JPS5851404Y2 - 内燃機関の吸気消音器 - Google Patents
内燃機関の吸気消音器Info
- Publication number
- JPS5851404Y2 JPS5851404Y2 JP14328078U JP14328078U JPS5851404Y2 JP S5851404 Y2 JPS5851404 Y2 JP S5851404Y2 JP 14328078 U JP14328078 U JP 14328078U JP 14328078 U JP14328078 U JP 14328078U JP S5851404 Y2 JPS5851404 Y2 JP S5851404Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- intake
- internal combustion
- combustion engine
- silencer
- intake silencer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Exhaust Silencers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は吸気流入抵抗及び吸気騒音を低減せしめるよう
に構成された内燃機関の吸気消音器の改良に関するもの
である。
に構成された内燃機関の吸気消音器の改良に関するもの
である。
従来の内燃機関、特に舶用内燃機関においては、その吸
気マニホールドの吸入孔附近で発生する吸気騒音を低減
するためには、オイルバス又はペーパーフィルタ方式に
よる消音器は不要であり、第１図の従来例の吸気消音器
１で示すように、太きなごみ等の流入を防止する金網２
を傘形カバ一部材３及び下部受は部材４にそれぞれ溶接
した吸気消音器１を、取付ボルト５により吸気マニホー
ルド６に固設しているのが一般的である。
気マニホールドの吸入孔附近で発生する吸気騒音を低減
するためには、オイルバス又はペーパーフィルタ方式に
よる消音器は不要であり、第１図の従来例の吸気消音器
１で示すように、太きなごみ等の流入を防止する金網２
を傘形カバ一部材３及び下部受は部材４にそれぞれ溶接
した吸気消音器１を、取付ボルト５により吸気マニホー
ルド６に固設しているのが一般的である。
こノ場合、金網２の高さＮに対し、傘形カバ一部材３の
下端部と下部受は部材４との間の高さｈ□は、ｈｌ中
２Ｎになっており、傘形カバ一部材３の下端部の金網２
に対する重なり部分が少いため、吸気音が外部に発散し
、吸気騒音が大きくなると共に、特に舶用内燃機関の場
合には、波しぶき等をかぶった際、傘形カバ一部材３の
下部から滴下した水が吸入され、その内燃機関の耐久性
を欠くという欠点がある。
下端部と下部受は部材４との間の高さｈ□は、ｈｌ中
２Ｎになっており、傘形カバ一部材３の下端部の金網２
に対する重なり部分が少いため、吸気音が外部に発散し
、吸気騒音が大きくなると共に、特に舶用内燃機関の場
合には、波しぶき等をかぶった際、傘形カバ一部材３の
下部から滴下した水が吸入され、その内燃機関の耐久性
を欠くという欠点がある。
更ニ、吸気マニホールド６に吸気消音器１を固設するた
めの取付ボルト５のために、第１図でｈ２で示す高さが
必要となり、吸気消音器１の全体高さが高くなるという
欠点がある。
めの取付ボルト５のために、第１図でｈ２で示す高さが
必要となり、吸気消音器１の全体高さが高くなるという
欠点がある。
そこで本考案は、前記従来の欠点を解消するため、吸気
騒音並びに吸入抵抗が少く、且つ外部からの水滴等の流
入を防止可能な吸気消音器を低コストで提供することを
目的としたものである。
騒音並びに吸入抵抗が少く、且つ外部からの水滴等の流
入を防止可能な吸気消音器を低コストで提供することを
目的としたものである。
即ち本考案は、内燃機関の吸気マニホールドに固設され
た吸気消音器において、吸気消音器と吸気マニホールド
の接続部にドーナツ状の多孔部材を設け、該多孔部材の
外周を前記吸気消音器の傘形カバ一部材の下端部に固着
せしめると共に、その内周を吸気マニホールドの吸気孔
周辺部に取付けることにより構成される。
た吸気消音器において、吸気消音器と吸気マニホールド
の接続部にドーナツ状の多孔部材を設け、該多孔部材の
外周を前記吸気消音器の傘形カバ一部材の下端部に固着
せしめると共に、その内周を吸気マニホールドの吸気孔
周辺部に取付けることにより構成される。
以下第２図及び第３図を参照して本考案の実施例を説明
するが、第１図の従来例と同じ部品は同じ部品番号で示
している。
するが、第１図の従来例と同じ部品は同じ部品番号で示
している。
第２図に示す本考案の実施例１における吸気消音器１で
は、傘形カバ一部材３及び下部受は部材４を別体に形成
し、それぞれを貫通して吸気マニホールド６に取付ボル
ト５により固設せしめているが、其の際、傘形カバ一部
材３と下部受は部材４０間にはパイプ状中間ピース７を
介在せしめて間隔を保っている。
は、傘形カバ一部材３及び下部受は部材４を別体に形成
し、それぞれを貫通して吸気マニホールド６に取付ボル
ト５により固設せしめているが、其の際、傘形カバ一部
材３と下部受は部材４０間にはパイプ状中間ピース７を
介在せしめて間隔を保っている。
そこで本考案では、傘形カバ一部材３の下端部３ｂの全
周と、下部受は部材４の外周からなる吸気入口部をドー
ナツ状多孔部材である金網２で覆うため、その金網２の
外周を傘形カバ一部材３の下端部３ｂに複数個の金網取
付ビス８で固着せしめると共に、金網２の内周部分は吸
気消音器１を吸気マニホールド６の吸気孔６ａ近傍に取
付ボルト５で固設する際、下部受は部材４の下面と吸気
マニホールド６の取付面の間に挟着せしめて吸気孔６ａ
周辺部に取付けている。
周と、下部受は部材４の外周からなる吸気入口部をドー
ナツ状多孔部材である金網２で覆うため、その金網２の
外周を傘形カバ一部材３の下端部３ｂに複数個の金網取
付ビス８で固着せしめると共に、金網２の内周部分は吸
気消音器１を吸気マニホールド６の吸気孔６ａ近傍に取
付ボルト５で固設する際、下部受は部材４の下面と吸気
マニホールド６の取付面の間に挟着せしめて吸気孔６ａ
周辺部に取付けている。
次に、第３図に示す本考案の実施例２においては、第２
図の実施例１と同じ部品は同じ部品番号で示しているが
、相違点としては、パイプ状中間ピース７ａ及び下部受
は部材４ａを傘形カバ一部材３に一体に形成した点であ
り、実施例１と同様の構成になってはいるが、製作の際
の部品点数を低減せしめたものである。
図の実施例１と同じ部品は同じ部品番号で示しているが
、相違点としては、パイプ状中間ピース７ａ及び下部受
は部材４ａを傘形カバ一部材３に一体に形成した点であ
り、実施例１と同様の構成になってはいるが、製作の際
の部品点数を低減せしめたものである。
なお、上記第２図及び第３図における本考案の実施例１
および２では、吸入空気の抵抗損失を生じないように、
下部受は部材４，４ａの吸気入口側及び出口側それぞれ
に、曲率Ｒ１及びＲ２の曲面を形成し、傘形カバ一部材
３の内面の吸気入口側及び中央部にそれぞれ、充分大き
な曲率Ｒ３を有する曲面部及び充分大きな曲率Ｒ４を有
する半球面状突部３ａを形成せしめている。
および２では、吸入空気の抵抗損失を生じないように、
下部受は部材４，４ａの吸気入口側及び出口側それぞれ
に、曲率Ｒ１及びＲ２の曲面を形成し、傘形カバ一部材
３の内面の吸気入口側及び中央部にそれぞれ、充分大き
な曲率Ｒ３を有する曲面部及び充分大きな曲率Ｒ４を有
する半球面状突部３ａを形成せしめている。
従って本考案の吸気消音器では、簡単な部材の組立てに
よる低製作コストで構成された吸気消音器により、その
吸気騒音を低減せしめると共に、吸気の流入抵抗を低減
せしめ、その機関の吸入量の低下を生ぜしめないという
効果がある。
よる低製作コストで構成された吸気消音器により、その
吸気騒音を低減せしめると共に、吸気の流入抵抗を低減
せしめ、その機関の吸入量の低下を生ぜしめないという
効果がある。
特に、本考案の吸気消音器では、金網などの多孔部材が
吸気消音器の最下面に位置した吸気入口部に設けられて
いるので、雨水又は小形舶用内燃機関等における海水の
流入を防止する上で効果があり、また多孔部材に付着せ
るごみ等を除去する作業が容易に行なわれうるという利
点がある。
吸気消音器の最下面に位置した吸気入口部に設けられて
いるので、雨水又は小形舶用内燃機関等における海水の
流入を防止する上で効果があり、また多孔部材に付着せ
るごみ等を除去する作業が容易に行なわれうるという利
点がある。
なお、本考案は各種内燃機関の吸気消音器並びにコンプ
レッサー等の吸気消音器に対して有効テある。
レッサー等の吸気消音器に対して有効テある。
第１図は従来例における内燃機関の吸気消音器の側断面
図、第２図及び第３図はそれぞれ、本考案の実施例１及
び２における内燃機関の吸気消音器の一部断面の側面図
である。 １・・・・・・吸気消音器、２・・・・・・金網、３・
・・・・・傘形カバ一部材、３ｂ・・・・・・下端部、
４，４ａ・・・・・・下部受は部材、５・・・・・・取
付ボルト、６・・・・・・吸気マニホールド、６ａ・・
・・・・吸気孔、８・・・・・・金網取付はビス。
図、第２図及び第３図はそれぞれ、本考案の実施例１及
び２における内燃機関の吸気消音器の一部断面の側面図
である。 １・・・・・・吸気消音器、２・・・・・・金網、３・
・・・・・傘形カバ一部材、３ｂ・・・・・・下端部、
４，４ａ・・・・・・下部受は部材、５・・・・・・取
付ボルト、６・・・・・・吸気マニホールド、６ａ・・
・・・・吸気孔、８・・・・・・金網取付はビス。
Claims (1)
- 内燃機関の吸気マニホールドに固設された吸気消音器に
おいて、吸気消音器と吸気マニホールドの接続部にドー
ナツ状の多孔部材を設け、該多孔部材の外周を前記吸気
消音器の傘形カバ一部材の下端部に固着せしめると共に
、その内周を吸気マニホールドの吸気孔周辺部に取付け
てなる内燃機関の吸気消音器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14328078U JPS5851404Y2 (ja) | 1978-10-20 | 1978-10-20 | 内燃機関の吸気消音器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14328078U JPS5851404Y2 (ja) | 1978-10-20 | 1978-10-20 | 内燃機関の吸気消音器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5560448U JPS5560448U (ja) | 1980-04-24 |
| JPS5851404Y2 true JPS5851404Y2 (ja) | 1983-11-22 |
Family
ID=29120808
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14328078U Expired JPS5851404Y2 (ja) | 1978-10-20 | 1978-10-20 | 内燃機関の吸気消音器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5851404Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-10-20 JP JP14328078U patent/JPS5851404Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5560448U (ja) | 1980-04-24 |
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