JPS58500931A - スキ−搬器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 スキー搬器 本発明は、スキー搬器に係り、特に一対のスキーの先端とは反対側の端部にはめ こまれ、ゆるく回転可能に取付けられ、これによってスキーを地面に沿って、ロ ーラを回転させて運ぶことを可能としたスキー搬器に係る。

周知のごとく、スキーを歩いて運ぶ場合、特に、通常のごとく肩にかついでスキ ーを運ぶときは、スキー先端かは〈頭の高さで後方に突出するために危険である 。このようなスキーの運搬における傷害の危険を少なくするために、一対のスキ ーの先端とは反対の端部に、ゆるく回転可能にローラをはめこんで取付けること が提案されている。このローラのはめこみのため、ホルダが使用されるが、ロー ラがホルダから完全に外に出るような状態で、ホルダをスキーに押し込むように 取付けるようになっている。このようなローラの取付けは、これがためにスキー の長さをかなり長めにしてしまうか或はかなり小さな径のローラを使用しなけれ ばならない。従って、スキーにホルダを固定する何等かの型式のものが依然とし て望古れている。

それ故、本発明の目的は、一対のスキーの端部にしっかりと固定されるが取外し が容易であり、さらにローラの後部分のほとんどの部分がスキー外形の範囲内に あるようにしたスキー搬器を提案することを目的とする。

本発明によれば、上記の目的は、独立クレー入である特許請求の範囲第１項に記 載の特徴要件の組合せにより達成される。好適な実施例が、従属クレーム中に規 定されている。

本発明の実施例を添付された図面を参照しながら以下に説明する。

第１図は、スキー搬器の側面図、第２図は、第１図の端面図、第３図は、同搬器 を、一対のスキーの下端部に取付けた状態で図示する図、第４図は、第３図の矢 印■の方向における図、第５図は、他の実施例についての部分断面図、第６図は 、他の実施例を示す部分切欠図、第７図は、該実施例の一部を、部分的に切除し た説明図、第８図は、第６図および第７図の実施例をスキーに取付けた状態で示 した図、そして第９図および第１０図は、ホイールをブロックする方法を、斜視 図および側面図でそれぞれ示す。

第３図のＳで示される一対のスキーの下端部に、ホルダ１．ローラ２および固定 用ストラップ３で構成すれる装置が固定されている。特に第２図に示すごとく、 ホルダ１は、Ｕ字形断面を有し、したがって上方ウェブ４を有し、その下側から ２個の側面あて木、５，６が、下方に平行に延びている。２個の側面あて木５， ６は、ローラ２が、ちょうど入るのに充分な程度の間隔を有する程度の距離で相 互にへだてられて配置されている。各側面あ３ て木には、盲穴７又は８（第２図）が設けられており、この盲穴にローラの軸が 嵌合されている。材料の厚さや材料の種類を適当に選ぶことによ・す、２個の側 面あて木５．６は、矢印ＰＣ第２図）の方向に、わずかに押し広げられるように なされており、これによってローラ２を取付けることができ石ようになっている 。２個の側面あて木５，６の材料は、このために、押し広げた後にもとの位置に 弾性的に戻るような材料を選定しなければならない。

ローラ２と反対の方向を向いた側面あて木の外側面において、２つの側面あて木 には、ストッパが設けられている。ストッパは、一対のスキーの外部に当接する ような位置に設けられている。よって、スキーの下方縁と接触スるストップスト リップ９が、各側面あて木の下縁から外方に突出している。さらに、各側面あて 本土に、別に４個の側方ストッパー０，１１，１２．１３が設けられており、ス キーの外部と当接するそのストップ面は、第１図において、符号Ｆが符されてい る。

このような構成により、ホルダーは、２本のスキーの下端部の間に、ストップス トリップ９がスキーの下方縁にあたるまで挿入することができる。よって搬器は 、スキーを運ぶための動作位置に達し、この位置で一対のスキー（二固定されね ばならない。

この固定のために、好ま１．＜は、市販のスキー固定用４　特表昭５８−５００ ９３１（３） ストラップ３が利用される。このストラップ３は、特に第４図に図示のごとく、 一対のスキーの周囲に巻き付け、スキーをその外側からホルダ１に対して押しつ けることができる。第４図で参照番号１４が付されている固定用ストラップ３の スチール製舌片は、ホルダの上部に設けられた溝１５に突入している。

ホルダ１は、好ましくは、耐摩耗性プラスチック材料、例えばナイロンのような ポリアミドなどで、一体重に製造される。搬器を凹凸のある道路上を転がして運 ぶときに生じる衝撃の一部を吸収するようにするために、ローラ２は、好ましく は、例えば、ゴム材料のような熱可塑性の弾性材料とするのが好ましい。

ローラの径りは、スキー幅の少なくとも１／２に相当するものとし、好ましくは 、スキー幅よりわずかに大きな径となし、スキーを斜めにして運ぶ場合に、スキ ーの下方縁が地面と擦れるのを防止するようにすることが好ましい。

又第３図に図示のように、前述のごとくのホルダ中のローラ２は、そのローラ径 の部分長さＢだけ、スキーの下方縁より外方に突出している。

スキー固定用ストラップ３は、周知のごとく、ゴムストラップ３ａ　（第１図、 第４図）、１８０度に折り曲げられた金属舌片３ｂおよび舌片中にかけられるア イ型カウンタピース３Ｃと開放のグリップタブ３ｄで構成され０−ラ軸の挿入を 容易にする案内溝２２を２個のあて木５，６の内側面にひけることができる。

第５図によればローラー５には、ハブ１６が設けられ、これに軸１７がゆるめに 挿入されている。軸１７は１その両側で、ホルダの２個のあて木１９，２０の盲 穴１８中に嵌入している。ハブ１６を設けたことにより、ローラ１５が常に隣接 するあて水面から距離ａの位置にあるようにされている。軸１７は、ローラー５ に固定した状態で結合されていないから、ローラは、軸摩擦に無関係に、盲穴１ ８内で自由に回転することが可能となる。

ローラー５が周囲を回転するハブ１６は、２個のあて木１９，２００一方の内側 面に当接することができ、この場合、ハブに設けた中心孔内に突出する芯合せピ ンを、それぞれ他方のあて木と対向するあて本面上に設けることができる。

第６図によれば、参照番号２１を付したホルダは、その下端が開口しており、ホ ルダーにはアングルレバ−Ｕ。

２５上に回転可能に装架された２個のローラ２２，２３が設けられている。各ア ングルレバ−自体は、ホルダ上に軸Ａのまわりに枢動可能に枢着され１．よって アングルレバ−を、ホルダの側面あて木の間に設けた凹所中に押し込むことがで き、かつ第６図の破線で図示のごとくの休止位置をとるようにされる。スキーＳ を挿入すると、その下方縁が、ローラ２２，２３を外方に押し出し、ローラは完 全に引き出された状態となり、その位置においてホルダは、その狭細な側面に設 けた溝２６中に固定用ストラップ３により固定される。第７図に図示のごとく、 アングルレバ−２５は互に平行となった２本のアーム２５ａ＋２５ｂを有し、７ −４２５ａ　、２５ｂ　の自由端ニハ、ストッパ２７が設けられている。

第８図によれば、収納装置２８が、スキーの先端側に参照番号Ｂを付した締め具 の直後に設けられている。この収納装置は、その形状がホルダ２１の外形と一致 する弾性プラスチック材料で構成され、ホルダ２１は、この収納装置中に着脱可 能とし、滑走中においては、スキーにつけて運ぶことができるようにされている 。収納装置２８は、弾性クランプのような作用をなし、すなわち、その上面舌状 片２９により、ホルダ２１を上から押えつけ、これを２個の側方ラグ３０で固定 するようになっている。

第９図ならびに第１０図は、第１図から第５図に図示した本発明の要部を示す実 施例に付加される装置を図示したものである。よって第１図から第５図において 、すでに用いた参照番号がそのま＼用いられぞいる。全体を参照番号３１で示め したブロック装置は、矢印３３の方向に軸３２のまわりに枢動可能であるが、こ れがホルダ１の狭細な方の側面ａ一方に設けられている。ブロック装置は、２個 の側方に突出するブレーキくさび３５を設けた基台３４を有する。ブレーキくさ びの相互間距離は、はヌホイール２０幅と一致し、ブレーキくさびの厚さあるい はテーパは、ブロック装置が、矢印の方向に押し下げられた際に一方で側面あて 木５，６間に、他方でホイール２０間にくさびが挿入されるように選定され、こ のようにしてホイールをブロックする。第１０図は、ホイール２が錠止される位 置でのブロック装置を図示しており、このようにしてスキーは、側方に転り去る 危険のない状態とすることができる。

ブロック装置の簡単な変更が、第１図中に一点鎖線で図示されている。側面あて 木５，６は、この場合に、下方ホイル縁の領域まで突出し、角部でスキーを立て て支持するチップ３６として形成されている。

ＦＩ［３，１ １）膵　桶　本　朝　啓

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、一対のスキーの先端と反対側の端部に取外し可能に装着されで、ゆるめに回 転可能に取付けられたローラを有し、これによってスキーを地面上をローラをこ ろがして運ぶことができるようにしたスキー搬器であって、該ｙ−ラは、はｘＬ Ｉ字形断面のホルダへ、その２つの側面あて木にその主たる部分をおおわれるよ うに取付けられ、少なくとも１つの側面あて木には、該ローラとは反対の外側面 上にストッパが設けられ、該ストッパの位置は、該スキーの下部の形状と適合す るようになされ、そして更に、該ホルダを一対のスキーの下部に固定するホルダ エレメントが設けられ、全体的な構成は、該ホルダが２つのスキーの間に挿入可 能であり、該ホルダエレメントによりその位置に固定しうるようなスキー搬器。 ２、特許請求の範囲第１項に記載の搬器において、各側面あて木は、その下端縁 に外方に突出するストッパウェブを有し、さらに、少なくとも１つの別のストッ パを各側縁に有する搬器。 ３　特許請求の範囲の第１項に記載の搬器において、弾性ストラップを案内する ための凹部が、前記ホルダの２つの平らな側面の各々に前記ロー、う上方におい て設けられている搬器。 ４、特許請求の範囲の第３項に記載の搬器において、前記弾性ストラップは、市 販のスキー固定用ストラップであり、前記ホルダは、その狭細な側面上に、該ス キー固定用ストラップの金属製舌片を受ける溝を有している搬器。 ５、特許請求の範囲の第１項に記載の搬器において、前記ホルダは、厚さならび に／又は材料につき、前記ローラの軸を受けるための穴を設けた前記２つの側面 あて木が、ローラを装着するために弾性的に押し曲げることができるように選定 されるような搬器。 ６、特許請求の範囲の第１項に記載の搬器において、前記ローラは、スキー運搬 中に生じうる衝撃を吸収しうるように例えばゴムなどの弾性材料のもので構成さ れた搬器。 ７、特許請求の範囲の第１項から第６項のうちいずれか１項に記載の搬器におい て、前記ホルダは、耐摩肝性のプラスチック、特にポリアミドで一体的に製造さ れている搬器。 ８　特許請求の範囲の第１項から第７項に記載のうちいずれか１項に記載の搬器 において、前記ローラの半径は、前記スキーの幅より大きくなっている搬器。 ９、特許請求の範囲の第１項から第８項に記載のうちいずれか１項に記載の搬器 において、前記ボルダの２つの側面あて木は、スキーを降ろした時に側方に転動 しないように下方ホイールリムの領域より下方においてチップ形状を形成するよ うに延びている搬器。 １０、特許請求の範囲の第１項に記載の搬器において、当該ホルダは、その下端 に、少なくとも１個の回転可能に装架されたローラを有し、該ローラは、枢動可 能のキャリー上において、該ホルダの四部に内蔵されることが可能であり、スキ ーを該ホルダ中に挿入する際に該凹所から作動位置に押し出されるようになって いる搬器。 けられるようになっている搬器。 １２、特許請求の範囲の第１０項および第１１項のうちいずれか１項に記載の搬 器において前記ホルダを簡単に脱着可能に取付けるための収納装置が、少なくと も一方のスキーの先端の締具の直後に設けられている搬器。 １３、特許請求の範囲の第１２項に記載の搬器において、収納装置は、弾性材料 で構成されるクランプであり、前記ホルダの形状と適合するようになっている搬 器。 １４、特許請求の範囲の第１項に記載の搬器において、該ホルダはその狭細側面 上に、少なくとも１個のブレーキエレメントを設けた枢動可能に装架されたブロ ック装置を有し、該ブレーキエレメントは１．前記ブロック装置が下方に枢動し た時に、あて木の一方の側面と前記ホイールとの間に入り込んで、該ホイールを ブロックするようになっている搬器。 １５、特許請求の範囲の第１４項に記載の搬器において、前記ブロック装置は、 相互間の距離が、前記ホイールの幅に相当する距離で設けられた２つのくさびを 有してなる搬器。