JPS58502225A - 難燃化セルロ−ス系繊維の製造方法 - Google Patents
難燃化セルロ−ス系繊維の製造方法Info
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
難燃化セルロース系繊維の製造方法
技術分野
本発明はセルロース及び塩素系重合体の難燃化されたブレンド繊維の製造方法に
関する。
背景技術
綿或いはビスコースなどのセルロース繊維はそのままでは高度に可燃性であり、
速やかに燃焼する。
繊維製品の燃焼性、特に消火特性はそれらのLOI値(Limiting Ox
ygen Index )により表わすことができる。この方法においては、物
質の燃焼に必要とされる最低酸素含量が酸素と窒素の混合物を用いて決定される
。LOI値が明らかに空気の酸素含量(21%)よりも高い場合には燃焼は自然
に停止する。各種繊維品質のLOI値を下表に掲げる。C,L、 Pakkal
aTekstiililehti(” Textile Magazine”)
A 31973] :ポリアクリロニトリル 182
綿 18,4
セルロース 184
セルロースジアセテート 186
ビスコース 197
モダクリレート(modacrylate ) 26.8P V C37,1
綿/ポリエステル 50150 18.0繊維ブレンドの燃焼性は個々の成分の
燃焼性から決定することはできず、決定には必ずブレンドそのものについての測
定がなされなければならない。
リン−1塩素−1臭素−、アンチモン−、タングステン−或いはホウ素−含有化
合物がセルロース系繊維の難燃剤として使用されている。これらの化合物は繊維
に通常仕上げ段階にお(・て添加されている。臭素−含有有機化合物は又ヒスコ
ースと繊維の紡糸前にブレンドされている。
セルロース繊維に対する最も普通の難燃剤は下記のものが挙げられる。
1 リン酸アンモニウム、硫酸アンモニウム及びハロゲン化アンモニウム並びに
ホウ酸ナトリウム。
これらの物質の欠点はそれらの水浴性である。材料を水洗した後にはその難燃特
性が失われてしまう。
2、N−メチロール−2(ジメチルホスホナトイ/l、−)−プロピオンアミド
及びテトラキスヒドロキシメチルホスホニウムクロライド或いはサルフェート。
これらの特徴的に安定な難燃剤の欠点は高価な薬品であること、多段の難燃化仕
上げ、繊維の粗い且つ柔軟性のない感触、耐光性及び耐候性が低いことである。
更に、加熱時に、それらの化合物はホスフィン類のような強し・毒物を発生する
。
3、塩素化炭化水素/酸化アンチモン
戸外で使用される製品にのみしか適用されない、この仕上げ方法の欠点は製品の
粗さ及び柔軟性のなさ、並びにその空気の不透過性である。アンチモンの使用は
労働上の安全性の問題を生ずる。
4、紡糸前にビスコースとブレンドされるトリス−ジブロモプロピルホスフェー
ト(セルロース量の約15%)。
これらの「組み込み」難燃化剤の欠点はそれらのセルロースの結晶化に及ぼす影
響であり、それは、繊維の強度の著しい減少を引き起こす。この物質は突然変異
誘発性であることが判明しており、その使用は米国においては禁じられて(・る
。
ビスコース繊維の製造において、セルロースと共に繊維に紡糸されて有利な難焼
特性を有するような有機重合体はキサントケン酸セルロース水溶液(ビスコース
)に溶解することができない(表1参照)。
例えばpvcを四酸化窒素(N204.) 及びジメチルホルムアミド(DMF
)の混合物に溶解されたセルロースに添加することができ、PVCをセルロー
スと共に繊維の形態で再生することができることが提案されている( Grin
shpan + Kaputskii、 5avitskaja。
Zhurn+ Pr1klad、 Khim、、 50; 1977、702)
。しかじながら、セルロースのN2O4/DMF溶液からのセルロース系繊維の
製造は非経済的であることが判明しており、この方法を用いる製造設備は一つも
作られていない。
又、成る種の塩素系重合体はセルロースのジメチルスルホキシド(DMSO)/
パラホルムアルデヒド(PF)の溶液に添加することが出来、その塩素系重合体
はセルロースと共に繊維として析出することが出来、その難燃性はLOI値で表
して少なくとも21%であることが提案されてし・る(フィンランド特許出願8
’00963号)。しかしながら、最も安価であり、多くの難燃性塩素を含有す
る塩素系重合体、例えばPVC/P’VAc−共重合体はDMSO/PF溶媒中
においてはセルロースとは透明で均一なブレンドを形成しないことが判明してい
る。このため、これらの安価な重合体を用いて前記ブレンドの繊維中に難燃性効
果を得ろためにはDMSO/PF溶媒中において透明で均一なブレンドを形成す
るような塩素系重合体よりも多くセルロースに添加しなければならな℃・とC=
5欠点が生ずる。
そうすると、重合体を難燃化剤として使用することにより得られた利点の一部が
失われてしまう。更に、濁った不均一性溶液から製造された繊維の性質は織物用
の繊維に課される必要条件を満たさなし・。
発明の開示
本発明の目的は、その耐燃性がLOI値で表して少なくとも21%であるセルロ
ースと塩素系重合体のブレンド繊維の製造方法を提供することである。
本発明は、セルロースに対する新しい溶媒即ち、塩化リチウムとジメチルアセト
アミド(DMAC)或いは塩化リチウムと1−メチル−2−ピロリドン(DO8
3027033)の混合物を用いることにより、成る種の塩素系重合体を、溶液
中においてセルロースにブレンドし、このブレンドの割合を繊維に紡糸した際に
、セルロース繊維に比較して相当に改良された難燃性を有する製品を生成させる
ようにすることがてきるという知見に基づくものである。
更に、DMAC及び1−メチル−2−ピロリドンは合成重合体の良溶媒であるに
も拘らず、塩素系重合体はセルロース溶液中には一定の割合においてのみブレン
ドすることかで゛きることも判明した。さもなければ、このブレンドはゲル化を
起こし、繊維に紡糸することが不可能になる。次の表2はセルロース及び幾つか
の重合体のブレンドのLiC1/ D M A C及びL iCl / M P
の溶液からの可紡性を示すものである。
西゛独特許出願DO33027033はポリアミド類、ポリエステル類、ポリエ
ーテル類、キチン質及びウレタン類をセルロースのLiC1/ DMAC或(・
はLiCl/ M pの浴液にブレンドし、これらのフレンドから成形製品を製
造する可能性を開示している。しかし第2表に示される試験結果から分かるよう
に、上記溶液は通常紡糸可能ではない。この様に、それらは本発明により繊維を
製造するのに適したものではない。
表2 セルロースと成る種の重合体のブレンドのLiC1/ DMAC及びLi
C1/ M Pがらの可紡性+はブレンドが紡糸できることを示す。
−はそのゲル特性或いは濁りによりブレンドが紡糸できないことを示す。
重 合 体 ブレンド割合
(セルロース/重合体)
アクリロニトリル、メチル −−−−
アクリレート及びブタシエ + 十−−−ン77/22/6共重合体に
トリル樹脂)
アクリロニトリル及びスチ
レノ35/65共重合体 −−−一−
(SAN)
アクリロニトリル及び塩化
ビニリデン共重合体(モダ + +−−−クリレート)
アクリロニトリル及び塩化
ビニル共重合体(モダクリ + +−−−−−レート)
エチレン及びアクリル酸共
重合体及びNa−或いは −−−−−
Zn−イオン(アイオノマ
ー)
エチレン及ヒ酢酸ビニル共 −−一一一重合体(EVA)
ゼラチン −−一一一
カルポキシメチルセルローーー−−一
ス(CMC)
カルボキシメチルセルロー −一一一−ポリアクリル酸(PAA) −−−−−
ポリアクリロニトリル + + −−−−ポリアミド6.6 − − − −
−ポリブテンテレフタレート −−−−−ポリエチレンテレフタレー−一一−−
ト
ポリエチレン(PE) −−−−−
塩素化ポリエチレン −−一一一
りロロスルホン化ポリエチ −−−−−−−レン
ポリカーボネート(pc) −−−−−−ポリメチルメタクリレート −−−一
−ポリビニルアルコール + 十−−−
ポリ塩化ビニル(PVC)+ + −−−後塩素化ポリ塩化ビニル −−一−−
(cpvc)
ポリヒニルピロリドン + ++++
塩化ビニリチン及び塩化ビ
ニル90/10共重合体 + + −−−−−(PVDC/PVC)
塩化ビニル及び酢酸ビニル
87/13共重合体 + +十−一
本発明による難燃化セルロースペース繊維の製造法におし・ては、アクリロニト
リルと塩化ビニリデンの共重合体(モダクリレート)、ポリ塩化ビニル(pvc
)、塩化ビニリデンと酢酸ビニルの共重合体(PVDC/PVC)或いは塩化ビ
ニルと酢酸ビニルの共重合体(PVC/PVAc)がセルロースのLiC1/
D M A C或いはLiC1/ M P溶液に形成されたa液がケル化しない
ような割合にお見・て添加される。
本発明による溶液は、溶液中のセルロース及び塩素系重合体の合計量に基づいて
10〜60重量%の塩素系重合体を含有する。塩素系重合体は直接にセルロース
溶液に溶解してもよく、或いは先ず適当な溶媒に溶解しその後セルロース溶液を
混合してもよ℃・。繊維は得られた透明なブレンド溶液からそれをセルロース及
び塩素系重合体が繊維の形状に析出する溶液中に供給することにより製造される
。この方法によってそのLOI値が少なくとも21%02である繊維が製造され
、従ってその難燃特性は純粋セルロース系繊維のそれよりも相当に良好である。
本発明はセルロース繊維の公知の難燃化方法に比べて次の利点を有する。
a)この方法は難燃性が“組み込まれた゛製品をもたらす。このブレンドは繊維
全体にわたり均一である。
b)この難燃化剤は繊維を加工する際次紡糸浴中において溶解せず、セルロース
繊維と共に完全に析出する。化学的損失は全く起こらな℃・。
C)この難・燃化剤は水溶性てはなく、繊維の難燃化は永久的であり、洗濯によ
り弱まることはない。
d)この難燃化剤は長鎖重合体てあろグ)で繊維製造においてセルロースと同様
に配回し、公知の難燃化剤の如く、繊維の強度特性に不利な影響を及ぼさな(・
。
e)この方法による塩素系重合体のセルロース繊維への添加は繊維の快適性に影
響を及ぼさなし・。
f)繊維中における塩素系重合体の使用による健康上の障害は全く生じなし・。
g)Pvc及びp V C/ P V A c共重合体なとの最も安価な塩素系
重合体が利用可能てあり、品質を悪くすることなくこの方法に使用することがで
きる。
以下本発明の幾つかの好ましい実施態様を例示する。
実施例1 ’、 LiC1/ D M A C溶媒を用℃・たセルロース溶液の
調製
1、50 gの湿潤した、予め加水分解き21フニカハの木からの硫酸セルロー
ス(水分65%)を101)Omiのジメチルアセトアミド(D IVI A
C)中にお(・て2・1時間保存した。濾過後、セルロースをできる限り乾くよ
う圧搾し、更に2時間新たなりMACのハツチで処理した。最後にセルロースを
25%の乾燥成分含量まで圧搾した。48.9fの塩化リチウムを60″Cにお
いて495yのDMAC中に溶解した。DMACで処理された該セルロースを室
温のLiC1溶液に添加した。セルロースを2時間かけて溶解させた。6%セル
ロースを含有する透明溶液を90℃まで加熱し、濾過した。
得られたセルロース溶液の23°Cにおける粘度は溶液の調製
527の空気乾燥され、予め加水分解されたカバの硫酸セルロースをそれを10
100Oの水中に1時間保存することにより“活性化°°シた。圧搾により乾燥
したセルロースを1000m11? のl−メチル−2−ピロリドン中に3時間
保存し、その後圧搾して25%の乾燥成分含量にし、この処理を乾燥溶媒を用い
て繰返した。このセルロースを次いで室温においてLiC1含量が9%の544
7の塩化リチウム/1−メチル−2−ピロリドン溶液に室温で溶解した。得られ
た6%セルロースを含有する透明溶液を90℃で濾過した。この、@液の23℃
における粘度は480Pであった。
実施例3 セルロース/ P V C(60/40)ブレンド繊維の調製
173グのDMAC溶液と天り例1にお1□・て調製1−たセルロース溶液と混
合した。このD M A C溶液は20%のPVCを含有した。このブレンドを
1時間室温において振盪した。得られた透明17茜j等級溶冶の23°Cにおけ
る粘度は3+r o P−Cあ−)/二。こ・−“)浴液を紡糸口金の孔(0,
08m厚りつ・−)水中(′・7供、iきし2、系の束を水浴液中を通して20
Q−びさぁ汀でロール・こ巻き上げ、ロール上で洗浄、艶出L+、乾・Cすを
行った。
紡糸速度は20m/分てあ・つた、仕上げた4柑の感触は柔らかく且つ暖かであ
り、またそれは織物に使用するに十分な強度を有した。空気にさもしに繊維の引
張り強度は140 mN / tex てあり、湿潤繊維の引張り強度は60
mN / tex てあったっ、−のフレンド繊糸佳つ・ら製造された織物のL
Of値は24〜25%0□てあり、それは空気中で自己消火した。同様にして
調製芒れたセルロース繊糸■のLOI値は18〜19%0゜てあった。
ンド繊維の調製
657のPVC粉末を実施例2て調製したセルロース@液に添加し、このブレン
ドを50′Cにおいて3時間混合した。得られた透明溶液を濾過し、実施例3と
同様に紡糸した。得られた繊維のLOI値は22〜26%02て゛あり、それは
空気中におし・て極めてゆっくり燃焼するか或いは完全に自消した。空気にさら
した繊維の引張り強度は200 mN/lexてあり湿潤繊維のそれは120m
N/lexであった。
実施例5: セルロース/塩化ビニル−酢酸ビニル(40/60 )ブレンド繊
維の調製1−メチル−2−ピロリドンに溶解した787の塩化ビニル−酢酸ビニ
ル共重合体を実施例2で調製したセルロースのLiC1/1−メチル−2−ピロ
リドン溶液・に添加した。このブレンドを室温において2時間振盪し得られた透
明な高級ブレンド溶液を実施例3と同様にして紡糸した。得られた白色のブレン
ド繊維は織物に使用するに十分な強度を有した。空気にさらした繊維の引張り強
度は140mN/lexであり、湿潤繊維のそれは65 mN/lexであった
。このブレンド繊維から製造された織物は火炎を取り除いた後空気中において自
己消火し、そのLOI値は27〜28%02であった。
ビニル(80/20)ブレンド繊維の調製]−メチルー2−ピロリドンに溶解し
た13gの塩化ビニリデン−塩化ビニル共重合体を実施例1で調製したセルロー
スのLiC1/ D M A C溶液とブレンドした。
得られた透明ブレンド溶液を実施例3と同様にして紡糸した。この快適な感触を
有する繊維のLOI値は23〜24%02であり空気中において自己消火した。
このブレンド繊維の強度は満足できるものであった。
ビニル共重合体/モダクリレート
(70/20/10 )ブレンド繊維
の調製
DMAC中に溶解した14.9fの塩化ビニリデン−塩化ビニル共重合体及び7
42のモダクリレート繊維を実施例1において調製したセルロースのLjC1/
DMAC溶液とブレンドした。この溶液を2時間混合した。得られた透明なブレ
ンド溶液を実施例3と同様にして紡糸した。得られた繊維は柔軟な感触を有し、
その強度は実施例6て示された繊維よりも良好であった。このブレンド繊維は火
炎を取り除いた後自己消火し、そのLOI値は25〜26%02であった。
実施例8° セルロース/モダクリレート(90/10)ブレンド繊維の調製
DMAC中に溶解した582のモダクリレート繊維を実施例1で調製したセルロ
ース溶液とブレンドした。
このブレンド溶液を実施例3と同様にして紡糸した。
このブレンド繊維は快適な感触・を有し、火炎を取り除いた後ゆつ(り燃焼し続
けた。そのL CI I値は21〜22%0□であった。繊維の強度は良好であ
った。
実施例9 : DMSO/PF溶媒を用いたセルロース/PVC60/40ブレ
ンド繊維の
調製
83グの空気乾燥され、予め加水分解されたセルロース、837のパラホルムア
ルデヒド及び1100!/のジメチルスルホキシドを21の容器中において12
0℃に約1.5時間加熱した。過剰のホルムアルデヒドを取り除くために得られ
た透明溶液を更に120’Cにお℃・て2.5時間保った。この溶液を未だ熱い
うちに濾過し、DMS O及び5532の塩化ポリビニルをそれと混合した。こ
のブレンドを70”Cにおいて2時間振盪した。得られた濁った溶液を紡糸口金
の孔を通して水性紡糸浴中に供給した。糸の束を延伸し、洗浄し乾燥した。仕上
げた繊維の束のLOI値は24〜25%0□であった。空気にさらしたブレンド
繊維の引張り強度は60 mN/lexであり、湿潤繊維のそれは15mN/l
exであり、織物用途目的のためには十分なものド繊維のDMSO/PF浴液中
に
おける調製
DMS O及び1257の塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体を実施例9で製造し
たE過セルロース溶液と混合した。このブレンドは迅速に黒化し、ゲル化し、こ
れより繊維を製造することは不可能であった。
国際調査報告
Claims (1)
- 1. 少なくとも21%02の耐燃性LOI値を有するセルロースと塩素系重合 体の難燃化ブレンド繊維の製造方法において、 a)アクリロニトリルと塩化ビニリデンとの共重合体(モダクリレート)、 アクリロニトリルと塩化ビニル共重合体(モダクリレート)、 ポリ塩化ビニル(pvc)、 塩化ビニリデンと塩化ビニルとの共重合体(PVDC/PVC)或は、 塩化ビニルと酢酸ビニルとの共重合体(pvc/ p V A c )或いはこ れら共重合体の混合物のいずれかの塩素系重合体をそのまま或いは有機溶媒に溶 解し、セルロースの塩化リチウム/ジメチルアセトアミド或いは塩化リチウム/ 1−メチル−2−ピロリドンの溶液と混合し、得られるブレンド中の該塩素系重 合体の含量がセルロースと塩素系重合体の合計量に基づいて少なくとも10重量 %であって60重量%以下となるようにし、及び b)この得られたブレンドを、重合体のブレンドが繊維の形態で析出する溶液中 に供給することにより繊維を製造することを特徴とする方法。 2 塩素系重合体がポリ塩化ビニルでありそのブレンド中の量がPVCとセルロ ースの合計量の40%以下である請求の範囲第1項記載の方法。 3、塩素系重合体が塩化ビニルと酢酸ビニルの共重合体であり、溶媒が塩化リチ ウム/l−メチル−2−ピロリドンである請求の範囲第1項記載の方法。 4 塩素系重合体が塩化ビニル/酢酸ビニル共重合体であり、そのブレンド中の 量が共重合体とセルロースの合計の40%以下であり、使用される溶媒が塩化リ チウム/ジメチルアセタミドである請求の範囲第1項記載の方法。 5 塩素系重合体が塩化ビニリデン/塩化ビニル共重合体であり、その量が塩素 系重合体とセルロースの合計量の40%以下である請求の範囲第1項記載の方法 。 6 塩素系重合体がモダクリレートであり、その量がモダクリレートとセルロー スの合計量の40%以下である請求の範囲第1項記載の方法。
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1983
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