JPS584960Y2 - 表装用等の加熱プレス - Google Patents

表装用等の加熱プレス

Info

Publication number
JPS584960Y2
JPS584960Y2 JP12684480U JP12684480U JPS584960Y2 JP S584960 Y2 JPS584960 Y2 JP S584960Y2 JP 12684480 U JP12684480 U JP 12684480U JP 12684480 U JP12684480 U JP 12684480U JP S584960 Y2 JPS584960 Y2 JP S584960Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pedestal
base
press
plate
heating press
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP12684480U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5748298U (ja
Inventor
沼谷友信
Original Assignee
株式会社 沼谷製作所
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社 沼谷製作所 filed Critical 株式会社 沼谷製作所
Priority to JP12684480U priority Critical patent/JPS584960Y2/ja
Publication of JPS5748298U publication Critical patent/JPS5748298U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS584960Y2 publication Critical patent/JPS584960Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Paper (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は主として書画、拓本等の表装に際して使用され
る加熱プレスに関する。
ところで、和紙や半紙或は薄布等に描かれた書画、拓本
等の作品を掛軸や額等に表装する場合、先づ作品を補強
紙で裏打ちし、然る後これを掛軸等の台紙に貼付けるの
であるが、その場合における作品の裏打ち作業は、予め
表面に乾燥状の糊が塗布された補強紙に作品を重ね、そ
の上からアイロン等で加熱しながら圧力を加えることに
より上記糊を溶かして両者を貼着させるという方法で行
われるのが通例である。
然るにこのような方法によると作品に皺が生じ易く、こ
れを良好に仕上げるには熟練した技術と極めて長時間を
要するのであり、そのため従来においてはこの種の表装
仕上げに要する費用が極めて高いものとなっていたので
ある。
本考案加熱プレスはこのような実情に鑑みて考案された
もので、基盤上に設けられた受台とその上方に配備され
たヒーターを内装した加熱抑圧盤から構成され、該押圧
盤を受台に対して対接、離反自在に支持させることによ
り、受台上に貼着すべき材料を載置してその上から抑圧
盤を押し付ければ材料の全面に均等に所要の熱と圧力が
加えられるようになし、これに゛より熟練を要すること
なく、極めて短時間で且つ良好に書画の裏打ち等の貼着
作業が行われるようにしたもので、特に本考案において
は上記押圧盤をトグル機構を介して支持させることによ
り抑圧時に強い力が作用するようになし、且つ上記受台
を基盤に対して前方に引出し得る構成とするこ、とによ
り、該受台上に材料をセットする場合の作業性の向上を
図ると共に、作業者が受台上方に位置する高温の押圧盤
に触れることによる危険を防止するように配慮したもの
である。
以下本考案加熱プレスを図に示す実施例により説明する
と、第1〜3図において1は下面に適宜脚部1aが形成
された該プレスの基盤、2は該基盤上に前方(図示A方
向)に引出し可能として設置された受台、3はその′上
方に配備された加熱押圧盤で、該押圧盤にはヒーターが
内装され、上記受台の上面2aに対接する下面3aが圧
熱面とされている。
4は押圧盤3の上面に横方向に配設された支持フレーム
、5,5は上記基盤1の両側面にボルト6・・・により
下辺5aが固着されたコ字状の固定フレームで、該固定
フレームの後端部にピン7により揺動アーム8が枢着さ
れ、第4図に示すように該アームの揺動側端部8aにピ
ン9を用いて支持フレーム4の両端部が枢支されている
10は該揺動アーム8と支持フレーム4を枢着するピン
9に一端を枢支されたハンドルレバーで、基盤両側方に
おけるレバーio、ioの回動側端部間には横方向のハ
ンドルパー11が架設されていると共に、該レバーの支
点側には屈曲部10 aが設けられ、該屈曲部の端部と
上記固定フレーム5の上辺5bの前端部がピン12.1
3により枢着されたリンク14により連結されている。
ここで、第1図に示すようにハンドルレバー10を後方
に倒した状態では該レバーと支持フレーム4及び揺動ア
ーム8を枢着するピン9がリンク14の上mのピン12
より上方に位置することにより、上記フレーム4と共に
これに支持された加熱抑圧盤3が上方に持ち上げられ、
會た第2図に示すようにハンドルレバー10を前方に倒
せば上記ピン9がリンク14の上端のピン12の下方に
位置することにより、押圧盤3が降下せしめられて受台
2に対接せしめられるのであり、その場合にピン9とリ
ンク14の上下のピン12.13が略−直線をなすこと
により所謂トグル機構が構成されるようになされている
次に第4図により加熱抑圧盤3と支持フレーム4の結合
部の構成な説明すると、15は抑圧盤の上面に突設され
たスタッド、16は該スタッドに螺合さ、れたスリーブ
で、該スリーブの外周面には上方から回動用の掴持部1
6a。
オネジ部16b及び鍔部16’eが形成され、支持フレ
ームの土壁に形成された貫通孔4aに該スリーブが通挿
され、その鍔部16′c上に該フレームが載置されてい
ると共に、上方からオネジ部16bにナツト17が締め
込寸れ、これにより抑圧盤3がフレーム4に対して高さ
調節な呵能として結合されている。
寸た第5,6図により上記受台2の構成及びその基盤1
に対する取付関係を説明すると、受台2は第6図に示す
よ・うに上面が開口し且つ前面に把手18.18が備え
られた引出し状の本体19に敷板20、ゴム板21を内
装すると共に、その上面にフェルト等の布材22を敷い
た構成とされており、一方基盤1の両側辺には該本体1
9を案内するガイド1bが立設されていると共に、該ガ
イドには本体の側板19aの上面を押えるL形アングル
23が固着され、これにより第1図の鎖線で示すように
本体19を基盤1に対して前方に引き出し得るようにさ
れている。
玄た本体側板19aの後端部にはこれを所定位置普で引
出した際に上記アングルの後端面に当接することにより
本体の抜けを防止するストッパー19bが突設されてい
る。
尚、第1図に示すように・・ンドルレバー10を後方に
倒した状態ではハンドルパー11が前方に位置する作業
者から遠く離れた位置にあって作業性が悪いため、図示
の実施例においては・・ンドルレバー10の中間部に補
助把手24が取り付けられている。
また該実施例に訃いては支持フレーム4の上面にコント
ロールボックス25が設置され、該ボックスにフユーズ
26.電源ランプ27、ヒータースイッチ28、温調器
29、温度計30、準備ランプ31.準備完了ランプ3
2、プレス時間設定用タイマー33及びブザー34等の
電気制御部品が一括して収納されているが、これらは高
温の抑圧盤から離反しているから熱の影響で作動不良等
を起こすことがないのであり、渣た第1゜2図に示すよ
うに固定フレーム5の後部には揺動アーム8の位置を検
知して押圧盤3が受台2に対接せしめられた際に導通す
る近接スイッチ35が固定され、該スイッチが導通する
と上記タイマー33が刻時を開始し、その設定時間が経
過すれば上記ブザー34が作動するようになされており
、更に該近接スイッチ35とタイマー33の接続回路に
は、抑圧盤の温度を上げる等のためこれを長時間下ろし
た状態に保持する場合に、近接スイッチが導通してもタ
イマーを作動させないようにするスイッチ36が具備さ
れている。
上記の構成によれば、該プレスを用いて適宜材料の貼着
作業を行う場合、先づ第1図に示すようにハンドルレバ
ー10を後方に倒すことにより支持フレーム4を介して
加熱抑圧盤3を上方に持ち上げ、この状態で受台2上に
材料を載置するのであるが、その場合に該受台は第1図
の鎖線で示すように基盤1に対して前方へ引出すことが
できるから、該受台上に材料をセットする場合に上方に
位置する抑圧盤3が邪・魔になることがなく、従って材
料を受台2上に皺や位置ずれ等を生じさせることなく、
正しくセットすることができ、特に作業者が抑圧盤下面
3aの高温部に触れることが防止されるのである。
然して受台2上に材料をセットすれば該受台を基盤1に
対して奥方に押し込み、然る後第2図に示すようにノ・
ンドルレバー10を前方に倒して・・ンドルバー11を
下方に押圧すれば、押圧盤3がトグル機構の倍力作用で
受台2に強い力で押し付けられることにより、上記材料
に所要の圧力と抑圧盤内のヒーターによる熱が加えられ
ることになるのである。
尚、図示の実施例においては抑圧開始から予めタイマー
33に設定した時間が経過すればブザーが作動すること
により、材料の加熱抑圧が過不足なく行われ、常に良好
な仕上り状態が得られるのである。
本考案加熱プレスは以上の如き構成であるから、書画、
拓本等の作品を表装するに際してこれを補強紙で裏打ち
する場合等に、特に熟練した技術を要することなく且つ
極めて短時間で仕上げることが可能となり、これにより
この積の表装仕上げに要する費用が著しく低減される効
果を奏するのであり、特に本考案プレスは貼着すべき材
料が載置される受台が基盤に対して前方に引出すことが
できるから、材料をセットする場合に加熱押圧盤が邪魔
になることがないと共に、作業者が高温の抑圧盤に触れ
ることが防止され、従って作業性及び安全性に優れてい
る利点を有するのである。
尚、本考案加熱プレスは各種衣装用としてだけでなく、
衣類等のプレス、衣類等に対する模様等の熱転写更に大
型のものにあっては半完成状の襖に対する襖紙の貼着作
業等にも使用し得るのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案プレスの抑圧前の側面図、第2図は同じ
く押圧時の側面図、第3図は第2図の状態での平面図、
第4図は第2図IV−IV線で切断した拡大断面図、第
5図は第1図V−v線で切断した要部拡大断面図、第6
図は受台を構成する引出じ法本体の単体斜面図である。 1・・・・・・基盤、2・・・・・・受台、3・・・・
・・加熱押圧盤、4・・・・・・支持フレーム 5・・
・・・・固定フレーム、8・・・・・揺動アーム 10
・・・・・・ハンドルレバー、IQa・・・・・・屈曲
部、14・・・・・・リンク、24・・・・・・補助把
手、25°°゛°°°コントロールボツクス、33・・
・・・・タイマー、34・・・・・・ブザー、35・・
・・・・近接スイッチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 基盤上に受台が設けられ、且つ該受台の上方にヒーター
    を内装した加熱押圧盤が受台に対して対接、離反可能と
    して支持された加熱プレスであって、該押圧盤の支持フ
    レームが上記基盤に一体の固定フレームに一端を枢着さ
    れた揺動アームの他端部にハンドルレバーと共に枢支さ
    れ、且つ該ハンドルレバーに設けられた屈曲部と上記固
    定フレームがリンクで連結されていることにより、押圧
    盤の支持機構がトグル機構を構成するようになされて釦
    り、且つ上記基盤上に設けられた受台が該基盤に対して
    前方に引出し得るようにされていることを特徴とする表
    装用等の加熱プレス。
JP12684480U 1980-09-05 1980-09-05 表装用等の加熱プレス Expired JPS584960Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12684480U JPS584960Y2 (ja) 1980-09-05 1980-09-05 表装用等の加熱プレス

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12684480U JPS584960Y2 (ja) 1980-09-05 1980-09-05 表装用等の加熱プレス

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5748298U JPS5748298U (ja) 1982-03-18
JPS584960Y2 true JPS584960Y2 (ja) 1983-01-27

Family

ID=29487247

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12684480U Expired JPS584960Y2 (ja) 1980-09-05 1980-09-05 表装用等の加熱プレス

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS584960Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5748298U (ja) 1982-03-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS584960Y2 (ja) 表装用等の加熱プレス
US7017786B2 (en) Ironing device for treating front top part of trousers
US6324776B1 (en) Method of smoothing cloths to be finished and its device
KR200468190Y1 (ko) 셔츠원단접합부의 열프레싱장치
KR102370691B1 (ko) 벽지 부착 장치
KR100529524B1 (ko) 다기능 열 전사기
JPS59181198A (ja) 衣類プレス機
US2530672A (en) Ironing surface for electric irons
US1553579A (en) Mangle or ironing machine
US2712206A (en) Rubbing shoe
US2369732A (en) Ironing device
JPH06104157B2 (ja) 刺繍用アイロン仕上げ装置
KR100888890B1 (ko) 프레스다리미가 설치된 다리미판
KR20100076718A (ko) 의류용 열 전사 장치
US2179115A (en) Ironing apparatus
JP2583424Y2 (ja) 鍵、スナップ等の係合部材用芯地加熱圧着装置
JPH0222142Y2 (ja)
JP3097947U (ja) 縦型プレス仕上げ機の袖タックプレス装置
CN207062635U (zh) 一种多功能衬衫自动熨折机
CN209243443U (zh) 一种电熨斗
JPH0317802Y2 (ja)
JPS6243840Y2 (ja)
JPH0212886Y2 (ja)
CN110217036A (zh) 一种辅助工具及装饰贴条的安装方法
JPS6110976Y2 (ja)