JPS5851328Y2 - 運搬容器の扉施錠装置 - Google Patents
運搬容器の扉施錠装置Info
- Publication number
- JPS5851328Y2 JPS5851328Y2 JP17092080U JP17092080U JPS5851328Y2 JP S5851328 Y2 JPS5851328 Y2 JP S5851328Y2 JP 17092080 U JP17092080 U JP 17092080U JP 17092080 U JP17092080 U JP 17092080U JP S5851328 Y2 JPS5851328 Y2 JP S5851328Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame
- cam
- door
- locking
- crown body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Closures For Containers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はパン型車両、海上コンテナ等の運搬容器の扉施
錠装置に関するものである。
錠装置に関するものである。
更に詳しくいえば、特許第478799号(特公昭41
−5599号)に開示された如き型式の扉施錠装置の改
良に係るものである。
−5599号)に開示された如き型式の扉施錠装置の改
良に係るものである。
第1図〜第6図を参照して公知扉施錠装置の一例につい
て説明する。
て説明する。
第1図において、1は海上コンテナで隅柱2の上下に荷
役用の隅金具3がとりつけられている。
役用の隅金具3がとりつけられている。
4は扉で、隅柱2に蝶番5にて結合されている。
6は施錠棒でバンドル7によって操作する。
施錠棒6の上部端と下端には施錠用舌状カム片8が固着
され、これに対応して、コンテナ門口部を形成する上枠
9と下枠10には舌状カム片8が係合するカムキーパ−
11が固着されている。
され、これに対応して、コンテナ門口部を形成する上枠
9と下枠10には舌状カム片8が係合するカムキーパ−
11が固着されている。
12は施錠フレームで、扉へ取付けられる取付基部は断
面n状をなし、施錠棒6の端部(第2図では施錠棒の下
端部)を上方から覆うよう扉に固着される。
面n状をなし、施錠棒6の端部(第2図では施錠棒の下
端部)を上方から覆うよう扉に固着される。
取付基部に続いて扉の縁から上又は下に張出す冠体部1
3を備えている。
3を備えている。
冠体部13は前記舌状カム片8の軸部の一端8aを軸支
し、かつカムキーパ−11と係合する下向凹部を備えて
いる。
し、かつカムキーパ−11と係合する下向凹部を備えて
いる。
冠体部13は第5図〜第6図に示す如く、施錠時にカム
キーパ−11の上下の斜面部11 aと対向し、ラッキ
ング力が作用したとき密接する傾斜面12 aを有して
いる。
キーパ−11の上下の斜面部11 aと対向し、ラッキ
ング力が作用したとき密接する傾斜面12 aを有して
いる。
斜上の構成により、扉に作用するラッキング力(Rac
king force)を扉から扉枠に伝達し、ラッキ
ング力による変形破壊を防止している。
king force)を扉から扉枠に伝達し、ラッキ
ング力による変形破壊を防止している。
特にラッキング力が作用したときに、扉に固着された冠
体部の内面をカムキーパ−11の上下の斜面部11 a
に密接させて扉と扉枠間のガタを防止し、舌状カム片8
とカムキーパ−11による施錠機構及び施錠棒6を保護
している。
体部の内面をカムキーパ−11の上下の斜面部11 a
に密接させて扉と扉枠間のガタを防止し、舌状カム片8
とカムキーパ−11による施錠機構及び施錠棒6を保護
している。
この構造によれば、冠体部13とカムキーパ−11との
保合部は施錠棒6の中心から距離lだけ隔てられた位置
で接している。
保合部は施錠棒6の中心から距離lだけ隔てられた位置
で接している。
この結実施錠フレーム12にラッキング力による曲げモ
ーメントが作用し、冠体部13に捩れを発生させて好ま
しくない 又冠体部の内面とカムキーパ−との接触は傾斜面での接
触であるから、施錠部にラッキング力が加わったとき、
冠体部とカムキーパ−との間に相対的ずれを生じ、ラッ
キング力を枠体へ伝達する機能が不完全とならざるを得
ない(第6図2点鎖線参照)。
ーメントが作用し、冠体部13に捩れを発生させて好ま
しくない 又冠体部の内面とカムキーパ−との接触は傾斜面での接
触であるから、施錠部にラッキング力が加わったとき、
冠体部とカムキーパ−との間に相対的ずれを生じ、ラッ
キング力を枠体へ伝達する機能が不完全とならざるを得
ない(第6図2点鎖線参照)。
本考案はこれらの問題点を改良しようとするもので、以
下第7図以下を参照して説明する。
下第7図以下を参照して説明する。
第7図で明らかなごとく、施錠棒6の端(図は下端)に
固着されているカム片108と係合するカムキーパ−の
外側上下面の形状が異っている。
固着されているカム片108と係合するカムキーパ−の
外側上下面の形状が異っている。
従ってこれらを覆う施錠フレーム112の形状も異って
いる。
いる。
カム片108はその軸部の一端108aが施錠棒6の端
に固着され、他端の自由端108bは施錠フレーム11
2の冠体部113に設けられた開孔114を貫通してい
る。
に固着され、他端の自由端108bは施錠フレーム11
2の冠体部113に設けられた開孔114を貫通してい
る。
109は枠体上に固着された冠体部保持具でカム片10
8が係合するカムキーパ−111と略対称位置に固着さ
れている。
8が係合するカムキーパ−111と略対称位置に固着さ
れている。
施錠フレーム112の冠体部113は左右略対称に成形
されている。
されている。
扉4の下部に固着されている点は公知のものと同じであ
るが、扉の下縁又は上縁より張出している冠体部113
は片側でカムキーパ−111の外面と対向し、あとの半
分で冠体部保持具109の外面と対向している。
るが、扉の下縁又は上縁より張出している冠体部113
は片側でカムキーパ−111の外面と対向し、あとの半
分で冠体部保持具109の外面と対向している。
第9〜第11図で明らかなごとく、冠体部113の上・
下の内壁面113bは施錠した状態で枠体面に対し垂直
面となっている。
下の内壁面113bは施錠した状態で枠体面に対し垂直
面となっている。
従って、これら内壁面113bが係合するカムキーパ−
111の上下の面も枠体に対し直角な面となっている。
111の上下の面も枠体に対し直角な面となっている。
又冠体部保持具109の上下の係合面109 b (第
11図)も枠体に対し垂直面となっている。
11図)も枠体に対し垂直面となっている。
なお冠体部113の左右内面113aはカムキーパ−の
側面111aおよび冠体部保持具109の側面109a
に対し相当の間隙を以て覆うようになっている。
側面111aおよび冠体部保持具109の側面109a
に対し相当の間隙を以て覆うようになっている。
以上の構成であるから、施錠時に於て、冠体部113は
その上・下向壁面113bでカムキーパ−111の上下
の係合面111bと係合すると同時に冠体部保持具10
9の上下の保合面109 bとも係合するので、施錠フ
レーム112にラッキング力が作用した時、この力が完
全にカムキーパ−111および冠体部保持具109に伝
達され、上下方向の相対的ずれが生じない。
その上・下向壁面113bでカムキーパ−111の上下
の係合面111bと係合すると同時に冠体部保持具10
9の上下の保合面109 bとも係合するので、施錠フ
レーム112にラッキング力が作用した時、この力が完
全にカムキーパ−111および冠体部保持具109に伝
達され、上下方向の相対的ずれが生じない。
又冠体部113を左右略対称に構成し、カムキーパ−1
11と冠体部保持具109とに係合するようにしたので
、施錠フレーム112に作用するラッキング力をカムキ
ーパ−111と冠体部保持具109を介して枠体に均等
に伝達し、施錠部のみに偏った曲げモーメントが発生し
ない。
11と冠体部保持具109とに係合するようにしたので
、施錠フレーム112に作用するラッキング力をカムキ
ーパ−111と冠体部保持具109を介して枠体に均等
に伝達し、施錠部のみに偏った曲げモーメントが発生し
ない。
第12図は本考案の別の実施例である。
本例においては、カム部材120はその軸部120 a
の片側に舌状カム片108が、他の側に斜面120bを
有する第2カム片108′を有している。
の片側に舌状カム片108が、他の側に斜面120bを
有する第2カム片108′を有している。
片側の舌状カム片108は第1実施例と同様カムキーパ
−111′と係合し、反対側の第2カム片108′は傾
斜溝122を有する冠体部保持具121と係合する。
−111′と係合し、反対側の第2カム片108′は傾
斜溝122を有する冠体部保持具121と係合する。
カムキーパ−111′と冠体部保持具121は別体でも
よいが、一体成形することも勿論可能である。
よいが、一体成形することも勿論可能である。
そして施錠状態においてはカム部材120は、図の如く
カムキーパ−111’と冠体部保持具121とに係合し
ており、冠体部113はその内面で第1実施例と同様カ
ムキーパ−及び冠体部保持具121の上・下垂直面(図
示せず)と係合している。
カムキーパ−111’と冠体部保持具121とに係合し
ており、冠体部113はその内面で第1実施例と同様カ
ムキーパ−及び冠体部保持具121の上・下垂直面(図
示せず)と係合している。
これによれば、カム部材120は軸部120 aの左右
で保持され、その上に冠体部が覆われるので、より安定
的な施錠が可能である。
で保持され、その上に冠体部が覆われるので、より安定
的な施錠が可能である。
第1図は海上コンテナの後部斜面図、第2図は公知施錠
装置の部分切欠正面図、第3図はカム片の平面図、第4
図は第3図のIV矢視図、第5図は第2図のV−■断、
面図、第6図は第2図のVI−VI断面図、第7図は本
考案に係る施錠装置(一部切欠)第8図は第7図の■−
■断面図、第9図は同じく■−■断面図、第10図は同
じ<X−X断面図、第11図は同じ<M−X[断面図、
第12図は第9図に相当する断面図で、本考案の第2実
施例を示す。 図において;1・・・・・・海上コンテナ、2・・・・
・・隅柱、3・・・・・・隅金具、4・・・・・・扉、
5・・・・・・蝶番、6・・・・・・施錠棒、7・・・
・・・バンドル、8・・・・・・(施錠用の)舌状カム
片、8a・・・・・・(軸部の)一端、9・・・・・・
上枠、10・・・・・・下枠、11・・・・・・カムキ
ーパ−1l1a・・・・・・斜面部、12・・・・・・
施錠フレーム、12a・・・・・・傾斜面、13・・・
・・・冠体部、13a・・・・・・(軸部の貫通する)
孔、108・・・・・・カム片、108a・・・・・・
(カム片軸部の)一端、108 b・・・・・・(カム
片軸部の)自由端、109・・・・・・冠体部保持具、
109a・・・・・・(保持具の)側面、109 b・
・・・・・(保持具の)上下の係合面、111・・・・
・・カムキーパ−1l11a・・・・・・(カムキーパ
−の)側面、111b・・・・・・(カムキーパ−の)
上下の保合面、112・・・・・・施錠フレーム、11
3 a・・曲(冠体部の)左右内面、113b・・・・
・・(冠体部の)上下内壁面、113・・・・・・冠体
部、114・・・・・・開孔、116・・曲ピン、12
0・・・・・・カム部材、120a・・・・・・軸部、
108′・・曲毛2カム片、111’−・・・・・カム
キーパ−1121・曲・冠体部保持具、122・・・・
・・傾斜溝。
装置の部分切欠正面図、第3図はカム片の平面図、第4
図は第3図のIV矢視図、第5図は第2図のV−■断、
面図、第6図は第2図のVI−VI断面図、第7図は本
考案に係る施錠装置(一部切欠)第8図は第7図の■−
■断面図、第9図は同じく■−■断面図、第10図は同
じ<X−X断面図、第11図は同じ<M−X[断面図、
第12図は第9図に相当する断面図で、本考案の第2実
施例を示す。 図において;1・・・・・・海上コンテナ、2・・・・
・・隅柱、3・・・・・・隅金具、4・・・・・・扉、
5・・・・・・蝶番、6・・・・・・施錠棒、7・・・
・・・バンドル、8・・・・・・(施錠用の)舌状カム
片、8a・・・・・・(軸部の)一端、9・・・・・・
上枠、10・・・・・・下枠、11・・・・・・カムキ
ーパ−1l1a・・・・・・斜面部、12・・・・・・
施錠フレーム、12a・・・・・・傾斜面、13・・・
・・・冠体部、13a・・・・・・(軸部の貫通する)
孔、108・・・・・・カム片、108a・・・・・・
(カム片軸部の)一端、108 b・・・・・・(カム
片軸部の)自由端、109・・・・・・冠体部保持具、
109a・・・・・・(保持具の)側面、109 b・
・・・・・(保持具の)上下の係合面、111・・・・
・・カムキーパ−1l11a・・・・・・(カムキーパ
−の)側面、111b・・・・・・(カムキーパ−の)
上下の保合面、112・・・・・・施錠フレーム、11
3 a・・曲(冠体部の)左右内面、113b・・・・
・・(冠体部の)上下内壁面、113・・・・・・冠体
部、114・・・・・・開孔、116・・曲ピン、12
0・・・・・・カム部材、120a・・・・・・軸部、
108′・・曲毛2カム片、111’−・・・・・カム
キーパ−1121・曲・冠体部保持具、122・・・・
・・傾斜溝。
Claims (1)
- 上・下の枠体9,10と隅柱2とからなる扉枠内にあっ
て隅柱2に蝶着された一対の扉4と、鉄扉に回転可能に
とりつけられ、上・下端にカム片108を有し、カム片
108が枠体に固着されたカムキーパ−111と係合し
て施錠される施錠棒6と、扉4の端部近くで施錠棒6の
端を覆って扉にとりつけられ、枠体に固定されたカムキ
ーパ−111と冠体部保持具109の上部に嵌合する施
錠フレーム112、とからなり、前記施錠フレーム11
2は左右略対称で施錠棒6の端部を覆って扉にとりつけ
られた断面A型の取付基部と扉の端縁から張出す冠体部
113とからなり、冠体部の上・下向壁面113bが、
施錠時枠体面に対し略垂直面となり、カムキーパ−11
1と冠体部保持具109は夫々施錠フレーム112の中
心対称軸線に対し左右に位置して枠体に固着され、前記
冠体部113の上・下向壁面113bと対応する上下の
保合面111bが枠体面に対し略垂直面となるよう固着
されていることを特徴とする運搬容器の施錠装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17092080U JPS5851328Y2 (ja) | 1980-12-01 | 1980-12-01 | 運搬容器の扉施錠装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17092080U JPS5851328Y2 (ja) | 1980-12-01 | 1980-12-01 | 運搬容器の扉施錠装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5793564U JPS5793564U (ja) | 1982-06-09 |
JPS5851328Y2 true JPS5851328Y2 (ja) | 1983-11-22 |
Family
ID=29529300
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17092080U Expired JPS5851328Y2 (ja) | 1980-12-01 | 1980-12-01 | 運搬容器の扉施錠装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5851328Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-12-01 JP JP17092080U patent/JPS5851328Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5793564U (ja) | 1982-06-09 |
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