JPS5850594Y2 - 漏電ブレ−カ - Google Patents
漏電ブレ−カInfo
- Publication number
- JPS5850594Y2 JPS5850594Y2 JP13598478U JP13598478U JPS5850594Y2 JP S5850594 Y2 JPS5850594 Y2 JP S5850594Y2 JP 13598478 U JP13598478 U JP 13598478U JP 13598478 U JP13598478 U JP 13598478U JP S5850594 Y2 JPS5850594 Y2 JP S5850594Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- base
- zero
- current transformer
- phase current
- box
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Breakers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はたとえば水中ポンプ等の漏電検出に使用される
漏電ブレーカに関するものである。
漏電ブレーカに関するものである。
従来、漏電ブレーカに内蔵される回路部は、他の導電部
たとえば主回路用導線や接点と絶縁するために、ベース
に一体に設けた収納部の中に収納した後、溶融樹脂を充
填固化させて固定していた。
たとえば主回路用導線や接点と絶縁するために、ベース
に一体に設けた収納部の中に収納した後、溶融樹脂を充
填固化させて固定していた。
ところが、この場合にはベース上に溶融樹脂がこぼれ出
たりして、作業がやりにくいという欠点がある。
たりして、作業がやりにくいという欠点がある。
また、零相変流器もベースに一体成形した凹部に嵌め込
んだり、あるいは主回路用導線の剛性によって浮いた状
態に取付けたりしていたが、これではベースの形状が徒
に複雑になったり、あるいは零相変流器の位置が一定せ
ず、組立が面倒となるばかりか、回路部と零相変流器と
の配線作業も面倒であった。
んだり、あるいは主回路用導線の剛性によって浮いた状
態に取付けたりしていたが、これではベースの形状が徒
に複雑になったり、あるいは零相変流器の位置が一定せ
ず、組立が面倒となるばかりか、回路部と零相変流器と
の配線作業も面倒であった。
本考案は上記欠点に鑑みてなされたもので、回路部と零
相変流器との組立および配線作業が容易で、しかも両者
をコンパクトに納めることができる漏電ブレーカを提供
することを目的とする。
相変流器との組立および配線作業が容易で、しかも両者
をコンパクトに納めることができる漏電ブレーカを提供
することを目的とする。
以下、本考案を一実施例である添付図面にしたがって説
明する。
明する。
図面は本考案にかかる漏電ブレーカを示し、大略、ベー
ス1とリレ一本体13と回路部27と成形枠体29と零
相変流器42とカバー55とから構成されている。
ス1とリレ一本体13と回路部27と成形枠体29と零
相変流器42とカバー55とから構成されている。
ベース1は合成樹脂にて一体成形されたもので、プラグ
形状の電源端子2,2がインサート底形されている。
形状の電源端子2,2がインサート底形されている。
下面には凹部3が設けられており、この凹部3に取付金
具4が嵌合している(第2図参照)。
具4が嵌合している(第2図参照)。
5,8はそれぞれ一枚の導電性金属板から打ち抜かれ適
宜折曲された負荷端子で、上記ベース1上に嵌め込まれ
て位置決めされる。
宜折曲された負荷端子で、上記ベース1上に嵌め込まれ
て位置決めされる。
上記負荷端子5.8の一端部には固定接点6,9が固着
され、他端部にはプラグの刃受け7,10が一体に設け
られている。
され、他端部にはプラグの刃受け7,10が一体に設け
られている。
リレ一本体13は継鉄14とコイル15を巻回したスプ
ール16と鉄心17と可動鉄片18と該可動鉄片18の
上面に絶縁台19を介して固定された2本の可動接触片
20.22と復帰ばね24とからなり、上記継鉄14の
下端部がベース1上に固定されている。
ール16と鉄心17と可動鉄片18と該可動鉄片18の
上面に絶縁台19を介して固定された2本の可動接触片
20.22と復帰ばね24とからなり、上記継鉄14の
下端部がベース1上に固定されている。
そして、リレ一本体13を固定した状態において、可動
接触片20.22先端に設けた可動接点21.23は復
帰ばね24の付勢力により上記固定接点6,9に圧接す
る。
接触片20.22先端に設けた可動接点21.23は復
帰ばね24の付勢力により上記固定接点6,9に圧接す
る。
回路部27はプリント基板28と該プリント基板28に
適宜電子部品を接続することにより構成した制御回路(
図示せず)とからなり、この回路部27は上記ベース1
上に載置された成形枠体29(第5図参照)の有底箱形
の第1ボツクス30内に収納される。
適宜電子部品を接続することにより構成した制御回路(
図示せず)とからなり、この回路部27は上記ベース1
上に載置された成形枠体29(第5図参照)の有底箱形
の第1ボツクス30内に収納される。
すなわち、第1ボツクス30の内側面には案内溝31が
設けられており、この案内溝31にプリント基板28の
両端部を挿入することによりプリント基板28は位置決
めされ、このあと第1ボツクス30内に溶融樹脂を充填
、固化させることにより、回路部27は他の導電部たと
えばリレ一本体13や接点等と完全に絶縁される。
設けられており、この案内溝31にプリント基板28の
両端部を挿入することによりプリント基板28は位置決
めされ、このあと第1ボツクス30内に溶融樹脂を充填
、固化させることにより、回路部27は他の導電部たと
えばリレ一本体13や接点等と完全に絶縁される。
なお、プリント基板28の上端部には2個の固定片33
.34と発光ダイオード等からなる漏電表示ランプ35
とが取付けられている。
.34と発光ダイオード等からなる漏電表示ランプ35
とが取付けられている。
また、成形枠体29の上端部には2個の可動片取付部3
6.37が設けられており、この取付部に上記固定片3
3.34と対をなす可動片38.39が取付けられ、各
可動片38.39の上面にはそれぞれリセットボタン4
0とテストボタン41とが当接するようになっている。
6.37が設けられており、この取付部に上記固定片3
3.34と対をなす可動片38.39が取付けられ、各
可動片38.39の上面にはそれぞれリセットボタン4
0とテストボタン41とが当接するようになっている。
零相変流器42は外周面全体が合成樹脂にて被覆された
もので、中央に貫通孔43を有し、この貫通孔43に一
端が電源端子2,2に他端が可動接触片20.22に接
続された主回路用導線44.44が挿通されて巻回され
ている。
もので、中央に貫通孔43を有し、この貫通孔43に一
端が電源端子2,2に他端が可動接触片20.22に接
続された主回路用導線44.44が挿通されて巻回され
ている。
零相変流器42は上記成形枠体29の半円弧状に湾曲し
た底部46を有する第2ボツクス45に上方から嵌め込
まれ、可撓性を有する突片47を側方に撓ませるととも
に、突片47の上端に設けた爪部48で上方に抜は止め
されて取付けられる。
た底部46を有する第2ボツクス45に上方から嵌め込
まれ、可撓性を有する突片47を側方に撓ませるととも
に、突片47の上端に設けた爪部48で上方に抜は止め
されて取付けられる。
零相変流器42の上面には出力端子49.49が突出し
、この出力端子49.49にリード線50.50(第4
図参照)が接続され、このリード線50゜50は成形枠
体29の連通部51を介して上記回路部27に接続され
ている。
、この出力端子49.49にリード線50.50(第4
図参照)が接続され、このリード線50゜50は成形枠
体29の連通部51を介して上記回路部27に接続され
ている。
なお、成形枠体29の下端部には支持脚52が突設され
、この支持脚52はベース1上面に載置されて成形枠体
29が傾かないように支持している。
、この支持脚52はベース1上面に載置されて成形枠体
29が傾かないように支持している。
カバー55は合成樹脂にて一体成形されたもので、前面
には銘板56が装着され、この銘板56がらりセットボ
タン40とテストボタン41とが突出するとともに、漏
電表示ランプ35が露出している。
には銘板56が装着され、この銘板56がらりセットボ
タン40とテストボタン41とが突出するとともに、漏
電表示ランプ35が露出している。
なお、上記両ボタン40.41および漏電表示ランプ3
5の上面は透明なゴム材からなるキャップ57で被覆さ
れ、カバー55の前面に防水構造となっている。
5の上面は透明なゴム材からなるキャップ57で被覆さ
れ、カバー55の前面に防水構造となっている。
カバー55の一端部にはプラグ差込孔58.58が斜め
方向に設けられ、これらの差込孔58.58に負荷(た
とえば水中ポンプ)のプラグを差し込むと、プラグの先
端は上記負荷端子5,8の刃受け7,10に接続される
ようになっている。
方向に設けられ、これらの差込孔58.58に負荷(た
とえば水中ポンプ)のプラグを差し込むと、プラグの先
端は上記負荷端子5,8の刃受け7,10に接続される
ようになっている。
上記カバー55はバッキング59を介してベース1上に
圧着され、ベース1の下面から固定ねじ60を取付金具
4を介してカバー55に螺着することにより、ベース1
とカバー55とは一体化される。
圧着され、ベース1の下面から固定ねじ60を取付金具
4を介してカバー55に螺着することにより、ベース1
とカバー55とは一体化される。
ここで、上記漏電ブレーカの作動を説明する。
まず、電源端子2を電源コンセットに差し込み、負荷の
プラグを差込孔58に差し込んで負荷端子5.8と接続
する。
プラグを差込孔58に差し込んで負荷端子5.8と接続
する。
この状態において、リレ一本体13の可動接点21.2
3は固定接点6,9に接触しており、負荷回路はオン状
態にある。
3は固定接点6,9に接触しており、負荷回路はオン状
態にある。
つぎに、負荷が生じると、零相変流器42の出力が回路
部27で増巾されてコイル15が励磁され、可動鉄片1
8は鉄心17に吸引されて第2図中有回り方向に回動す
る。
部27で増巾されてコイル15が励磁され、可動鉄片1
8は鉄心17に吸引されて第2図中有回り方向に回動す
る。
これによって可動接点21.23は固定接点6,9と開
離し、主回路が遮断されるとともに負荷への給電が停止
する(第2図参照)。
離し、主回路が遮断されるとともに負荷への給電が停止
する(第2図参照)。
そして同時に、漏電表示ランプ35が点灯し、漏電が生
じたことを表示する。
じたことを表示する。
主回路が遮断されたのちも、コイル15は回路部27の
作用によって励磁状態を保持し、可動鉄片18は鉄心1
7に吸引され続ける。
作用によって励磁状態を保持し、可動鉄片18は鉄心1
7に吸引され続ける。
そして、負荷の漏電個所の修理を完了したのち、リセッ
トする場合には、カバー55の前面に突出したリセット
ボタン40を押圧し、可動片38を撓ませて固定片33
と接触させる。
トする場合には、カバー55の前面に突出したリセット
ボタン40を押圧し、可動片38を撓ませて固定片33
と接触させる。
これによって回路部27の保持が解け、コイル15は消
磁されるとともに可動鉄片18は復帰は゛ね24の付勢
力によって第2図中性回り方向に回動し、可動接点21
.23と固定接点6,9とが再び閉成され、負荷回路は
オン状態となる。
磁されるとともに可動鉄片18は復帰は゛ね24の付勢
力によって第2図中性回り方向に回動し、可動接点21
.23と固定接点6,9とが再び閉成され、負荷回路は
オン状態となる。
そして、漏電表示ランプ35も消灯する。
この漏電ブレーカの動作テストを行なう場合には、テス
トボタン41を押圧し、可動片39と固定片34とを接
触させてコイル15を励磁する。
トボタン41を押圧し、可動片39と固定片34とを接
触させてコイル15を励磁する。
これにより、可動接点21.23と固定接点6,9とは
開離し、同時に漏電表示ランプ35が点灯するので、動
作したことを確認することができる。
開離し、同時に漏電表示ランプ35が点灯するので、動
作したことを確認することができる。
以上の説明で明らかなように、本考案によれば、回路部
と零相変流器とを成形枠体に組込み、ベースとは別個に
組立てることができるので、組立作業が能率化され、し
かも溶融樹脂がベース上にこぼれる心配もないので、作
業は容易となる。
と零相変流器とを成形枠体に組込み、ベースとは別個に
組立てることができるので、組立作業が能率化され、し
かも溶融樹脂がベース上にこぼれる心配もないので、作
業は容易となる。
また、回路部を縦方向に収納する第1ボツクスと零相変
流器を縦方向に収納する第2ボツクスとを、一体の成形
枠体に別個に設けたので、回路部と零相変流器の絶縁性
を確保できるとともに、回路部と零相変流器とをベース
の空いた小さなスペースに効率よく配置することができ
、コンパクトな漏電ブレーカを得ることができる。
流器を縦方向に収納する第2ボツクスとを、一体の成形
枠体に別個に設けたので、回路部と零相変流器の絶縁性
を確保できるとともに、回路部と零相変流器とをベース
の空いた小さなスペースに効率よく配置することができ
、コンパクトな漏電ブレーカを得ることができる。
さらに零相変流器は第2ボツクス内に嵌合しかつ爪部で
抜は止めされているため、零相変流器を安定に保持する
ことができ、振動や衝撃を受けても零相変流器ががたつ
くことなく、出力端子に接続されたリード線の捩れや断
線を防止できる。
抜は止めされているため、零相変流器を安定に保持する
ことができ、振動や衝撃を受けても零相変流器ががたつ
くことなく、出力端子に接続されたリード線の捩れや断
線を防止できる。
第1図は本考案にかかる漏電ブレーカの平面図、第2図
は第1図のII −II線断面図、第3図は第1図のI
II −III線断面図、第4図はカバーを取外した状
態の平面図、第5図は成形枠体の斜視図である。
は第1図のII −II線断面図、第3図は第1図のI
II −III線断面図、第4図はカバーを取外した状
態の平面図、第5図は成形枠体の斜視図である。
Claims (1)
- 電源端子を備えたベースと、上記電源端子と接続された
可動接点を有し、上記ベース上に取付けられたリレ一本
体と、上記ベース上に位置決めされ、一端部に上記可動
接点と常時接触する固定接点を有し、他端部が負荷と接
続される負荷端子と、負荷に生じた漏電を検知する零相
変流器と、プリント基板上に電子部品を取付けることに
より構成され、零相変流器の出力を増巾してリレ一本体
を動作させて可動接点と固定接点とを開離させ、かつこ
の開離状態を保持させる回路部と、回路部を縦方向に収
納して樹脂充填してなる有底箱形の第1ボツクスと零相
変流器を縦方向に嵌入し爪部にて抜は止めしてなる第2
ボツクスとを一体に設け、上記ベース上に嵌合する成形
枠体と、上記ベースに覆着されるカバーとを具備してな
る漏電ブレーカ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13598478U JPS5850594Y2 (ja) | 1978-10-02 | 1978-10-02 | 漏電ブレ−カ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13598478U JPS5850594Y2 (ja) | 1978-10-02 | 1978-10-02 | 漏電ブレ−カ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5551872U JPS5551872U (ja) | 1980-04-05 |
JPS5850594Y2 true JPS5850594Y2 (ja) | 1983-11-17 |
Family
ID=29106810
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13598478U Expired JPS5850594Y2 (ja) | 1978-10-02 | 1978-10-02 | 漏電ブレ−カ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5850594Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-10-02 JP JP13598478U patent/JPS5850594Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5551872U (ja) | 1980-04-05 |
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