JPS5849648A - セメント原料仮焼方法及び装置 - Google Patents

セメント原料仮焼方法及び装置

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JPS5849648A
JPS5849648A JP14729081A JP14729081A JPS5849648A JP S5849648 A JPS5849648 A JP S5849648A JP 14729081 A JP14729081 A JP 14729081A JP 14729081 A JP14729081 A JP 14729081A JP S5849648 A JPS5849648 A JP S5849648A
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JP
Japan
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raw material
furnace
hot air
reaction chamber
cement raw
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JP14729081A
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JPH0222016B2 (ja
Inventor
飯塚 洲一
俊 大野
土田 鎮夫
寺光 泰文
林 良正
出口 征広
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Nihon Cement Co Ltd
Original Assignee
Nihon Cement Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、セメント原料の仮焼方法及び装置に関するも
ので、とくに固体燃料等、燃焼速度の低い燃料の燃焼に
適するセメント原料の仮焼方法及びその装置に関するも
のである。
従来のサスペンションプレヒーター付ロータリーキルン
のセメント原料仮焼装置においては、第1図に示すよう
に仮焼炉内において燃料1の燃焼と脱炭酸反応を同時に
行なっていた。すなわチ、サスペンションプレヒーター
カラの原料aは、燃焼室すに入り、該室において、ロー
タリーキルン排ガスCとクーラー抽気dによって燃料バ
ーナeから供給される燃料が燃焼したガスと泰混合され
、該燃焼室すにおいて噴流層を形成しながら燃料の燃焼
と脱炭酸反応とが行なわれていた。(実線矢印は熱風の
流れ、破線矢印は原料粉末の流れを示すJそして、燃焼
室すを出た原料は上段の混合室fに入り、ここで原料と
未燃焼燃料との混合がさらに十分性なわれるとともに、
燃料のアフターバーニングが行なわれて、原料は開口g
よりサイクロンに向けて排出されていた。
こうした、従来方式によると、燃料の燃焼熱は直ちに原
料の仮焼反応に利用され、炉内温度は部分的に1ooo
tp 、p内平均温度は900Cと比較的低く、炉内で
の燃焼速度も比較的低いものであった。そのため、重油
価格の高騰により燃料を重油から燃焼速度の低い揮発分
が約25%の微粉炭に転換するに際しては、炉の容積を
10〜20チ犬として対処していた。しかし、このよう
にしても、揮発分が20%以下の固体燃料例えば微粉炭
を使用する場合には燃焼性は太1Jに低下する欠点があ
った。
本発明はこの欠点を排し、固体燃料等燃焼速度の低い燃
料、例えば揮発分含有率が20%以下の微粉炭を用いて
も良好なる燃焼性を維持することができるセメント原料
仮焼方法及び装置を提供するものである。
以下本発明の方法及び装置について図示の実施例を参照
しながら説明する。
第2図は、セメント原料仮焼炉を備えたサスペンション
プレヒーター付ロータリーキルンの全体図を示すが、同
図中、■はロータリーキルン、2はセメント原料仮焼炉
であり、図には本発明方式のものを図解しである。3は
クーラー、4はクーラー抽気をセメント原料仮焼炉2に
導ヒ<タメの導管、5はサスペンションプレヒーターで
あり、分離サイクロン51〜54を備えている。6はプ
レヒーター原料給養機、7はサスペンションプレヒータ
ー5からセメント原料仮焼炉2に原料を供給するだめの
シェードである。
同図において、プレヒーター原料給養機6によりプレヒ
ーターに供給、された原料は、サスペンションプレヒー
ター5において予熱されてシュート7全通って仮焼装置
2に入る、。
仮焼装置2は、第3図に示すように、熱風発生炉101
2段噴流脱炭酸反応室11からなり、2段噴流脱炭酸反
応室11は下段噴流室11.と上段噴流室112からな
る。
まず熱風発生炉10においてクーラー抽気dに5− より燃料eが燃焼することにより、燃焼熱を発生し、内
部中心部に1200C以上の局部的高熱域りを形成する
。この局部的高温域りがあるだめ燃料の燃焼速度は大巾
に高くなり(燃焼速度は燃焼温度が上昇すると指数函数
的に増大する。)、従来の仮焼方法及び装置ftでは十
分な燃焼ができなかった難燃性燃料でも、容易に燃焼す
ることができる。
一方サスペンションプレヒーター5f予i%された原料
は、その一部(0〜40%)が該熱風発生炉10の炉壁
保護のため炉内側壁部に導入される。熱風発生炉に導入
する原料の量は燃料の燃焼速度によって異なり、燃料の
揮発分が10%以下の固体燃料においては殆んどゼロに
なる。
熱風発生炉10において発生した高温燃焼ガスは絞り部
分12を経て2段噴流脱炭酸反応室ll内に導入される
。2段噴流脱炭酸反応室は上下2段の噴流室からガり絞
り部分13を境界として上段、下段の噴流層を形成する
プレヒーター5で予熱された原料の100〜60%6一 は上記2段噴流脱炭酸反応歴の下段噴流室11.に導入
され、該室内で脱炭酸反応が行なわれる。
また熱風発生炉10からの未燃ガス及び燃料は絞り部分
12 、13の縮少拡大による混合効果により上記反応
室11において十分にアフターパーニ/グされる。
かくして、第3図に示すように、本発明装置においては
、主として、熱風発生域(I)、下段噴流脱炭酸反応域
(■)、上段アフターパー二/グ域(組が形成され、揮
発分含有率が20%以下の固体燃料または燃焼速度の低
い天然ガスを用いてセメント原料の仮焼を効率よく行な
うことができる。
なお、熱風発生炉10の断面は2段噴流脱炭酸反応室1
1の断面と同一でも良くまた犬でも良い。
捷だ本発明装置に窒素酸化物低減機能を与えるために、
燃焼用空気を2段噴流脱炭酸反応室111゜l12又は
分離サイクロン54の入口ダクト8、又は分離サイクロ
ン54に一部分岐導入することもできる。
揮発分含有率15%と10%の微粉炭を燃焼させたとき
の従来方法と本発明方法との燃焼率の比較を第1表およ
び第2表に示す。
第1表 第2表
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のセメント原料仮焼炉の概念図、第2図は
セメント原料仮焼装置を備えたサスペンションプレヒー
ター付ロータリーキルンの概念図、第3図は本発明のセ
メント原料仮焼装置の概念図である。 =9− 10・・・・・・熱風発生炉、 111・・・・・・2段噴流脱炭酸反応室の下段噴流室
、112・・・・・・同上段噴流室。 10−

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)  セメント原料仮焼炉を備えたサスペンション
    プレヒーター付ロータリーキルンにおいて、セメント原
    料仮焼炉を、キルン排ガスを下から導入する開口を有し
    かつクーラー抽気と燃料を導入するための開口を各々有
    してなる下部が逆錐体の形状をした熱風発生炉と、その
    上に連設した2段噴流脱炭酸反応室から構成【−1熱風
    発生炉内中心部に1200C以上の局部的高温域を作り
    、該炉内にプレヒーターからの原料の0〜40チを供給
    し、上記熱風発生炉の排ガスを2段噴流脱炭酸反応室に
    導入し、該反応室の下段の噴流室にプレヒーターからの
    原料の100〜60%を供給し、上記2段噴流脱炭酸反
    応室において原料の脱炭酸反応と燃料のアフタバーニン
    グを行なうことを特徴とするセメント原料の仮焼方法。
  2. (2)  セメント原料仮焼炉を備えたサスペンション
    プレヒーター付ロータリーキルンにおいて、セメント原
    料仮焼装置を熱風発生炉とその上に連設した2段噴流脱
    炭酸反応室から構成し、該熱風発生炉は下部を逆錐体状
    と尼で、そこにキルン排ガス導入口を設け、側壁に2次
    空気導入ダクトと該ダクトに近接して燃料供給管を設け
    、炉壁寄シにサスペンションプレヒーターからの原料を
    供給するだめのシュートを設け、該熱風発生炉の炉頂部
    を絞り、該炉頂部に上記2段噴流脱炭酸反応室を連接し
    、下段の噴流室にはサスペンションヒーターかうの原料
    を供給するショートを設け、上段の噴流室の上部側方に
    サイクロンと接続するダクトを設けたととを特徴とする
    セメント原料仮焼装置。
JP14729081A 1981-09-18 1981-09-18 セメント原料仮焼方法及び装置 Granted JPS5849648A (ja)

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JPH0222016B2 JPH0222016B2 (ja) 1990-05-17

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JP2018118861A (ja) * 2017-01-23 2018-08-02 三菱マテリアル株式会社 セメントの製造方法

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