JPS58500589A - ポリオウイルスcDNA - Google Patents

ポリオウイルスcDNA

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の名称〕 RNAウィルス配列表現c D N A〔技術分野〕 本発明は微生物学分野に関し、更に特定すれば遺伝学的処理をなされた微生物を 生産するための組換体DNA技術に関する。
〔背景技術〕
人ピコルナウィルスの一種であるポリオウィルスは重大な人間の病気の原因なの で幅広く研究されている。これらの研究によればポリオウィルスは直径が25〜 60nmの小さな二十面体からなり、VPl、VF6.VF6゜VF6と呼ばれ る4種のポリイプチドから構成される。
この蛋白コート内に分子量が2.7X106ダルトンの病原性陽ストランド化R NAの1本のストランド8が封入されている。このサイズは約2500のアミノ 酸をコートゝ−・きる約7500個の塩基に等しい。
ポリオウィルスに関しては幅広い研究がなされているが、このウィルスの研究、 検出、生産に利用できる現在の技術にはポリオウィルスに対する抗体を生産する に使う技術と同様に依然多くの問題がある。例えば、ポリオウィルスRNAをポ リオウィルス検出に実際には使用できないことが認識される時に検出技術改良の 必要がわかる。実際に使用できないのはポリオウィルスRNAが供給不足で、不 安定で、通常は他ポリオウィルスRNAに結合しないからである。
今日、ポリオウィルスの存在を検出するための主要分析法はサンプルを、人細胞 系を用いてウィルスの存在を検出するプラーク分析法で分析する生物学的技術で ある。
Dulbecco、 R1とVogt、 M、との’J、 ExptloMed 、” 99 +167頁(1954)を参照されたい。この方法は比較的時間を とり、かつ高価である。
その多くがポリオウィルス程には幅広く研究されていない他RNAウィルスは研 究、検出、生産或は、ワクチンや抗体の生産においてはポリオウィルスの場合に 似た、或はそれ以上のやっかいな問題を提示している。
〔本発明の開示〕
本発明はRNAウィルス配列表現相補型DNA(RNAウィルスcDNA)の生 産とかかるRNAウィルスcDNAの使用法に関する。
一態様においてはウィルスRNAを逆転移し、生成cDNA分子を組換体DNA −<フタ−に挿入することでRNAウィルスcDNAを生産する。ついで適当な 細胞を組換体DNAベクターで変異させ、クローニングし、RNAウィルスcD NAの生産に充分な条件で増殖させる。ついでこのcDNAをクローニング細胞 培地から取り出してそのまま使うか、特定用途のために更に変異できる。
−特定態様では細菌を遺伝学的処理技術で転換させてポリオウイルス二重ストラ ンド化相補型DNA(dscDNA)を生産できる様にする。この方法ではポリ オウィルス単ストランドゝ化(ss)RNAを逆転写してポリオウィルスss  cDNAを提供し、これを伸張してdscDNAとし、ついで細菌シラスミドに 挿入してキメラプラスミドを作り出す。ds cDNAを含むこのキメラプラス ミドをついで、細菌細胞をキメラプラスミドで形質転換することにより細菌細胞 に挿入する。この様に形質転換された細菌細胞をつし・でクローニングし、クロ ーナル細胞系を細胞培地で増殖させてキメラプラスミドを複製する。ポリオウィ ルスds cDNAは複製キメラプラスミドの酵素開裂で回収できる。
この方法で、比較的多量のFINAウィルスcDNAを合理的コストで微生物学 的に生産できる。一方、RNAウィルスcDNAはウィルスRNAに特異結合す るのでポリオウィルス等のRNAウィルスの検出のための分析に使用できる。か かる分析は急速かつ容易に達成でき、RNAウィルス検出に極度に高感度である 可能性を持′つ。
RNAウィルスcDNAはより多くのRNAウィルス抗原やかかる抗原に対する 抗体の生産にも使用できる。これら方法でウィルスRNAに対するcDNAは前 述の如く生産される。抗原生産には抗原生産を刺激できるc DNAを選んで、 抗原生産できる細胞に挿入し、その後に細胞を抗原生産に適当な条件で培養し、 ついで抗原を採取する。抗体生産には採取抗原を用いて、用いられた原ウィルス に対する抗体を生産できる宿主を免疫にする。モノクロナール抗体は抗体生産細 胞を用いて宿主から既知技4 術、例えば交雑細胞系の形成、で生産できる。
驚くべきことには、本明細書記載の方法で生産され、細胞にトランスフェクショ ンされたポリオウィルスRNA分子自体が盛染性であることが発見された。かか る感染性c DNA分子はウィルス系の抗原、抗体、ワクチンの生産においてそ の片割れであるRNA分子にまさる可能性を秘めている。例えばcDNA分子は 既知組換体DNA技術で突然変異化できる。この突然変異化cDNAは培養細胞 トランスフェクションすることができ、生成ウィルス粒子は所望変異を含む。か かるRNAウィルス粒子はワクチン生産においてその野生型のものより顕著な利 点を提供できる。
〔図面の簡単な説明〕
第1図はポリオウィルスas cDNAを含む細菌キメラプラスミドの生産を例 示する略図である。
第2図は本明細書記載の方法で生産できたポリオウィルスcDNAを用いる分析 の一態様を示すノロツク図である。
第6図は本発明で生産された分離41JオウイルスdscDNAの全長を示す略 図である。
第4図は2種のポリオウィルスds cDNA(pVR104とpVRlo5) を接合して1つの同寸ポリオウィルスdscDNA(pVRlo(S)を生産す るに用いる方法を例示する略図である。
〔本発明を実施するために最良の態様〕5特’f<FUa 58−500589  (4)本明細書において用語″′ポリオウィルスRNA”、1ポリオウイルス c DNA”、6ピコルナウイルスRNA”、6ピコルナウイルスc DNA” 、”ウィルスRNA”等はRNA又はDNA分子の全体かその有意部分を意味す る。
即ち、用語6ポリオウイルスc DNA″はポリオウィルスRNA分子の有意部 分を補足する全ポリオウィルスRNA又はDNAを補足するDNAを意味するた めに使月されている。
ウィルスRN A cDNA生産用の本明細書に記載の方法では科学文献記載の 基本的な遺伝子接合技術を用いる。
例えば、1980年12月2日に5tanley N、 CohenとHerb ert W、Boyer とに交付されたアメリカ特許4227224号の公報 にはこれら技術のうちの多くが述べられている。それ故、CohenとBoye rとの特許発明の教示内容を参照により本明細書に含める。
ポリオウィルスds cDNA生産に用いることのできる技術を、これら技術を 例示して℃・る略図である第1図を参照しながら更に特定して記述する。
ポリオウィルス1型を用いる。かかるウィルスは浮遊液培地で上皮細胞を増殖さ せ、培地にポリオウィルス1型を感染させることで得ることができる。ついで感 染細胞を洗浄剤で溶菌してウィルス粒子を放出させ、遠心精製する。
ポリオウィルス5sRNAはこの精製ウィルス粒子からフェノール−クロロホル ム抽出で抽出できる。抽出SSRNAをついでエタノール沈殿で沈殿させる。
このポリオウィルス5sRNAをついで、例示した如(ポリオウィルスds c DNAの合成に使う。まず、ポリオウィルス5sRNAをRNA−依存DNAポ リメラーゼである酵素である逆転写酵素を使って逆転写する。
Kacian、 D、L、とMyersとのJ、C,(1976) PNAS  73:2191〜5を参照されたい。典型的にはトリス−HCJ緩衝剤、pH8 ,6,マグネシウムイオン(Mg++)、ジチオスレイトール、4種のデオキシ ヌクレオシド8 トリホスフェート(aATP、acTP、aGTP、TTP) 、生成物をモニターするための少くとも1種の被標織化デオキシヌクレオシドト リホスフェートを反応混合物に加える。ポリオウィルスRNAの4 +)(8) 末端に交雑して逆転写開始部位を提供するプライマーとしてオリ−r(aT)も 加える。
反応混合物を、酵素にゲノムの6′ポリ(A)から出発して5′末端に続く相補 型ss DNA:=+2−を合成させる条件下で培養する。反応はエチレンジア ミン四酢酸(EDTA)添加で停止できる。
ついでアルカリでRNA型を除き、シュクロース密度勾配の利用でss cDN A分子を分画する。典型的には大分子が保持される。ついでこれら大分子を、ト リス−H(J緩衝剤、p H7,5、Mg++、ジチオスレイトール、4−デオ キシヌクレオシド トリホスフェート、DNA、nリメラーゼエのフレノウ(K lenow)フラグメントを含む別の反応混合物に入れる。この反応混合物を、 DNA、nリメラーゼIに分子の6′末端に形成された中衛でのcDNA分子開 始重合を成長させるに充分な条件に維持する。−典型例では反応混合物を、例示 の如く第2の相補型DNAストランドの形成に普通充分な約30分間67゜で培 養する。Humphries等の(1978) Nucleic分を開く。Bh at、とPiatigorsky (1975)の円セ上。
76:5299〜6306を参照されたい。
ついで、末端トランスフェラーゼとac’rpを用いてds cDNAの6′末 端にオリゴ(dC)をつける。Boyer等(1977)の” Recombi nant Mo1eculeS: Impact onScience and  5ociety”(R,F、 BeersとE、 G、 Ba5sett+e ds、) 9’−20頁、Raven、 N、 Y、を参照されたい。有用ds DNAはアガロースゲルで電気泳動でき、ついで最大フラグメントを電気泳動で ゲルスライスから溶出させる。これにより組換体DNA分子を形成するために、 両端に開裂細菌プラスミドに結合される゛粘性”末端として役立つポリ(C)を 有するds cDNAを残留させる。
プラスミrPBR322を使ってキメラシラスミド形成を例示できる。プラスミ rPBR322は被選択性マーカーを含むことを知られている良く特性化された シラスミドである。このシラスミドはテトラサイクリン耐性をコードする一遺伝 子とアンピシリン耐性をコードする一遺伝子とを含む。ポリオウィルスds c DNA配列がア8 ンビシリン耐性遺伝子に挿入されるので、首尾よく形質転換された細菌細胞はア ンピシリン感受性(Amp”’) 、テトラサイクリン/耐性(Tet、R)で あり、後者が形質転換された細胞のマーカーとなる。
制限酵素Pst Iを使いアンピシリン/耐性コード遺伝子でプラスミ)”pB R322を切る。ついで生成直線シラスミド8に末端転移酵素とdGTPとを使 いオリゴ(aG)の尾をつけて直線開裂プラスミド鎖に6粘性”末端を生成する 。これらプラスミド鎖はフェノール抽出で精製できる。
ついでオリゴ(dG)の尾のついたプラスミドDNAとオリ−ff′(aC)の 尾のついたポリオウィルスds cDNAとを溶解交雑する。これは、これらD NA種を0. I MNaCJ中で等モル比で混合し、68°で2分加熱し、4 5°で6〜4時間培養することで達成できる。ボイヤー等の1977年の論文を 参照されたい。
ついで、PstI部位を再生し、プラスミドDNAを増殖し、組換体プラスミド を含むクーロンを確認するために交雑プラスミド−ポリオウィルスds cDN Aを大腸菌に挿入する。Dagert、 M、とEhrlich、 S、 D、  (1979)の−、26〜28頁を参照されたい。この交雑分子が挿入される と単ストランド化ギャップは細菌により修復される。この再生により、Pst  I酵素が追って認識して切り、複製プラスミドのためのポリオウィルスds c DNA配列を分離できるPstI部位が提供される。
9 長表Ba 58−500589 (5)ついで、交雑分子で形質転換された 大腸菌をテトラサイクリン存在下で選択し、追ってアンピシリン感受性スクリー ニングにかけることができる。ついで、TetrAmpSとして確認されたクー ロンを、単離クーロン中に特異的ポリオウィルス配列を検出するためにコロニー 交雑で分析できる。GrunsteinとHogness (、j 977 ) のPNAS 72:3961〜5を参照されたい。
TetrAmp8は寒天培地表面のニトロセルロースフィルター上で増殖できる 。このニトロセルロース上でコロニーを溶菌させてDNAをフィルターに固定す る。ついでフィルター上のDNAを密閉ポリエチレンバッグ中で32p−被標識 化ポリオウィルスcDNAと交雑する。フィルターを洗い、乾燥して自動放射線 写真をとればどのコロニーが特異的ポリオウィルス配列を含むかが明らかになる 。これらコロニーからのDNAは被標識化ポリオウィルスcDNAに交雑し、フ ィルターをX線フィルムに暴露すると暗色スポットとして現われるからである。
陽クローンからのプラスミ)”DNAは既知技術で得ることができる。例えばM eagher等(1977)、cuerry等(1973)の論文を参照された い。
DNAはPst、 Iでの消化後にアガロースゲルでの電気泳動分析に付すこと ができる。pBR322と陽クローンから得られた交雑プラスミドの消化パター ンを比較すると挿入D−NAの長さが示される。
当業者ならば当然、以上の態様で特定して述べた材料、0 条件以外の材料、条件も使用できることがわかる。例えば、ポリオウィルス1型 を用いたが所望なら2型も6型も使用できると考えられる。更に、大腸菌以外の 細菌細胞も使用できることは明白である。例えば枯草菌も多くの細組菌株と同様 に使用できる。
当業者に明らかな如く、以上に述べた方法はポリオウィルス、に限定されず、他 RNAウィルスでも等しく適用できる。当然の事ながらこれはRNAの単−陽ス トラント8から形成されたゲノムを持つRNAウィルスに対しては特に真実であ る。これらにはポリオウィルス以外のピコルナウィルス、例えばコクサラキーウ ィルス、リノウイルス、ロ蹄疫つィルス等:トガウイルス、例えばA型(アルフ ァウィルス)とB型(フラビウイルス);が該当する。
同様に、細菌プラスミドをポリオウィルスcDN’A配列の生産に用いたが、他 の組換体DNAベクターも使用できた。他相換体DNAベクターの例はファージ 、動物ウィルス、イーストである。組換体DNAベクターの増殖を可能にする宿 主を当然選択する。
本発明により生産されたRNAウィルスcDNA、例えばポリオウィルスcDN A、01つの有意な用途はFiNAウィルスの存在を検出するだめの分析である 。典型的な4 +)オウイルス分析では患者からのサンプル、例えば脳を髄液、 を第2図に例示の如く分析できる。患者からのサンプルのRNA画分をまず単離 するが、これはフェノール抽出とエタノール沈殿とで達成できる。このRNA画 分は純粋である必要はないが、ポリオウィルスが原サンプル中に存在するならば ポリオウィルスRNAを含む両分でなげればならない。、d +)オウィルスc DNAをまず例えばトリチウム、ヨウ素、32p等の放射性物質で標識化し、つ いで、被標識化ho vオウィWスcDNAを存在するポリオウィルスRNAに 結合させる条件下でRNA画分と共に培養する。培養後に未結合の被標識化ポリ オウィルスc DNAを分離し、ついで結合した被標識化cDNAポリオウィル スをシンチレーション計数器その他の手段で検出・する。
血清や生検等の他患者サンプルも当然用いてもよい。
更に、本分析は下水等のポリオウィルスを含む他液体サンプルでも達成できる。
同様にポリオウィルス以外のRNAウィルスにも本分析は使用できる。
例示されてはいないが同相分析も達成できる。更に、標識は放射性同位体である 必要はなく、酵素、光学的標識等でもよい。
本発明により生産されるRNAウィルスCDNAの第2の有意な用途はRNAウ ィルス又はウィルス粒子に対する抗体の生産である。
抗体はウィルスRNAを逆転写してc DNAを提供し、このcDNAを組換体 DNAベクターに挿入し、該組換体DNA×クター=が増殖できる細胞の形質転 換することにより生成できた。っ℃・でこの形質転換細胞をクローニン12 グしてcDNAを複製できる細胞系を生産し、この細胞系をcDNA生産に充分 な条件で培養し、ついでcDNAを細胞培地から採取できた。細胞内で抗原合成 を指示できる特異的cDNAを選択、単離し、ついで抗原を生成する様に細胞に 挿入できた。ついで動物等の宿主をこの抗原で免疫にして宿主に原RNAウィル ス又はその一部に対する抗体を生産させた。
実験によりRNAウィルスcDNAが病原性であることが示されたが、これは驚 (べき発見である。これら実験は細菌プラスミドpBR322のPstI部位で 構成されたポリオウィルスのRNAゲノムの同寸のクローン化cDNAコピーを 用いて行った(後記実施例を参照せよ)。
これら交雑プラスミドでトランスフェクションされた培養哺乳動物細胞から病原 性ポリオウィルスが生産された。
別のポリオウィルスcDNAクローンでトランスフェクションされた細胞はポリ オウィルスゲノムの最初の115の塩基対を欠き、ウィルスは生産しなかった。
この発見は、細胞をRNAウィルスに対するc DNAでトランスフェクション し、ウィルス生産に適当な条件で細胞を培養し、ついでRNAウィルス粒子を採 取することでRNAウィルス粒子の生産が可能なことを意味する。
それは又、RNAウィルス研究にワクチン生産とに対する様々な新しい端緒とな る可能性のある、RNAでは不可能な遺伝的操作が可能であることを意味する。
例えば、現在のワクチン種から生産されるワクチンと13 持表明58−500 589 (6)は別の特性を持つワクチンをcDNAから次の如くして製造でき た。まず、RNAゲノムのcDNAコピーを本明細書記載の如く生産し、このc DNAを組換え体DNA技術を用いて突然変異させることができた。ついで、R NAウィルスを生産できる細胞をcDNAでトランスフェクションし、変更ウィ ルス生産に充分な条件で培養し、ついでワクチン生産で使用できた。
一つの特異的方法では組換え体DNA技術を使いウィルスゲノムの特異的領域を cDNAから除去できる。ついで変更cDNAを含むプラスミドを哺乳動物細胞 等の細胞にトランスフェクションできた。これら細胞で生産されたウィルス粒子 は回収され、適当な宿主で弱毒化が分析される。
細胞へのトランスフェクションは既知技術で達成できる。例えば、元々Grah amとVan der Ebとにより記載されたリン酸カルシウムDNA共沈技 術が適当である。
Virology 52 、456 (1973)を参照されたい。
同様に、元々McC;utcheonとPaganOにより記載されたDNA/ DEAE−デキストラン法も適している。J、Nat’1 Cancer In 5t、 4 is 351 (1968)を参照されたい。
当業者なら他の適当なトランスフェクション技術を知っているし、或はルーチン な実験を使い発見できるであろう。
以下の実施例で本発明を更により特定的に例示する。
4 標準法(Flanegan等、1977、PNAS 74:961)を使いポリ オウィルスRNAを得た。HeLa細胞を浮遊液培地で増殖させて4×105個 /ml の密度とし、遠心分離し、10の感染多重度(MOI)でポリオウィル ス1型ストツクで感染させた。感染を67°で6時間進行させ、終了後細胞を遠 心分離した。ウィルスを洗浄剤で細胞から放出し、塩化セシウム均衡遠心分離で 細胞質かう精製した。ついでフェノール−クロロホルム抽出、エタノール沈殿で RNAをウィルスから抽出した。
(Flanegan等の1977年の論文を参照されたい)ポリオウィルスRN A 150p!9/ml)、5 Q mMのトリ、x、 HCI (pH8,3 )、10mMのMgCl2.50 mMのKCl、Q、4mMのジチオスレイト ール、30μ9/ゴのオリゴ(デオキシチミジレート)、4mMのピロリン酸ナ トリウム、各Q、5mMのaATP、 dcTP、aGTP及びaTTP。
100 ph1/mlのa−32P−a、cTP、 150Uの逆転写酵素を含 む0,5dの反応混合物中でポリオウィルスcDNAを合成した。混合物を42 °で60分培養し、EDTA添加で停止した。反応混合物をフェノール抽出し、 エタノール沈殿’L、、生成ヘレットを[1,3NのNaOH10,7MのNa CJ、5mMのEDTAを含む0.2mlの緩衝液に再浮遊させた。反応生成物 をベックマンsw410−タで20゜で55000 rpmでアルカリ性シュク ローズ勾配沈殿に付した。各0,2Mの画分を採集し、アルカリ性アガロースゲ ル電気泳動で分析した。完全ポリオウィルスcDNAを含む画分をプールし、エ タノール沈゛殿し、0.057dの水に再浮遊させた。
b、第2ストランドゝ合成 10mMのトリスHGl(pH7,5)、5mMのMgC1、,5mMのジチオ スレイトール、DNAJリメラーゼエのフレノウ(Klenow)フラグメント (0,003U/ngcDNA)を含む反応混合物で完全ポリオウィルスcDN A(約0.5μg)を培養した。混合物を37°で30分培養し、フェノール抽 出で停止した。0.1MのNaCl、10mMのトリ、x、 HCI (pH7 ,5)、1 mMのEDTAで平衡にされた1xlocmのセファデックスG− 100カラムに適用し、同一緩衝液で展開した。カラムのボイド画分をプ前述の 如くして生成した二重ストランド化ポリオウィルスcDNAを1.0〜i、5m lに入れた。これを、最終濃度がNaC70,3M 、 Na0Ac 30 m M(pH4,5)、Z n G l 23mM、グリセリン5%となる様に緩衝 液とあわせた。
ついでヌクレアーゼS1を、前もって定めた量で混合物に加えて、分子残部を刻 むことな(cDNA複式の一端の16 ループ部分を切り開いた。フェノール抽出で反応を停止し、5mMのトリスHC I (pH7,5)とQ、5mMのEDTAを含む緩衝液で水相を透析した。透 析後にc DNAをエタノールで2度沈殿させ、0.2−の水に再浮遊させた。
カコジル酸、imMのCo Cl 2、Q、 2 mMのジチオスレイトール、 50μm/Idの牛血清アルブミン、0.15 mMのacTPを含む0.1威 の反応混合物に加えた。過剰の末端デオキシヌクレオチジルトランスフエラーゼ (6U)を加え、反応を室温で20分進行させた。20分経過時に反応混合物を フェノール抽出し、2度エーテル抽出し、エタノール沈殿させた。最終深レット を0.05−00,1M NaC/、10mMのトリスHCI (pH7,5) 、1 mM (1)ED’I’Aからなる0、05−に再浮遊させた。この物質 をC尾ポリオウィルスcls cDNAと呼ぶ。
プラスミド”p B R322のDNAをDNA (500p11/ml)、1 5mM)すxHC/(pH,7,5)、5mMのMgCJ2.50 mMのNa C1、過剰酵素を含む0.1−の反応混合物中で制限エンドヌクレアーゼPst Iで開いた。
37°で1時間培養し、フェノール抽出で停止した。プラスミ)”DNAをエタ ノール沈殿し、0.02m1の水に再17 1ABo58−5(10589(7 )浮遊させた。
上記2(d)記載の方法でポリ(デオキシグアニレート)をプラスミ)”DNA の6′末端に付加した。違いは(1)dcTPの代わりにaGTPを使った;( 2)反応容量を03dに増した;(3)反応を20Cで60へ4・0抄造行させ た;点であった。
反応後に混合物をフェノール抽出し、10mMのNaCA’+ 1 mMのトリ スHCz (pH7,4)+ 0.1 mMのEDTA中の1cmX10Crf LセフアデツクスG−100カラムでクロマトグラフィーした。全両分をプール し、Nガス流下で10倍に濃縮した。この物質をパG−尾pBR322DNA” と呼ぶ。
1μ9/rrtlのG−尾pBR322DNA、適量のポリオウィルスCDNA 、0.1 MのN a G l、10mMのトリスHCl1、pH7,5)、1  mMのEDTAを含ム緩衝液中テ等モル量ノG−尾pBR322DNAとC− 尾ポリオウイルスds cDNAを混合した。混合物を68°迄((2分加熱し 、ついで45°で5〜4時間保持した。この期間後に、アニールされた物質を形 質転換感受性4°で貯蔵した。
C9形質転換 大腸菌細胞を次法で形質転換感受性とした。10MのL−肉汁中で細胞を増殖さ せて550 nmでの光学的密度を0.1どした。細胞を遠心分離し、207d の冷0.18 M CaC1!2に再浮遊させ、25分間氷上に置いた。ついで細胞を遠心分離 し、1. Q mlの冷Q、 i M Ca C72に再浮遊させ、24時間氷 上に保持した。
上記6(b)からのアニーリングしたDNA(0,001μg)をQ、 i m lの感受性大腸菌に加え、氷上で15分培養した。
この混合物をついで37°として5分間保ち、ついで1dのL−肉汁を加え、混 合物を67°で1時間振とうした。この期間経過後に3mlの軟質寒天を加え、 15μg/dのテトラサイクリンを含むL−寒天プレートに注いだ。
細菌コロニーが肉眼で見える迄(普通18時間)37゜で培養した。
d、ポリオウィルス特異性クローンの確認テトラサイクリン平板上の細菌コロニ ーを5Dμ9/fnlのアンピシリン含有の1つのL−寒天平板ともう1つのテ トラサイクリン含有寒天平板上にある配列でつまようじで移した。アンピシリン 感受性、テトラサイクリン耐性と確認されたコロニーを新しいテトラサイクリン 平板上にある配列でつまようじで取り出し、67°で18時間増殖させた。つい でこれらコロニーをGrunsteinとHognessとのコロニー交雑技術 (1975,PNAS 72:3961〜5)を使いポリオウィルスDNA検出 のためスクリーニングした。略述すれば、コロニーをニトロセルロースフィルタ ーに移し、細菌をフィルター上で溶菌し、細菌DNAをニトロセルロースに固定 した。ついでフィルターを同位体液標識化ポリオウィルスcDNAプローノ9 に交雑し、洗い、自動放射線写真に付した。放射能プローブを保持したコロニー をポリオウィルスDNA検出を含むと確認した。
プラスミ+1NAを単離し、制限エンドヌクレアーゼPstIで開き、アガロー スゲルでの電気泳動によりポリオウィルスDNA挿入体のサイズを決定すること により多(の陽クローンを調べた。最長挿入体(4,0〜<S、5Kbp)を含 むプラスミドをヌクレオトート配列分析と制限酵素遺伝地図作成技術を使ってウ ィルスゲノム上に一列とした。
実施例1に略述した方法を用いて挿入長が4,0Kbp、6.5Kbp の2つ のポリオウィルスcDNAを発生させた。
これらDNAのダイヤ図を第ろ図に示す。第6図でそれらはpVR102、pV R103で示されている。比較目的で完全ポリオウィルスRNA鎖も例示されて いる。
両プラスミドpVR1[12、pVR103)D N Aヲ、15mMのトリス HCA! (pH7,4)、5mMのMgCA’ 2.50 mMのNaC1, D N A (5001’g/ml ) 、制限エンド8ヌクレアーゼEcoR ■とBgl 11との混合物を含む0.1 Hの反応混合物中で67°で培養す ることにより開裂した。60分後に混合物をフェノール抽出し、エタノール沈殿 させ、1%アガロースゲルで電気泳動させた。この消化で生じた両クローンの最 大フラグメントをゲルから溶離させて加 0.01−のH2Oに再浮遊させた。これらDNAの各々を0.002m、50  mM のトリスHCI(pH7,5) 、10mM(1)MgC,12,1, 0mM <7)ATP、300単位のファージT4DNAリガーゼを含む混合物 に加えた。反応混合物を15°で16時間培養した。ついで0.002TILl の混合物を前述の如く使って大腸菌を形質転換した。生成テトラサイクリン耐性 コロニーを、プラスミドDNAを前述の如く単離することにより調べた。様々な 制限酵素でのシラスミ)SDNAの開裂とアガロースゲルでの消化物の分析とに より、はぼ完全なポリオウィルスcDNAクローンが構成されていたことが示さ れた。このクローン(pVR104)は第6図に例示される如くポリオウィルス RNAの6′ポリ仏)配列で始まり、全内部配列を含み、ウィルスRNAの5′ 末端から115番目の塩基で終っている。
寒墓ガー五 プラスミド5pvR105の 1、 −/之4:=三11服 ポリオウィルスRNAの5′末端を表現するプラスミド8を構成するためにプラ イマー拡張技術を用いた。シラスミドpVR103を使って次法でプライマーを 単離した。
プラスミド″′D N A (1001111)pVR103)ヲ制限−1−ン ドヌクレアーゼBam Hi、Bgl Mで消化した。消化生成物をポリアクリ ルアミドゲル電気泳動で分離し、ゲルから最遅移住フラグメントを抽出した。こ のDNAフラグメントはPst■部位でポリオウィルスゲノムの塩基116〜2 20を表現するDNAに結合した塩基′575〜3607から構成されるが、牛 アルカリ性ホスファターゼでの処理により5′−末端ホスフェートを除去した。
ついでこのDNAをτ−”2P−ATP と沿→゛ヌクレオチドキナーゼとを使 いその5′末端で32pでホスホリル化した。このホスホリル化フラグメントを ついで制限エンドヌクレアーゼRsa Iで開裂し、開裂生成物をポリアクリル アミドゲル電気泳動で分離した。Bam H■部位(位置220)からRsa  ■部位(位置149)への74−塩基フラグメントをゲルから精製した。このフ ラグメントはBamHI部位でのみ32pを含み、末端被標識化プライマ次法で 被標識化プライマーを2μgの精製ポリオウィルスRNAと交雑した。プライマ ーとウィルスRNAとを0.005−の全容量であわせ、2分間沸騰させ、ト9 ライアイス中で急冷した。混合物をついで0. OI M Pipes、’HC JでpH6,4に調整し、0.4 M NaC/、2mMのEDTA、80%ホ ルムアミドを全容量0.0511Llで加えた。
この混合物を42°で4時間保持し、ついで水で0.2 mに希釈し、3倍容量 のエタノールで沈殿させた。混合物をエタノールで更に3度沈殿させて残留ホル ムアミドを除いた。
最終エタノールペレットを50 mM (1) ) リ、XHC#(pH8゜3 )、50 mMのKCl、0.5 mM O’)ジチオスレイトール(DTT) 、10mMのMgCA’ 2.40pl/mlのアクチノマイシンD、各0.5  mMのデオキシアデノシントリホスフェート、デオキシシチジントリホスフェ ート、テオキシクアノシントリホスフエート及びデオキシチミジントリホスフェ ートを含むo、osmzの反応混合物に再浮遊させた。逆転写酵素(RNA−依 存DNAポリメラーゼ)を加え、混合物を42°で60分培養した。ついで混合 物をNaOHで0.6Nとし、37°で3時間培養し、中和し、反応内容物をエ タノールで沈殿させた。反応生成物を、6M尿素を含む8%ポリアクリルアミド ゝゲルで分離した。このゲルを自動放射線写真にとったら74− bpゾライマ ーが220塩基長に拡張されておることが明らかにされ、逆転写酵素が恐らくは ウィルスRNAの第1塩基に拡張されていることが示された。このプライマー拡 張物質のヌクレオチドゝ配列分析により拡張生成物がウィルスRNAの正に5′ 末端に達していることが確認さプライマー拡張パン)”220塩基を除去し、8 %ポリアクリルアミドゲルから精製した(前記参照)。このフラグメントをエタ ノール沈殿し、1mMのG o C12,0,14Mのカコジル酸、0.2 m MのDTT、0.15 mMのacTP、0.34値 の牛血清アルブミン、末 端デオキシヌクレオチジルトランスフエラーゼ酵素を含む0.1 mlの混合物 に浮遊させた。室温で20分培養後に反応混合物をフェノールで抽出し、エタノ ール沈殿させた。この処理により1筋のd0残渣をプライマー拡張フラグメント の3′末端に付加した。
このオリゴd0が尾部に付いたフラグメンIJをついで、オリゴdD)□2−□ 8のプライマーとDNAポリメラーゼ■(フレノウ)を使い二重ストランド化し た。このフラグメントを0.1 MのトリスHCl(pH7,5)、0.2Mの MgCJ 2.0.1MのDTT、各1mMのdcTP、 aATP。
aTTP、 dGTP、20pF/1nlVのオリゴdlc)、DNAポリメラ ーゼ■のフレノウフラグメントを含むo、 i yの混合物中で培養した。67 °で60分培養後に反応混合物をフェノールで抽出し、0.5cIrLX5cm のセファデックスG−100カラムに適用し、0.1MのNa(J、10mMの トリスC1(pH7,5)、1 mMのEDTAで平衡、展開した。
ボイド分画をプールし、エタノール沈殿した。生成物を末端トランスフェラーゼ 反応(前述)に付して数筋のオリゴdΩをその6′末端に付加した。これらの尾 部付加分子をついで実施例1記載の技術を使いシラスミ)pBR622のPst  ■部位中にクローニングした。オリ−!d0の尾部を使いこのフラグメントを クローニングすることにより、プライマー拡張のためにホスホリル化されていた BamH1部位を回復した。それ故この物質の大腸菌への形質転換で得たテトラ サイクリン耐性コロニーをBamH(での開裂の点からスクリーニングした。P st Iス +BamHIで除去される約220塩基長の挿入物を含む数分子クローンを単離 した。pVR105と呼ばれる1つのかかるクローンのヌクレオチド配列分析に より、それがウィルスRNAの塩基1〜220を表現するDNAを含むことが示 された。シラスミ)’pVR105は第3図に例示されている。
実施例 4 完全ポリオウィルスde cDNAブースミドで VR106、pvR106a の構成 プラスミドpvR104とpvR105をあわせてpBR322においてポリオ ウィルスds cDNAの完全コピーを形成するに用いた方法を第4図に示す。
プラスミドpVR104の部分的BamHI開裂条件はプラスミドを酵素と共に 67°で長時間培養することにより決定した。消化物を0.68%アガロースゲ ル中で電気泳動分析し、線状完全分子の存在を調べた。相当収量の線状完全分子 (定義すれば、BamHIにより一度切断された分子の配列である)を使い10 0μIのpVRl[]4を消化した。消化生成物を0,6%アガロースゲルで電 気泳動し、線状完全分子を除き、ゲルから回収した。ついでこれら分子をEco R■で開裂し、開裂生成物を0.6%アガロースゲル電気泳動で分離した。ウィ ルスゲノムの塩基220から同ゲノムの3′末端を経てpBR322EcoR1 部位に拡張された8−KbDNA フラグメントをそのサイズで確認し、アガロ ースゲルから抽出した。
25 特表明58−500589(9)同様に、シラスミ)”pVR105を線 状完全分子を生産する条件下で、0,6%アガロースゲル電気泳動での判断によ り消化した。線状分子はゲル電気泳動で精製し、EcoRIで開裂した。開裂生 成物を0.6%アI−スゲル電気泳動で分離した。ポリオウィルスゲノムの塩基 1〜220を表現するDNAに結合したpBR322のヌクレオチド″1〜66 07からなるフラグメントをそのサイズで確認し、精製した。
pVR104とpVR105とから単離した約o、1piのDNAフラグメント (前記を参照)を混合し、50 mMのトリxH(J(pH7,8)、10mM のNgCA’ 2.20 mMのDTT、1 mMのATPを含む反応混合物中 で培養した。
T4DNAリガーゼを加え、15Cで18時間培養した。
ついでこの被結合DNAを前述の如く大腸菌C600に形質転換した。様々な制 限エンドヌクレアーゼでのプラスミドDNAの開裂により完全ポリオウィルスc DNAクローンの存在をテトラサイクリン耐性コロニーで調べた。
例えば、完全クローンをKpn iで開裂し、0.6%アガロースゲル電気泳動 で調べたら8200.2998,596塩基長のフラグメントが発生すると予想 される。pVR106、pVR106+1として確認された2つのクローンを酵 素Bam HI、 Kpn 1. Pst I、 BglI、 Bgll、Xb aIで消化したら完全クローンから予想されるパターンと一致するパターンが得 られた。
pVR106、pVR106aからの挿入体の5′末端のヌ% クレオチド8配列により、これら分子クローン中にウィルスRNAの5′末端が 存在することが実証された。それ故、pVR106とpVR106aとはpBR 322のPst 1部位にポリオウィルスゲノムの完全cDNAコピーを含んで いた。
プラスミドpvR106を含む細菌細胞系の寄託はATCcになされており、A TCc受入A31844として確認される。この寄託物は細胞宿主大腸菌HB1 ’01中のプラスミド”pVR106からなる。このプラスミド9はrecA− であるこの細菌株に挿入されてその安定性を維持されている。実施例1の3a項 記載の方法を用いて形質転換を達成した。
クローンpvR106へのポリオウィルス特異性挿入体の完全ヌクレオチド配列 を公表技術を使い得た。Maxam。
A、 M、とG11bert、 W、 (1980)のMethods in  Enzymology。
Grossman、L+とMo1dave、 K、のeds、 、第65巻、4 99〜559頁、ニューヨークのアカデミツクプレス発行、を参照されたい。こ の配列は表Iに示されている。
5′未翻訳領域では潜在的末端コードンが星印でマークされ、それらが生ずる相 が示されている。未翻訳領域のATGコードンには下線が付され、それらが生ず る相が示されている。配列は塩基743で始まり塩基7339を経るアミノ酸に 翻訳される。
ウィルスRNAの5′末端に結合した蛋白であるVPgのコート9領域とアミノ 酸配列とは下線で示されている。
VPg の位置は公表配列に基く。Larsen、 G、 R,。
628〜335(1981)を参照されたい。
ピリオン蛋白の位置はアミノ酸配列データに基づいて2δ 30 2? 1 3 3tF 実施例6 10cIrLプラスチック皿でCV−1細胞とHe La細胞とを増殖させて8 0%集合にした。略述すれば、細胞を10%牛血清を含むデマルイツコ(Dul becco ) 改良イーグル培地(DMEM )で増殖させた。細胞を、5% C○2が補充された大気を含む給温インキマベータ内で37tL’で維持した。
実施例1記載と同様にして作った、1皿当たり10μ9のプラスミドDNAか2 μyのウィルスRNAで細胞をトランスフェクションした。Parkerと5t ark により記載の改良リン酸カルシウム技術を使いトランスフェクションを 達成したOB、A、ParkerとG、R,5tarkのJ、Virol、、  3L360(1979)を参照されたい。略述すれば、培地を細胞から除き、D NAなヘベス緩衝塩水でのリン酸カルシウム沈殿物として加えた。室温で20分 後に細胞を温培地(デュルベツコ改良イーグル培地+10%牛血清)で被い、3 7°で数時間培養した。ついで培地を除′き、細胞を温培地で1度洗い、2.5 m17皿のへはス緩衝塩水中15%グリセリンを加えた。67Cで3.5分後に グリセリンを除き、細胞を温培地で1度洗った。ついで、反復器のうちの1枚を 温培地で被い、他は1%マガロース(シグマ)を含む培地で被った。両プレート を67Cで36 天を除き、細胞を50%エタノール中0.1%クリスタルバイオレットで染色し た。液体下で培養した細胞からの培地をHeLa細胞単層で病原性ポリオウィル スの有無の観点から分析した。
結果は表21/′c示されており、そこに示されているウィルス力価は典型的実 験での値である。
RNA5e処理のために5μ9 の沸騰ノξンクレアチンRNA5e (V シ アトン)を10μ夕のDNA又は2μ9 のRNAに対して使った。
判明する如く、pVRl[16でトランスフェクションされた細胞からの培地に おいて高つイルスカ価が発見されタカ、pBR322−)ランスエフシャン細胞 からはウィルスは放出されなかった。細胞をpVR106でトランスフェクショ ンし、寒天下で培養し、クリスタルバイオレットで染色したら、ポリオウィルス 誘発プラークに似たプラークが示された。pBR322DNAでトランスフェク ションされた細胞ではプラークは観察されなかった。普通、10μy のpVR lo6でトランスフェクションされた細胞の100朋プレート1個当たり10〜 70のプラークが観察された。Parlcerと5tark が提示の如くこれ ら細胞のうちの約10%がDNAを受け入れたならば、感染性病巣は約2〜5x io”−” の率で発生していた。
pVR106a(実施例4参照)と呼ばれる独立して誘導された完全ポリオウィ ルスcDNAクーロンでトランスフェクションにしても、細胞へのトランスフェ クション後に感染性ウィルスが生じた。
結果を同じく表2に提示した別の実験により、トランスフェクションされた細胞 でのウィルス生産がプラスミドpVR1[16で指示されることが示された。シ ラスミドpVR106を45部位で切断し、ウィルスRNAの感染性を下げない 酵素であるHinf Iで開裂されたpVRlo、!5DNAでトランスフェク ションされた細胞ではウィルスは検出されなかった。ウィルスRNAの感染性を 損う条件下でのRNA5 eでの処理ではpVRlo6 DNAの感染性は有意 には下がらなかった。それ故、感染性はpVR106DNAに混在しているウィ ルスR1JAに起因するのではなかった。pVR106DNAのフェノール抽出 のみ、或はこれに続(RNA5e処理ではプラスミドの感染性は下がらなかった 。従って、ピリオンがpvR106製剤中に存在するとは思われなかった。He La細胞単層でのピリオン夾雑をpVR106DNA で直接分析したら感染性 は検出されなかった(データは示されていない)。これら結果は、pvR106 の感染性がシラスミドDNAに固有であることを示している。
8 培地でのプラーク トランスフェクションCV−1細胞 pVRlo6 1..2X109 22pVR106+Hinf I O0 pVR106+RNA5e 1.3X109 10pVE(106、フェノール 抽出 1×10922 pVR106、フェノミル 抽出ついでRNA5禰理 1.4X109 26pBR32200 ウイルスRNA 1.5X109 ’ 71ウイルスRNA+FtNAse O O ウィルスRNA+Hinf I 1.4 Xl 09 20HeLa細胞 pVRlo6 3.7X108 、 69pBR32200 実施例7 pVRlo6−)ランスフエクション細胞で生産されたウィルスの本体を抗体中 和テストを使い調べた。実施例乙の方法で得られたpvR106トランスフェク ション細胞の培地中に放出された約100ゾラーク形成単位のウィルスな様々な 希釈度のウサギ抗ポリオウィルス抗血清と混合して感染性を分析した。並行して 、100ゾラーク形成単位の真正ポリオウィルスの血清による中和を分析した。
両ウィルスを1150,000希訳度の血清で5%に中和したらpVR106誘 導ウィルスが真正ポリオウィルスであることが示された。
実施例8 上記実施例2に記載の如くして製造したシラスミド。
pVRl 04は全ポリオウィルスゲノムに対するほぼ完全なc DNA配列を 含むがポリオウィルスゲツノ、の初めの115の塩基を欠く、シラスミド”pV Rlo4 を実施例乙の方法でCV−1細胞にトランスフェクションしたがウィ ルスは生産されず、ポリオウィルスRNAの5′末端は蛋白をコード化しない( この領域にはA、U(、コードンはない)が感染性にとり必要であることを示し ている。
〔産業上の利用性〕
本明憚書記載の発明は組換体DNA 技術によりポリオウィルスcDNA等のR NAウィルスcDNA の生産に役立つ。一方ポリオウイルスc DNA等の生 産物はかがるウィルスの検出分析、かかるウィルスに対するウィルス系抗原、抗 体の生産等に役立つ。
40 当業者ならば本明細書記載の発明の特定態様の多くの均等態様を認識し、或は単 なるルーチンの実験で確認できるであろう。かかる均等態様も次の請求の範囲に 包含される。
阜l 図 隼4図 手続補正書(方式) 1、事件の表示 6、補正をする者 事件との関係 出 願 人 4、代理人 第1頁の続き ■Int、 C1,3識別記号 庁内整理番号C12Q 1/70 6543− 4B //Cl2Q 1/68 6543−48(C12N 15100 7235− 4BC12R1/19 ) 6760−48(C12P 21100 7235 −4BC12R1/19 ) 6760−48(C12N 7100 7235 −4BC12R1/91 ) 6760−4B優先権主張 ■1981年11月 12日■米国(US)■320525

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1. RtJAウィルスcDNA生産方法において、a、RNAウィルス配列を 逆転写してcDNA を提供し;b、該cDNAを組換体DNAベクターに挿入 し;C1該組換体DNAベクターを増殖させる細胞を形質転換し; d、形質転換細胞をクローニングして該cDNAを複製できるクロナール細胞系 を生産し; e、該クロナール細胞系をcDNA生産条件で培養し;f、該細胞培養物から該 人cDNAを採取する;ことからなる方法。 2、該RNAウィルス配列が人ピコルナウィルスからのRNAからなる、請求の 範囲1記載の方法。 6、該RNAウィルス配列がポリオウィルスRNAからなる、請求の範囲1記載 の方法。 4、該組換体DNAベクターが細菌プラスミド、ファージ、動物ウィルス又はイ ーストベクターから選択されるベクターからなる、請求の範囲1.2又は6記載 の方法。 5、 ポリオウィルスcDNAの細菌学的生産方法において、a、yF、リオウ イルスRNAを逆転写してSS ポリオウィルスcDNAを提供し; C6該dS ポリオウィルスcDNAを細菌プラスミドに挿入してキメラプラス ミドを創生し; f、該クローナル細菌細胞系をポリオウィルスdscDNA生産可能の条件の細 胞培地で培養し;g、該細胞培地から該ポリオウィルスds cDNA を採取 する; ことからなる方法。 6、該細菌細胞が大腸菌細胞からなる、請求の範囲5記載の方法。 7 該細菌プラスミドが形質転換細胞に対する選択的マーカーを含む、請求の範 囲6記載の方法。 8、該選択的マーカーが抗生物質耐性である、請求の範囲7記載の方法。 9 該細菌プラスミドがプラスミドpBR322からなる、請求の範囲8記載の 方法。 10、請求の範囲5.6.7.8又は9記載の方法で生産されるポリオウィルス as cDNA 。 11、 ’ RNAウィルスcDNAを含む組換体DNAベクター。 12、該RNAウィルスcDNAfJ″−ポリオウィルスcDNAからなへ請求 の範囲11記載の組換体DNAベクター。 1ろ、RNAウィルスcDNAを含むキメラ細胞プラスミド。 14、該RNA ウィルスcDNAがポリオウィルスds43 cDNAからなる、請求の範囲16記載のキメラ細菌プラスミド。 15、RNAウィルスcDNAを含む組換体DNAばフタ−で形質転換されたク ロナール細胞系。 16、該RNAウィルスcDNAがポリオウィルスds CDNAからなる、請 求の範囲15記載のクロナール細胞系。 1Z RNAウィルスcDNAを含むキメラプラスミドで形質転換されたクロナ ール細菌細胞系。 18、該RNAウィルスcDNAがポリオウィルスds c耐Aからなる、請求 の範囲17記載のクロナール細菌細胞系。 19、該細菌細胞が形質転換大腸菌細胞からなる、請求の範囲17又は18記載 のクロナール細菌細胞系。 20、ATCC受入431884で確認されるクロナール細菌細胞系。 21、RNAウィルスの分析法において、該IAウィルス表表現様標識化DNA を用いて該RNAウィルスに結合させ、その後、該RNAウィルスに結合した被 標識化cDNAを検出することからなる改良法。 22、該RNAウィルスがポリオウィルスからなる、請求の範囲21記載の改良 法。 2ろ、サンプル中のRNA ウィルスを検出するための分析法において、 a、該サンプルのRNA含有画分を単離し、ここで該FINA含有画分は該RN Aウィルスが該サンプル中に元来存在するならばそれを含む画分であり;44  特表明58−500589(2)b6 該RNAウィルスに対してcDNA を 標識化し:C1被標識化cDNAがRNAウィルスに結合するに充分な条件下の 培養混合物中で該被標識化cDNAを該RNA含有画分と共に培養し; d、未結合被標識化cDNAを培養混合物から除き;e、残りの結合被標識化c DNAを検出する;ことからなる分析法。 24、該RNAウィルスがポリオウィルスからなる、請求の範囲26記載の分析 法。 25、該サンプルが人間生理学的サンプルからなる、請求の範囲24記載の分析 法。 26、該人間生理学的サンプルが生検サンプルか脳を髄液からなる、請求の範囲 25記載の分析法。 2Z 該サンプルが下水からなる、請求の範囲24記載の分析法。 28、ウィルスRNAに対する抗体の生産方法において、a、該ウィルスRNA を逆転写してウィルスRNAcDNAを提供し; b、該CDNAを組換体DNAベクターに挿入し;C1該組換体DtJA はフ タ−が増殖できる細胞を形質転換し; d、形質転換細胞をクローニングして該cDNAを複製できるクロナール細胞系 を生産し; e、cDNA生産条件で該クロナール細胞系を培養し;f、該細胞培養物から該 cDNAを採取し;5 g、細胞でのウィルスRNA 抗体合成を指示できる特異的cDNAを選択、単 離し; h、該特異的cDNAを細胞に挿入し;1、ウィルスRNA抗原生産条件で該細 胞を培養し;j、宿主を該抗原で免疫化して該宿主に抗ウィルスRNAに対する 抗体を生産させる; ことからなる方法。 29 該ウィルスRIJAがポリオウィルスからなる、請求の範囲28記載の方 法。 ろ0.該ウィルスRNA がコクサラキーウィルスからなる、請求の範囲28記 載の方法。 61、該ウィルスRNA がリノウイルスからなる、請求の範囲28記載の方法 。 62、ウィルスRNA 抗原生産方法において、a、ウィルスRt、lA を逆 転写してウィルスRNAcDNAを提供し; b、該cDNAを組換体DNAばフタ−に挿入し;C1該組換体DNAベクター が増殖できる細胞を形質転換し; d、形質転換細胞をクローニングして該cDNAを複製できるクロナール細胞系 を生産し; e、cDNA生産条件で該クロナール細胞系を培養し;f、該細胞培養物から該 cDNAを採取し;g、細胞中でのウィルスIA抗原合成を指示できる特異的c  DNAを選択、単離し; h、該特異的cDNAを細胞に挿入し;i、ウィルスRtJA 抗原生産条件で 該細胞を培養し;J、該抗原を採取する; ことからなる方法。 63、シラスミドpVR106゜ 64、完全ポリオウィルスcDNAを含む組換体DNAイクター。 35、表Iに記載の塩基配列を有すするーポリオウイルスCDNAと、それと同 一のアミノ酸配列又はその均等配列に対する別のコードンを有するその均等物。 ′56.感染性R悼AウィルスcDNA 。 61 感染性ポリオウィルスcDNA。 38、感染性RNAウィルスの生産方法において、a、細胞を該RNA ウィル スに対する感染性cDNAでトランスフェクションし; b、RNAウィルスの細胞生産に充分な条件で該細胞を培養し; C0該RNA ウィルスを採取する; ことからなる方法。 69 該RNA ウィルスがIA の単−正ストランドからなるゲノムを有する ウィルスである。請求の範囲6B記載の方法。 40、該RNAウィルスがポリオウィルスである、請求の範囲68記載の方法。 41、該細胞が哨乳動物細胞からなる、請求の範囲38、47 69又は40記載の方法。 42、該咄乳動物細胞が人間の細胞である、請求の範囲41記載の方法。 43RNA ウィルス配列からワクチンを生産する方法において、 a、該RNAウィルス配列を逆転写して感染性RNAウィルスcDNAを生産し ; b、該感染性Rt’JAウィルスcDNA を突然変異させ;。、ウィルスRN A を生産できる細胞を該突然変異感染性RNA ウィルスcDNAでトランス フェクションし;d、)ランスフエクションした該細胞を、被弱毒化ウィルスR NA生産に充分な条件で培養する;ことからなる方法。 1 He表表明8−500589(3)
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