JPS5850972B2 - 新規シクロペンタノン誘導体及び該誘導体含有賦香−又は香味調整品 - Google Patents
新規シクロペンタノン誘導体及び該誘導体含有賦香−又は香味調整品Info
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- JPS5850972B2 JPS5850972B2 JP52055227A JP5522777A JPS5850972B2 JP S5850972 B2 JPS5850972 B2 JP S5850972B2 JP 52055227 A JP52055227 A JP 52055227A JP 5522777 A JP5522777 A JP 5522777A JP S5850972 B2 JPS5850972 B2 JP S5850972B2
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C11—ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
- C11B—PRODUCING, e.g. BY PRESSING RAW MATERIALS OR BY EXTRACTION FROM WASTE MATERIALS, REFINING OR PRESERVING FATS, FATTY SUBSTANCES, e.g. LANOLIN, FATTY OILS OR WAXES; ESSENTIAL OILS; PERFUMES
- C11B9/00—Essential oils; Perfumes
- C11B9/0026—Essential oils; Perfumes compounds containing an alicyclic ring not condensed with another ring
- C11B9/003—Essential oils; Perfumes compounds containing an alicyclic ring not condensed with another ring the ring containing less than six carbon atoms
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A24—TOBACCO; CIGARS; CIGARETTES; SIMULATED SMOKING DEVICES; SMOKERS' REQUISITES
- A24B—MANUFACTURE OR PREPARATION OF TOBACCO FOR SMOKING OR CHEWING; TOBACCO; SNUFF
- A24B15/00—Chemical features or treatment of tobacco; Tobacco substitutes, e.g. in liquid form
- A24B15/18—Treatment of tobacco products or tobacco substitutes
- A24B15/28—Treatment of tobacco products or tobacco substitutes by chemical substances
- A24B15/30—Treatment of tobacco products or tobacco substitutes by chemical substances by organic substances
- A24B15/34—Treatment of tobacco products or tobacco substitutes by chemical substances by organic substances containing a carbocyclic ring other than a six-membered aromatic ring
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C45/00—Preparation of compounds having >C = O groups bound only to carbon or hydrogen atoms; Preparation of chelates of such compounds
- C07C45/61—Preparation of compounds having >C = O groups bound only to carbon or hydrogen atoms; Preparation of chelates of such compounds by reactions not involving the formation of >C = O groups
- C07C45/67—Preparation of compounds having >C = O groups bound only to carbon or hydrogen atoms; Preparation of chelates of such compounds by reactions not involving the formation of >C = O groups by isomerisation; by change of size of the carbon skeleton
- C07C45/68—Preparation of compounds having >C = O groups bound only to carbon or hydrogen atoms; Preparation of chelates of such compounds by reactions not involving the formation of >C = O groups by isomerisation; by change of size of the carbon skeleton by increase in the number of carbon atoms
-
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- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C49/00—Ketones; Ketenes; Dimeric ketenes; Ketonic chelates
- C07C49/385—Saturated compounds containing a keto group being part of a ring
- C07C49/395—Saturated compounds containing a keto group being part of a ring of a five-membered ring
Description
【発明の詳細な説明】
新規シクロペンタノン誘導体が香味剤及び匂い変調成分
として有用であることが判明した。
として有用であることが判明した。
殊に、該新規化合物は香料及び賦香製品の製造並びに食
品及び飲料の芳香化に有用である。
品及び飲料の芳香化に有用である。
特定のシクロペンタノン誘導体は香料及び香味料の業界
で既に周知である。
で既に周知である。
それらめうちの若干のものは、その分野における有用性
が十分に確立されている非常に有用な物質である。
が十分に確立されている非常に有用な物質である。
例えばジャスモン、ジャスモン酸メチル及びジヒドロジ
ャスモン酸メチル〔アークタンダー著、”パーフユーム
エンド フレイヴア ケミカルズ” (s 。
ャスモン酸メチル〔アークタンダー著、”パーフユーム
エンド フレイヴア ケミカルズ” (s 。
Arctander著、 Perfume and F
lavorChemi ca l s )、各々178
8.2093及び2076項、Montclair N
、J、(米国)在、1969年参照〕が極めてニレガン
トな花様のジャスミン様の芳香ノートを有することは周
知である。
lavorChemi ca l s )、各々178
8.2093及び2076項、Montclair N
、J、(米国)在、1969年参照〕が極めてニレガン
トな花様のジャスミン様の芳香ノートを有することは周
知である。
同様の特性が2−n−へ千シル−及び2−n−ペンチル
−シクロペンタノン〔前記文献、各々1659及び15
34項参照〕により呈されるが、該科学文献は2,2.
54リメチルーシク口ベンタノン、2,2,5,5−テ
トラメチル−シクロペンタノン及び2−メチル−2,5
,5−1−リプロピルーシクロペンタノンか、当業界で
認められている使用性を有していないミント系、カンフ
ァー系及びアニス系の弱い芳香性を有することを報告し
ている。
−シクロペンタノン〔前記文献、各々1659及び15
34項参照〕により呈されるが、該科学文献は2,2.
54リメチルーシク口ベンタノン、2,2,5,5−テ
トラメチル−シクロペンタノン及び2−メチル−2,5
,5−1−リプロピルーシクロペンタノンか、当業界で
認められている使用性を有していないミント系、カンフ
ァー系及びアニス系の弱い芳香性を有することを報告し
ている。
ところで、式:
〔式中Rは炭素原子4〜6個を含有する線状アル千ル基
を表わす〕の化合物がピーチ又はアプリコツトの香りを
想起させる、オリジナルな果実様僅かにグリーンな花様
及びジャスミン様の芳香性を有することが判明したこと
は驚異的である。
を表わす〕の化合物がピーチ又はアプリコツトの香りを
想起させる、オリジナルな果実様僅かにグリーンな花様
及びジャスミン様の芳香性を有することが判明したこと
は驚異的である。
従って、本発明は香料又は賦香品の匂い特性を付与、変
調又は促進することに関し、これは有効量の1式の化合
物を前記物質に添加する工程を包含する。
調又は促進することに関し、これは有効量の1式の化合
物を前記物質に添加する工程を包含する。
本発明により食品、飼料、飲料、製薬学的製剤及びタバ
コ製品を芳香化する方法が得られ、これは変調量の1式
の化合物を添加することを包含する。
コ製品を芳香化する方法が得られ、これは変調量の1式
の化合物を添加することを包含する。
更に、本発明は活性成分の1種として1式の化合物を含
有する香料又は香味調整組成物に関する。
有する香料又は香味調整組成物に関する。
最後に、本発明は、香味調整−又は賦香成分として1式
の化合物を含有する香味調整又は賦香された製品に関す
る。
の化合物を含有する香味調整又は賦香された製品に関す
る。
前記のようにRは炭素原子4〜6個を含有するアル牛ル
基を表わし、フチル基、ペンチル基又はへ牛シル基を表
わす。
基を表わし、フチル基、ペンチル基又はへ牛シル基を表
わす。
代表として、■式の化合物では2,5.5−トリメチル
−2−プチルーンクロペンタノン、2,5.5−トリメ
チル−2−ペンチル−シクロペンタノン及び2,5.5
−1−リメチル−2−へ千シルーシクロペンタノンのよ
うな化合物が挙げられる。
−2−プチルーンクロペンタノン、2,5.5−トリメ
チル−2−ペンチル−シクロペンタノン及び2,5.5
−1−リメチル−2−へ千シルーシクロペンタノンのよ
うな化合物が挙げられる。
それらの特異的な官能特性の結果、フレッシュな花様の
かつ果実様のノートの再現に使用することができる。
かつ果実様のノートの再現に使用することができる。
それらのピーチ様又はアプリコツト様芳香性が現代風の
オリジナルな香料組成物の製造を可能にする。
オリジナルな香料組成物の製造を可能にする。
そのような効果が前記引例の従来公知の化合物を使用し
て達成することができないことに注目すべきである。
て達成することができないことに注目すべきである。
実際的に、殊に本発明による新規化合物はチプレー、果
実−、グリーン−、シダー又は花糸の香料組成物の製造
に好適である。
実−、グリーン−、シダー又は花糸の香料組成物の製造
に好適である。
例えば2,5.5−トリメチル−2−ペンチル−シクロ
ペンタノンは、場合によりオランダガラシ類に代表され
るグリーンノートが付随する、ピーチにより発現される
香りを想起させる全く天然の果実様芳香性を該香料組成
物において発現する。
ペンタノンは、場合によりオランダガラシ類に代表され
るグリーンノートが付随する、ピーチにより発現される
香りを想起させる全く天然の果実様芳香性を該香料組成
物において発現する。
化合物■を含有する香料組成物は精製香料の調合並びに
石けん、洗剤、家庭必需品又はシャンプー及び化粧品の
ような工業製品の賦香に使用することができる。
石けん、洗剤、家庭必需品又はシャンプー及び化粧品の
ような工業製品の賦香に使用することができる。
本発明によるシクロペンタノンにより所望の賦香効果を
発揮し得る割合は広範囲に変えることができる。
発揮し得る割合は広範囲に変えることができる。
これらの割合は、それらを調合する賦香製品の全量に対
して化合物I約0.1〜10重量饅もしくは20重量袈
又はそれ以上である。
して化合物I約0.1〜10重量饅もしくは20重量袈
又はそれ以上である。
有利には、この割合は約1〜約10%である。
芳香化の分野では、化合物Iはピーチ様、ベルガモント
様、脂肪様、花様、ラクトン系味覚特性を示し、それ故
それらの使用は種々の天然の優れて果実特性の香味組成
物の製造を可能にする。
様、脂肪様、花様、ラクトン系味覚特性を示し、それ故
それらの使用は種々の天然の優れて果実特性の香味組成
物の製造を可能にする。
それらはまた甘い刺激的又はマツシュルーム様の芳香ノ
ートを発現する。
ートを発現する。
優れている濃度は香味調整される物質の全重量に対して
約0.5〜50ppm(重量)である。
約0.5〜50ppm(重量)である。
前記の割合は限定的なものではなく、特別な効果を所望
する場合には前記範囲を越える或いはそれ以下の数値で
あってよい。
する場合には前記範囲を越える或いはそれ以下の数値で
あってよい。
本明細書全体にわたって使われているように、゛食品″
には茶、コーヒー又はチョコレートのような製品も含ま
れる。
には茶、コーヒー又はチョコレートのような製品も含ま
れる。
熟練の調香師6人から構成されたパネルが純粋な2,5
.5−トリメチル−2−ペンチルシクロペンタノン試料
を評価した。
.5−トリメチル−2−ペンチルシクロペンタノン試料
を評価した。
この評価は、深す約5mmで液体試験中に長さ約12c
Irtの白色均質紙製の嗅覚ストIJツブを浸漬すると
いう常法により実施した。
Irtの白色均質紙製の嗅覚ストIJツブを浸漬すると
いう常法により実施した。
そのストIJツブからの揮発物を所定間隔、つまり第1
回目は浸漬直後、その後3回は30分間隔で匂いをかむ
)だその芳香はコンスタントでありかつピーチ、アプリ
コツトを想起させるものとして、オランダガラシで認め
られるグリーン様特性を有すると定義された。
回目は浸漬直後、その後3回は30分間隔で匂いをかむ
)だその芳香はコンスタントでありかつピーチ、アプリ
コツトを想起させるものとして、オランダガラシで認め
られるグリーン様特性を有すると定義された。
更に、それは天然様であると判定された。
本発明による化合物の他の利点はそれらを入手し易いこ
とである。
とである。
実際、それらの虫取は容易に入手し得る市販品から出発
して行なうことができる。
して行なうことができる。
特定の例ではミその出発物質は工業的に製造される生成
物を合成する際の中間体として一般に有用である。
物を合成する際の中間体として一般に有用である。
例えば2 、5 、5− トIJメチル−シクロペンタ
ノンの製造に使われる2−ペンチルシクロペンタノンの
場合であり、この出発物質はジヒドロジャスモン酸メチ
ルを合成する際の中間体である〔スイス国特許第382
731号明細書参照〕。
ノンの製造に使われる2−ペンチルシクロペンタノンの
場合であり、この出発物質はジヒドロジャスモン酸メチ
ルを合成する際の中間体である〔スイス国特許第382
731号明細書参照〕。
化合物Iの生成は常法により、
例えば式:
〔式中Rは前記のものを表わす〕のシクロペンタノン誘
導体を適当なアル千ル化剤で処理することにより行なう
ことができる。
導体を適当なアル千ル化剤で処理することにより行なう
ことができる。
1式の化合物を合成する方法の実験記録を以下に記録す
る。
る。
2.5.5−トリメチル−2−ペンチル−シクロペンタ
ノン 水素化ナトリウム18.7gをテトラヒドロフラン50
0Tll中の2−ペンチル−シクロペンタノン30gの
溶液に加え、次にテトラヒドロフラン100Tll中の
沃化メチル100gを攪拌下に約15分間でそれに加え
た。
ノン 水素化ナトリウム18.7gをテトラヒドロフラン50
0Tll中の2−ペンチル−シクロペンタノン30gの
溶液に加え、次にテトラヒドロフラン100Tll中の
沃化メチル100gを攪拌下に約15分間でそれに加え
た。
反応混合物を20時間65°Cに保持しかつ最後に室温
に冷却した。
に冷却した。
水20m1を加え、次にエーテル300m1を加えた後
で、有機相を分離し、Na2SO4上で乾燥させかつ蒸
発させた、蒸留により沸点35°C10,lmmHgを
有する所望の生成物34g(収率92%)が得られた。
で、有機相を分離し、Na2SO4上で乾燥させかつ蒸
発させた、蒸留により沸点35°C10,lmmHgを
有する所望の生成物34g(収率92%)が得られた。
IR(フィルム): 1730.1460.102C及
び890CIrL−1 NMR(CC14) : 0.97 (6H,s )
、 ]、、02(3H,s)δppm MS:M+−19に のようにして得られた生成物は更に精製せずに本発明に
より使用することができる。
び890CIrL−1 NMR(CC14) : 0.97 (6H,s )
、 ]、、02(3H,s)δppm MS:M+−19に のようにして得られた生成物は更に精製せずに本発明に
より使用することができる。
各々2−ブチル−シクロペンタノン及び2−へ牛シルー
シクロペンタノンから出発し、前記のように処理するこ
とにより次の2種の化合物が得られた: 2.5.5−1−ウメチル−2−ブチル−シクロペンタ
ノン IR(フィルム):1735.1460及び887CI
rL−1 NMR(CC14) :0.99 (6H1s ) 、
1.04(3H,s)δppm 2.5.5−トリメチル−2−へ牛シルーシクロペンタ
ノン IR(フィルム): 1735,1460及び887c
IrL−” NMR,(CCA4) : 0.97 (6H2s )
、 1.03(3H,s)、1.30 (10H,広
幅S)δppm次に本発明を実施例により詳説するが、
これに限定されるものではない。
シクロペンタノンから出発し、前記のように処理するこ
とにより次の2種の化合物が得られた: 2.5.5−1−ウメチル−2−ブチル−シクロペンタ
ノン IR(フィルム):1735.1460及び887CI
rL−1 NMR(CC14) :0.99 (6H1s ) 、
1.04(3H,s)δppm 2.5.5−トリメチル−2−へ牛シルーシクロペンタ
ノン IR(フィルム): 1735,1460及び887c
IrL−” NMR,(CCA4) : 0.97 (6H2s )
、 1.03(3H,s)、1.30 (10H,広
幅S)δppm次に本発明を実施例により詳説するが、
これに限定されるものではない。
例1
(香料組成物)
果実型の基礎香料組成物は次の成分(重量部)を混合す
ることにより生成する: r−ウンデカラクトン10多* 560フエニル
エタノール 200ジヒドロジヤスモ
ン酸メチル 602−エチル−へ千すノール
352−メチル−4−n−プロピル− ■、3−オ牛サチすン**1戸 30δ−ドデカ
ラクトン 25γ−デカラクトン
20シス−ヘキシ−3−エン
−1−オ ー/L/10%*20 酢酸メチル 10γ−ノナ
ラクトン 10全量
970*フタル酸ジエチル中 **西ドイツ国特許公開明細書第2534162号該香
料ベースはピーチの香りを想起させる果実芳香性を有し
かつビューティ・クリームの製造に使われる。
ることにより生成する: r−ウンデカラクトン10多* 560フエニル
エタノール 200ジヒドロジヤスモ
ン酸メチル 602−エチル−へ千すノール
352−メチル−4−n−プロピル− ■、3−オ牛サチすン**1戸 30δ−ドデカ
ラクトン 25γ−デカラクトン
20シス−ヘキシ−3−エン
−1−オ ー/L/10%*20 酢酸メチル 10γ−ノナ
ラクトン 10全量
970*フタル酸ジエチル中 **西ドイツ国特許公開明細書第2534162号該香
料ベースはピーチの香りを想起させる果実芳香性を有し
かつビューティ・クリームの製造に使われる。
このベース97gに2.5.5−1−リメチル=2−ペ
ンチルーシクロペンタノン3gを添加することにより、
基礎組成物よりも快いかつより自然の芳香性を有する新
規組成物が得られた。
ンチルーシクロペンタノン3gを添加することにより、
基礎組成物よりも快いかつより自然の芳香性を有する新
規組成物が得られた。
例2
(賦香洗剤)
2.5.5−トリメチル−2−ペンチル−シクロペンタ
ノン2gを市販の洗剤末ベース1 kgに加えた。
ノン2gを市販の洗剤末ベース1 kgに加えた。
このように賦香した製品は粉末のニレガントで、ジャス
ミン様のラクトン系芳香を有していた。
ミン様のラクトン系芳香を有していた。
殊に、この型の芳香をノナラクトン及びγ−ウンデカラ
クトンのような一般に入手し得るラクトンの使用Oこよ
って遠戚することは、それらの安定性がアルカリ性媒体
中で低いので困難である。
クトンのような一般に入手し得るラクトンの使用Oこよ
って遠戚することは、それらの安定性がアルカリ性媒体
中で低いので困難である。
この芳香性は非常に安定しておりかつ賦香洗剤のサンプ
ルを1ケ月間40℃で及び3ケ月間室温で保存した後で
芳香の変調及び変色は認められなかった。
ルを1ケ月間40℃で及び3ケ月間室温で保存した後で
芳香の変調及び変色は認められなかった。
2,5,5−ト’Jメチルー2−ペンチルーシクロペン
タノンを下記に挙げた濃度で規格品を賦香するのに使用
した。
タノンを下記に挙げた濃度で規格品を賦香するのに使用
した。
賦香量の安定性及び色は次表中に示す。
香料成分が長時間のUV照射に対しても安定であること
が証明された。
が証明された。
例3
(アプリコツト ジュース)
市販のアプリコツトジュースを2.5.5−トリメチル
−2−ペンチル−シクロペンタノン5ppmで香味調整
しかつこのようにして得られた飲料(試験溶液)を香味
未調整物質(対照溶液)と比較して味覚検査した。
−2−ペンチル−シクロペンタノン5ppmで香味調整
しかつこのようにして得られた飲料(試験溶液)を香味
未調整物質(対照溶液)と比較して味覚検査した。
熟練者間は、試験溶液が対照溶液よりも果実様、新鮮な
アプリコツト様芳香を有することを陳述した。
アプリコツト様芳香を有することを陳述した。
同様に行なうことにより、次の物質を記載量の2.5.
5−トリメチル−2−ペンチル−シクロペンタノンを使
って香味調整した。
5−トリメチル−2−ペンチル−シクロペンタノンを使
って香味調整した。
観察された味覚を各々の香味未調整物質と比較して記載
するニアプリコツト・ジャム: 10 ppm より
高い芳香及び香味効果及び新鮮なアプリコツト様特性ピ
ーチ・ジュース: 5 ppm 改良された風味、より
丸味のあるピーチ特性及びより新鮮な果実ノート パッション・フルーツ・ジュース’ 3 ppm 改&
された果実様特性、より甘くかつ新鮮なトップノート。
するニアプリコツト・ジャム: 10 ppm より
高い芳香及び香味効果及び新鮮なアプリコツト様特性ピ
ーチ・ジュース: 5 ppm 改良された風味、より
丸味のあるピーチ特性及びより新鮮な果実ノート パッション・フルーツ・ジュース’ 3 ppm 改&
された果実様特性、より甘くかつ新鮮なトップノート。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 式: 〔式中Rは炭素原子4〜6個を含有する線状アル牛ル基
を表わす〕を有する新規シクロペンタノン誘導体。 2 Rがn−ブチル、n−ペンチル又はn−ヘキシルを
表わす特許請求の範囲第1項記載の新規シクロペンタノ
ン誘導体。 3 2.5.5−トリメチル−2−ペンチル−シクロペ
ンタノンである特許請求の範囲第1項記載の新規シクロ
ペンタノン誘導体。 式二 〔式中Rは炭素原子4〜6個を含有する線状アル千ル基
を表わす〕の化合物を賦香成分又は香味成分として含有
する賦香又は香味調整品。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
CH599576A CH613619A5 (ja) | 1976-05-13 | 1976-05-13 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS52139046A JPS52139046A (en) | 1977-11-19 |
JPS5850972B2 true JPS5850972B2 (ja) | 1983-11-14 |
Family
ID=4302680
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP52055227A Expired JPS5850972B2 (ja) | 1976-05-13 | 1977-05-13 | 新規シクロペンタノン誘導体及び該誘導体含有賦香−又は香味調整品 |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4173584A (ja) |
JP (1) | JPS5850972B2 (ja) |
CH (1) | CH613619A5 (ja) |
DE (1) | DE2721002C3 (ja) |
FR (1) | FR2351078A1 (ja) |
GB (1) | GB1525679A (ja) |
NL (1) | NL173518C (ja) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4217251A (en) * | 1976-05-13 | 1980-08-12 | Firmenich Sa | Novel cyclopentanone derivatives used as perfume ingredients |
EP0080600B1 (fr) * | 1981-11-27 | 1985-06-19 | Firmenich Sa | Utilisation de 2-hydroxy-3,4,4-triméthyl-cyclopent-2-ène-1-one à titre d'ingrédient odoriférant |
DE3216085A1 (de) * | 1982-04-30 | 1983-11-03 | Chemische Werke Hüls AG, 4370 Marl | Substituierte 3-isopropyl-cyclopentanonderivate, deren herstellung und verwendung als riechstoffe sowie diese enthaltende riechstoffkompositionen |
US4477683A (en) * | 1982-05-03 | 1984-10-16 | Givaudan Corporation | 3-Methyl-1-(2,3,4-and 2,4,4-trimethyl-1-cyclopentylidene) pent-2-en-4-one and isomers, and perfume compositions thereof |
US6548474B1 (en) | 1998-06-26 | 2003-04-15 | Takasago International Corporation | Disubstituted cycloalkanones as fragrance materials |
JP4029088B2 (ja) * | 2002-05-29 | 2008-01-09 | フイルメニツヒ ソシエテ アノニム | 香料成分としてのヒンダードケトン |
EP2474301B1 (de) * | 2011-12-14 | 2014-04-16 | Symrise AG | Riechstoffmischungen enthaltend Cyclopent-2-Enyl-Essigsäureethylester |
JP2023523518A (ja) | 2020-04-14 | 2023-06-06 | フイルメニツヒ ソシエテ アノニム | 匂い化合物 |
-
1976
- 1976-05-13 CH CH599576A patent/CH613619A5/xx not_active IP Right Cessation
-
1977
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