JPS5850418Y2 - 電子レジスタ等のキ−ボ−ド装置 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、電子レジスタ等のキーボード装置に関する
ものである。

ブ般に電子レジスタにむいては、精算カウンターや総売
上累計等のメモリーは保護されているのが普通である。

しかるに、このメモリーは製造工程における打込検査や
ユーザーでの練習打込時に使用され、これらにより各種
データが人ってし１うので実使用時には全てのメモリー
を零にリセットしなければならない。

そのためのリセットスイッチは、従来、カバーで覆われ
た内部に設けられているもので、その操作はカバーを取
りはずして行なわなければならず、きわめて面倒である
。

また、リセットスイッチを外部から簡単に使用しうるよ
うにセットしておくと、ユーザーの使用ミスにより使用
中に操作してし寸って投入したデータが消えてし１うお
それがあるものである。

この考案は、このような点に鑑みなされたもので、否常
用スイッチについては意識して操作することが簡単であ
り、無意識に操作することはできないようにした電子レ
ジスタ等のキーボード装置を得ることを目的とするもの
である。

この考案の一実施例を図面に基づいて説明する。

渣ず、テンキーや登録キー等の操作キー１が配列された
キーボード２が設けられ、このキーボード２は前記操作
キー１を外部に突出させつつカバー３により覆われてい
る。

また、前記キーボード２を構成するＰＣ板４にはリセッ
トキーの如き否常用スイッチ５が設けられ、この否常用
スイッチ５の上部には前記カバー３より外部に露出する
操作釦６が設けられている。

この操作釦６の位置は前記操作キー１のキーヘッドＴの
間の指が入ることがない寸法に設定された隙間の下方に
位置している。

このような構成において、操作キー１の操作を行なって
も否常用スイッチ５の操作釦６に接触することはなく、
ユーザーがどのような使い方をしても否常用スイッチ５
が操作されることはない。

しかして、否常用スイッチ５を操作する必要がある場合
には操作キー１のキーヘッド７の隙間よりドライバー等
を差し込んで押圧することによりＯＮし、その操作が可
能である。

したがって、カバー３をはずしたりすることがなく、簡
単に操作しうる。

この考案は、上述のように操作キーが整列配置されたキ
ーボードに否常用スイッチを設け、この否常用スイッチ
の操作釦を操作キーの間に位置させてカバーより露出さ
せて設けたので、ユーザーが通常の使用中には否常用ス
イッチをＯＮさせることがなく、安全であり、また、否
常用スイッチを操作する必要がある場合にはドライバー
により外部から簡単に操作することができるものである
。

【図面の簡単な説明】

図面はこの考案の一実施例を示すもので、第１図は平面
図、第２図はその縦断正面図である。 １・・・・・・操作キー、２・・・・・・キーボード、
３・・・・・・カバー、５・・・・・・否常用スイッチ
、６・・・・・・操作釦。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. カバーよりキーヘッドを突出させた複数の操作キーをキ
   ーボードに整列配置して設け、これらの操作キーの間に
   位置させて否常用スイッチを設け、指が入らない隙間を
   もって隣り合う前記キーヘッドの間に位置させて前記否
   常用スイッチの操作釦を前記カバーよりその一部を外部
   に露出させて設けたことを特徴とする電子レジスタ等の
   キーボード装置。