JP3310399B2 - 3−ホルミル−2−ブテニル−トリフェニルホスホニウムクロリドの環状アセタールの製造法 - Google Patents

3−ホルミル−2−ブテニル−トリフェニルホスホニウムクロリドの環状アセタールの製造法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、3−ホルミル−2−ブ
テニルアセテートから出発する、3−ホルミル−2−ブ
テニル−トリフェニルホスフホニウムクロリドの環状ア
セタールを製造する改善された方法に関する。
【0002】
【従来の技術】テルペンの合成法による製造の場合、ウ
ィッティッヒ反応が重要である。炭素骨格がC5単位か
ら構成される場合には、テルペンの完全合成の際にこの
反応を用いて僅かな工程で目的が達成されることができ
るのである。この合成概念の1つの例は、3−ホルミル
−2−ブテニル−トロフェニルホスホニウムハロゲン化
物のアセタールを用いたポリエンアルデヒドの長鎖化で
ある。3−ホルミル−2−ブテニル−トリフェニルホス
ホニウムハロゲン化物のアセタールを用いたレチナール
のウィティッヒ−オレフィン化による、食用染料として
必要とされるβ−アポカロチナールの製造が挙げられ
る。従って、このホスホニウム塩の製造に有利な方法を
見いだすという試みには不足しなかった。
【0003】こうして、Liebigs Ann.Ch
em.1976年、2194〜2205頁には1,1−
ジメトキシ−3−メチル−2−ブテニル−トリフェニル
ホスホニウムクロリドを製造する可能性が記載され、お
よび本質的により好適な環状アセタールを製造する方法
が提案されている。ここに記載された方法により、3−
ホルミル−2−ブテニルアセテートは1,3−ジオール
を用いてトルオール中でアセタール化され、得られたア
セトキシアセタールは過剰のメタノールを用いたエステ
ル交換によって、相応するヒドロキシアセタールに変換
され、ヒドロキシアセタールはフィルスマイヤー塩素化
によってベンゾール中で相応するクロルアセタールに変
換され、かつこれは最終的にトルオール中でトリフェニ
ルホスフィンと反応される。この方法の不利な点は、こ
の方法の実施が工業的な規模では困難であり、かつ達成
できる収量が工業的な合成には不十分なことである。こ
れは、例えば前記の方法によれば、4つの反応工程に必
要な溶剤の連続的な変換が必要とされ、これは工業的に
著しく費用がかかるものである。加えて、理論値の約4
4%の収率が達成されるだけである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の課題
は、工業的に有利に実施されることができるように前記
の方法を改善し、それに加えて、達成できる収量を本質
的に改善することであった。
【0005】
【課題を解決するための手段】従って、本発明の対象
は、a)式II:
【0006】
【化7】
【0007】で示される3−ホルミル−ブテニルアセテ
ートを、一般式III:
【0008】
【化8】
【0009】[式中、R1、R2、R3またはR4はHまた
は−CH3を表わす]で示される1,3−ジオールを用
いてアセタール化し、b)得られた、一般式IV:
【0010】
【化9】
【0011】で示されるアセトキシアセタールを、一般
式V:
【0012】
【化10】
【0013】で示される、相応するヒドロキシアセター
ルに変換し、c)得られた、式Vのヒドロキシアセター
ルを、一般式VI:
【0014】
【化11】
【0015】[式中、R1〜R4は前記の意味を有する]
で示される4−クロル−アセタールの形成下にフィルス
マイヤー塩素化し、かつ、d)式VIの4−クロル−ア
セタールとトリフェニルホスフィンとを反応させること
によって、一般式I:
【0016】
【化12】
【0017】[式中、R1〜R4は前記の意味を表わす]
で示される3−ホルミル−2−ブテニル−トリフェニル
ホスホニウムクロリドの環状アセタールを製造する改善
された方法であり、この方法は、反応工程a)〜c)を
C原子6〜8個を有する脂肪族または脂環式炭化水素も
しくは炭化水素混合物中で実施し、反応工程d)をC原
子1〜3個を有するアルカノール中および/またはC原
子6〜8個を有する脂肪族または脂環式炭化水素中で実
施することによって特徴づけられる。
【0018】有利であるのは、この方法改善の場合、一
般式IVのアセトキシアセタールの、相応する一般式V
のヒドロキシアセタールへの変換を、少なくとも5%の
荷性ソーダ水溶液を用いて実施することができることで
ある。一般式IVのアセトキシアセタールの一般式Vの
相応するヒドロキシアセタールへの移行が荷性ソーダ水
溶液または荷性カリ水溶液を用いて、相転移触媒の存在
下に実施される場合に、特に有利にこの新規の方法は行
なわれる。
【0019】出発物質として本発明による方法に必要な
式IIの3−ホルミル−ブテニルアセテート(β−ホル
ミルクロチルアセテートも挙げられる)は、工業的ビタ
ミンA合成の際に重要な公知化合物であり、およびドイ
ツ連邦共和国特許出願公開第2004675号および同
第1941632号明細書の記載によれば、ビニルグリ
コールビスアセテートをヒドロホルミル化することによ
って製造されることができる。
【0020】本発明の実施に適当な、C原子6〜8個を
有する炭化水素としては、例えば、n−ヘキサン、n−
ヘプタン、n−オクタン、シクロヘキサン、ならびにヘ
キサン、ヘプタン、および/またはオクタンの混合物が
挙げられ、例えばこれらは合成の際に生じる。殊にn−
ヘプタンもしくはヘプタン混合物が挙げられる。
【0021】C原子1〜3個を有するアルカノールとし
ては、本発明によりメタノール、エタノール、n−プロ
パノール、およびイソ−プロパノール、殊にメタノール
が適当である。
【0022】a)一般式IIIの脂肪族1,3−ジオー
ルを用いたβ−ホルミル−クロチルアセテートのアセタ
ール化は、本発明により溶剤としての前記のC原子6〜
8個を有する脂肪族または脂環式炭化水素中で行なわれ
る。アセタール化に適当な酸触媒としては、例えばパラ
−トルオルスルホン酸、メタンスルホン酸、トリフルオ
ルメタンスルホン酸、トリクロルメタンスルホン酸が挙
げられる。
【0023】これらの触媒は0.01〜5モル%、有利
に0.1〜1.0モル%の量で添加される。アセタール
化の際に形成される水および場合によっては触媒として
使用される酸の中に含有される水は、有利に共沸混合物
の変換の間に反応混合物から除去される。H2Oの除去
なしでは、反応は約73%の変換に留まる。
【0024】反応温度は一般に、1〜1013ミリバー
ル、有利に100〜500ミリバールの反応圧力で、2
5〜130℃、有利に40〜100℃である。反応時間
は約1〜10時間、有利に2〜3時間である。アセター
ル化の際に形成されたアセタールの有機溶剤は、このよ
うなものとして更に合成工程の中に導入される。
【0025】b)一般式IVのアセトキシアセタールか
ら相応するヒドロキシアセタールへの移行のため、アセ
トキシアセタールは本発明により前記のいずれかの脂肪
族または脂環式炭化水素もしくは炭化水素混合物中で、
荷性ソーダ水溶液または荷性カリ水溶液と変換される。
荷性ソーダ液の濃度は、3〜52%、有利に20〜50
%であってよく、荷性カリ液の濃度は3〜53%、有利
に20〜50%であってよい。アルカリ水溶液は、有利
に緩徐に反応混合物に添加される。反応時間の短縮、ア
ルカリヒドロキシド量の減少化および収量の増加のた
め、反応混合物に相転移触媒(PTK)が添加されてよ
い。相転移触媒の概念に対する詳説に関しては、例えば
Angew.Chem.89 (1977年)521
〜33頁を参照されたい。
【0026】適当なPTKとしては、例えば一般式:R
4+X~(但し、RはC1〜C20、また”混合”アルキル
基をも表わし、およびX~はCl~、Br~、I~を表わ
す)で示されるテトラアルキルアンモニウム塩、殊にP
rotectol (登録商標)(BASF社;ベンジ
ル−C12〜C14−アルキルジメチルアンモニウムクロリ
ド)およびAliquat(登録商標)(General
Mils,Inc.社、ミネアポリス、USA)が挙
げられる。反応温度は一般に20〜80℃、有利に30
〜50℃であり、反応時間は反応温度および溶液の濃度
に依存して約1〜10時間、有利に2〜4時間である。
PTKを併用する場合、変換に必要なNaOHもしくは
KOHの量は、一般に必要な量と比較して1/2〜1/
10だけ減少する。
【0027】有機相と水相との割合は、約1:4〜1
0:1、有利に1:1〜7:1であるべきである。
【0028】反応混合物は室温では良好に2相に分離し
ないので、相分離は約40〜50℃の温度で、有利に反
応の直後に実施される。引続き、分離された有機相は共
沸蒸留によって水分除去される。このような、相転移触
媒の使用下の2相系中での加水分解は、我々の知るかぎ
りではまだ記載されたことがない。
【0029】c)フィルスマイヤー塩素化の実施のた
め、通常まず自体公知方法で、0〜20℃、有利に3〜
10℃の温度でジメチルホルムアミド(DMF)と本発
明による炭化水素とからなる混合物へSOCl2または
COCl2を緩徐に添加することによって、フィルスマ
イヤー錯体が製造される。これに加えて次に、0〜20
℃、有利に約3〜10℃の温度で0.5〜10時間の間
に前記された一般式Vのヒドロシキアセタールの粗製溶
液が添加される。この場合、この溶液が添加中に撹拌さ
れたほうがよいことに注意する必要があるが、それとい
うのも簡単に分解され得るからである。0.5〜10時
間、有利に1〜3時間の後反応時間後、下相が分離さ
れ、数回本発明による炭化水素を用いて抽出され、かつ
合わせた有機相はアルカリ水溶液または水を用いて処理
され、次に希釈したアルカリ液または水を用いて洗浄さ
れる。
【0030】最適の収量を達成するためには、本発明に
よるフィルスマイヤー塩素化にDMFとSOCl2また
はCOCl2が7:1〜約2:1の分子比で使用され
る。必要なDMF量は、一般式Vのヒドロキシアセター
ル1モル当たり、一般に2.0〜10モル、有利に2.5
〜4.0モルである。炭化水素または炭化水素混合物
は、式Vのヒドロキシアセタール1モル当たりにつき溶
剤300〜1500ml、有利に500〜1100ml
の量で使用されるのが有利である。
【0031】合わせた有機抽出液は、有利に10%のア
ルカリ溶液および水を用いて洗浄される。
【0032】本発明による方法にとって特に重要である
のは、式VIの4−クロル−アセタールとトリフェニル
ホスフィンとの反応の驚異的に有利な実施可能性であ
り、この反応は公知技術水準によればトルオール中で専
ら理論値の65%の収率が得られるだけであった。この
反応は本発明によりC原子1〜3個を有するアルカノー
ル中か、または他の反応工程と同様のC6〜C8炭化水素
またはC6〜C8炭化水素混合物中で実施されてよい。し
かしC原子1〜3個を有するアルカノールとC6〜C8
化水素とからなる混合物も、有利に使用されることがで
きる。アルカノールの存在下に、完全な変換に必要な反
応時間は激減する。
【0033】d)トリフェニルホスフィンとの変換を実
施するため、工程c)により得られた溶液から溶剤が完
全にまたは部分的にだけ減圧下に留去され、残滓はメタ
ノール中で溶解され、溶液にトリフェニルホスフィンが
添加され、完全に塩形成されるまで還流下に加熱され沸
騰される。
【0034】この場合、C1〜C3アルカノールは式VI
の4−クロル−アセタール1モル当たり100〜100
0ml、有利に250〜500mlの量で使用され、ト
リフェニルホスフィンは式VIの4−クロル−アセター
ル1モル当たり約1〜1.5モルの量で使用される。反
応時間は約2〜8時間である。この方法で、例えば収率
92%を有する3−ホルミル−2−ブテニル−トリフェ
ニルホスホニウムクロリドが式VIの4−クロルアセタ
ールから製造されることができる。
【0035】反応工程d)が溶剤としての低級アルカノ
ール中、殊にメタノール中で著しく有利に行なわれ、式
VIの4−クロル−アセタールがアルカノールによって
少なくとも部分的に4−アルコキシ−アセタールへと変
換されることが期待できるほどであることは、驚異的な
ことであった。
【0036】C6〜C8炭化水素中でトリフェニルホスフ
ィンとの変換を実施するため、工程c)により得られた
式VIの4−クロル−アセタール溶液は約10〜50%
の濃度に、有利に30〜40%の濃度に調節され、加熱
沸騰されるのが有利である。引続き、反応混合物にトリ
フェニルホスフィンが添加され、および塩形成完了まで
還流下に加熱沸騰される。トリフェニルホスフィンは一
般に4−クロル−アセタール1モル当たり1〜1.5モ
ルの量で使用される。しかしまたまず適当な濃度に調節
された4−クロルアセタール溶液にトリフェニルホス
フ、ィンが添加され、次に加熱沸騰されてもよい。反応
時間は6〜36時間、有利に8〜24時間である。
【0037】収率:4−クロルアセタールVIから95
%。
【0038】公知技術水準により使用された溶剤として
のトルオールを脂肪族炭化水素によって代替することに
よって、得られるべき収量が本質的に高められることが
できたことは、意外であった。
【0039】本発明による方法を用いて、殊に式IVの
4−アセトキシアセタールから式Vの4−ヒドロキシア
セタールに変換する場合、ならびにトリフェニルホスフ
ィンとの反応の場合の特別な方法実施によって、テルペ
ン合成に極めて必要な3−ホルミル−2−ブテニル−ト
リフェニル−ホスホニウムクロリドの環状アセタールが
工業的尺度でも比較的簡単な方法で、かつ著しく良好な
総収量で製造されることができる。
【0040】
【実施例】例1 a)ネオペンチルグリコール213.2g(2.005
モル)を室温(RT)でn−ヘプタン1.6 l中で懸
濁し、かつ(E)−3−ホルミル−2−ブテニルアセテ
ート288.1g(2モル)を添加した。引続き、反応
容器中で約200ミリバールの減圧を調節し、40℃に
加温し、次に水0.76g中にp−トルオールスルホン
酸(水和物)0.76g(4ミリモル)の溶液を一度に
添加した。反応混合物の温度を55〜60℃に上昇さ
せ、40〜50℃の沸点を有する共沸混合物を留去し
た。約35分(min)後、反応混合物は透明になり、
約2時間(h)後、水36.5mlを分離した。
【0041】b)40℃に冷却した工程a)の反応溶液
中にProtectol(登録商標)KCL−50(水
中に50%の溶液)2mlを添加し、50%のNaOH
水溶液;(δ=1.52)240g((3モル)を1時
間で添加した。引続き、40〜45℃で更に2h撹拌
し、次に水180mlを添加し、もう一度10分間撹拌
した。45〜50℃で2つの相は良好に分離する。引続
き、分離した有機相を共沸留去することによって58℃
/193ミリバールで水分除去した。
【0042】c)ジメチルホルムアミド(DMF)60
0mlおよびn−ヘプタン600mlを5℃で予め装入
し、5〜10℃で1hでSOCl2 297.4g
(2.5モル)を添加したが、この場合、フィルスマイ
ヤー錯体が沈澱した。引続き、30分間撹拌し、次に0
〜5℃、2hで工程b)により得られた粗製(E)−3
−(5,5−ジメチル−1,3−ジオキサン−2−イ
ル)−2−ブテン−1−オールを撹拌型滴下漏斗によっ
て(n−ヘプタンの2相性に依存して)添加し、かつな
お0〜5℃で1hさらに反応させた。後加工のため下相
を分離し、この相をそれぞれn−ヘプタン300mlを
用いて3回抽出し、更に15分撹拌し、合わせた有機相
をNaOHの10%水溶液600gと水375mlとか
らなる混合物を用いて洗浄し、15分間さらに撹拌し、
相を分離し、有機相を5〜10℃でNaOHの50%水
溶液110gと水440mlとからなる混合物を用いて
洗浄した。最後に有機相を更に3回、その都度水300
mlを用いて洗浄した。
【0043】収量は、n−ヘプタン中に(E)−2−
(3−クロル−1−メチル−1−プロペニル)−5,5
−ジメチル−1,3−ジオキサンの14.8重量%水溶
液2290.6gであり、相応する339gは、使用し
た(E)−3−ホルミル−2−ブテニルアセテート(I
I)に対し82.8%の収率に相応して100%(1.
656モル)を算出する。
【0044】d)例1c)により得られた溶液から60
℃および100ミリバールでヘプタン約82〜87%を
留去し、残滓をメタノール550ml中に溶解し、この
溶液にトリフェニルホスフィン434.1g(1.65
6モル)を添加し、還流下に2時間加熱し沸騰させた。
【0045】収量は、水0.2%および固体67%(純
度90%)を含有する溶液1218g=1221.7m
lであった。滴定によれば溶液は[(E)−3−
(5,5−ジメチル−1,3−ジオキサン−2−イル)
−2−ブテニル]−トリフェニルホスホニウムクロリド
1.58モルを含有し、使用したIIに対して、78.
8%の収率に相応した。化合物は異性体混合物(E−
10部/Z−異性体 1部)として存在する。
【0046】例2 例1cにより得られた溶液から60℃/100ミリバー
ルでヘプタン約50%を留去した。この濃縮した溶液に
トリフェニルホスフィン434.1g(1.656モ
ル)を添加し、還流下に16時間加熱し沸騰させた。反
応終了後30℃でメタノール500mlを添加し、十分
に撹拌し、かつ相を分離した。メタノール性溶液(11
60g)は[(E)−3−(5,5−ジメチル−1,3
−ジオキサン−2−イル)−2−ブテニル]−トリフェ
ニル−ホスホニウムクロリド]を64%まで含有し、使
用した3−ホルミル−2−ブテニルアセテートに対して
収率79.6%=1.59モルに相応した。
【0047】例3 a)ヘプタン中でネオペンチルグリコールを用いたII
のアセタール化 ネオペンチルグリコール319.7g(3.01モル)
を室温(RT)でn−ヘプタン2.5 l中で懸濁し、
かつ懸濁液に(99%の)(E)−3−ホルミル−2−
ブテニルアセテート432g(3モル)を添加した。引
続き、反応容器中で約300ミリバールの減圧を調節
し、40℃に加熱し、次に水1.14g中にp−トルオ
ールスルホン酸水和物1.14g(6ミリモル)の溶液
を一度に添加した。引続き、反応混合物を圧力313〜
277ミリバールで3hで53〜62℃の温度に加温
し、およびこの場合、水53mlを除去した。ガスクロ
マトグラフィー分析(6C)によれば、(E)−2−
(3−アセトキシ−1−メチル−1−プロペニル)−
5,5−ジメチル−1,3−ジオキサン(IVa)の収
率は理論値の98.9%であった。
【0048】b)相転移触媒(PTK)のないIVaの
鹸化 例3aにより得られた化合物IVaの粗製溶液に40〜
50℃で2hに亙って還流下にNaOHの50%水溶液
合計280ml(10.64モル)を添加した。引続
き、水560mlを添加し、更に15分撹拌し、沈澱し
てから30分後に下相を分離した。ヘプタン相に40〜
50℃で15分で新たに50%のNaOH水溶液280
ml(10.64モル)を添加し、流入終了後水560
mlを添加し、更に15分撹拌し、かつ沈澱してから3
0分後に下相を分離した。
【0049】ヘプタン相を水洗浄せずに46〜51℃の
温度および260〜200ミリバールで水分除去した。
ヘプタン相の蒸発濃縮後、使用した化合物IIに対し
て、理論値の82.5%の収率に相応する(E)−2−
(3−ヒドロキシ−1−メチル−1−プロペニル)−
5,5−ジメチル−1,3−ジオキサン(Va)85重
量%を含有する残滓542.3gが得られた。
【0050】例4 PTKを用いたIVaの鹸化 例3aと同様に製造された(E)−2−(3−アセトキ
シ−1−メチル−1−プロペニル)−5,5−ジメチル
−1,3−ジオキサン(IVa)115.75g(0.
5モル)を室温でn−ヘプタン400ml中で溶解し、
溶液を40℃に加温し、Aliquat(登録商標)
0.25mlを添加し、かつ5分に亙って50%のNa
OH水溶液60g(0.75モル)を添加した。引続
き、反応混合物を更に約2h約45℃の温度で撹拌した
が、この場合、加熱および冷却なしでも55〜60℃の
温度が一時的に発生した。
【0051】後加工のため、反応混合物を強力な撹拌下
に水90mlを添加し、かつ44℃で約5分間撹拌し
た。透明な2相を得るために、短時間で60℃に加温
し、かつこの温度で相分離を行なった。加温したヘプタ
ン相からヘプタンを蒸発後、使用した化合物IVaに対
して98.3%の収率に相応するか、もしくは使用した
化合物IIに対して97.3%に相応する、(99%
の)Va92.53gが得られた。得られた化合物Va
のシス/トランス比は約1:4であった。
【0052】例5 化合物Vaのフィルスマイヤー塩素化 DMF285ml(270.75g=3.7モル)およ
びn−ヘプタン750mlを室温で予め装入し、0℃に
冷却し、かつ0〜5℃で30分でSOCl2138.2
g(1.15モル)を添加したが、この場合、フィルス
マイヤー錯体が沈澱した。引続き、更に10分間後撹拌
し、次に0〜5℃で45分でn−ヘプタン800ml中
に(97%の)化合物Va192g(1モル)の撹拌乳
濁液を添加し、かつ反応混合物をこの温度で更に2h後
反応させた。
【0053】後加工のため、10〜15℃で1.5hで
10%のNaOH水溶液1420g(3.55モル)を
滴下し、更に5分間後撹拌した。相分離を行なった後、
有機相を水250mlを用いて洗浄した。ヘプタン中に
14.7重量%の2−(3−クロル−1−メチル−1−
プロペニル)−5,5−ジメチル−1,3−ジオキサン
(VIa)溶液1227.2gが得られたが、これは使
用したVaに対して、理論値の88.1%の収率に相応
する。
【0054】例6 DMF285mlおよびn−ヘプタン750mlを室温
で予め装入し、0℃に冷却しおよび0〜5℃で30分で
SOCl2 138.2gを添加し、反応混合物を更に
10分撹拌し、次にn−ヘプタン800ml中に(97
%の)化合物Va192g(1モル)からなる撹拌乳濁
液を添加した。引続き、この反応混合物をこの温度で更
に2h反応させた(DC完全変換後)。
【0055】後加工のため下相を分離し、それぞれn−
ヘプタン150mlを用いて更に3回抽出し、合わせた
有機相を5℃に冷却し、次に15分で10%のNaOH
水溶液275mlと水190mlとからなる混合物を添
加した。5〜10℃で15分後、下相を分離し、有機相
と一緒にNaOH洗浄を繰返した。最後に有機相を更に
3回、それぞれ水150mlを用いて洗浄した。
【0056】ヘプタン中に10.41重量%の2−(3
−クロル−1−メチル−1−プロペニル)−5,5−ジ
メチル−1,3−ジオキサン(VIa)溶液1877.
4gが残留したが、これは使用した化合物Vaに対し
て、理論値の95.5%の収率に相応する。
【0057】例7(ホスゲンとの変換) a)ネオペンチルグリコール213.2g(2.005
モル)を室温(RT)でn−ヘプタン1.6 l中で懸
濁し、かつ(E)−3−ホルミル−2−ブテニルアセテ
ート288.1g(2モル)を添加した。引続き、反応
容器中で約200ミリバールの減圧を調節し、40℃に
加温し、次に水0.47g中にメタンスルホン酸0.4
7g(5ミリモル)の溶液を一度に添加した。反応混合
物の温度を60℃に上昇させ、40〜50℃の沸点を有
する共沸混合物を留去した。約30分後、反応混合物は
透明になり、約2.5時間後、水36mlを分離した。
【0058】b)40℃に冷却した工程a)の反応溶液
中に、水中に25%溶液の形のヘキサデシルトリメチル
アンモニウムクロリド2mlを添加し、50%のNaO
H水溶液(δ=1.52)240g(3モル)を1時間
で添加した。引続き、40〜45℃で更に2時間撹拌
し、次に水180mlを添加し、もう一度10分間撹拌
した。45〜50℃で2つの相は良好に分離した。引続
き、分離した有機相を共沸留去することによって58℃
/200ミリバールで無水にした。
【0059】c)DMF500mlおよびn−ヘプタン
600mlを5℃で予め装入し、5〜10℃で1時間
で、−5℃に冷却したCOCl2 247.5g(2.5
モル)を添加し、この際にフィルスマイヤー錯体が沈澱
した。引続き、30分間撹拌し、次に0〜5℃で2時間
で工程b)により得られた粗製(E)−3−(5,5−
ジメチル−1,3−ジオキサン−2−イル)−2−ブテ
ン−1−オールを撹拌型滴下漏斗によって添加し、かつ
0〜5℃でなお1時間さらに反応させた。後加工のため
下相を分離し、この相をそれぞれn−ヘプタン200m
lを用いて4回抽出し、更に15分間撹拌し、合わせた
有機相を5%のNaOH水溶液300mlと水375m
lとからなる混合物を用いて洗浄し、15分間さらに撹
拌し、相を分離し、有機相を5〜10℃で3回、それぞ
れ水300mlを用いて洗浄した。
【0060】収量は、n−ヘプタン中に(E)−2−
(3−クロル−1−メチル−1−プロペニル)−5,5
−ジメチル−1,3−ジオキサンの15.8重量%溶液
2153gであり、これは使用した(E)−3−ホルミ
ル−2−ブテニルアセテート(II)に対して83%の
収率に相応する理論上の100%(1.66モル)34
0gに相応する。
【0061】d)例1c)により得られた溶液から60
℃および100ミリバールでヘプタン約50%を留去
し、残滓にトリフェニルホスフィン435g(1.66
モル)を添加し、還流下に20時間加熱し沸騰させた。
室温に冷却後MeOH600mlを添加し、十分に撹拌
し、相を分離し、水0.2%および固体62%(純度9
5%)を含有するメタノール性溶液1293が得られ
た。滴定によれば溶液は[(E)−3−(5,5−ジメ
チル−1,3−ジオキサン−2−イル)−2−ブテニ
ル]−トリフェニルホスホニウムクロリド1.6モルを
含有したが、これは使用した3−ホルミル−2−ブテニ
ルアセテートに対して、80%の収率に相応する。化合
物は異性体混合物(E− 約10部/Z−異性体 1
部)として存在する。
【0062】例8 例7a)から7c)により得られた溶液から60℃およ
び100ミリバールでヘプタン約50%を留去し、残滓
にトリフェニルホスフィン435g(1.66モル)お
よびメタノール600mlを添加し、還流下に2時間加
熱し沸騰させた。室温に冷却後、形成した相を分離し、
水0.2%および固体62%(純度95%)を含有する
メタノール性溶液1290が得られた。滴定によれば溶
液は[(E)−3−(5,5−ジメチル−1,3−ジオ
キサン−2−イル)−2−ブテニル]−トリフェニルホ
スホニウムクロリド1.6モルを含有したが、これは使
用した3−ホルミル−2−ブテニルアセテートに対し
て、80%の収率に相応する。化合物は異性体混合物
(E− 約10部/Z−異性体 1部)として存在す
る。
【0063】例9 例1c)により得られた溶液から60℃/100ミリバ
ールでヘプタン約70%を留去した。この濃縮した溶液
にトリフェニルホスフィン434.1g(1.656モ
ル)およびエタノール600mlを添加し、還流下に
2.5時間加熱し沸騰させた。反応終了後、30℃で相
を分離した。エタノール性溶液は[(E)−3−(5,
5−ジメチル−1,3−ジオキサン−2−イル)−2−
ブテニル]−トリフェニルホスホニウムクロリド59%
までを含有したが、これは使用した3−ホルミル−2−
ブテニルアセテートに対して、収率79%=1.58モ
ルに相応する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヴァルター ドプラー ドイツ連邦共和国 ハイデルベルク フ ォイアーバッハシュトラーセ 17 (72)発明者 ハーゲン イェーディケ ドイツ連邦共和国 ルートヴィッヒスハ ーフェン アングラーシュトラーセ 38 (56)参考文献 Liebigs Ann.Che m.,(1976)p.2194−p.2205 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C07F 9/655 CA(STN) CAOLD(STN)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 a)式II: 【化1】 で示される3−ホルミル−ブテニルアセテートを、一般
    式III: 【化2】 [式中、R1、R2、R3またはR4はHまたは−CH3
    表わす]で示される1,3−ジオールを用いてアセター
    ル化し、 b)得られた、一般式IV: 【化3】 で示されるアセトキシアセタールを、一般式V: 【化4】 で示される、相応するヒドロキシアセタールに変換し、 c)得られた、式Vのヒドロキシアセタールを、一般式
    VI: 【化5】 [式中、R1〜R4は前記の意味を有する]で示される4
    −クロル−アセタールの形成下にフィルスマイヤー塩素
    化し、かつ、 d)式VIの4−クロル−アセタールとトリフェニルホ
    スフィンとを反応させることによって、一般式I: 【化6】 [式中、R1〜R4は前記の意味を有する]で示される3
    −ホルミル−2−ブテニル−トリフェニルホスホニウム
    クロリドの環状アセタールを製造する改善された方法に
    おいて、反応工程a)〜c)をC原子6〜8個を有する
    脂肪族または脂環式炭化水素もしくは炭化水素混合物中
    で実施し、反応工程d)をC原子1〜3個を有するアル
    カノール中および/またはC原子6〜8個を有する脂肪
    族または脂環式炭化水素もしくは炭化水素混合物中で実
    施することを特徴とする、3−ホルミル−2−ブテニル
    −トリフェニルホスホニウムクロリドの環状アセタール
    の製造法。
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