JPS5850219B2 - 3−トリクロルメチル−5−テイキユウアルコキシ−1 2 4− チアジアゾ−ルノセイゾウホウ - Google Patents

3−トリクロルメチル−5−テイキユウアルコキシ−1 2 4− チアジアゾ−ルノセイゾウホウ

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JPS5850219B2
JPS5850219B2 JP50050610A JP5061075A JPS5850219B2 JP S5850219 B2 JPS5850219 B2 JP S5850219B2 JP 50050610 A JP50050610 A JP 50050610A JP 5061075 A JP5061075 A JP 5061075A JP S5850219 B2 JPS5850219 B2 JP S5850219B2
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thiadiazole
trichloromethyl
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water
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クマール ブツタニ サドヒル
アルフレツド ウオジヨウテイクズ ジヨン
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Olin Corp
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D285/00Heterocyclic compounds containing rings having nitrogen and sulfur atoms as the only ring hetero atoms, not provided for by groups C07D275/00 - C07D283/00
    • C07D285/01Five-membered rings
    • C07D285/02Thiadiazoles; Hydrogenated thiadiazoles
    • C07D285/04Thiadiazoles; Hydrogenated thiadiazoles not condensed with other rings
    • C07D285/081,2,4-Thiadiazoles; Hydrogenated 1,2,4-thiadiazoles

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Nitrogen- Or Sulfur-Containing Heterocyclic Ring Compounds With Rings Of Six Or More Members (AREA)
  • Nitrogen And Oxygen Or Sulfur-Condensed Heterocyclic Ring Systems (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は3−トリクロルメチル−5−クロルト2・4−
チアジアゾールから3−トリクロルメチル−5−低級ア
ルコキシ−1・2・4−チアジアゾールを製造する方法
に関し、本発明による方法では (1)結晶苛性化合物
(flake caustic )よりむしろ水性塩基
を使用することができ、(2)大過剰のアルカノールよ
りむしろアルカノール/水溶媒を使用し、(3)冷却工
程が省略されおよび(4)減圧蒸留工程の省略により、
およびナトリウム エチツートを予め形成するための別
個の工程の省略によりさらにまた回収し、再循環せねば
ならないアルカノール溶媒の量の実質的な減少により生
産性が増加する。
3−トリクロルメチル−5−エトキシ−1・2・4−チ
アジアゾールの用途は当業者に良く知られている。
この化合物およびその同族体は有用な土壌殺菌剤(5o
il fungicides )であり、土壌中に混合
した場合に、ピチウム(pythium )、フサリウ
ム(Fusarium )、リゾクトニア(Rh1zo
ctonia ) およびスクレロチウム(Scle
rotium )種のごとき広範囲の病原菌に対し、種
子および成長植物を防護する。
従来技術の方法では、冷却下に再循環エタノールの大過
剰量中に結晶苛性物質を溶解することによる別個の工程
でナトリウム エチツートを予め形成することにより3
−トリクロルメチル−5−エトキシート2・4−チアジ
アゾールを製造した。
このエチラート/エタノール溶液を5−トリクロルメチ
ル−5−クロルート2−4−チアジアゾールおよび少量
部の再循環エタノールに徐々に加える。
この反応混合物を冷却し、0〜20℃の範囲の温度で反
応を続ける。
使用されるエタノール対3−トリクロルメチル〜5−ク
ロルート2・4−チアジアゾールの割合は約16:1或
はそれ以上であった。
この反応が実質的に完了した時に、溶媒を減圧ストリッ
ピングにより生じた反応混合物から除去する。
回収した溶媒は再循環し、反応中に生成した水溶性塩を
溶解させるに十分な量の水を残留物に加える。
この水/残留物混合物を分相させ、水相を捨て、下層の
生成物相を減圧ストリッピングし、残存する水分の全て
を除去する。
この従来法では、ナトリウム エチツートを予め形成さ
せる追加の工程が必要である。
本発明によりこの工程を完全に省略することができ、塩
基を反応混合物に直接加えることができることが見出さ
れた。
前記従来法では、エチラート形成工程中およびエチツー
トと5−クロル化合物との反応を冷却下に行なう必要が
あった。
シュローダ−(5chroeder )による米国特許
第3260725号は予め形成したエチツートと5−ク
ロル化合物との反応に高温を使用しうろことを教示して
いる。
本発明により、別個のエチレート形成工程を省略し、ア
ルカノールおよび塩基を5−クロル化合物と直接反応さ
せる場合に、高温を有利に使用できることが見出された
すなわち、本発明によればエチレート形成工程が省略さ
れ且つ冷却の必要性が完全に省かれる。
従来法の主要な欠点は反応の完了後に溶媒を除去するた
めに必要な時間にあった。
溶媒の減圧ストリッピングには完了まで16〜18時間
が必要であった。
バッチ式処理が好ましいから、このことはこの方法の生
産性を極めて損なうことになる。
本発明により、水を使用し且つ低いアルカノール対3−
トリクロルメチル−5−クロルート2・4−チアジアゾ
ール モル比を使用することにより、このストリッピン
グ工程および反応混合物の分相処理を省略することがで
き、それにより従来技術に比べて生産率を約4倍増加す
ることができることが判つtも 従来技術では、溶媒のストリッピングに続く、洗浄およ
び分相工程がいくつかの理由で極めて不満足であった。
第1に、相分離が遅く且つ不完全であるために各バッチ
を洗浄し、分相するには2〜4時間或はそれ以上を要し
た。
第2に、生成する混合物が有機相と水性相との間に大量
の乳化相を含有し、この乳化液が生成物の総収量のうち
大量(20〜40%)を含有するために、これを再循環
せねばならなかった。
この再循環は生成物の採取を過度に複雑にするとともに
、可能な収率および生産率を減少させていた。
本発明による方法では、この乳化液相が極めて少量であ
り、総収量の1%以下しか生成物を含有していないから
、収率を過度に損うことなく都合良く再循環或は排棄す
ることができる。
また、本発明の方法におげろ分相処理は急速且つ完全で
あり、従来法で必要な時間の半分より少ない時間を必要
とするだけである。
最後に、本発明の方法における選択性は従来法で得るこ
とができるものに比べ優れている。
従来法の選択性は約86〜88%であった。
これに対し、本発明の方法では約96%に増大する。
この2方法では変換はほとんど同じであるから、この選
択性の改善により収率が改善される。
過剰の塩基を中和し、分相した後、分離した相を保存タ
ンクに移し、トッピングを認めるまで蓄積するに十分な
量まで貯蔵することができることも本発明の利点である
これは過剰の塩基の存在下に全く別に生起する生成物の
減成を防ぐ中和工程の使用により可能になる。
これは反応器を順に空にし、装置に関する投資を実質的
に増すことなく、生産率を実質的に増加する効果がある
本発明に従い、3−トリクロルメチル−5−クロルート
2・4−チアジアゾールと選択された塩基および1〜4
個の炭素原子を有する低級アルカノールとを、水、3−
トリクロルメチル−5クロルート2・4−チアジアゾー
ル1モル当り工ないし15モルのアルカノールおよび1
.01ないし4モル、好ましくは1.05ないし2モル
の塩基の反応混合物として室温ないし120℃の温度で
反応させ、生成する反応混合物を中和し、中和した反応
混合物を分相させ、次に3−トリクロルメチル−5−低
級アルコキシ−1・2・4−チアジアゾールを採取する
ことにより、3−トリクロルメチル−5−低級アルコキ
シ−1・2・4−チアジアゾールの製造における前記の
目的および利点を達成することができる。
本発明によれば、アルカノール或はアルカノール/水混
合物中の3−トリクロルメチル−5−クロルート2・4
−チアジアゾールの混合物に選択された塩基を加えるの
が好ましい。
原料反応剤の3−トリクロルメチル−5−クロルート2
・4−チアジアゾールおよびその適当な製造方法は当業
者にとって公知であり、このような方法の1つは米国特
許第3260725号に一般に記載されている。
3−トリクロルメチル−5−クロルート2・4−チアジ
アゾールを塩基の添加の前に適量の溶媒中に溶解するか
或は混合することが適当である。
このような溶媒としては形成されるべきチアジアゾール
誘導体に対応するメタノール、エタノール、n−グロパ
ノール、i−グロパノール、n−ブタノール或はi−ブ
タノールのごとき1〜4個の炭素原子を有するアルカノ
ールが好ましく使用できる。
好適な具体例では、エタノールを使用し、この場合に対
応する最終生成物は3−トリクロルメチル−5−エトキ
シ−1・2・4−チアジアゾールである。
好適には、このようなアルカノールをこの種の化合物の
製造に従来使用されていた量に比べて少量使用する。
3−トリクロルメチル−5−クロルート2・4−チアジ
アゾール1モルに対しアルカノール1〜15、望ましく
は1〜10、好ましくは1〜5モル使用し、l:1ない
し15:1、望ましくは1:1ないし10:1、好まし
くは1:1ないし5:1のモル比になるようにするのが
適当である。
反応混合物のアルカノール成分の価格は使用すべきアル
カノールの量の決定に重要な要因となる。
しかしながら、同等に重要なことは本発明の方法を効果
的に実施するためにはアルカノールを生成物からストリ
ッピングし、回収し、次に再循環せねばならないことで
ある。
一般に、価格および生産性の両方に、上記モル比がその
上限まで増加するにつれて有利な影響を受ける。
適当には、所望のアルカノールをいずれか商業的に利用
できる形で使用することができる。
エタノールを使用する場合、価格の点から変性エタノー
ルを使用することが好ましい。
しかしながら、変性剤は本発明を説明する目的では無視
されるものであり、反応に関し何の役割も演じるもので
はない。
この変性剤は通常使用される変性剤のいずれであっても
よく、溶媒の過度の希釈を防ぐためのいずれか公知の方
法により反応系から除去することができる。
反応混合物の水分は塩基を添加しはじめる前に存在して
もよく或は選択された塩基と共に全部或は二部を加えて
もよい。
従来法では、反応混合物の容量を最少にするために水含
有量を最低に維持していた。
しかしながら、本発明方法では、水を総反応混合物の1
5〜70重量%、有利には35〜70重量%、好ましく
は50〜70重量%の濃度を提供するに十分な量で供給
する。
好適な具体例においては生成物を完成する前に別個に塩
溶解工程を行なうのを省くために、反応中に形成された
水溶性塩の実質的全部を溶解させるに十分な水分を存在
させる。
この目的のためには総反応混合物の約50重量%過剰量
が適しているが、70%より多い濃度をもたらす量の使
用は不必要であり、これは各バッチの量を増加し且つ反
応時間を増大させねばならないこともありうるところま
で反応混合物を稀釈する傾向がある。
このような含水量の増加は本方法に何の追加の利益をも
たらさない。
■方、反応混合物の15〜50重量%の水分の使用は収
率に実質的な影響を与えないが、反応混合物の濾過を必
要にさせるか或は反応中に形成された塩を溶解させるた
め、どこかで追加の水を加える必要が生じる。
原料反応剤とアルカノールおよび所望量の水とを混合し
た後、この反応混合物の温度を調整しく所望により)、
使用するアルカノールにより室温ないし120℃の選択
した温度に維持する。
エタノールの場合には、室温ないし約80℃が好適な温
度範囲である。
より高級なアルカノールの場合には、上限が一層高くな
り、少なくとも120℃のごとく高くても良い。
この温度範囲を塩基の添加およびその後の如何なる添加
反応時間の全体にわたって維持する。
この温度の使用は冷却の必要性を省き、従来技術に比べ
実質的に製造価格を節約せしめる。
上記反応混合物に次に塩基を添加するのが好ましい。
この添加は好ましくは攪拌或は撹乱しつつ、好ましくは
水性溶液として、また好ましくは塩基が反応混合物全体
に良く分配されるように徐々に行なう。
塩基を加えると、塩基は原料反応剤およびアルカノール
と急速に反応し、対応するアルコキシ誘導体を生成する
適当には、選択された塩基を攪拌の程度、塩基の濃度等
に依存して1/4ないし4時間、好ましくは1/2ない
し2時間にわたって添加することができる。
本発明の方法では、塩素とチアジアゾール環との間の結
合を破壊するか或は弱め、この環をアルカノールによる
攻撃に対し敏感にさせる塩基すなわち、水酸化アルカリ
金属を使用できる。
塩基として使用する水酸化ナトリウムは50%水溶液を
使用のが好ましく、これは容易に利用できる形であるた
めである。
塩基を他の反応剤に添加し且つ塩基を水性の形で加える
ことが好ましいが、これらの成分は過度のアルカリ性に
よる生成物の分解が避けられる如何なる方法でも混合す
ることができる。
反応混合物に塩基を混合した後、次にこの反応を適当な
後続反応時間にわたり反応が完了するまで進行させてお
く。
一般に、反応混合物中に極めて高い濃度の水分が存在し
ないかぎり、1/4ないし1時間で十分である。
たとえば、60〜80%程度の水濃度の場合は反応速度
が遅くなり、後続反応時間を適当に増加する、たとえば
1〜3時間に増加する必要がある。
過度に長い後続反応時間は避けるべきである。
許容される時間は使用される塩基の過剰量および水含有
量に依存する。
この限度は変化しつるが、塩基添加の完了する4時間以
内に中和および分相を行なうことが推奨される。
過剰モル量の塩基をこの反応に使用するが、好ましくは
比較的小過剰にとどめることが好ましい。
たとえば、3−トリクロルメチル−5−クロルト2・4
−チアジアゾール1モル当り塩基1.01ないし4モル
、好ましくは1.05ないし2モル或は1.01:1な
いし4:1、好ましくは1.05 : 1ないし2:1
のモル比を本発明方法で使用しうる。
適当な後続反応時間の後に、反応混合物をHCl1H2
SO4或はHNO3のごとき選択された塩基と反応した
場合に水溶性塩を生成させる鉱酸でpHを8以下、好ま
しくは5〜8に中和する。
この処理は反応混合物に存在する過剰の塩基を中和させ
、後続の処理工程中における生成物の分解を順次的に防
ぐ塩形成をもたらす。
この中和した反応混合物に十分な水が存在する場合には
、生成する塩は溶解される。
水の存在が不十分である場合には、反応混合物を沢過す
るか或は追加の水を加えてこの水溶性塩を溶解させる。
反応混合物を次に上層の水相、下層の有機相および中間
の乳化液相とに分離させる。
本発明により、15分間ないし1時間で満足すべき分離
を達成できる。
この混合物を次に公知手段のいずれかにより分相する。
生成物は下層の有機相から減圧トッピングによりアルカ
ノールを除去回収することにより適当に採取する。
上層の溶解塩を含有する水性相を適当に蒸留し、アルカ
ノール/水混合物を回収し、残留する濃縮された塩溶液
は適当に排棄する。
下層および上層の両方から回収した溶媒を反応器に戻し
、連続してバッチを処理するために必要な追加のアルコ
ールおよび水を加える。
好ましくは分相処理中に分離した乳化液相は生成された
総生成物の比較的少量(1%以下、一般に0.5%以下
)を含有する。
この相は後続バッチの分相工程に再循環させても或は排
棄してもどちらでも良い。
この相は非常に少量しか生成物を含有していないから、
水性相と分離し、排棄してもよく、或は有機相と分離し
、r過した後にトッピングを行ない、その中に混在する
生成物を採取してもよい。
本発明を構成する方法につ〜・て十分に記載したが、次
の例は本発明による種々の変更の効果を例示するもので
ある。
例1 この例は従来法の変更を立証するものである。
水性NaOH10%過剰量を使用し、この過剰量を反応
時間の後に中和したが、反応混合物を分相させる代りに
従来法におけるごとく蒸留処理した。
I(243,3r、97.8%純度、1.00モル)と
エタノール76重量%(171,7ft、水約16%お
よびベンゼン7%を含有する)との良く攪拌した混合物
に、水性水酸化ナトリウム(88、O2,50重量%、
1.10モル)を均一な速度で加える(3.87時間に
わたり)、温度は30±3℃に維持する。
後続反応時間0.38時間後に、過剰の塩基を37%水
性HCI (5,8ml )で中和する。
過剰のエタノールおよび水を先ず大気圧下に、次に準大
気圧下に蒸留する。
このストリッピングした粗生成物に水245tを加え、
塩を溶解し、この混合物の相分離を行なう。
下層の生成物相を約90℃で減圧下に揮発性物質をスト
リッピングする。
中間乳化液相をエーテルで抽出し、抽出液をストリッピ
ングし、生成物を回収する。
この生成物留分の重量および分析値は次のとおりである
総生成物の約15.4%が乳化液相に現われ、これは後
続バッチに再循環しなげればならなかった。
すなわち、全体的変換率および選択性は従来法に比べ増
加したけれども、反応混合物の蒸留は中和処理した後で
も生成物および溶媒の回収にとって十分な手段ではなか
った。
例2 この例では追加の水を加え、形成された塩を溶解させる
中和工程に続いて、反応混合物を次に分相し、各相を別
々にストリッピングして、溶媒と生成物とを回収する。
3−)IJジクロルチル−5−クロルート2・4−チア
ジアゾール(243,3f、97.8%純度、1.0モ
ル)と75%エタノール(171,7S’、水15%お
よびベンゼン10%を含有する)との良く攪拌した混合
物に3.75時間にわたり均一な速度で水性水酸化ナト
リウム(84,0r50.0%濃度、1.05モル)を
加える。
温度を外部冷却により30土3℃に維持する。
0.25時間の後続反応時間の後、反応混合物を37%
塩酸3.0mlでフェノールフタレインに対し中性にす
る。
水125fを加え、懸濁した塩を溶解させ、混合物を1
0分間攪拌し、15分間放置して相を分離させる。
下層(生成物層)(271,Of?)を取り出し、20
〜25トールおよび90〜95℃で溶媒をストリッピン
グする。
中間乳化液相(11,Or)をエーテルで抽出して生成
物を回収し、エーテル抽出液を上記のごと(ストリッピ
ングする。
生成物の重量および組成を次に示す。
溶媒回収に先立ち分相を行なうことにより、乳化液相中
の生成物は総生成物の約1.25%と減少した。
これは例1に示した変更に比べ12倍の改善を示す。
例3 この例は反応混合物に本釣50%を存在させた効果を示
すものである。
50%水酸化ナトリウム1.11モル、75%エタノー
ル171.7r、3−トリクロルメチル−5クロルート
2・4−チアジアゾール1モルおよび水150S’を使
用し、30℃で例1の反応を繰返す。
苛性ソーダの添加時間は3.87時間であり、後続反応
時間は1.63時間である。
生成物を例2に記載のとおりに単離する。
生成物の重量および組成を次に示す。
反応混合物に水を高濃度で用いることにより、別個に塩
溶群工程を行なうことが省略され、且つ乳化液相中の生
成物が総収量の1%より少ない量に減少した。
本発明は次の態様を包含する。
(1)反応混合物の水含有量が15ないし70重量%で
ある特許請求の範囲に記載の方法。
(2) この水含有量が反応中に沈澱する水溶性塩を
溶解させるに十分なものである上記第1項に記載の方法
(3)水含有量が50ないし70重量%である上記第1
項に記載の方法。
(4)反応混合物を分相させるに先立ちpH8以下に中
和する上記第1項に記載の方法。
(5)反応混合物を分相し、各相から溶媒を回収して反
応工程に再循環する上記第4項に記載の方法。
(6) 3− ) IJ クロルメチル−5−低級ア
ルコキシト2・4−チアジアゾールが3−トリクロルメ
チル−5−エトキシ−1・2・4−チアジアゾールであ
り且つアルカノールがエタノールである上記第4項に記
載の方法。
(7)温度が室温ないし80℃である上記第6項に記載
の方法。
(8)エタノールおよび3−トリクロルメチル−5クロ
ルート2・4−チアジアゾールよりなり、而して水含有
量15ないし70重量%を有する反応混合物を生成する
ように3−トリクロルメチル−5−クロル−チアジアゾ
ール1モル当りエタノール1ないし5モルが存在する攪
拌拌した混合物に水性水酸化す) IJウム モル過剰
量を徐々に加え、その後生成する反応混合物をpH5な
いし8に中和し、中和した反応混合物を分相させ、3−
トリクロルメチル−5−エトキシ−1・・2・4−チア
ジアゾールと溶媒とを回収し、次に溶媒を反応工程に再
循環することよりなる3−トリクロルメチル−5−エト
キシート2・4−チアジアゾールの製造方法。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 13−トリクロルメチル−5−クロル−12・4−チア
    ジアゾールを、塩基として水酸化アルカリ金属および1
    から4個の炭素原子を有する低級アルカノールと、水、
    3−トリクロルメチル5−クロルート2・4−チアジア
    ゾール1モル当り塩基1.01から4モルおよびアルカ
    ノール1から15モルを含む反応混合物状態で室温ない
    し120℃の温度で反応させ、その後この反応混合物を
    中和し、中和した反応混合物を分相させ、次に3−トリ
    クロルメチル−5−低級アルコキシト2・4−チアジア
    ゾールを採取することを特徴とする、3−トリクロルメ
    チル−5−低級アルコキシ−1・2・4−チアジアゾー
    ルの製造方法。
JP50050610A 1974-05-02 1975-04-25 3−トリクロルメチル−5−テイキユウアルコキシ−1 2 4− チアジアゾ−ルノセイゾウホウ Expired JPS5850219B2 (ja)

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BE (1) BE828696A (ja)
BR (1) BR7502592A (ja)
CA (1) CA1050994A (ja)
CH (1) CH611285A5 (ja)
DE (1) DE2519314C2 (ja)
FR (1) FR2269527B1 (ja)
GB (1) GB1477975A (ja)
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IT (1) IT1035262B (ja)
NL (1) NL7504640A (ja)

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