JPS585032B2 - マキタバコキヨウキユウソウチ - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は高速包装機による巻タバコの包装技術分野、詳
しくは高速巻タバコ包装機上の供給ホッパに巻タバコを
供給する回転可能ヘッドを具えた装置に関する。

よく知られているように、今日の巻タバコ製造に於いて
は巻タバコはこの巻タバコのほぼ長さに等しい容器内に
おいて包装機に搬送される。

その容器は一側又はその前部および頂部で開放されてお
り、その容器内に巻タバコが蓄積されかつ相互に平行に
位置される。

このような容器が巻タバコにより充たされるとこれらは
包装機に向う。

この際、運転者は手動により水平軸の廻りで回転可能な
フレーム上に個々に容器を置く。

このとき、その容器の横側か上記フレームにおける壁に
対し配置される。

このとき運転者は、フレーム等上で適正に位置した容器
の頂部の廻りにおいて上記フレームに対し通常一端で固
定される可撓性帯材を巻き、そして“バヨネット”とし
て知られる棒をその上に置き、上部フレームを上記水平
軸の廻りで回転させるとともに、包装機の供給ホッパ上
方において容器を下方に傾け（この際前可撓性帯材にお
いてその容器頂部を包むかもしくは上記“バヨネット”
でその頂部を密封する）、そしてすでに上記ホッパ内に
おける巻タバコの上側水準と逆さになった容器内におけ
る巻タバコの下側水準との間から上記帯材もしくはバヨ
ネットを引抜いて巻タバコを上記ホッパ内に落下させ、
そして容器内の全巻りバコがホッパ内に落下したらフレ
ームをもとの位置に逆回転させて空となった容器を除去
する。

このような作動において、可撓性帯材もしくはバヨネッ
トを手動で引くと、この引抜に直接影響される巻タバコ
はその相互間およびホッパの下方に鋭ったチャンネル間
において平行六面体をなす正常位置から横方向位置に外
れ、これにより上記チャンネルを通る下降が上手にいか
ず一度これが空となると当業者にはよく知られたトラブ
ルが発生し、生産が長いこと中断され少くとも包装機の
運転は継続しなくなる。

ホッパ内にすでに含まれる供給ずみ巻タバコの水準に達
するよう容器内の巻タバコを落下させるときの距離が徐
々に増加しているときにも同様の問題が発生する。

というのは、充満容器を供給しかつ空容器を除去する上
記工程を実施するとき運転者の働きに僅かな遅れが発生
するからである。

上記問題は包装機が高単位出力速度のものでありホッパ
の内部から供給されるタバコの水準が非常に早く落下す
るもの（例えば本出願人に係るイタリヤ国特許第８０３
，３５２号）においても事実である。

本発明の目的は、ホッパ内にすでに含まれた供給ずみの
巻タバコの水準に達するよう、ホッパ上方で回転された
容器内のタバコを落下するときの落下距離の増加に伴う
問題−この問題は充満容器を荷下しかつ空の容器を除去
する手動運転におけるリズムの不一致又は高単位出力速
度包装機が用いられるとき上記の水準が高速で低下され
るということにより引き起される−を克服すると、なら
びにホッパ上方の空容器を充満容器に自動的に急速交換
できる包装機のホッパの充填装置を提供することにある
。

本発明の他の目的は対称もしくは鏡像位置にある二個の
容器（その一方は他方に対し対称位置をなし、上部が逆
さのとき巻タバコをホッパに供給できる）を収容できる
よう形成されかつホッパ上方に配置した回転可能充填ヘ
ッド、上記容器が空となったときを検知しかつ二個の容
器の位置を逆とするよう上記充填ヘッドを回転せしめる
ように設定する（これにより空容器はすみやかに交換さ
れ、それは除去され充満容器に入換えられ、一方放出位
置にある容器は空とされる）ためのセンサ機構を具えた
装置を提供するにある。

上記目的およびそれ以外の目的は本発明に係る巻タバコ
供給装置により達成される。

即ち本発明によれば、高速巻タバコ包装機上の供給ホッ
パに巻タバコを供給するための装置であって、巻タバコ
の長さに実質上等しい幅を有しかつ一側もしくは前部で
開いた容器内に巻タバコを集め、連続ステップ的に移動
する少くとも一つの搬送ベルト上に一列縦隊で上記容器
を整列せしめた巻タバコ供給装置において、水平軸の廻
りで回転可能に取付けた箱状ヘッドを具備し、その箱状
ヘッドに少くとも一組の対向する空所を形成し、その空
所の少くとも一側上およびその空所の頂部に沿い該空所
を開放するとともに、その頂部開口を放出口とし、上記
各空所により互に逆をなす、対称位置に一つの巻タバコ
容器を収容しかつ上記容器の頂部を前記放出口により位
置決めし、更に、ヘッドにより可動支承されて前記放出
口を開、閉する可動部材、一つの容器を上記搬送ベルト
から空所内に収容するとき、および他の空所内の容器を
搬送ベルトに戻すときにその一つ容器と係合する搬送機
構、該搬送機構の駆動機構、空所内に収容された容器の
対称位置を逆転するよう前記水平軸の廻りで上記可動ヘ
ッドを回転せしめる回転作動機構、前記放出口を開閉す
る機構の開閉作動機構、ならびに上記搬送機構の駆動機
構と、回転ヘッドの回転作動機構と、放出口の開閉作動
機構と、上記搬送ベルトとを相互に周期した周期で連続
ステップ的に駆動する機構を具備して成る巻タバコの供
給装置が提供される。

本発明の他の目的および利益は、添附図面を参照にした
非限定的な以下の記載から明らかであろう。

第１，２図を参照するに、本発明の巻タバコ供給装置は
搬送システムＤＴを有する。

この搬送システムＤＴは相互に平行な二個の無端チェー
ン１により基本的に決定される搬送ベルトから作られる
。

そのチェーン１は水平軸３上に取付けたスプロケット車
２を回転する。

その水平軸３は支持構造体により担持され、第１図には
その支持構造体の直立部材４が図示される。

上記チェーン１はバッテン５により横方向に相互に連結
される。

上記各バッテンは巻タバコ用容器の深さより僅か大な距
離相互に隔てられており、これにより上記容器のための
連続したハウジングＡＣが形成される。

以下説明するように容器を取扱いかつ巻タバコを包装機
に給送する機構ＣＭは、搬送ベルト（第１図の左半を見
よ）と供給さるべき包装機（第１図には一部のみ図示さ
れる）との間において、その搬送ベルトに垂直な平面に
沿い配置される。

第１図に示す包装機の単独部品としては供給ホッパＴ、
およびその下方に配置される搬送ベルトＮＴを有する。

この搬送ベルトＮＴは、本出願人に係る他の特許に概観
される公知技術に相描し、各バッチの巻タバコを包装機
に給送してそれらを包装するためのものである。

上記機構ＣＭは本質的に平行六面体の箱状をなすヘッド
ＴＯ（第３図参照）を持つ。

この箱状ヘッドＴＧは水平軸６（これはホッパＴの上方
において支持体７および８により担持される）上に回転
可能に取付けられる。

この回転可能ヘッドＴＧは二個の側部材９および１０を
持つ。

これら側部材は中間壁１１により相互に結合されるとと
もにその中間壁１１の対向両側上においてバッテン１２
により相互に結合される。

これにより、側部材１０において開放しかつ長手方向−
側に沿い放出口として開放した二個の向い合う空所１３
が作られる。

その各空所１３は、相互に逆さとなった鏡像位置にその
容器を保持する。

この際その容器の頂部は上記放出口のところに位置して
いる点に注意されたい。

回転可能ヘッドＴＧを適切に位置決めし、これにより第
１図における前部空所１３が上部放出口と整列して巻タ
バコを供給ホッパＴに投入することができるようにする
と同時に、以後搬送ステーションＳＴと呼ぶ位置に停止
したハウジングの一つＡＣと横方向空所が横方向に整列
するようにする（この際コンベヤベルトは静止位置にあ
る）。

各空所１３の外側において、軸１４が側部材９および１
０により回転可能に担持され、この軸１４は複数の固定
アーム１５を有し、その自由端はバツクスケヤ（ｂａｃ
ｋ ５ｑｕａｒｅ）部材１６と一体化されている。

側部材９の外部における軸１４の端上にはレバー１７が
片持支持され、そのレバーの端はアイドルローラ１８を
有し、支持体７（第３図）により固定的に担持される弓
状の案内レールと上記のローラ１８が係合している。

トーションばね２０は軸１４上にねじこまれかつその一
端で側部材９（１０）に、その他端でアーム１５に係止
される。

他の引張ばね２１の一端は側部材９（１０）に係止され
その他端はレバー１７に結合され、これによりバツクス
ケヤ部材１６を中間壁１１に向い偏倚せしめることがで
きる。

この偏倚位置では前記空所の放出口が密封されるが、こ
れについては後述する。

支持体７は揺動アーム２２を担持する。

このアーム２２はレバー１７を作動せしめて、上記カウ
ンタばね２０により加わる圧力に抗してバツクスケヤ部
材１６を空所密封位置から第３図の空所開放位置に移動
せしめ、これにより放出すべき巻タバコが供給コンテナ
から供給ホッパＴに供給せしめられる。

この作用については後述する。回転可能ヘッドＴＧの上
方に搬送機構ＣＴが例えば柱２３および２４等の構造体
により支承される。

この機構ＣＴは無端チェーン２５を有し、このチェーン
２５は水平軸２７上のアイドル車２６の回りで巻回され
ている。

この軸２７は前記柱２３および２４、ならびに前記チェ
ーン２５を収容する部分ケーシング２８により回転可能
に支承される。

水平軸２７の一方には伝動プーリ２９がキー止めされ、
このプーリ２９は駆動ベルトを介して伝動プーリ３１（
これは前記柱２３により担持される電動モータＭＣＴの
駆動軸にキー止めされる）により駆動される。

このチェーン２５の下部には下方に尖った垂直アームを
具えた搬送機構３２が連結され、一方チェーン１５の上
部にはマイクロリミットスイッチＭ２およびＭ３（これ
らはケーシング２８に担持される）のドリッピング機構
と協働する装置３３が一体化される。

二本のアーム３２の間隔は、容器を長さ方向で受は入れ
ることができるように調節でき、マイクロリミットスイ
ッチＭ２およびＭ３も調節可能である。

本発明の装置の配線図を第４図に示し、一方第５図はそ
の移動部品の運転サイクルに関するタイムチャートを示
す。

配線図には回転可能ヘッドＴＧ、巻タバコを供給するた
めの供給ホッパＴ、ならびにランプｌを具えたセンサが
略示される。

このランプｌは光ｒをフォトセルｃｆに向い放射する装
置を具えている。

このフォトセルは適切に位置決めされていて、ホッパＴ
に供給される巻タバコが光束ｒの水準以下に落下された
とき、その光束ｒを受は得るようになっている。

さらに、上記センサは増幅器３４を有しているこの増幅
器３４は、閉位置１−３から閉位置１−２に可動なマイ
クロ接点３５が描写されるようにするためのものである
。

この増幅器３４はマイクロスイッチ３６に接続され、こ
のマイクロスイッチ３６は開位置１−４および２−６か
ら閉位置１−３，２−５に夫々移連可能な二個の接点を
持つ。

このマイクロスイッチ３６は、本発明の装置の自動サイ
クル運動を手動的にセットしかつ切離すための装置３７
に接続される。

第４図には、搬送システムＤＴを連続ステップ的に移送
せしめる電動モータＭＤＴＣＰＶ、搬送機構ＣＴを駆動
せしめる前記電動モータＭＣＴ、回転可能ヘッドＴＧを
移送せしめる電動モータＭＴＧ、ならびに前記各モータ
の多接点保護接触器Ｔ１．Ｔ３およびＴ４．Ｔ２が示さ
れる。

回路図には、更にマイクロリミットスイッチＭ２および
Ｍ３搬送システムＤＴのステーションＳＴで示す位置と
搬送システムＤＴが第１図のｆ１方向に移動する前方向
におけるそのステーションＳＴの前方直近位置との間に
センサとして配置されるマイクロスイッチＭ１（第１図
には示さない）、二個の接点ＰａおよびＰｉを有する手
動押ボタンスイッチ（接点Ｐａは通常開であって装置を
運動状態にセットし、一方通常閉の接点Ｐ１は装置を停
止せしめる）、二重接点マイクロスイッチＭ４を励磁す
る機構を作動する周期カムＣ１ならびに変圧器Ｔｆ（こ
れは前記した各部品を供給する２４Ｖ出力端子を具えて
いる）を含んでいる。

以上説明した装置の作動は次の如くである。

まず本発明の巻タバコ供給装置は静止状態にあり、かつ
回転可能ヘッドＴＧから供給ホッパＴに通過する巻タバ
コの集合によりセンサが光線ｒから切られていること；
装置３７が正しい位置に手動で入れられているのでマイ
クロスイッチ３６の接点は閉じ本発明の装置は自動的に
サイクル作動される用意ができていること；ならびに、
搬送ステーションＳＴに先立ち搬送システムＤＴ上で充
満巻タバコ容器ＣＰがハウジングＡＣ内に正しく位置決
めされ、一方上記スチージョンＳＴ内およびその後方に
は空の巻タバコ容器ＣＶがあり、接点Ｐａの押ボタンを
押すと通常開の安全接点Ｐｉを介し接触器Ｔ１が励磁さ
れること；を仮定する。

接触器Ｔ１が入るとその接触器Ｔ１の接点は閉じる。

そして、その接点１−２、マイクロスイッチＭ１の通常
開の接点１−２、および上記接点Ｐｉによりその接触器
Ｔ１は自己励磁状態に停まり、一方その接触器Ｔ１の他
の接点３−４，５−６、および７−８が閉じるとモータ
ＭＤＴＣＰＶは回転せしめられて搬送システムＤＴを一
ステップ移動させる。

巻タバコの第一の充満容器ＣＰが搬送機構ＣＴのアーム
３２間の搬送ステーションＳＴに到着するに先立ち、上
記搬送システムＤＴの移動が起るとマイクロスイッチＭ
、のドリッピング機構が上記の第一の完全容器ＣＰによ
り励磁され、その結果そのマイクロスイッチＭ１の接点
１−２は開きそして他の接点３−４は閉じる。

マイクロスイッチＭ１の接点１−２が開くと、コンデン
サＣにより許される時間遅れの後その接触器Ｔ１は切ら
れ必然的にモータＭＤＴＣＰＶは作動を停止し、一方マ
イクロスイッチＭ、の接点３−４が閉じると、インピー
ダンスＨに基づく時間遅れの後、接点Ｐｉおよび接触器
Ｔ４の通常開の安全接点１−２により接触器Ｔ３が励磁
される。

接触器Ｔ３が励磁されるとその安全接点１−２は開き、
その他の接点は閉じる。

そして、その接触器Ｔ３の接点３−４、マイクロスイッ
チＭ２の通常開の接点１−２および通常の閉の安全接点
Ｐ１により、その接触器Ｔ３は自己励磁状態に停まり、
一方その他の接点５−６，７−８、および９−１０によ
りモータＭＣＴは始動して搬送機構ＣＴを回転させ、搬
送機構ＣＴのアーム３２間においてステーションＳＴに
位置する容器ＣＰを、第１図の矢印ｆ２の方向に回転可
能ヘッドＴＧの空所１３まで移送し、そこでこの搬送機
構は停止する。

というのはフイーラ３３によりマイクロリミットスイッ
チＭ２の接点１−２が開き、接触器Ｔ３が切られ必然的
にモータＭＣＴおよび搬送機構ＣＴが停止せしめられる
からである。

包装機により収容さるべき巻タバコの集体の水準が、供
給ホッパＴの内部において、光線ｒの水準の下まで落下
すると、光線ｒはフォトセルｃｆに至り増幅器３４の接
点３５は閉じる。

接点３５が閉じると安全接点Ｐｉにより接触器Ｔ２は励
磁される。

接触器Ｔ２の励磁とともにその補助の接点は閉じ、その
接点１−２、マイクロスイッチＭ４の通常開の接点１−
２、および安全接点Ｐｉによりその接触器Ｔ２は自己励
磁状態に停り、一方その接触器Ｔ２の他の接点３−４，
５−６、および７−８の閉鎖はモータＭＴＧを始動せし
め、ヘッドＴＧは矢印ｆ３の方向に１８０°回転し、二
個の対向する空所１３内に位置する容器の位置は逆転す
る。

ヘッドＴＧの部品上で上記角度変位が始まるとき、アイ
ドルローラ１８が固定レール１９と係合すると後部軸１
４は揺動してバツクスケヤ部材１６をその閉位置にし、
その結果上記角度変位の際容器内に巻タバコがしっかり
と保持され、一方その角度変位が終了するとアーム２２
の揺動はレバー１７を移動させて（第３図）、上記のバ
ツクスケヤ部材１６をカウンタばね２０および２１の保
持作用に抗してその開位置に持ち込み、巻タバコは容器
からホッパＴに落下する。

回転可能ヘッドＴＧの部品上での上記変位が完了すると
、周期カムＣはマイクロスイッチ鳩の作動機構をトリッ
プし、その接点１−２を開き他の接点３−４を閉じる。

マイクロスイッチＭ４の接点１−２が開くと接触器Ｔ２
は切られ、電動モータＭＴＧ（回転可能ヘッドＴＧの回
転を起す）は停止し、一方マイクロスイッチＭ４の接点
３−４の開放は安全接点Ｐｉ、および接触器Ｔ３の接点
１−２により接触器Ｔ４を励磁する。

接触器Ｔ４が励磁されるとその接点１−２は開きその他
の端点３−４，５−６，７−８、および９−１０は閉じ
る。

接点３−４の閉鎖は、マイクロスイッチＭ３の通常開の
接点１−２、および安全接点Ｐｉにより上記接触器Ｔ４
を自己励磁状態とし、一方、接点５−６，７−８および
９−１０の閉鎖は電動モータＭＣＴを以前の回転方向と
反対方向に回転始動させ、供給ホッパＴ上方で丁度傾け
られた充満容器がホッパ内で空にされた瞬間の回転可能
ヘッドＴＧの部品上を半回転したのちの、搬送機構のア
ーム３２間に保持される空容器を搬送ステーションに向
い移送する。

この空容器が搬送ステーションＳＴに来るとマイクロス
イッチＭ３の接点１−２はフイーラ３３により開かれ、
接触器Ｔ４を切り、モータＭＣＴは停止しかくて搬送機
構のアーム３２は静止し、一方マイクロスイッチＭ３の
接点３−４は閉じられ、これにより接触器Ｔ１は励磁さ
れ、上記運転サイクルがくり返される。

光線ｒが巻タバコの集団により阻止される条件となって
いないと本発明の装置は始動せず、特別の条件中すると
前述のサイクルが始まる。

以上説明の如く、本発明の装置により、上記本発明の全
目的は実現され、充満容器内の巻タバコを供給ホッパに
供給しつつ空容器を充満容器と交換するから非常に高い
出力速度の包装機上の供給ホッパに連続的に供給し得る
。

以下本発明の実施の態様を列挙する。

１）前記箱状回転可能ヘッド内の空所に収容された容器
の鏡像位置を逆転するそのヘッドの回転運動を単一方向
とした特許請求の範囲に記載の装置。

２）前記箱状回転可能ヘッド内に収容された容器の鏡像
位置を逆転するそのヘッドの回転運動を両方向に振動す
る角度変位によりなした特許請求の範囲に記載の装置。

３）前記箱状回転可能ヘッドの側部に形成した空所にお
ける開口をその両方の空所の同一側に配置した特許請求
の範囲、上記（１）、（２）に記載の装置。

４）前記放出口を開閉する可動機構は前記容器の開いた
頂部と実質上等しい長さを有するバツクスケヤ部材を有
し、回転可能な箱状ヘッドの側から弾撥部材により回転
可能に支承された軸上で終了するアームの自由端上にお
いてくわが振動するように前記のバツクスケヤ部材を担
持し、放出口を開閉する振動くわ状可動部材の作動装置
は、相互に連結関係で働く、片持状に回転可能軸に一体
化したレバー、可動箱状部材が回転運動をなしている間
前記軸の回転を阻止しかつくわ状部材が開かないように
する上記レバーの片持状端部を案内する固定レール、な
らびにフイーラおよびそのフイーラの作動機構を有し、
これらは前記箱状ヘッドの回転運動の完了時に上記片持
レバーを起動して、上記弾撥部材のよく制に抗し上記軸
の運動もしくは振動変位および上記くわ状部材を開く変
位をなさしめるようにした特許請求の範囲、上記（１）
〜（３）に記載の装置。

５）上記フイーラ機構の作動機構は、上記可動箱状ヘッ
ドの回転運動とサイクル的に同期するカム部材を具備す
る上記第（４）項に記載の装置。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る装置を示す概理斜視図；第２図は
供給さるべき包装機の側方から見た本発明の装置の概略
図；第３図は本発明の装置の一部斜視図；第４図は本発
明の装置のための電気系統図；第５図は本発明の装置の
部品の運転サイクル中における運動部品のタイムチャー
ト図。 １３・・・・・・容器収容空所、ＡＣ・・曲容器収容ハ
ウジング、Ｃ・・・・・・周期カム、ＣＰ・・・・・・
容器、ＣＴ・・・・・・搬送機構、ＤＴ・・・・・・搬
送システム、ＮＴ・・・・・・搬送ベルト、ＳＴ・・・
・・・搬送ステーション、Ｔ・・・・・・供給ホッパ、
ＴＧ・・・・・・箱状回転可能ヘッド。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １ 高速巻タバコ包装機上の供給ホッパに巻タバコを供
   給するための装置であって、巻タバコの長さに実質上等
   しい幅を有しかつ一側もしくは前部で開いた容器内に巻
   タバコを集め、連続ステップ的に移動する少くとも一つ
   の搬送ベルト上に一列縦隊で上記容器を整列せしめるよ
   うにした巻タバコ供給装置において：水平軸の廻りで回
   転可能に取付けた箱状ヘッドを具備し、その箱状ヘッド
   に少くとも一組の対向する空所を形成し、その空所の少
   くとも一側上およびその空所の頂部に沿い該空所を開放
   するとともに、その頂部開口を放出口とし、上記各空所
   により互に逆をなす対称位置に一つの巻タバコ容器を収
   容しかつ上記容器の頂部を前記放出口により位置決めし
   ；更に、ヘッドにより可動支承されて前記放出口を開、
   閉する可動部材；一つの容器を上記搬送ベルトから空所
   内に収容するとき、および他の空所内の容器を搬送ベル
   トに戻すときにその一つ容器と係合する搬送機構；該搬
   送機構の駆動機構；空所内に収容された容器の対称位置
   を逆転するよう前記水平軸の廻りで上記可動ヘッドを回
   転せしめる回転作動機構；前記放出口を開閉する機構の
   開閉作動機構；ならびに上記搬送機構の駆動機構と、回
   転ヘッドの回転作動機構と、放出口の開閉作動機構と、
   上記搬送ベルトとを相互に周期した周期で連続ステップ
   的に駆動する機構；を具備して成る巻タバコの供給装も