JP2548331Y2 - 入力装置 - Google Patents

入力装置

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JP2548331Y2
JP2548331Y2 JP1986100697U JP10069786U JP2548331Y2 JP 2548331 Y2 JP2548331 Y2 JP 2548331Y2 JP 1986100697 U JP1986100697 U JP 1986100697U JP 10069786 U JP10069786 U JP 10069786U JP 2548331 Y2 JP2548331 Y2 JP 2548331Y2
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JP1986100697U
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JPS639634U (ja
Inventor
景朝 岩村
Original Assignee
東洋システム開発研究所株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】
本考案は、必要な情報データを、筆記作業と並行また
は同時に電子計算機等の情報データ処理装置に入力させ
る入力装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】 従来は、鉛筆その他の筆記具を用いて情報データを用
紙に記録し、別途、キーを平盤上に配列、装着したキー
ボード等によって、この情報データを電子計算機等に入
力していた。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来は、情報データ処理装置などにデ
ータを入力する際には、筆記作業を中断するか、または
全く別作業のものとしてキーボード等によってデータ入
力作業を行なわなければならず、それら両作業は完全に
分離独立したものとして扱われていた。
【０００４】 例えば、試験問題を採点するような場合には、採点し
た後でまとめて採点集計するようにしていたから、採点
作業とその集計作業の別々の作業を必要としたため、作
業量の増加にともなって集計ミスする事態をしばしば招
いていた。また、採点という筆記作業とその集計作業の
互いに異なる２つの作業を分離して行なわなければなら
ず、二重の労力を必要とするので作業者の精神的、肉体
的負担もきわめて大きかった。
【０００５】 この考案は、上述した筆記作業と情報データ入力処理
作業と言う別々の作業を一体化させ、筆記作業中に同時
に、又は並行してデータ入力及び計算処理を可能にした
もので、作業の能率を向上させると共に作業者の肉体
的、精神的負担を軽減し、またデータの入力ミスを未然
に防止することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
この考案によるペン型入力装置は、筆記具の軸体が着
脱自在に挿入される軸管に、情報データ処理装置と接続
された情報データ入力手段が設けられているものであ
る。
【０００７】 この考案の好ましい実施容態では、筆記具の軸体が着
脱自在に挿入される軸管において、情報データ入力手段
としてデータ入力用キーを配列、装着したキーボードが
該軸管表面に設けられている。
【０００８】
【作用】
上記構成に基づいて、その作用を試験答案用紙の採点
とその集計を行なう場合を例に挙げて説明すると、作業
者である採点者は、情報データ処理装置と接続された情
報データ入力手段が設けられた軸管に装着された筆記具
を手にし、答案用紙の解答をチェックし、その合否を筆
記具で答案用紙に記入するとともに、その解答に与えら
れている点数に相当するデータ入力用キーを情報データ
入力手段から選択し、指で押して入力する。
【０００９】 これらのキーには予め定められた数値、文字、記号、
その他が設定されており、キーインするとそれに接続さ
れている電子計算機などの情報データ処理装置にデータ
が送られ採点の集計処理がなされる。
【００１０】
【実施例】
この考案を図面に基づいて説明すると、第１図および
第２図に示すように、ボールペンや鉛筆などの筆記具１
の軸体２頭部が軸管３に着脱自在に挿入されている。こ
の軸管３の外周面上に、データ入力キー４を所要複数個
配置したキーボード５が取付けられている。これらデー
タ入力用キー４は、入力識別用素子（抵抗、容量など）
８を介して外部情報データ処理装置（図示せず）に接続
されている。なお、外部情報データ処理装置には、有線
に限らず、無線で接続されていてもよい。
【００１１】
【考案の効果】
以上のように、この考案によれば、採点と同時に、又
は並行してその集計作業も行なうことができるから作業
の能率が向上するのみならず、集計ミスを未然に防止す
ることができる。又、作業を省力化できるので作業者の
肉体的及び精神的負担を軽減できる。更に簡単な構造
で、しかも従来の鉛筆などの筆記具と同様のタッチで操
作できるので使い勝手も良い。
【００１２】 また、情報データ入力手段が設けられた軸管に筆記具
の軸体が着脱自在に挿入されるから、軸管とはまりあう
軸体の形状さえ同じであれば、種々の筆記具を装着して
用いることができ、軸管をあらかじめそのような形状に
作成しておきさえすれば市販のボールペン等の入手の容
易な筆記具の利用も可能であり、筆記具の交換も可能で
ある。
【００１３】 さらに、キーボードと筆記具を一体化したことで、情
報データ処理の為のキーボードのスペースを別途確保す
る必要が無く、すなわち机上での筆記作業のスペース
を、キーボードで占められることが無くなって、筆記作
業の効率を向上させることが出来る。
【００１４】 さらに、情報データ処理のためのデータ入力と筆記
が、同時に、又は並行して行えることで、情報データ処
理作業と筆記を伴う事務作業の物理的接近をもたらし、
延いては事務作業の中に情報データ処理作業を浸透させ
ることに大いに役立つ。
【００１５】
【図面の簡単な説明】
【図１】 本考案の一実施例を示すもので、全体の斜視図である。
【図２】 本考案の実施例の要部断面図である。
【符号の説明】
１……筆記具 ２……軸体 ３……軸管 ４……データ入力用キー ５……キーボード

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】筆記具の軸体が着脱自在に挿入される軸管
    表面に、情報データ処理装置と接続された情報データ入
    力手段としてデータ入力用キーを配設したキーボードが
    設けられた入力装置。
  2. 【請求項２】情報データ処理装置との該接続が無線でな
    る実用新案登録請求の範囲第１項記載の入力装置。
JP1986100697U 1986-06-30 1986-06-30 入力装置 Expired - Lifetime JP2548331Y2 (ja)

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JPS639634U JPS639634U (ja) 1988-01-22
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017151615A (ja) * 2016-02-23 2017-08-31 田部井 明子 スティック型入力装置
JP2018186374A (ja) * 2017-04-25 2018-11-22 田部井 明子 携帯端末機及び入力支援システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54165145U (ja) * 1978-05-10 1979-11-20
JPS6022426Y2 (ja) * 1979-12-12 1985-07-03 カシオ計算機株式会社 筆記具形小型電子式計算機
JPS6028990Y2 (ja) * 1980-02-27 1985-09-03 星電器製造株式会社 筆記具付卓上電子計算機

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JPS639634U (ja) 1988-01-22

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