JPS5851161Y2 - 粘着テ−プのカッタ−装置 - Google Patents
粘着テ−プのカッタ−装置Info
- Publication number
- JPS5851161Y2 JPS5851161Y2 JP1978036420U JP3642078U JPS5851161Y2 JP S5851161 Y2 JPS5851161 Y2 JP S5851161Y2 JP 1978036420 U JP1978036420 U JP 1978036420U JP 3642078 U JP3642078 U JP 3642078U JP S5851161 Y2 JPS5851161 Y2 JP S5851161Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- support claw
- movable support
- cutting blade
- adhesive tape
- spring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Adhesive Tape Dispensing Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、各種包装に使用される粘着テープの端部に折
返接着部を形成するカッター装置の改良に関するもので
ある。
返接着部を形成するカッター装置の改良に関するもので
ある。
従来のこの種カッター装置としては、実公昭４６−第２
６４７５号公報に示される如くバネ付勢力を介して一定
間隔をおいて設けられた固定支持爪と可動支持爪の各上
端面に粘着テープを直線状に接着し、可動支持爪の上端
を上記バネ付勢力に抗して固定支持爪の上端に接近させ
て折返接着部を形成した後、該可動支持爪の側面に固定
された切断刃で粘着テープを切断する構造のものが存在
する。
６４７５号公報に示される如くバネ付勢力を介して一定
間隔をおいて設けられた固定支持爪と可動支持爪の各上
端面に粘着テープを直線状に接着し、可動支持爪の上端
を上記バネ付勢力に抗して固定支持爪の上端に接近させ
て折返接着部を形成した後、該可動支持爪の側面に固定
された切断刃で粘着テープを切断する構造のものが存在
する。
斯る従来装置にあっては、可動支持爪の固定支持爪に対
する接近動作を利用して効率良く粘着テープの端部に折
返接着部を形成できる反面、切断刃を可動支持爪の定位
置に固定する構成を採用するので、上記折返接着部の形
成作業と該切断刃によるテープの切断作業とを夫々独立
して行なわなければならず、作業性が強く要求される各
種包装作業にあってはこの別作業が大きな問題とされて
いた。
する接近動作を利用して効率良く粘着テープの端部に折
返接着部を形成できる反面、切断刃を可動支持爪の定位
置に固定する構成を採用するので、上記折返接着部の形
成作業と該切断刃によるテープの切断作業とを夫々独立
して行なわなければならず、作業性が強く要求される各
種包装作業にあってはこの別作業が大きな問題とされて
いた。
而して、本考案は上記従来の欠点に鑑み案出されたもの
で、可動支持爪の固定支持爪に対する接近動作と連動し
て切断刃を該可動支持爪の上端面から突出させる構成と
して、上記別々の作業を−の作業で行なわんとするもの
である。
で、可動支持爪の固定支持爪に対する接近動作と連動し
て切断刃を該可動支持爪の上端面から突出させる構成と
して、上記別々の作業を−の作業で行なわんとするもの
である。
以下、本考案を図示する一実施例に基づいて詳述すれば
、本考案に係るカッター装置は、テープロール３を基台
１の後部に立設されたロール支持台２にシャフト４を介
して回転自在に支持し、該テープロール３に巻装される
粘着テープ１４を案内ローラ５を経て後述する固定支持
爪６と可動支持爪７の方向に引き出し得る構成とする。
、本考案に係るカッター装置は、テープロール３を基台
１の後部に立設されたロール支持台２にシャフト４を介
して回転自在に支持し、該テープロール３に巻装される
粘着テープ１４を案内ローラ５を経て後述する固定支持
爪６と可動支持爪７の方向に引き出し得る構成とする。
又、基台１の前部には固定支持爪６を固定立設すると共
に、該固定支持爪６に可動支持爪７を連結腕Ａ・Ｂとバ
ネ８を巻装した連結シャフト９を介して連結し、該バネ
８の付勢力により固定支持爪６と可動支持爪７を一定間
隔をおいて対向支持する構成とする。
に、該固定支持爪６に可動支持爪７を連結腕Ａ・Ｂとバ
ネ８を巻装した連結シャフト９を介して連結し、該バネ
８の付勢力により固定支持爪６と可動支持爪７を一定間
隔をおいて対向支持する構成とする。
又、可動支持爪７の上方適所に操作杆１３を設け、該操
作杆１３を下方へ抑圧操作することにより、上記連結シ
ャフト９を支点として可動支持爪７の上端口を上記バネ
８の付勢力に抗して固定支持爪６の上端イヘ接近移動さ
せる構成とする。
作杆１３を下方へ抑圧操作することにより、上記連結シ
ャフト９を支点として可動支持爪７の上端口を上記バネ
８の付勢力に抗して固定支持爪６の上端イヘ接近移動さ
せる構成とする。
又、可動支持爪７の側面に第３図ａに示す如く、ナイフ
形切断刃１１の中央部を枢着して該切断刃１１を斯る枢
着個所を中心に回動させることにより、可動支持爪７の
上端面に形成された開口溝１２から出没自在となるよう
に支持し、且つ該切断刃１１の下端にバネ２１を設けて
常時切断刃１１を可動支持爪７の上端面下方に待機する
構成とする。
形切断刃１１の中央部を枢着して該切断刃１１を斯る枢
着個所を中心に回動させることにより、可動支持爪７の
上端面に形成された開口溝１２から出没自在となるよう
に支持し、且つ該切断刃１１の下端にバネ２１を設けて
常時切断刃１１を可動支持爪７の上端面下方に待機する
構成とする。
更に、可動支持爪７の側面左右方向即ち切断刃の出没回
動方向と同方向に長溝２３を穿設する構成とする。
動方向と同方向に長溝２３を穿設する構成とする。
他方、固定支持爪６の側面にテーパー押圧面２５を有す
る操作板２４を横設し、該操作板２４の先端を上記長溝
２３に臨ましめ、可動支持爪７の固定支持爪６に対する
接近に応じて該操作板２４が長溝２３内に侵入して、そ
のテーパー抑圧面２５で上記切断刃１１の下端をバネ２
１の付勢力に抗して回動させることにより、切断刃１１
の刃先を可動支持爪７の上端面の開口溝１２から突出さ
せて切断刃１１の使用状態を得る構成とする。
る操作板２４を横設し、該操作板２４の先端を上記長溝
２３に臨ましめ、可動支持爪７の固定支持爪６に対する
接近に応じて該操作板２４が長溝２３内に侵入して、そ
のテーパー抑圧面２５で上記切断刃１１の下端をバネ２
１の付勢力に抗して回動させることにより、切断刃１１
の刃先を可動支持爪７の上端面の開口溝１２から突出さ
せて切断刃１１の使用状態を得る構成とする。
又、第３図ｂ−ｃは他側を示し、山形切断刃１８又は電
熱切断刃１９を可動支持爪７の側面に設けた移動案内部
材２２を介して上下方向に出没自在に支持し、各切断刃
１８・１９をバネ２１を介して常時可動支持爪Ｔの上端
面の下方に待機する状態に付勢し、且つ固定支持爪６に
横設された操作板２４の侵入用長溝２３を該可動支持爪
Ｉの上下方向即ち切断刃１８・１９の出没方向と同方向
に穿設して、同様に可動支持爪７の接近に伴い長溝２３
に侵入する該操作板のテーパー抑圧面２５で各切断刃１
８・１９を可動支持爪７の上端面に穿設された開口溝１
２から突出させて切断刃１８・１９の使用状態を得る構
成としたものである。
熱切断刃１９を可動支持爪７の側面に設けた移動案内部
材２２を介して上下方向に出没自在に支持し、各切断刃
１８・１９をバネ２１を介して常時可動支持爪Ｔの上端
面の下方に待機する状態に付勢し、且つ固定支持爪６に
横設された操作板２４の侵入用長溝２３を該可動支持爪
Ｉの上下方向即ち切断刃１８・１９の出没方向と同方向
に穿設して、同様に可動支持爪７の接近に伴い長溝２３
に侵入する該操作板のテーパー抑圧面２５で各切断刃１
８・１９を可動支持爪７の上端面に穿設された開口溝１
２から突出させて切断刃１８・１９の使用状態を得る構
成としたものである。
尚、この各他側にあっては固定支持爪６に横設される操
作板２４の上端にテーパー抑圧面２５を形成することは
言うまでもない。
作板２４の上端にテーパー抑圧面２５を形成することは
言うまでもない。
又、必要に応じて固定支持爪６の下端に、固定支持爪６
の上端イと可動支持爪７の上端口の間隙を調整する調整
ネジ１０を設ける構成とする。
の上端イと可動支持爪７の上端口の間隙を調整する調整
ネジ１０を設ける構成とする。
依って、上記構成にあってはテープロール３に巻装され
た粘着テープ１４の先端１５を引き出し、第１図に示す
如く該粘着テープ１４を包装体１６に一定量粘着した後
、粘着テープ１４を更に引き出して上記一定間隔をおい
て対向する固定支持爪の上端面と可動支持爪の上端面に
直線状に接着する。
た粘着テープ１４の先端１５を引き出し、第１図に示す
如く該粘着テープ１４を包装体１６に一定量粘着した後
、粘着テープ１４を更に引き出して上記一定間隔をおい
て対向する固定支持爪の上端面と可動支持爪の上端面に
直線状に接着する。
然る後、操作杆１３を操作し可動支持爪７の上端口をバ
ネ８の付勢力に抗して固定支持爪６の上端イに接近させ
ることにより、第２図に示す如く粘着テープ１４の端部
に折返接着部が容易に形成されることとなる。
ネ８の付勢力に抗して固定支持爪６の上端イに接近させ
ることにより、第２図に示す如く粘着テープ１４の端部
に折返接着部が容易に形成されることとなる。
しかも、本考案にあっては斯る折返接着部の形成動作と
連動して固定支持爪６に横設された操作板２４のテーパ
ー押圧面２５が各切断刃１１・１８・１９の下端を押圧
してバネ２１の付勢力に抗して回動又は上昇させて可動
支持爪７の上端面の開口溝１２から該各切断刃１１・１
８・１９の刃先を突出させるので、折返接着部の形成と
同時に可動支持爪７の上端面に接着する粘着テープ１４
が該切断刃１１・１８・１９で切断されることとなる。
連動して固定支持爪６に横設された操作板２４のテーパ
ー押圧面２５が各切断刃１１・１８・１９の下端を押圧
してバネ２１の付勢力に抗して回動又は上昇させて可動
支持爪７の上端面の開口溝１２から該各切断刃１１・１
８・１９の刃先を突出させるので、折返接着部の形成と
同時に可動支持爪７の上端面に接着する粘着テープ１４
が該切断刃１１・１８・１９で切断されることとなる。
後はテープを固定支持爪６の上端面から剥がして包装体
１６に粘着すればよい。
１６に粘着すればよい。
又、操作杆１３の操作を解除すれば可動支持爪７は自動
的に原位置に復帰して、次の作業開始状態が得られる。
的に原位置に復帰して、次の作業開始状態が得られる。
而して、本考案は切断刃を可動支持爪の上端面から出没
自在に支持し、且つ該切断刃をバネ付勢力を介して常時
は可動支持爪の上端面下方に待機させる構成とすると共
に、可動支持爪適所に切断刃の出没方向と同方向の長溝
を形成し、且つ固定支持爪に可動支持爪の接近に応じて
該長溝に侵入し切断刃の適所をバネの待機付勢力に抗し
て押圧するテーパー押圧面を有する操作板を横設する構
成としたことを特徴とするものであるから、従来装置の
如く折返接着部の形成作業と切断刃によるテープ切断作
業を別々に行なわなくとも、単に折返接着部の形成作業
を行なうだけで自動的にテープ切断が行なわれるので、
包装作業能率の著しい向上が図れることとなる。
自在に支持し、且つ該切断刃をバネ付勢力を介して常時
は可動支持爪の上端面下方に待機させる構成とすると共
に、可動支持爪適所に切断刃の出没方向と同方向の長溝
を形成し、且つ固定支持爪に可動支持爪の接近に応じて
該長溝に侵入し切断刃の適所をバネの待機付勢力に抗し
て押圧するテーパー押圧面を有する操作板を横設する構
成としたことを特徴とするものであるから、従来装置の
如く折返接着部の形成作業と切断刃によるテープ切断作
業を別々に行なわなくとも、単に折返接着部の形成作業
を行なうだけで自動的にテープ切断が行なわれるので、
包装作業能率の著しい向上が図れることとなる。
第１図は本考案のカッター装置の始動状態を示す側面図
、第２図は本考案の同終動状態を示す側面図、第３図ａ
は本考案のカッター装置の要部斜視図、同図ｂ−Ｃは他
側を示す要部斜視図である。 ６・・・・・・固定支持爪、７・・・・・・可動支持爪
、１１・１８・１９・・・・・・切断刃、２１・・・・
・・バネ、２３・・・・・・長溝、２４・・・・・・操
作板、２５・・・・・・テーパー押圧面。
、第２図は本考案の同終動状態を示す側面図、第３図ａ
は本考案のカッター装置の要部斜視図、同図ｂ−Ｃは他
側を示す要部斜視図である。 ６・・・・・・固定支持爪、７・・・・・・可動支持爪
、１１・１８・１９・・・・・・切断刃、２１・・・・
・・バネ、２３・・・・・・長溝、２４・・・・・・操
作板、２５・・・・・・テーパー押圧面。
Claims (1)
- バネ付勢力を介して一定間隔をおいて設けられた固定支
持爪と可動支持爪の各上端面に粘着テープを直線状に接
着し、可動支持爪の上端を上記バネ付勢力に抗して固定
支持爪の上端に接近させて折返接着部を形成した後、可
動支持爪に設けられた切断刃で粘着テープを切断するよ
うに構成したカッター装置に於いて、上記切断刃を可動
支持爪の上端面から出没自在に支持し、且つ該切断刃を
バネ付勢力を介して常時は可動支持爪の上端面下方に待
機させる構成とすると共に、可動支持爪適所に切断刃の
出没方向と同方向の長溝を形成し、他方固定支持爪に可
動支持爪の上記接近に応じて該長溝に侵入し切断刃の適
所を上記バネの待機付勢力に抗して押圧するテーパー押
圧面を有する操作板を横設する構成としたことを特徴と
する粘着テープのカッター装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978036420U JPS5851161Y2 (ja) | 1978-03-22 | 1978-03-22 | 粘着テ−プのカッタ−装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978036420U JPS5851161Y2 (ja) | 1978-03-22 | 1978-03-22 | 粘着テ−プのカッタ−装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54139686U JPS54139686U (ja) | 1979-09-28 |
| JPS5851161Y2 true JPS5851161Y2 (ja) | 1983-11-21 |
Family
ID=28897549
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1978036420U Expired JPS5851161Y2 (ja) | 1978-03-22 | 1978-03-22 | 粘着テ−プのカッタ−装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5851161Y2 (ja) |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5022568A (ja) * | 1973-06-26 | 1975-03-11 | ||
| JPS5213023U (ja) * | 1975-07-17 | 1977-01-29 | ||
| JPS5234665B2 (ja) * | 1974-10-28 | 1977-09-05 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS50143462U (ja) * | 1974-05-13 | 1975-11-27 | ||
| JPS5550937Y2 (ja) * | 1976-07-30 | 1980-11-27 |
-
1978
- 1978-03-22 JP JP1978036420U patent/JPS5851161Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5022568A (ja) * | 1973-06-26 | 1975-03-11 | ||
| JPS5234665B2 (ja) * | 1974-10-28 | 1977-09-05 | ||
| JPS5213023U (ja) * | 1975-07-17 | 1977-01-29 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54139686U (ja) | 1979-09-28 |
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