JPS5849862B2 - 画像形成粒子 - Google Patents

画像形成粒子

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JPS5849862B2
JPS5849862B2 JP54084784A JP8478479A JPS5849862B2 JP S5849862 B2 JPS5849862 B2 JP S5849862B2 JP 54084784 A JP54084784 A JP 54084784A JP 8478479 A JP8478479 A JP 8478479A JP S5849862 B2 JPS5849862 B2 JP S5849862B2
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JP
Japan
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particles
image
resin
forming particles
image forming
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Expired
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JP54084784A
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English (en)
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JPS569755A (en
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亘 下間
祐二 高島
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、電子写真技術を応用して1回露光、1回現像
でカラーコピーを得るワンショットヵラー画像形成方法
に有用な画像形成粒子に関する。
具体的には、荷電した光導電性感光体にそれぞれ赤、緑
、青紫に着色され、かっ顕色剤と反応してそれぞれシア
ン、マゼンタ、イエロに発色する無色昇華性染料を含む
光に透明な粒子を前記感光体表面に1層に静電付着させ
、像露光後静電引カが弱化もし《は除去された粒子を物
理的なカにより前記感光体から除去して粒子像を得、前
記粒子像と顕色剤を含む像受容体を密着加熱して前記粒
子に含まれる無色昇華性染料を昇華させ、前記顕色剤と
反応発色させたのち、粒子を像受容体から除去してカラ
ーコピーを得る方法に適したワンショットカラー用画偉
形成粒子に関する。
従来、この種のワンショットカラー用画像形成粒子とし
て種々提案されている。
例えば着色色材で染着した熱硬化性樹脂から成る球状の
粒子表面を無色昇華性染料を含む層で被覆し、更に低抵
抗材を含む層を積層したものがある。
しかしこの粒子は製造プロセスが複雑であり、コストが
高くなル欠点カアッタ。
また、低抵抗層としてはアセトニトリルに分子分散した
沃化銅を含む溶液で形成した光に透明な層が有用である
ことが提案されているが、前述した粒子に前記溶液を適
用した場合、一般に無色昇華性染料は耐アセトニ} I
Jル性に乏しいため、前記溶液に前記染料が溶解してし
まい、粒子の比抵抗が低くなり難い欠点があった。
さらに、耐熱性に優れた水性もしくは油性の熱可塑性樹
脂単独に着色色材と無色昇華性染料を分散して得た球状
の粒子表面を低抵抗層で被覆した粒子が提案されている
しかし、この構成で光に透明な粒子を得るには、熱可塑
性樹脂の含有量を粒子に対して70〜99重量パーセン
トにしなげればならず、したがって無色昇華性染料が前
記樹脂で隠蔽されるため前記染料の昇華効率が悪くなる
欠点があった。
また、前述した従来の粒子は、一般に比重が小さいため
、特に感光体を振動させて静電引力が弱化もしくは除去
された粒子を除去する振動現像において非画線部の地力
ブリができ易い欠点があった。
したがって本発明の目的は、従来の欠点を克服した、特
にワンショットカラーに有用な画像形成粒子を提供する
ことにある。
すなわち本発明の第1の目的は、無色昇華性染料の昇華
効率の良い画像形或粒子を提供することにある。
本発明の第2の目的は、特に振動現像に適した画像形成
粒子を提供することにある。
本発明の第3の目的は、アセトニ} IJルに分子分散
した沃化銅を含む溶液で低抵抗層を形成した画像形成粒
子を提供することにある。
本発明の第4の目的は、湿度依存性の少ない流動性に優
れる画像形成粒子を提供することにある。
図面に本発明によるワンショットカラー用画像形成粒子
の断面概略図を示す。
画像形或粒子1の基本構成は、白色の無機微粉末と無色
昇華性染料と着色色材を樹脂に分散してなる球状の光に
透明な粒子(以下フィルタ粒子と称す)2の表面を沃化
銅を含む光に透明な低抵抗層3で被覆したものから成る
白色の無機微粉末としては、比重が大きく樹脂に分散し
たとき透明性に優れ、しかも耐熱性に優れるものが望ま
しく、その代表的な物質として、酸化アルミニウム、酸
化ケイ素、酸化チタン、硫酸バリウムが用い得る。
特に酸化アルミニウムおよび酸化ケイ素のゾルもしくは
コロイドを用いて得たフィルタ粒子は、静電気による凝
集が少なく耐熱性,透明性にも優れ好ましい。
無色昇華性染料としては、常態では無色もしくは淡色に
呈し、しかも加熱して昇華し顕色剤、例えば、活性クレ
ー、酒石酸、4・4′−ジフエニルプロパンなどの電子
受容性物質と反応して顕色するものであればいずれでも
よく、例えば、ビス(4・4′〜ジアルキルアミノージ
フエニル)エチレン、N−ビス(p−ジメチルアミノフ
ェニル)−メチル−m− ヒドロキシメチルアニリン、
ミヒラーケトンなどを用い得る。
また着色色材としては、樹脂に分散して透明になり、し
かも無色昇華性染料を昇華せしめる温度に加熱しても昇
華しないものであればいずれでもよく、例えば酸性染料
、油溶性染料、有機もしくは無機顔料の中から無色昇華
性染料に合わせて適宜選択されるものを用いる。
樹脂としては、アセトニトリルに不溶で、かつ透明性に
優れる樹脂が望マしく、その代表的なものとしてポリス
チレン、スチレンーブタジェン共重合体、ポリビニルア
ルコール、澱粉などがある。
特に着色色材に顔料を用いる場合スチレンーブタジエン
共重合体のエマルジョンは顔料分散性および酸化アルミ
ニウムもしくは酸化ケイ素のゾルあるいはコロイドの分
散性に優れる点で好ましい。
以上説明したフィルタ粒子を構成する材料の適合割合は
、フィルタ粒子に対して無機微粉末は、20〜90重量
パーセント、無色昇華性染料は、0.5〜15重量パー
セント、着色色材は1〜10重量パーセント、樹脂は5
〜70重量パーセントの範囲で用いる。
また前記諸材料を分散混合する際必要に応じて界面活性
剤等の分散剤を適宜使用してもよい。
またフィルタ粒子を造粒する手段としては、特に限定さ
れるものではないが、特に前記諸材料をアトライタ等で
溶媒に分散した混合溶液を噴霧乾燥して造粒する方法が
量産に優れ好ましい。
透明な低抵抗層は、アセトニトリルに分子分散した沃化
銅を含む溶液で形成された層が好ましく、前記層で被覆
された粒子の比抵抗は106Ω・α以下が好ましい。
即ち、前述の層で被覆された粒子は、他の例えば高分子
電解質、無機導電剤を樹脂に分散した低抵抗材などで被
覆した粒子に比べ透明性、耐湿性、流動性に優れる点で
特に好ましい。
前記層は沃化銅のみでも得られるが、必要に応じて例え
ばポリ酢酸ビニル、アクリル樹脂などの樹脂結着剤と併
用しても良い。
樹脂結着剤と併用する場合、粒子の比抵抗を106Ω・
の以下にするためには沃化銅の重量に対して前記結着剤
を50重量パーセント以下で用いることにより得られる
また前述の沃化銅を含む低抵抗材は、フィルタ粒子の重
量に対して1〜10重量パーセント前記粒子の表面に被
覆することにより所望の比抵抗が得られる。
またその被覆手段としては、例えば前記沃化銅を含む溶
液をフィルタ粒子の表面にスプレーコートしながら乾燥
する流動コーティング法により得られる。
マタワンショットカラー画像形成法によりポジポジのフ
ルカラーコピーを得るための画偉形成粒子は、前述した
方法により得られる赤、緑、青紫に着色された3種類の
粒子を混合した粒子が適用される。
具体的には赤色の着色色材とシアンに発色する無色昇華
性染料を含む赤光透過粒子と、緑色の着色色材とマゼン
タに発色する無色昇華性染料を含む緑光透過粒子と、青
紫色の着色色材とイエロに発色する無色昇華性染料を含
む青紫光透過粒子の3種類を用いる。
ここで黒の再現を良くする目的で,必要に応じて黒に発
色する無色昇華性染料を含む無色透明粒子を前記3種類
の粒子に混合して用いることもできる。
また前述の如く3種もしくは4種類の粒子を混合して用
いる場合は、粒子の混合を良くするために、各粒子の比
抵抗を揃えることが望ましい。
さらに解像カ、色再現性に優れた鮮明なカラーコピーを
得るためには粒子の比抵抗は106Ω・備以下が好まし
い。
また粒子のね径は5〜50ミクロンが好ましい。
以上説明した如く、本発明の画像形成粒子は、少なくと
も白色の無機微粉末と無色昇華性染料と着色色材を樹脂
に分散した球状の粒子表面を沃化銅を含む低抵抗層で被
覆し粒子の比抵抗を106Ω・侃以下にした光に透明な
粒子であって、その特徴の一つは白色の無機微粉末を含
有したことにある。
すなわち、前記微粉末を含有させることにより、樹脂含
有量の減少がはかれ、そのため樹脂による無色昇華性染
料の隠蔽が軽減され、前記染料の昇華効率を良くする効
果がある。
また、前記微粉末を含有させることにより画像形成粒子
の比重が大きくなるため、特に振動現偉の際粒子に働《
力が大きくなりカブリの少ない鮮明な画像が得られる効
果がある。
さらに一般に樹脂に比べて前記微粉末は抵抗が低いため
、樹脂を主成分とする従来のフィルタ粒子に比べて、前
記微粉末を含有させたフィルタ粒子の方が比抵抗が小さ
くなるため静電気によるフィルタ粒子の凝集が少なく、
そのため特に流動コーティングによる沃化銅の処理が容
易になり粒子1個1個が独立して完璧に沃化銅で被覆さ
れる効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明による画偉形成粒子の断面概略図である。 1・・・・・・画像形成粒子、2・・・・・・フィルタ
粒子、3・・・・・・沃化銅を含む低抵抗層。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 少な《とも白色の無機微粉末と無色昇華性染料と着
    色色材を樹脂に分散した球状の粒子表面を沃化銅を含む
    低抵抗層で被覆した光に透明な粒子であることを特徴と
    する画像形成粒子。 2 無機微粉末が酸化チタン,酸化アルミニウム、酸化
    ケイ素および硫酸バリウムよりなる群から選択される少
    な《とも1種である特許請求の範囲第1項記載の画像形
    成粒子。 3 樹脂がアセトニトリルに不溶な樹脂である特許請求
    の範囲第1項記載の画像形成粒子。 4 樹脂がポリスチレンおよびスチレンーブタジエン共
    重合体よりなる群から選択される特許請求の範囲第3項
    記載の画像形成粒子。 5 低抵抗層がアセトニトリルに分子分散した沃化銅を
    含む溶液で形成された層である特許請求の範囲第1項〜
    第3項のいずれかに記載の画像形成粒子。 6 光に透明な粒子の比抵抗が106Ω・α以下である
    特許請求の範囲第1項記載の画像形成粒子。 7 光に透明な粒子の粒径が5〜50ミクロンである特
    許請求の範囲第1項記載の画像形或粒子。
JP54084784A 1979-07-03 1979-07-03 画像形成粒子 Expired JPS5849862B2 (ja)

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JPS569755A JPS569755A (en) 1981-01-31
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59109062A (ja) * 1982-12-14 1984-06-23 Matsushita Electric Ind Co Ltd 画像形成方法
JPS60162264A (ja) * 1984-02-02 1985-08-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd 画像形成粒子

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JPS569755A (en) 1981-01-31

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