JPH0212886Y2 - - Google Patents

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JPH0212886Y2
JPH0212886Y2 JP16755983U JP16755983U JPH0212886Y2 JP H0212886 Y2 JPH0212886 Y2 JP H0212886Y2 JP 16755983 U JP16755983 U JP 16755983U JP 16755983 U JP16755983 U JP 16755983U JP H0212886 Y2 JPH0212886 Y2 JP H0212886Y2
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sliding
sliding iron
iron
deck
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JP16755983U
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  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はサンダル、スリツパのような履物の甲
板釣込機における摺動鏝に関するものである。
サンダルやスリツパ等の履物を製造するには、
甲取付部材に甲板の周縁部を釣込んで接着固定す
ることが行なわれるが、その場合、足型上に前記
取付部材を装着した後、型板上に摺動自在に装架
した摺動鏝を足型上に導びき、この摺動鏝により
前記取付部材と甲板の周縁部とを重ね合せて加熱
接着する甲板釣込機が使用されており、この様な
釣込機は例えば、実公昭57−15882号公報等で知
られている。
そしてこの様な釣込機に於ては、通常鋳物製の
摺動鏝の内部に電熱ヒータが組込まれている。こ
の電熱ヒータは、第6図に示すように、摺動鏝の
本体部7aに上面を開放して設けられたヒータ収
容凹部16内に敷設し、その上面に抑え鉄板18
を配設し、彎曲した薄肉の蓋7bの上から押えボ
ルト25をねじ孔26にねじ込んで、電熱ヒータ
17を熱伝導面である前記凹部16の底面に密着
させて加熱する構造となつている。ところが摺動
鏝7は甲板と甲取付部材とを強く圧着させるた
め、また熱容量を大きくするためヒータ収容部1
6が深く大きく形成されており、しかもこの収容
部の上面は蓋7bにより塞がれるようになつてい
るから、足の長い押えボルト25を使用しなけれ
ばならないうえに、この押えボルト25は蓋7b
の強度および形状等の理由から余り強く締込むこ
とができず従つてボルトの利きが悪く緩み易いと
いう難点がある。また鏝本体および/または押え
ボルトは熱伸縮変形を生ずるので電熱ヒータ17
の締付圧力が変化するため、電熱ヒータ17の抑
え鉄板18が動いて電熱ヒータの抑えが利かず浮
上つた状態となり、結局は摺動鏝全体の加熱が不
十分となり、釣込み作業を円滑に遂行することが
できないという問題があつた。なお、摺動鏝の上
面は甲板を載せてこれを予備加熱する手段として
も使用されるが、上記のように押えボルト25の
ヘツドが蓋7bの上面に突出しているので甲板に
ボルトヘツドの痕跡を生じて製品の商品価値の低
下を招く欠点もあつたのである。
本考案は、上記のような従来型の欠点を解消す
ることのできる新規な摺動鏝を提供せんとしたも
のである。
進んで本考案を図示の実施例に基づいて具体的
に説明する。まず第1,2図により釣込機の概要
を説明する。第1図においてAは釣込機の機台で
あり、この機台は釣込機の手前側が低くなるよう
に傾斜している。機台A上には台枠1,1を左右
に配設するものであり、台枠1,1の頂面は後方
に向うに従つて緩やかな下り勾配の曲面となつて
いる。台枠1,1の前端部には足型の取付板2,
2を設け、この取付板2,2には上下方向に長孔
2aが形成されている。この長孔に装着されたボ
ルト2bにより、台枠1,1に対する取付板2,
2の取付位置が任意に調節できるように固定され
ている。取付板2,2の上端には支軸3を装架す
るとともに、この支軸3を支点として足型4が起
伏可能に支持されている。
足型4の上面は、履物の中板又は底板等の甲取
付部材の載置面とするものであり、この上面は単
なる平坦面の場合もあれば、或いは彎曲した凹面
の場合もある。足型4の甲は甲板を成形するため
の型を構成するもので、足の甲の形状に合わせて
膨らませた部分である。また足型4の内部先端に
はヒータ(図示省略)を組み込み、足型先端部を
加熱し得るように構成している。
なお台枠1,1の後端側頂部には、ゆるやかに
彎曲した型板5を固定する。そしてこの型板5の
前方中央部に後方に向つて馬蹄形の凹部が形成さ
れ、この凹部に前記足型4の爪先部が嵌入し得る
ように構成されている。
上記のように構成された足型4は、ハンドル6
により支軸3が廻動して起伏するものであつて、
起立状態とした足型4の甲に甲板をかぶせた後、
この足型を伏せて甲板の周縁部を型板5と足型4
との間から上方にはみ出させる。しかる後、後記
する本考案の摺動鏝を足型4の上に前進させる
と、前記食み出した甲板の周縁部は甲取付部材の
爪先部上に釣込まれ、甲取付部材の縁に沿い塗布
した接着剤により接着される。摺動鏝7は、型板
5上に摺動自在に装架されているが、この摺動鏝
7の本体部には前述したように電熱ヒータが組込
まれているものである。この摺動鏝7の前端には
左右一対の熱伝導板8,8が開閉自在に枢着され
ている。この熱伝導板8は摺動鏝7に設けた支軸
9,9に遊嵌されているものであつて、この支軸
に設けたスプリング10によつて型板5上に圧接
されている。なお摺動鏝7は台枠1とこの摺動鏝
との間に介置させたリンクの作用により型板5上
を前後に摺動する。すなわち台枠1の後端部に支
軸11を設け、この支軸11の一端に摺動鏝7の
操作ハンドル12を取付ける。操作ハンドル12
を仮想線で示すように足型側に引くとレバー13
が前傾し、これに連結された押圧アーム14,1
4により摺動鏝7は型板5上を足型4に向つて前
進するように構成されている。
ところで本考案の摺動鏝7は第3,4図にも示
したように、その本体部7a内に凸出部15によ
り囲まれた上面より抑え鉄板18を圧下締付けて
電熱ヒータ17を凹部16の底面に密着させてい
る。なお符号7bは前記ヒータ収容凹部16の上
面に取付ける蓋板であり、押えボルト24,24
を締込み、ヒータ17を適正な位置で凹部16の
底面に密着させた後、ボルトヘツド24aをかく
すように、摺動鏝本体7aに取付けるものであ
る。
以上のような本考案の構成によれば、短かい押
えボルト24,24を用いて電熱ヒータを確実に
締め込むことができ、ボルト締め込みの際に電熱
ヒータと抑え鉄板との位置合せが容易であり、抑
え鉄板による電熱ヒータの抑えは確実となるか
ら、電熱ヒータは鏝の底面より浮上ることがなく
該底面に完全に密着させることができる。したが
つて摺動鏝全体の加熱は充分なものとなり、釣込
み作業を円滑に遂行することができる。また従来
型のように押えボルトが蓋の上面に突出すること
もないので、蓋上面に甲板を予備加熱のために載
せた場合にあつても、ボルトヘツドの跡がつくよ
うなことがなく、釣込製品の商品価値の低下を招
くようなこともない等の実用上の効果を発揮す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は甲板釣込機の一例を示す側面図、第2
図は同上平面図、第3図及び第4図は本考案の摺
動鏝を示すものであり、第3図は第2図の線に
沿う断面図、第4図は線に沿う断面図をそれぞ
れ示した図である。第5図はヒータ保持具の斜視
図、第6図は従来型の断面図である。 4……足型、5……型板、7……摺動鏝、7b
……蓋板、15……凸出部、16……凹部、17
……電熱ヒータ、18……抑え鉄板、19……突
出受部、20……ヒータ保持具、21……嵌合
溝、22……位置決め突起、23……ねじ孔、2
4……押えボルト。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 足型および足型の爪先部が嵌入する型板上に
    摺動自在に装着される摺動鏝の本体部に、凸出
    部で囲まれた上面開口型の凹部を形成し、この
    凹部の底面にシート状の電熱ヒータを敷設し、
    その上面に前記ヒータの抑え板を配設したもの
    において、前記凸出部の対向内壁上部に片持ば
    り状に一対の受部を突出させると共に、この一
    対の受部の下面間に該受部と係合する保持具を
    横設し、かつ該保持具にはねじ孔を貫設してこ
    のねじ孔に前記抑え板の押えボルトを螺合し、
    更に摺動鏝本体の開口面を蓋板により閉塞して
    なる履物の甲板釣込機用摺動鏝。 2 受部と保持具の何れか一方に位置決め用突起
    が形成され、他方に前記突起と係合する溝が形
    成されている実用新案登録請求の範囲第1項記
    載の履物の甲板釣込機用摺動鏝。
JP16755983U 1983-10-31 1983-10-31 履物の甲板釣込機用摺動鏝 Granted JPS6074609U (ja)

Priority Applications (1)

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JP16755983U JPS6074609U (ja) 1983-10-31 1983-10-31 履物の甲板釣込機用摺動鏝

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6074609U JPS6074609U (ja) 1985-05-25
JPH0212886Y2 true JPH0212886Y2 (ja) 1990-04-11

Family

ID=30366552

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JP16755983U Granted JPS6074609U (ja) 1983-10-31 1983-10-31 履物の甲板釣込機用摺動鏝

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JPS6074609U (ja) 1985-05-25

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