JPS5850578B2 - 多本取り成形装置 - Google Patents

多本取り成形装置

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JPS5850578B2
JPS5850578B2 JP55031903A JP3190380A JPS5850578B2 JP S5850578 B2 JPS5850578 B2 JP S5850578B2 JP 55031903 A JP55031903 A JP 55031903A JP 3190380 A JP3190380 A JP 3190380A JP S5850578 B2 JPS5850578 B2 JP S5850578B2
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pipe
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、多本取り成形装置、特に少くも三本以上の硬
質塩化ビニルパイプを同時に取り出すことができる多本
取り成形装置に関する。
近年、その耐用性や便利性もあって、硬質塩化ビニルパ
イプが広い産業分野において汎用されているが、これと
共に、かかる硬質塩化ビニルパイプの成形装置について
種々のものが提供されている。
そして、これらのいずれもが、硬質塩化ビニルパイプの
成形手段としての必然性もあって、基本的には、原料で
あるポリ塩化ビニルを溶融して押出し成形する押出し成
形機と、押出し成形された硬質塩化ビニルパイプを冷却
してその形状を固定する冷却装置と、形状が固定された
硬質塩化ビニルパイプを引き取りつつ誘導する引き取り
装置と、引き取られた硬質塩化ビニルパイプを所定の長
さに切断する切断装置と、切断された硬質塩化ビニルパ
イプを系外へ排出する排出装置と、成形装置の各単位を
構成する以上のような機械及び装置を関係づけて連結す
る各種の連結機器群とからなっテイル。
そして、硬質塩化ビニルパイプに無用の傷を付けたり、
又は湾曲等の無用の変形を与えたりしないようにすると
ともに、前記のような機械及び装置等を関係づけて連結
する際の成形装置全体としての工程配置や作業効率等も
考慮して、押出し成型機から排出装置までの各々が直線
的に配置されている。
したがって基本的には、一系統の成形装置から同時には
一本のみの硬質塩化ビニルパイプが連続的に成形され、
排出されるという一本取り成形装置になり、実際にもこ
の種の成形装置が最も一般的である。
ところが、この種の一本取り成形装置では、一系統の成
型装置から得られる硬質塩化ビニルパイプの数量は当然
に限定されているため、所望される絶対数量を得るため
には、相応する数の系統の成形装置が必要となり、これ
には当然に相応する人手、動力及び設置面積等が必要で
あって、これでは極めて非能率的であり、非経済的であ
る。
そこで従来より、全体としては一系統の成形装置から同
時に二本の硬質塩化ビニルパイプを取り出すことができ
る二本取り成形装置が用いられる場合がある。
これは、一台の押出し成形機から二本の硬質塩化ビニル
パイプを成形して、以後は前記一本取り成形装置の各単
位を二列に並列して直線的に配置するものである。
この二本取り成形装置は、前記一本取り成形装置に比べ
て、硬質塩化ビニルパイプ一本当りの必要とされる人手
、動力及び設置場所等が軽減され、省力化、省エネルギ
ー化、能率化及び経済化の面において改善されている。
したがって必然に、このような軽減の程度や改善の程度
を一層高めるためには、全体としては一系統の成形装置
から、同時に少くも三本以上の硬質塩化ビニルパイプを
取り出すことができる多本取り成形装置が要求されるこ
とになる。
しかし、かかる多本取り成形装置を、前記した二本取り
成形装置と同様にして、単に、一台の押出し成形機から
多本の硬質塩化ビニルパイプを成形して、以後は前記一
本取り成形装置の各単位を多列に並列して直線的に配置
する場合には、次のような問題を生じ、これらの問題の
ために実現が困難である。
(a) 成形装置を構成する各単位の機械及び装置に
はその機構上専有する一定の設置面積が必要である。
ところが一方では、前記のように、硬質塩化ビニルパイ
プは押出し成形機から排出装置までの間を直線的に流さ
れる必要がある。
したがって、例えば引き取り装置や切断装置のように、
前記設置面積の中で硬質塩化ビニルパイプの流れに対し
て一定の横幅が必要であるものを組み込む場合には、こ
れらによって成形装置全体としては相応する広い設置面
積が必要となり、しかも成形装置を構成する各単位は散
在することになる。
そして、このような多本取り成形装置では、一本取り成
形装置を必要な数設置する場合に比べて、必要とされる
人手や設置面積等を効果的に軽減することができない。
(b) 一台の押出し成形機から多本の硬質塩化ビニ
ルパイプを同時に成形する場合、前記(a)のような条
件下では、各々の硬質塩化ビニルパイプの横間隔は相応
にして広くする必要がある。
ところが、このように広い横間隔で一台の押出し成形機
から多本の硬質塩化ビニルパイプを成形することは、そ
れ自体機構上容易でなく、当然に成形する部分の距離や
ここに要する時間が長くなり、この部分の温度の調整が
困難となるだけでなく、溶融したポリ塩化ビニルの滞留
にも起因する流量の不均一や熱劣化等が生じる。
(c) 成形装置の最終単位を構成する排出装置は多
本の硬質塩化ビニルパイプを同時に排出しなければなら
ない。
一方、排出するものが細長いものであるために、排出方
向が硬質塩化ビニルパイプの流れに対して前方であるの
は好ましくなく、一般に側方へ排出される。
ところが、二本取り成形装置の場合には各々一本づつを
左右の側方へ排出すればよいが、三本以上の多本の場合
には、単に一本取り成形装置の構成単位である排出装置
を二列に配置して左右の側方へ排出する前記二本取り成
形装置のようなことができない。
(d) 三本以上の多本取り成形装置の場合には、成
形される硬質塩化ビニルパイプの各々の肉厚、管径及び
長さ等を別々にすることが要求される可能性が高い。
これは必然に、このような種類に応じて成形装置を構成
する各単位が相互に前後の関係を有しながらも独立して
作動する性質のものからなっていることを特徴とする特
に、前記のような種類に応じて、硬質塩化ビニルパイプ
が押出し成形機で成形されてから冷却されるまでの時間
、冷却温度、冷却中の時間等に係る単位である冷却装置
である。
したがって、従来のように固定的に配置される冷却槽を
含む冷却装置では不充分である。
本発明は、産業上利用できる要件ともいえる以上のよう
な問題の解決をして、特に省力化及び省エネルギー化の
面で絶大な効果を伴う多本取り成形装置を提供するもの
で、その目的は可能な限り従来の構成単位である機械及
び装置を利用しつつ、一台の押出し成形機から連続的に
多本で成形されて直線的に流れる硬質塩化ビニルパイプ
の各々の横間隔を最小限にし、成形装置全体として最小
限の設置面積で可能にすることにより、人手や動力等の
著しい省力化及び省エネルギー化をすることであり、他
の目的はこのように最小限にすることの結果として同時
に押出し成形機で成形される部分の距離や時間を短くし
て溶融したポリ塩化ビニルの流量の不均一や熱劣化を防
止することであり、また他の目的は多本の硬質塩化ビニ
ルパイプをその流れに対して側方に同時に排出できるよ
うにすることであり、さらに他の目的は、特に冷却装置
を含んで、成形装置を構成する各単位の機械及び装置を
必要な範囲で各々が独立して作動することにより、所望
する各種の硬質塩化ビニルパイプを取り出すことができ
るようにすることである。
もつとも本発明は、実施例によって以下に詳述するその
構成からも明らかなように、全体としての成形装置を構
成する各単位の機械や装置の相互に関係する配置と構造
に特徴を有するものであるが、これらは適宜組み合わせ
ることができ、しかも類似する変形をも包含するもので
あるから、前記目的のうちで所望する限度内において任
意に達成することができるものである。
以下、本発明の構成を実施例を示す図面に基づき詳細に
説明する。
従来の一本取り成形装置は、その概略工程図である第1
図に示すように、押出し成形機2、冷却槽を含む冷却装
置3、引き取り機を含む引き取り装置4、切断機を含む
切断装置5及び排出装置6が、硬質塩化ビニルパイプA
が直線的に流れるように、この順で連結されているもの
である。
そして、前記押出し成形機2の本体21の押出し口22
には、ヘッド23が取り付けられ、このヘッド23には
成形金型24が取り付けられ、さらにこの成型金型24
の成形口25にはダイ26が取り付けられている。
また、排出装置6は、硬質塩化ビニルパイプAの流れに
対して図中矢印のように、所定の長さに切断された硬質
塩化ビニルパイプBを側方へ排出する形式のものである
前記したように、この硬質塩化ビニルパイプBを硬質塩
化ビニルパイプAの流れに対して前方へ排出する場合に
は、細長い形状の硬質塩化ビニルパイプBを無用に傷付
けたり又は湾曲等の変形を与えたりしないようにして前
方へ排出するという機構上、側方へ排出する場合に比べ
て得策ではなく、また成形装置自体が長形であるにもか
かわらず、さらに前方へ硬質塩化ビニルパイプBが排出
されるとすれば、結果的には全体として極めて長形の専
有する面積となり、工程配置及び作業効率の点でも好ま
しくない。
かかる一本取り成形装置を、押出し成形機2を除き二系
統組み込んだ従来の二本取り成形装置は、その概略の工
程図である第2図に示すように、押出し成形機2の本体
21の押出し口22に二方向の分岐ヘッド23aが取り
付けられ、各ヘッドに成形金型24及びダイ26が取り
付けられていて、以後は一本取り成形装置の場合と同様
に構成されているものである。
そして、同様のことを拡張して四本取り成形装置を構成
すれば、その概略の工程図である第3図に示すように、
押出し成形機2の本体21の押出し口22に四方向の分
岐ヘッド23bが取り付けられ、各ヘッドに成形金型2
4及びダイ26が取り付けられて、以後は一本取り成形
装置と同様のものが四系統組み込まれているものとなる
ところが、成形装置を構成する前記のような機械及び装
置の各単位は、当然に相応する設置面積が必要である。
例えば、前記切断装置5は、硬質塩化ビニルパイプAの
流れと同速度で切断機を移動させるための駆動部、硬質
塩化ビニルパイプAを切断する回転切刃やこの回転切刃
を回転させる駆動部さらに硬質塩化ビニルパイプAと回
転切刃とを着脱させるための機構等を含んで構成されて
いるので、硬質塩化ビニルパイプAの流れに対して一定
の横幅を専有する設置面積が必要である。
そして同様のことが引き取り装置4や排出装置6につい
てもいえる。
したがって、押出し成形機2を除き、一本取り成形装置
を単に四系統組み込んだ四本取り成形装置の場合には、
第3図に示すように、両端の硬質塩化ビニルパイプAの
横間隔は相応にして広くなり、この結果前記したような
問題が生じる。
そして特にこの場合、第3図には図示されていないが、
一本取り成形装置の構成単位である排出装置6を単に組
み込むことができない。
もしこのようにすれば、内側にある二系統から排出され
る硬質塩化ビニルパイプBは交錯して区別できなくなる
からである。
そしてこれを区別するために各系統の横間隔をさらに広
げれば、前記した問題は一層大きくなり、また四系統の
中で片側二系統の他の片側二系統より硬質塩化ビニルパ
イプAの流れに対して前方となるように排出装置6を配
置すれば、排出される硬質塩化ビニルパイプBが交錯す
ることなく、しかもこれを運び出す糸路をも含めた前方
とならざるを得す、結果的に成形装置全体としては耐え
難い長形のものとなる。
前記したように、このような種々の問題点により、省力
化、省エネルギー化及び能率化の面で絶大な効果が期待
されるにもかかわらず、三本以上の多本取り成形装置は
実現されていない。
本発明は、第4図乃至第11図に示すように、多本取り
成形装置を提供することにつき、その構成単位である冷
却装置、引き取り装置及び切断装置を本数に相応する数
だけ各々用意するとともに、特に引き取り装置と切断装
置とを硬質塩化ビニルパイプの流れに対し全体として千
鳥状に配置し、各々の硬質塩化ビニルパイプが独立して
最小限の一定の横間隔を維持しつつ直線的に流れるよう
にするとともに、これによって生じる省力化、省エネル
ギー化及び能率化の効果をさらに高めるべく、押出し成
形機2の本体21に取り付けられるヘッドや成形金型ま
た冷却装置や排出装置の好適例をも含んでいる。
四本取り成形装置の一例として、一部省略の概略工程図
である第4図に示すように、引き取り装置4と切断装置
5とが各々囲体づつ用意されて、これらが四本の硬質塩
化ビニルパイプAの直線的な流れに対し全体として千鳥
状に配置され、押出し成形機2から図示しない排出装置
までの間、四本の硬質塩化ビニルパイプは最小限の一定
の横間隔を維持するようにされている。
したがってこの場合、押出し成形機2の本体21の押出
し口22に取り付けられている四方向の分岐ヘッド23
Cは、その両端の横間隔が前記第3図の場合の四方向の
分岐ヘッド23bに比べて狭くなり、前記のような効果
を発揮する。
もつとも、好適例としては、平面図である第5図1又は
同図2に示すように、押出し口22に二方向の分岐ヘッ
ド23dが取り付けられていて、この分岐ヘッド23d
の各ヘッドに各々が二つの成形口25aを有する成形金
型24aが取り付けられ、さらにこの成形金型24aの
成形口25aの側にダイ26が取り付けられている押出
し成形機又は、押出し口22にT字状ヘッド23eが取
り付けられていて、このT字状ヘッド23eに成形金型
24を介してダイ26が四組取り付けられている押出し
成形機である。
押出し成形機をこのように構成すれば、ヘッドの部分や
成形金型の部分での溶融されたポリ塩化ビニルの流通は
より安定して均一となる。
そして、所望される硬質塩化ビニルパイプの本数に相応
するように、前記二方向の分岐ヘッド23dを順次増加
することは可能であるし、また前記T字状ヘッド23e
に取り付けられる成形金型24とダイ26との組数を増
加することも可能である。
ところで、前記した第4図に示されている四本取り成形
装置における排出装置としては、その概略の要部工程図
である第6図に示すように、一本取り成形装置において
使用されることもある、硬質塩化ビニルパイプAの流れ
に対して切断された硬質塩化ビニルパイプBを前方へ排
出する形式のものが使用され得る。
しかし、この形式の排出装置7には前記したような欠点
がある。
本発明に係る多本取り成形装置に使用される排出装置の
好適例としては、第7図乃至第9図に示すように、複数
の系統から切断された硬質塩化ビニルパイプBを区別し
つつその流れに対し側方へ排出する形式のものである。
四本取り成形装置に使用される排出装置8の一例として
、その要部工程図である第7図に示すように、各々二系
統の硬質塩化ビニルパイプBが同じ側方へ区別されつつ
排出される。
この排出装置8は、一部省略の平面図である第8図と一
部省略の側面図である第9図に示すように、切断された
硬質塩化ビニルパイプBをその流れに対して同じ側方へ
排出するものであって、本実施例においては四系統であ
るために、片側二系統づつを対象とした二組の排出装置
が相対向して連結されているが、片側−組の排出装置8
について説明する。
調節部材81により水平位置の調節可能な架台82 a
t 82 bに、切断された硬質塩化ビニルパイプB
、Cを誘導するレール83a 、83bが取付けられて
いる。
そして、このレール83a、83bの間には、略逆り字
状の樋84が設けられていて、この樋84はその傘部8
4aがレール83at83bの上手位置となるようにそ
の足部84bが前記架台82bに取付けられている。
一方、レール83a。83bと関係する位置において、
可動部材85a。
85bとしてエアーシリンダが取付けられていて、この
エアーシリンダのピストンロッドの先端に爪a6a j
86bが取付けられている。
レール83a 、83bにより硬質塩化ビニルパイプB
、Cが所定位置に誘導されると、可動部材85a、85
bが作動し、爪86at86bが持ち上がる。
このとき爪85 a > 86 bは硬質塩化ビニルパ
イプB、Cを持ち上げ、外側のレール83aの硬質塩化
ビニルパイプBはレール83aとの係合状態を脱すると
き同時に系外へ排出され、内側のレール83bの硬質塩
化ビニルパイプCはレール83bとの係合状態を脱した
後樋84の足部84bに摺接しつつ持ち上げ6れ、結局
金部84a上を転がって系外へ排出される。
したがって、傘部84aの長さや傾斜を適宜設定すれば
外側のレール83aの硬質塩化ビニルパイプBと内側の
レール83bの硬質塩化ビニルパイプCとは区別されつ
つ同じ側方へ排出されることになる。
硬質塩化ビニルパイプB、Cを排出した後、爪86a、
86bは元の位置に戻り、以下この繰り返しである。
図面に例示し、以上説明した実施例は四本取り成形装置
の片側二系統を対象とした排出装置であるが、これは順
次拡張され得るものである。
仮りに三系統以上を対象とする場合には、レール、可動
部材及び爪を相応するだけの組のものが必要となり、こ
の場合の樋は、各々のレールの間において、いわゆる階
段状となるように重複することなく順次長い足部と傘部
とを有して各々の足部が架台に取付けられることになる
また可動部材は、一定の距離を上下動することができる
ものであればよいのであるから、本実施例におけるよう
なエアーシリンダに限定されず、カムやギヤ等を利用す
るものであってもよい。
千鳥状に配置された引き取り装置4と切断装置5とを含
んで、以上説明した押出し成形機2及び排出装置8とが
組み込まれれば、本発明に係る多本取り成形装置の好適
例となるのであるが、このように多本の硬質塩化ビニル
パイプを同時に成形する場合には、各々が異った種類の
ものであることを要求される場合が多い。
そして、引き取り装置4、切断装置5及び排出装置8は
、各系統において前後の各単位の影響を受けながらも各
々独立して作動するものであるが、固定的に設置される
冷却装置3は、前記したように不充分である。
そこで、四本取り成形装置を例とした場合の概略の要部
工程図である第10図に示すように、冷却槽が硬質塩化
ビニルパイプAの流れに対して前後に自在に移動できる
ものである冷却装置9が、本発明に係る多本取り成形装
置に含まれる。
最後に、八本取り成形装置を例として、本発明の好適例
について説明する。
全体の概略の工程図である第11図に示すように、押出
し成形機2の本体21にはT字状のヘッド23eが取り
付けられていて、このT字状のヘッド23eには六組の
成形金型24とダイ26とが取り付けられている。
押出し成形された硬質塩化ビニルパイプは以後式系統で
各々直線的に流れる。
硬質塩化ビニルパイプの流れに対して前後に自在に移動
できる冷却槽を含む冷却装置9が硬質塩化ビニルパイプ
の種類に応じて最適の位置に各各装置されていて、引き
取り装置4と切断装置5とは全体として千鳥状に配置さ
れている。
そして排出装置8は各々二系統づつの硬質塩化ビニルパ
イプを区別しつつ同じ側方へ排出するものが配置されて
いる。
このように位置決めされた機械及び装置から構成される
本発明には、人手、動力及び設置面積等を著るしく軽減
し、省力化、省エネルギー化及び能率化の面で絶大な効
果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の一本取り成形装置の工程図、第2図は従
来の二本取り成形装置の工程図、第3図は従来の一本取
り成形装置を単に四系統組み込んだ四本取り成形装置の
一部省略の工程図、第4図は本発明の一実施例としての
四本取り成形装置の一部省略の工程図、第5図1及び同
図2は本発明の一実施例としての四本取り成形装置の構
成単位である押出し成形機の平面図、第6図は四本取り
成形装置に適用できる前方排出形式の排出装置の要部工
程図、第1図は本発明の一実施例としての四本取り成形
装置の構成単位である側方排出形式の排出装置の要部工
程図、第8図はその排出装置の一部省略の平面図、第9
図はその排出装置の一部省略の側面図、第10図は本発
明の一実施例としての四本取り成形装置の構成単位であ
る冷却装置の要部工程図、第11図は本発明の他の一実
施例としての八本取り成形装置の工程図である。 1・・・・・・成形装置、2・・・・・・押出し成形機
、3,9・・・・・・冷却装置、4・・・・・・引き取
り装置、5・・・・・・切断装置、6,8・・・・・・
排出装置、23・・・・・・ヘッド、24・・・・・・
成形金型、26・・・・・・ダイ、82 a 、82b
・・・・・・架台、83a、83b・・・・・・レール
、84・・・・・・樋、85a、85b・・・・・・可
動部材、86 a 、86 b・・・・・・邦。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 少くも三本以上の硬質塩化ビニルパイプを同時に取
    り出すことができる成形装置にして、該成形装置が、 一台の押出し成形機と、 該押出し成形機に連結されて、前記硬質塩化ビニルパイ
    プの本数に相応する数の冷却槽を含む冷却装置と、 該冷却装置に連結されて、前記冷却槽と同じ数の引き取
    り機を含む引き取り装置と、 該引き取り装置に連結されて、前記引き取り機と同じ数
    の切断機を含む切断装置と、 該切断装置に連結された排出装置とを備え、前記引き取
    り装置及び切断装置が、前記硬質塩化ビニルパイプの流
    れ方向に対し全体として千鳥状に配置され、前記押出し
    成形機から引き取られつつ押出された多本の硬質塩化ビ
    ニルパイプが前記排出装置から排出されるまでの間、各
    々の硬質塩化ビニルパイプが独立して、最小限の一定間
    隔を維持しつつ直線的に流れるようにした多本取り成形
    装置。 2、特許請求の範囲第1項の記載において、冷却装置が
    、硬質塩化ビニルパイプの流れ方向に各々独立して自在
    に移動できるものである多本取り成形装置。 3 特許請求の範囲第1項又は第2項の記載において、
    押出し成形機が、該押出し成形機の本体の押出口に取り
    付けられた二方向の分岐ヘッドと、該分岐ヘッドの各々
    のヘッドに取り付けられた各各が二つの成形口を有する
    成形金型と、該成形金型の各々の前記成形口の側に取り
    付けられたダイとを含んだものである多本取り成形装置
    。 4 特許請求の範囲第1項又は第2項の記載において、
    排出装置が、架台と、該架台に取り付けられて硬質塩化
    ビニルパイプを誘導する少くとも二本以上のレールと、
    該レールの間においていわゆる階段状となるように重複
    することなく順次長い足部と長い傘部とを有して各々の
    足部が前記架台に取り付けられた略逆り字状の樋と、鉄
    橋の補助も加えて、前記レールにより誘導された硬質塩
    化ビニルパイプを持ち上げて外側に排出する爪と、前記
    架台に取り付けられて前記爪を上下動させる可動部材と
    を含んだものである多本取り成形装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0310689U (ja) * 1989-06-14 1991-01-31

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