚染された水が管体外へ流出する
ことを防ぐのに大きな効果があると云える。
氷が溶けた場合は氷ブロックサポートで支えなから探傷
作業を行うことが出来ると共にドライアイス水を供給す
ることで冷却速度を上げることが出き作業時間を少くす
ることが出来る。
それらのことで作業環境を汚すことなく作業効果の良い
探傷作業が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図イ9口は縦型管体の外側にドライアイスを置き管
体内の水を氷にする方法を示す説明図、第2図、第3図
は管体内からの探傷方法を示す説明図、第4図イ9口は
縦型管体にドライアイスを取付けた場合を示す説明図、
第5図イ2口は横型管体にドライアイスを取付ける方法
を示す説明図、第6図イ1口、第7図イ9口はドライア
イスの取付用ケースを示す斜視図である。 6・・・・・・氷ブロック、7・・・・・・ドライアイ
ス、8・・・・・・冷却器、16・・・・・・プローブ
駆動パイプ、17・・・・・・プローブ、26・・・・
・・氷ブロックサポート、28・・・・・・探傷フラン
ジ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 水の入った管体の溶接部を超音波探傷するに際して
    、管体の溶接部上方の外周に冷却物体を取付けて前記溶
    接部上方の水を凍らせた後、溶接部を管体の内側から超
    音波探傷することを特徴とする管体の超音波探傷法。 2−担凍った水をとかしてプローブの接触媒質とするこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の管体の超音
    波探傷法。 3 冷却媒質がドライアイスであることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載の管体の超音波探傷法。
JP3138576A 1976-03-24 1976-03-24 管体の超音波探傷法 Expired JPS5851623B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP3138576A JPS5851623B2 (ja) 1976-03-24 1976-03-24 管体の超音波探傷法

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JP3138576A JPS5851623B2 (ja) 1976-03-24 1976-03-24 管体の超音波探傷法

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Publication Number Publication Date
JPS52115290A JPS52115290A (en) 1977-09-27
JPS5851623B2 true JPS5851623B2 (ja) 1983-11-17

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ID=12329782

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JP3138576A Expired JPS5851623B2 (ja) 1976-03-24 1976-03-24 管体の超音波探傷法

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JP5345103B2 (ja) * 2010-04-27 2013-11-20 株式会社Ihi検査計測 液層の凝固を利用したガイド波による検査方法
CN106886057A (zh) * 2016-12-29 2017-06-23 杭州电子科技大学 便携式水管冰冻堵塞位置探测仪

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Publication number Publication date
JPS52115290A (en) 1977-09-27

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