JPS5849598B2 - 洗浄剤組成物 - Google Patents

洗浄剤組成物

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JPS5849598B2
JPS5849598B2 JP1736081A JP1736081A JPS5849598B2 JP S5849598 B2 JPS5849598 B2 JP S5849598B2 JP 1736081 A JP1736081 A JP 1736081A JP 1736081 A JP1736081 A JP 1736081A JP S5849598 B2 JPS5849598 B2 JP S5849598B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、アルカリ金属珪酸塩から成る群から選択され
た合成有機洗浄剤の洗浄剤組成物に関する。
当業界において公知のように、アルカリ珪酸塩はいわゆ
る「融解」法によって製造され、この場合、砂とアルカ
リ金属塩の混合物は用いられる塩のアシドラジカルを蒸
発させるに充分高い温度で融解される。
かくて生成された「ガラス」は、次いで冷却され、通常
は、高温度及び高圧力の下に水中で溶解され、市販に適
した生成物が産出される。
洗浄剤に用いるため、このような珪酸塩は、従来は溶液
を濃縮し珪酸塩を結晶化により取り除き、そしてその後
、結晶を乾燥することによって水和固体形に転化される
珪酸塩を生成するための他の公知の方法は、「湿式消化
」法であり、この方法において、カセイアルカリの濃縮
溶液で浸漬されて可溶性になされた微細シリカ溶液は蒸
発され、適切な結晶温度まで冷却される。
アルカリ金属珪酸塩を製造するための上記及び他の例は
、米国特許第2,1 6 1,5 1 5号、第2,2
8 2,0 1 8号、第2,357,723号及び
第3,2 7 1,3 1 7号の各明細書に開示され
る。
この点に関し、当業界において公知のように、洗浄剤組
成物は従来から洗浄剤化合物、つまり表面活性剤及び「
ビルグー」を含有する。
後者は、洗浄剤成分の有効性を増加させるはたらきもあ
る。
トリポリリン酸ナトリウムのようなリン酸化合物は洗浄
剤におけるビルダーとして、長年にわたり幾分とも広範
囲に用いられてきたが、アルカリ金属珪酸塩、炭酸塩、
ホウ酸塩などを含むその他の無機塩を使用することも公
知である。
上記無機物質を用いて生戒された洗浄剤組戒物の例は1
968年7月9日ゲツジに対して特許された米国特許第
3,3 9 2,1 2 1号明細書に開示されている
本発明に使用される生成物は、洗浄剤構成物に用いられ
ると、リン酸塩を含む構戒物と少なくとも等しい洗浄力
を有する組戒物を産出するので、公知の珪酸塩あるいは
、その他の無機塩「ビルダー」よりすぐれている。
要するに、本発明に使用されるポリ珪酸塩はシリカ、ア
ルカリ金属の水酸化物及びアルカリ金属の硫酸塩の分散
液あるいは、懸濁液を水熱処理することによって、生或
される。
水熱合成が完了すると、反応混合物は噴霧乾燥され、破
砕され、そして更には、後に詳細に説明するように、独
特な方法で化学処理され、特に有利な性質を有するポリ
珪酸塩を生成する。
接着剤シリカゲルの生成、織物、水処理などにも適用さ
れる本発明の生戒物は、高度に重合されて、不可逆状態
のポリ珪酸イオンを有する。
上記及びその他の目的が、本発明により達成されること
は、以下の詳細な記載及び本文の一部となる添付図面を
参照すれば、容易に理解されようが、まず、初めに、本
発明に使用されるアルカリ金属ポリ珪酸について説明す
る。
好適具体例の説明 本願発明と同時に出願された米国出願第 号(D71・・・・・・211)明細書によれば、ある
制限条件の下に微細シリカ及びカセイアルカリの水溶性
懸濁液を水熱反応、つまり浸漬させ、その結果、生戒さ
れた反応混合物を噴霧乾燥させ、その後、該噴霧乾燥生
成物を連続的に均一な表面を有する粒子を形成すべく破
砕し、微粉砕し、そして攪拌することによって、特に所
望の且つ所定の性質を有するアルカリ金属ポリ珪酸塩が
形成されうるということが判明した。
上記出願明細書によれば、微細シリカ( S 1 02
)及び水酸化アルカリ、例えば、水酸化ナトリウムの
懸濁液あるいは分散液は反応体をアルカリ金属珪酸塩に
転換するに充分な時間、水熱処理を受ける。
前記アルカリ金属珪酸塩は、少なくとも部分的に重合さ
れ、且つ上述のように重合された不可逆状態のポリ珪酸
イオンを含有する。
ここにおいて用いられる微細シリカなる用語は、少なく
とも99%の8102を含み、その少なくとも95%は
、75ミクロンよりも小さいサイズの粒子の粉末を指す
この微細シリカは、当業界では、シリカ粉末と呼ばれて
いる。
本発明において用いられている、水酸化アルカリ金属は
、好ましくは、水酸化ナトリウム(NaOH)である。
しかしながら、他の水酸化アルカリ金属つまり、周期律
表第Ia群の金属を用いることができる。
すなわち、カリウム、リチウム、ルビジウム、セシウム
およびフランジウムの各水酸化物である。
上述の如く、本発明はポリ珪酸塩を水熱合成している間
に、反応塊状体に硫酸塩を含ませることによって、アル
カリ金属珪酸塩が好都合にも生或されるという予想外の
発見に基づいている。
このようにして生成された生成物、つまり、重合化され
る塩は、特に有利な性質を有する。
硫酸塩は明らかに重合化のための促進剤、つまり触媒と
して作用すると同時に、かくして得られたポリ珪酸塩と
の錯塩を形成するはたらきがある。
この点において、当業界で明らかなように、シリカ対酸
化ナトリウム(SiO2/Na20)の重量比約1.5
対1を有するアルカリ金属の珪酸塩は、単純なイオン形
体である。
従って、シリカ及び水酸化アルカリ金属の濃縮は、生或
物のSiO2/Na20の重量比が少なくとも1.8対
1となる必要があるが故に重要である。
約1.8〜2,7のSiO2/ Na 2 0重量比を
有する生成物は、特に好ましいことが判明した。
かくて、本発明の好適具体例において、及びNaO H
( Na2 0と表現される)を水酸化アルカリ金属
として用いる時、シリカ及び水酸化物(乾燥状態)の最
初の組成物において、SiO2は、重量で約64〜74
%であり、Na20は、重量にして約36〜26%であ
る。
用いられる水の量は、反応混合物が液体化されなければ
ならないが故に重要である。
又、極めて稀釈された反応混合物は反応速度を実質的に
おとす効果を有する。
反応混合物の全重量に対する水の重量比は、約20〜6
0%であるのがよい。
反応混合水溶液中の硫酸塩の濃縮は、水の重量に対して
、重量で2〜15%の範囲内にしなければならない。
好ましい範囲は、2.5〜11%である。
もし、上記の量が添加されるならば、理論上、5〜25
%の重量の硫酸塩含有量を有する生成物が得られる。
後により詳細に述べるように、微細シリカ、水酸化アル
カリ金属及び硫酸塩の分散水溶液の水熱処理は、懸濁液
の沸点以上の温度において、閉鎖槽で効果的に行なわれ
る。
この懸濁液は、上記温度において得られる高圧下で処理
される。
混合水溶液を均質攪拌状態に維持のための手段、及び分
散液を所望の温度及び圧力に保持する手段(例えば蒸気
ジャケット)を備えた全ての適当な、圧力装置を用いる
ことができる。
これに関して、シリカ/カセイ/硫酸塩分散液の水熱処
理は、約138°G( 2 8 00F)〜210’C
(410゜F)の範囲の温度、及びそれぞれに対応する
45〜2 0 0 kg/a?t (約65ポンド/平
方インチ〜290ポンド/平方インチ)の圧力において
行なわれる。
好適温度範囲は154℃(310゜F )〜177°C
(350°F)である。
反応時間は、温度に左右される。
上記の温度範囲の場合には、約2、5〜4.5時間の反
応時間が必要であり、温度が高くなれば、反応時間が短
縮されることは当然である。
本発明をより詳細に説明するに、第1図を参照すれば、
少なくとも50%のNaOHを含有した好ましくは、濃
縮溶液形体の水酸化ナトリウムのような水酸化アルカリ
金属が攪拌式反応槽1に装入される。
その後、微細シリカが反応槽に装入される。
好ましくは、このシリカは、水及び硫酸塩を含有した水
溶スラリーとして導入される。
硫酸塩の水溶液が先ず調製され、そして、シリカが該溶
液に添加される。
しかし、シリカは個体あるいは、シリカ及び水の分離ス
ラリーとして導入することもできる。
硫酸塩も勿論、固体形体で反応槽に導入、あるには装入
される。
この装入中、および反応時間中において、一様に攪拌し
つつ、上記水溶液を分散状態に維持するに適した手段が
、反応槽内に設けられる。
もし、所望なら濃縮カセイ溶液をシリカスラリーの導入
前に、反応温度にまで予熱することができる。
もし、このカセイ溶液を予熱しない場合は、上記反応体
を有する水溶液がまず、始めに水熱合成が行なわれる温
度にまで予熱される。
この反応混合物は、シリカ、水酸化物、及び硫酸塩を本
発明のアルカリ金属ポリ珪酸一硫酸錯塩に殆んど完全に
転換するため、ある長さの時間にわたって、連続的に攪
拌しながら、所定の反応温度に維持される。
該反応期間の終りにおいて、反応槽内の混合物は、好ま
しくは、重力によって排出され、室温、つまり周囲温度
に近い温度の稀釈水を含有する滴下タンク2内に入る。
かようにして、反応混合物は迅速且つ確実に冷却され、
水に対する反応生或物の重量は、以下に述べるように、
製品を噴霧乾燥するのに必要な、濃度にまで調節される
該、滴下タンク内の混合溶液は、好ましくは、浄化フィ
ルタ3を通されて少量の砂、反応しないシリカなどのよ
うな不溶物が除去される。
第2図の具体例から明らかなように、浄化された混合液
は、保持つまり貯蔵タンク4に送られるか、あるいは、
噴霧乾燥機5の上部内に直接送られる。
第1図に示すように、混合溶液は、噴霧乾燥機5の大体
直立、つまり垂直円筒室6の上部分内に送られ、回転輪
つまり噴霧ノズルT内に入れられる。
該ノズルにより、混合溶液は、上記室内において微細つ
まり均一に分散され、導管千段8を通して上昇する熱ガ
ス、つまり熱風と直接接触する。
噴霧乾燥機内への上向き空気流とともに、反応混合物の
供給速度を調節するため、適当な作動弁(図示せず)を
設けることが出来る。
乾燥工程は、比較的高温において、特に約204〜53
8℃(400°F〜1 0 0 0’F)の温度におい
て行なうと、好都合である。
この方法において、乾燥機内への水の「フラツシング」
は迅速に行なわれるので、得られた噴霧乾燥小滴は、中
空の微少球の形態にある。
本発明の実施に際して、採用される予備処理技術の詳細
を述べれば、球状ポリ珪酸塩小滴は、噴霧乾燥機の底に
集められ、ねじコンベアなどによって、適当な粉砕装置
9内に送られる。
該粉砕装置9は、得られた粉砕粒子の比重が少なくとも
32g/Cril(25ポンド/foot3)にまで成
るよう、上記中空球体を粉砕し、微粒子化する。
これら微粒子は、次いで回転ドラム、つまりシリンダ1
0に入れられて、表面の不整状態を除去され、かくて連
続的に均一な一様表面を有する製品が得られる。
この点について、回転ドラム内の粉砕粒子の温度は、7
0〜140℃がよい。
約70℃あるいはそれより高温において、粒子はいくら
かの可塑性を示す。
かような性質は、粒子表面の不整状態を望ましくも減少
させ、つまり連続的に一様の表面を有する製品を得るの
に、望ましいものであることが見い出された。
好ましくは、回転ドラムは、製品の含水量を、所望の程
度にまで下げるとともに、表面の不整状態を確実に減少
させるという、二重の機能を果すものがよい。
1台の回転式乾燥機で充分製品の含水量は、約18%に
まで低下する。
しかし、もし必要なら、2台目の回転乾燥機を採用する
ことが出来る。
乾燥製品を適当なふるい分け装置を通過させて、所望の
粒度あるいは粒度範囲を有する製品を得ることが出来る
本願と同一出願人による同時出願である米国特許第
号(D71−213)によれば、第1図にお
ける破砕装置から得られた粉砕され、且つ、微粉化され
た製品は、交互にペレタイザ−11,次いで、第2乾燥
機12に送られる。
本発明の前処理技術に用いられる装置、例えば、粉砕機
、回転乾燥機、ふるい分け機などは、それ自体良く知ら
れているが、ここに開示された連続工程は、特に望まし
い性質、すなわち、20%以下の含水率、1立方フート
当り40〜46ポンドの密度−1 4+6 5メッシュ
(テーラーのふるいサイズ)を有するポリ珪酸塩製品が
、高温噴霧乾燥製品から、得られるという限りにおいて
新規である。
上述のように本発明は、ポリ珪酸塩の水熱合戒中におい
て、反応混合物内に、硫酸塩が包有されることにより、
上記反応混合物の安定性が増し、これの重合は、増大す
るという思わぬ発見に基づいている。
伺らかの特定の理論に基づいているのではないが、明ら
かなように、硫酸塩は重合させるための促進剤、あるい
は、触媒として作用し、又、かくて生成されたアルカリ
金属ポリ珪酸塩との錯塩を形戒する。
又、特に明らかなように、このようにして、形威された
生戒物、つまり、重合化を惹起する塩は、完全には理解
されていない理由のために、洗浄剤におけるビルダーと
して、特に有利な性質を有する。
本発明のこの好適具体例を実施する時、硫酸塩は好まし
くは、反応槽1内に導入される前に、シリカスラリー内
に入れられる。
ここにおいて用いられる硫酸塩なる用語は、上述のよう
に、ナトリウム、カリウムのようなアルカリ金属の硫酸
塩を指す。
また、この硫酸塩は、理論に基づいて、噴霧乾燥製品の
重量で約5から25%を構成する量において、反応槽内
に加えることが出来る。
当業者なら容易に分るように、本発明の新規な方法は、
バッチ方式、あるいは半連続的、あるいは連続的に実施
することが出来る。
知られているように、連続的あるいは、半連続的方法、
つまりプロセスは、連続的混合工程を含み、この工程に
おいて、反応体つまりシリカと水酸化ナl− IJウム
は適当な反応槽内において、連続的にその割合が連続的
に維持され、該反応混合物は、次いでここから、連続的
に排出される。
本発明の反応時間は、2.5〜4.5時間程度であるか
ら、連続工程の場合には、所望の保持時間が得られるよ
う、多数の反応器、あるいはオートクレープを直列に並
べる必要がある。
代りに、適当なバツフル、伝熱手段を備えた細長い管状
反応装置を採用することが出来る。
簡単に上述したことであるが、本発明の特定の例を説明
する前に、明らかにすべきことは、本発明の新規なアル
カリ金属ポリ珪酸塩は、洗浄剤化合物におけるビルダー
として用いるに効果的な特別の有用性を有するという事
実である。
かくして本発明の重要な目的は、表面活性剤および、ビ
ルダーとしての本発明の新規なポリ珪酸塩より或る洗浄
剤組成物を提供するにある。
なお、上記ポリ珪酸塩は、ボIJ IJン酸塩の直接の
代りとして、採用することが出来る。
この点について、本発明のビルダーは、従来の洗浄剤、
すなわち洗浄剤として適した陰イオン及び非イオン、あ
るいは両性の合成非石けん性表面活性剤のいずれかと用
いることが出来る。
陰イオン表面活性剤は、分子構造において親水性、ある
いは親液性の群を含み、且つ親液性群を含む陰イオンを
与えるべく、溶液媒体において、イオン化する化合物と
して広く表わすことが出来る。
これらの化合物はつまり、硫酸化あるいは、スルホン化
アルキル、アリル及びアルキル・アリン炭化水素及びこ
れのアルカリ金属塩例えば、長鎖アルキル硫酸のナトリ
ウム塩、アルキルナフタリンスルホン酸のナトリウム塩
、スルホン化アビエチンのナl− IJウム塩、アルキ
ル群が8〜24個の炭素原子を含むアルキルベンゼンス
ルホン酸のナトリウム塩、つまり、スルホこはく酸ジオ
クチルナトリウムのようなスルホこはく酸エステルのナ
トリウム塩及びスルホン化鉱物油のナトリウム塩などで
ある。
優れた陰イオン表面活性剤は、強いアルキルアリルスル
ホン酸、これのアルカリ金属およびアルカリ士類金属、
例えばドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム塩、トリ
デシルスルホン酸ナトリウム塩、ドデシルベンゼンスル
ホン酸マグネシウム塩、テトラデシルベンゼンスルホン
酸カリウム塩、ドデシルトルエンスルホン酸アンモニウ
ム塩、ペタデシルベンゼンスルホン酸リチウム塩、ジオ
クチルベンゼンスルホン酸ナトリウム塩、ドデシルベン
ゼンジスルホン酸二ナトリウム塩、ジイソプロビルナフ
タリンジスルホン酸ニナトリウム塩及び硫酸の脂肪アル
コールエステルのアルカリ金属塩及び硫酸・アルキルア
リル(チオスルホチオン酸)エーテルのアルカリ金属塩
およびアルキルチオスルホン酸塩などである。
陰イオン表面活性剤は、イオン化しないが、ポリオキシ
エチレンのようなオキシ側鎖からの親水性質を必要とす
る化合物として、広く表わすことが出来るが、分子の親
液性部分は、脂肪酸、フェノール、アルコホール、アミ
ドあるいはアミンから得ることが出来る。
非イオン表面活性剤とは、例えばエチレン酸化物あるい
は、プロピレン酸化物のような2から4個の炭素原子を
有するアルキレンオキシド、1種類あるいは、それ以上
を濃縮することによって得られたより好ましくは、エチ
レン酸化物のみ、あるいは他のアルキレンオキシドとと
もに、濃縮することによって得られた、又は比較的疎水
性の化合物、例えば脂肪アルコール、脂肪酸、ステロー
ル、脂肪グリセリド、脂肪アミン、アリルアミン、脂肪
メルカブタン、トール油などである。
非イオン表面活性剤は、又、比較的低位のアルキルアル
コールアミン(メタノールアミン、エタノールアミン、
プロパノールアミンなど)の1種類あるいはそれ以上を
、ラウリン酸、セチル酸、トール油脂肪酸、アゼエチツ
ク酸のような脂肪酸とともに、濃縮して相当するアミン
を得ることによって形成された製品を含む。
特に好都合な非イオン性表面活性剤は、少なくとも、1
つの活性水素原子と低アルキレンオキシドを有する疎水
性化合物であって、アルコール1モル当り約3〜30モ
ルのエチレンオキシドから得られた濃縮製品、あるいは
アルキル群における約8から18個の炭素原子を含むア
ルキルフェノールの製品であって、アルキルフェノール
1モル当り約3〜30モルのエチレンオキシドから得ら
れた濃縮製品である。
他の有利な非イオン化洗浄剤は、プロピレンオキシドと
プロピレングリコールを濃縮することによって得られた
、疎水性化合物と、エチレンオキシドの濃縮製品である
両性表面活性化合物は、同一の分子において、陰イオン
と陽イオン群の両方を有する化合物として広く表わすこ
とが出来る。
かような化合物は、通常カルボキシル、スルホ及びスル
フエトである陰イオン生戒群の性質に対応する級に分類
される。
かような化合物は、例えば、N−ココ・ベータアミノプ
ロピオン酸ナトリウム、N一タロー・ベータアミノジプ
ロピオン酸ナトリウム、N−ラウリル・ベータイミノジ
プロピオン酸ナトリウムなどである。
陰イオン、非イオン及び/あるいは、両性表面活性剤の
他の典型例は、それぞれ本明細書において参照されてい
るシュワルツ及びぺり一著「表面活性剤」インターサイ
エンス出版社、ニューヨーク(1949年)及び米国石
油化学者協会誌、第34巻、4号(170〜216頁)
、1957年4月刊行に記載されている。
表面活性剤(活性)に用いる必要のある、ポリ珪酸塩の
量は、最終使用形態、使用される活性の種類、pH状態
などによって変えられる。
一般的にいって、ビルダーは任意の比率において、洗浄
剤に用いることが出来る。
最適な活性/ビルダー比は、採用される特定の活性及び
該洗浄剤の意図された最終使用目的に依存して決まるが
、最も一般的には、重量比で約10対1から1対10、
より好ましくは、4対1から1対4にある。
本発明によって得られた洗浄剤組成物は、棒状、粒状、
フレーク状、液状及び錠剤形など商品として望ましい形
態になされ得る。
本発明は、ビルダー及び表面活性剤を含む洗浄剤組戒物
を得る、特定の方法に限定されるものではない。
かような技術的方法は、当業界において公知である。
かくして、例えば、ビルダ・一はスラリーの形態におい
て表面活性剤内で機械的に混合されるか、あるいは活性
剤の溶液内で溶解される。
加えて、このビルダーは、任意の形態において製造され
た表面活性剤と混合させる。
本発明は、特に有利な方法と実施例を示す以下の具体例
において、更に説明されるが、本発明がこれらによって
、限定されることはない。
アルカリ金属ポリ珪酸塩の製造 例1 430kg(9476ポンド)の50%NaOH溶液が
、この溶液を連続的に攪拌する手段を備えたステンレス
スチール製オートクレープ内に装入される。
11%硫酸塩は、229kg(5054ポンド)の水に
29kg(626ポンド)のNa2S04を加えること
によって得られた。
シリカ粉末4220kg(9269ポンド)が硫酸塩水
溶液に加えられ、次いで、このスラリーがオートクレー
プに装入された。
このオートクレープは密封され、混合溶液は、蒸気を1
時間以上にわたって、外側の蒸気ジャケットに導入する
ことにより、157’C(315°F ) ( 7 o
kg/CI?t、1 0 0 psig)にまで加熱さ
れた。
反応混合物はその後、3時間にわたって、この温度で維
持された、上記加熱及び反応時間中において攪拌が連続
的に行なわれた。
3時間の反応周期の終りにおいて、蒸気は閉止され、オ
ートクレープは、部分的に排気されて圧力は、約4 1
kg/ffl( 6 0 psig)に減圧された。
次いで、オートクレープは完全に開かれ、圧力は1 4
.3k9/cf( 2 0 ps ig)になった。
この時、オートクレープの底出口弁が開かれ、反応混合
物は重力により、オートクレープの下側にあって、25
℃(77’F)の温度のH20、7 0 0 0 kg
(15144ポンド)を含む滴下タンク内に送られた。
滴下タンク内の混合物は、浄化フィルターを通され、第
1図に示す型式の噴霧乾燥機の上部に導入された。
水溶性混合物は、1時間当り9600ky(21100
ポンド)の速度で、該乾燥機に送られ、379リットル
(1ガロン)当り、ポリ珪酸硫化塩コンプレックスナト
リウム、2kg(4ポンド)を含むように濃縮された。
噴霧輪つまり、ノズルの回転速度は、11000rpm
であった。
噴霧乾燥機の入口と出口の各空気温度は316〜104
°G(600°Fと220°F)であつた。
噴霧乾燥製品は乾燥機の基部に集められ、スクリューコ
ンベアによって、強力粉砕機に送られ、球状粒子になっ
た。
この例においては、重量比2.5対1で0.4 2g/
i(26ポンド/foot3)の比重を有するSi02
/Na20を有するポリ珪酸硫化塩コンプレックスナト
リウム、730kg(12500ポンド)が、該乾燥機
から回収された。
破砕することにより、製品の密度は約1.25g/cr
it ( 3 8ポンド/foot”)に増加した。
製品は次いで、回転乾燥機に送られ、ポリ珪酸塩粒子の
含水量は、約25%〜約18%に低下した。
更に、該回転乾燥機の回転運動により、破砕粒子の鋭い
縁は、丸くなされ、連続的に一様な表面を有するように
なった。
この場合において、製造された製品は、ハーマン法(R
:W.Harman著1一物理化学ジャーナル、32号
」44〜60頁、1928年刊参照)による伝導率テス
トにより、部分的に重合されていることが判明した。
第4図は、例1に従って得られた本発明の噴霧乾燥製品
を示す。
この噴霧乾燥球状粒子は、製品の内部構造を示すため、
一部が割られている。
第4図は、第5図に示すような硫酸塩を添加することな
く、製造された製品との比較を示す。
例2 例1の方法が、水熱反応の温度と圧力を以下の表に示す
ように、各例において、変えられた外は、くり返えされ
た。
これらの例、つまりランにおいて得られた各製品は、温
度を上昇させ圧力を高め、そして水熱合成速度を高める
ことによって得られる点を除き、例1における製品と同
じである。
殆んど、ポリ珪酸塩転換が10時間あるいは、それ以上
の反応時間においてさえも、行なわれない127゜C以
下の温度において、更に水熱反応がなされた。
例3 この例において、例1〜2の一般的方法がくり返えされ
たが、実験室スケールで行なわれた一連のテストにおい
て、カリウム、リチウム及びセシウムの水酸基は水酸化
ナトリウムに代えられた。
これらのテストにおいては、時間と経費を節約するため
、少量の反応物、例えば132.6gの水酸2化カリウ
ム、92.69gのシリカ粉末、50.54gの水が実
験室器具において採用された。
しかしながら、これらのテストの製品は、例1の製品と
実質的に等しい性質を有していた。
例4 一連のテストにおいて、例1の方法はくり返されたが、
水熱処理における反応物の量は、以下に示すように変え
られた。
洗浄剤中のビルダーとして、本発明に従って、製造され
た新規なポリ珪酸塩の使用を示すため、ポリ珪酸塩ビル
ダーは、注意深く制御された条件下において、トリポリ
燐酸塩ナトリウム、炭酸ナトリウム、及び通常の珪酸塩
ナトリウムと比較された。
各化合物のビルダーとしての性質の出来るだけ正確な尺
度を得るため、以下のテストにおいては、布軟化剤のよ
うな、通常の添加物は用いられなかった。
これらのテストは、標準的な汚れ布試片に対して、テル
ゴトメータ(Terg−0−Tometer)を用いて
行なわれた。
採用された表面活性剤は、これとビルダーとの比が1対
2.6である、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム
塩であった。
テストの結果は表3に示す。前の表から分るように、本
発明のポリ珪酸塩ビルダーは、トリポIJ IJン酸ナ
l− IJウム塩に匹敵するものであり、そして、通常
の珪酸塩ナトリウム及び炭酸塩ナトリウムより優れてい
る。
当業者なら容易にわかるように、現在、市販されている
低比率( S i0 2 / N a 2 0 )の珪
酸塩は比較的高価であり、しばしば、乾燥状態では利用
されない、というのは製造費が高く、そして溶融ファク
ターが、例えば、「ガラス」炉(溶融)珪酸塩プロセス
の場合と同じだからである。
かくして明らかなように、本発明は、洗浄剤におけるビ
ルダーとして、特に用いられるアルカリ金属ポリ珪酸塩
を製造する簡単な方法を提供するものである。
本発明の方法は、任意に定められたあるいは、所望の性
質を有する製品の製造に高度の柔軟性を与えると同時に
、回転乾燥、ペレタイザーなどの標準的化学装置の採用
を許容するものである。
この点に関して、例えばペレタイゼーションは、知られ
た技術及び装置により長年にわたって行なわれてきた。
広く採用されてきたべレタイゼーション装置には、回転
ドラム式とピンミキサ一式の二種類がある。
この回転ドラムは、乾燥物質用であり、ピンミキサーは
、水と適当な結合剤を用いる湿式法に適用される。
容易に分るように、いずれの方法も、本発明に採用出来
る。
又、回転ドライヤーの性質は、それほど重要ではない。
つまり、逆方向あるいは、同方向の直接接触式空気加熱
ドライヤーであって、適尚なローラー上に支えられた回
転ドラムつまり回転シェルを含むものでも、固形物を持
ち上げ、シェル内を通して、これらを散布するための内
側バツフル、あるいは羽根を備えた間接火炎加熱式回転
ドライヤーでもよい。
かような装置は、当業界では良く知られており、例えば
、ぺり一著「化学技術ハンドブック(Handbook
of Chemical Engine−er
ing)Jに詳しく記載されている。
小さい球状粒子の形態にある噴霧乾燥製品は、好ましく
は、粉砕機により上述のように粉砕される。
この種の装置において、固形物は開放トラフあるいは、
閉鎖型シリンダ内で回転する水平軸上に、らせん状に取
付けられた刃かナイフによって、混合され粉砕される。
しかしながら、いわゆる混合ロールのような、紛砕機を
用いることも出来、該混合ロールにおいては、固形物は
各種速度で回転する金属ロール中を通過することにより
、強大な剪断力を受ける。
ここにおいて用いられる「洗浄剤」なる用語は一般にク
リーニング店、皿洗い薬剤及び関連物質などの洗浄組或
物を指す。
又、「攪拌」なる用語は、表面の不整状態及び/あるい
は造塊作用を減少,させるべく、転回させることをいう
得られるポリ珪酸塩組戒物の範囲は、反応物への装入量
によって制御することが出来、該組成物は、1対1から
2.6対1、好ましくは2対1から2,4対1の重量比
を有するSiO2/Na20を含むことが出来る。
これらの製品の重要な特質は、調節出来る水和作用にあ
り、この作用は、可溶性に影響を与えかくて洗浄剤にお
けるこれら製品の作用的有用性に影響を与える。
密度、粒状サイズ、粒子形状及び粒度分布、物質扱い性
は、本発明の製品の重要な特質であって広範囲にわたっ
て、調整することが出来る。
例えば、密度は0.4g/CCからo.96g/cc以
上に変えられるが、粒度分布は65メッシュスクリーン
上で、最大15%が残る。
しかし、粒子の実質的に全部が65メッシュスクリーン
上に残るように、粒度分布を変え、しかも、上記密度範
囲を維持することが出来る。
本発明の製品は、乾燥前あるいは乾燥後添加剤として、
洗浄剤組成物中に入れることが出来る。
以上において、本発明の好適具体例が詳細に説明されて
きたが、以上の説明は開示された特定の具体例に、本発
明を限定するためのものではない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明を実施するための好適装置を示す線図
であり、第2図は、他の具体例を示し、第3図は、本発
明の各種処理前段階における製品を示し、第4図は、該
製品を示す顕微鏡写真であり、第5図は、硫酸塩の介在
なしに、シリカとナトリウム水酸化物を水熱合成するこ
とによって、得られた製品を示す顕微鏡写真である。 主要部材の符号の説明、1・・・・・・オートクレープ
、2・・・・・・滴下タンク、3・・・・・・浄化フィ
ルタ、6・・・・・・噴霧乾燥機、9・・・・・・粉砕
機、10,12・・・・・・回転乾燥機、11・・・・
・・ペレタイザー。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 陰イオン、非イオン及び両性表面活性剤化合物及び
    ビルグーとしてのアルカリ金属ポリ珪酸塩からなる群か
    ら選択された合成有機洗浄剤の洗浄組成物において、微
    細シリカ、水酸化アルカリ金属及びアルカリ金属の硫酸
    塩の混合液を水熱反応させることによって得られる噴霧
    乾燥され且つ微粉砕された生成物から成り、前記ポリ珪
    酸錯塩は高度に重合化され且つ不可逆状態のポリ珪酸イ
    オンを有し、そして1.8対1〜2.7対lの範囲にあ
    るSi02/Na20の重量比、0. 4 8 〜0.
    9 7 g/一(30〜60ポンド/foot3)の範
    囲の濃度及び25%以下の含水量を有しており、前記洗
    浄剤及びビルダーは、1対10〜10対1の重量比で前
    記洗浄組成物内に存在することを特徴とする洗浄組成物
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