JPS5851484Y2 - 配管固縛装置 - Google Patents
配管固縛装置Info
- Publication number
- JPS5851484Y2 JPS5851484Y2 JP13260179U JP13260179U JPS5851484Y2 JP S5851484 Y2 JPS5851484 Y2 JP S5851484Y2 JP 13260179 U JP13260179 U JP 13260179U JP 13260179 U JP13260179 U JP 13260179U JP S5851484 Y2 JPS5851484 Y2 JP S5851484Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piping
- secured
- band
- pipe
- buoyancy
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Supports For Pipes And Cables (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
船舶用の一般の配管の固縛装置は、衝撃、振動、水流等
を考慮して丈夫な構造となっている。
を考慮して丈夫な構造となっている。
第1図及び第2図は従来の船舶用固縛装置の代表的な例
を示し、配管の位置保持のために型鋼又は鋼板から加工
した配管固縛台1を船体2に溶接し、この上に鉛板等の
配管保護材3を敷いて管4を沿わせ、この上に更に保護
材31を挾んで鋼板で作った帯金5で押え、ボルト及び
ナツト6で締付ける方法を採用していた。
を示し、配管の位置保持のために型鋼又は鋼板から加工
した配管固縛台1を船体2に溶接し、この上に鉛板等の
配管保護材3を敷いて管4を沿わせ、この上に更に保護
材31を挾んで鋼板で作った帯金5で押え、ボルト及び
ナツト6で締付ける方法を採用していた。
従って重量的には相当重いものになっており、また船体
2に配管固縛台1を溶接するため、船体2が特殊な金属
の場合は溶接施工上特別な管理が必要になる。
2に配管固縛台1を溶接するため、船体2が特殊な金属
の場合は溶接施工上特別な管理が必要になる。
また潜水船などにこの方法を用いると、過剰な構造とな
るため重いものとなり、また溶接管理の面での問題もあ
った。
るため重いものとなり、また溶接管理の面での問題もあ
った。
潜水船(沈降浮上物体)の一般的性質として、特に深々
度潜水船では、重量と浮量とのバランスに於いて重量が
浮量より大きいので、これを浮力材によって補っている
。
度潜水船では、重量と浮量とのバランスに於いて重量が
浮量より大きいので、これを浮力材によって補っている
。
従って潜水船に重量物を装備することは、これに見合う
浮力材を必要とし、ひいては潜水船のサイズが大きくな
り、潜水船の諸性能、例えば推進性能等の低下を来す結
果になっていた。
浮力材を必要とし、ひいては潜水船のサイズが大きくな
り、潜水船の諸性能、例えば推進性能等の低下を来す結
果になっていた。
そこで船に装備するものの重量は極力軽くする必要があ
り、配管固縛構造についても同様であった。
り、配管固縛構造についても同様であった。
以上の如く船舶用の一般の配管の固縛は、衝撃、振動、
水流等を考慮する必要があるが、潜水船やその他の沈降
浮上物体等の進行速力が遅く、水流や衝撃、振動等に対
する考慮を余り必要としないものは、一般船舶用のよう
な丈夫なものは必要ではなく、むしろ重量が軽く、船体
2への溶接などの施工がなく、簡単に固縛できる方法が
要求されていた。
水流等を考慮する必要があるが、潜水船やその他の沈降
浮上物体等の進行速力が遅く、水流や衝撃、振動等に対
する考慮を余り必要としないものは、一般船舶用のよう
な丈夫なものは必要ではなく、むしろ重量が軽く、船体
2への溶接などの施工がなく、簡単に固縛できる方法が
要求されていた。
本考案は配管の位置保持材として浮力材を用い、固縛材
として薄板でテープ状の金属製巻バンドを用い、前記浮
力材と配管との間にゴム板等の弾力性のある材料を介装
することにより、軽くて取付けも容易であり、かつ任意
の位置への変更が容易にできる配管固縛装置を提供せん
とするものである。
として薄板でテープ状の金属製巻バンドを用い、前記浮
力材と配管との間にゴム板等の弾力性のある材料を介装
することにより、軽くて取付けも容易であり、かつ任意
の位置への変更が容易にできる配管固縛装置を提供せん
とするものである。
以下本考案の実施例を図面について説明すると、先ず第
3図〜第5図の実施例に於いて、7は潜水船又はその他
の沈降浮上物体の船体骨組構造の1部で、船外海水中に
配設されている。
3図〜第5図の実施例に於いて、7は潜水船又はその他
の沈降浮上物体の船体骨組構造の1部で、船外海水中に
配設されている。
また8は船外に導設された配管で海水中に配設されてい
る。
る。
9は配管8の位置保持材として用いられる浮力材で、水
中で有効な浮力を持ち、水圧に耐えると共に水分を吸収
しにくい材質が用いられる。
中で有効な浮力を持ち、水圧に耐えると共に水分を吸収
しにくい材質が用いられる。
10はゴム板等弾力性のある材料で、浮力材9と配管8
との間に介装されている。
との間に介装されている。
11は固縛材として用いる薄板テープ状の金属製の巻バ
ンドで、同バンド11の両端はバックル12により接続
固定されている。
ンドで、同バンド11の両端はバックル12により接続
固定されている。
第6図及び第7図は他の実施例を示し、第3図の実施例
のように配管8を巻バンド11で直接巻回する代わりに
、配管8を押え金13で押え、この押え金13の両端を
2本の巻バンド11で船体骨組構造7と共に巻回して固
定するようにした点で異なる。
のように配管8を巻バンド11で直接巻回する代わりに
、配管8を押え金13で押え、この押え金13の両端を
2本の巻バンド11で船体骨組構造7と共に巻回して固
定するようにした点で異なる。
さて第3図及び第6図に示す実施例に於いて、浮力材9
及び弾力性のある材料10は、配管8を船体骨組構造7
に対してa、bの位置を保持するための台の役目をなし
、これらをテープ状の巻バンド11で締付け、固縛する
ことにより、配管8は船体骨組構造7に対して位置が保
持され固定される。
及び弾力性のある材料10は、配管8を船体骨組構造7
に対してa、bの位置を保持するための台の役目をなし
、これらをテープ状の巻バンド11で締付け、固縛する
ことにより、配管8は船体骨組構造7に対して位置が保
持され固定される。
なお、第6図の場合は押え金13を介して配管8を固縛
する。
する。
この際弾力性材料10は、巻バンド11の締付けにより
圧縮された状態となり、配管8は弾力性材料10の反力
により常に締付けられた状態となっている。
圧縮された状態となり、配管8は弾力性材料10の反力
により常に締付けられた状態となっている。
以上詳細に説明した如く本考案は、配管を固縛すべき物
体に固縛する際、位置保持材として浮力材を用いたので
、従来の配管固縛装置に於いて各種の固定金具を用いた
もののように重量が増すようなことはなく、水中に固縛
する場合には浮力を持ち、配管を固縛すべき物体を軽く
する効果がある。
体に固縛する際、位置保持材として浮力材を用いたので
、従来の配管固縛装置に於いて各種の固定金具を用いた
もののように重量が増すようなことはなく、水中に固縛
する場合には浮力を持ち、配管を固縛すべき物体を軽く
する効果がある。
また固縛材としては薄板でテープ状の金属製巻バンドを
用いたので、配管を固縛すべき物体に浮力材を介して固
縛する場合、同物体に溶接又はボルト締めのためのボル
ト穴の加工等の必要はなく、従って取付けが容易であり
、かつ任意の位置への変更が容易にできる。
用いたので、配管を固縛すべき物体に浮力材を介して固
縛する場合、同物体に溶接又はボルト締めのためのボル
ト穴の加工等の必要はなく、従って取付けが容易であり
、かつ任意の位置への変更が容易にできる。
また本考案は浮力材と配管との間にゴム板等の弾力性の
ある材料を介在させたので、テープ状の金属製巻バンド
で周回して固縛する際、浮力材が硬質材であっても、弾
力性のある材料がクッションとして働くため、同巻バン
ドが緩むような虞れは全くなく、かつ同バンドで周回し
て固縛するため、強固に固縛できる。
ある材料を介在させたので、テープ状の金属製巻バンド
で周回して固縛する際、浮力材が硬質材であっても、弾
力性のある材料がクッションとして働くため、同巻バン
ドが緩むような虞れは全くなく、かつ同バンドで周回し
て固縛するため、強固に固縛できる。
第1図は従来の配管固縛装置の正面図、第2図は第1図
のA−A断面図、第3図は本考案の実施例を示す配管固
縛装置の正面図、第4図は第3図のB−B断面図、第5
図イ2口、ハは夫々第3図に於ける要部の斜視図、第6
図は他の実施例を示す配管固縛装置の側面図、第7図は
第6図のC〜C断面図である。 図の主要部分の説明、7・・・・・・船体骨組構造(配
管を固縛すべき物体)、8・・・・・・配管、9・・・
・・・浮力材、10・・・・・・弾力性のある材料、1
1・・・・・・巻バンド。
のA−A断面図、第3図は本考案の実施例を示す配管固
縛装置の正面図、第4図は第3図のB−B断面図、第5
図イ2口、ハは夫々第3図に於ける要部の斜視図、第6
図は他の実施例を示す配管固縛装置の側面図、第7図は
第6図のC〜C断面図である。 図の主要部分の説明、7・・・・・・船体骨組構造(配
管を固縛すべき物体)、8・・・・・・配管、9・・・
・・・浮力材、10・・・・・・弾力性のある材料、1
1・・・・・・巻バンド。
Claims (1)
- 配管を固縛すべき物体と配管との間に位置保持材として
の浮力材を介在させると共に、同浮力材と配管との間に
ゴム板等の弾力性のある材料を介在させ、前記配管を固
縛すべき物体、浮力材、弾力性のある材料及び配管を直
接又は押え金を介し、薄板でテープ状の金属製巻バンド
で周回して固縛したことを特徴とする配管固縛装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13260179U JPS5851484Y2 (ja) | 1979-09-27 | 1979-09-27 | 配管固縛装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13260179U JPS5851484Y2 (ja) | 1979-09-27 | 1979-09-27 | 配管固縛装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5650876U JPS5650876U (ja) | 1981-05-06 |
JPS5851484Y2 true JPS5851484Y2 (ja) | 1983-11-24 |
Family
ID=29364213
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13260179U Expired JPS5851484Y2 (ja) | 1979-09-27 | 1979-09-27 | 配管固縛装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5851484Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-09-27 JP JP13260179U patent/JPS5851484Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5650876U (ja) | 1981-05-06 |
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