JPS584946Y2 - デニム調編地 - Google Patents
デニム調編地Info
- Publication number
- JPS584946Y2 JPS584946Y2 JP11847677U JP11847677U JPS584946Y2 JP S584946 Y2 JPS584946 Y2 JP S584946Y2 JP 11847677 U JP11847677 U JP 11847677U JP 11847677 U JP11847677 U JP 11847677U JP S584946 Y2 JPS584946 Y2 JP S584946Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- yarn
- sided
- double
- knitted
- yarns
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、ジーンズ用布帛としてのデニム調編地に関す
るものである。
るものである。
従来ジーンズ用布帛としては、ハリ、腰および外観の点
ですぐれているので織物が用いられて来た。
ですぐれているので織物が用いられて来た。
しかし、ジーンズが広く日常着として用いられるように
なり、流行を追うファッション商品の分野に進出するに
つれて１次のような欠点が生じて来た。
なり、流行を追うファッション商品の分野に進出するに
つれて１次のような欠点が生じて来た。
即ち、ジーンズ用布帛は１元来大番手の糸を使用し、３
／１ の綾組織に織成されているので伸縮性に乏しく体
型にピッタリ合った衣服等に用いた場合、布帛の硬さや
伸縮性不足のために血行障害等の健康上の問題を起して
いる。
／１ の綾組織に織成されているので伸縮性に乏しく体
型にピッタリ合った衣服等に用いた場合、布帛の硬さや
伸縮性不足のために血行障害等の健康上の問題を起して
いる。
本考案は、これらの問題を解消し、しかも織物のような
外観および風合をもつ、デニム調編物を提供することに
ある。
外観および風合をもつ、デニム調編物を提供することに
ある。
即ち１本考案は一完全組織が１２給糸からなる両面編地
であって、該両面編地の表側面編目を。
であって、該両面編地の表側面編目を。
該１２給糸により連続する２ウエールをニットし、続い
て連続する２ウエールをウェルトする編方により形成さ
せ、且つ、該１２給糸のうち第１給糸、第４給糸、第７
給糸、第１０給糸には、シリンダー針およびダイヤル針
により両側面編目を形成（両面編成）させると共に１表
側面編目のニット位置を１ウエールづつ、ずらせること
により綾線な形成させ、残りの給糸には、該両面編成給
糸の表側面編目をウェルトした針で連続２給糸により表
側面編目のみを形成（片面・編成）させる編方を繰返さ
せ、さらに、該両面編成給糸に、合成繊維のフィラメン
ト未加工糸と、並びに該フィラメント未加工糸および該
片面編成給糸に使用する糸とは異染性の繊維を１０〜３
５俤含む糸とを混合して編成されていることを特徴とす
るデニム調編地にある。
て連続する２ウエールをウェルトする編方により形成さ
せ、且つ、該１２給糸のうち第１給糸、第４給糸、第７
給糸、第１０給糸には、シリンダー針およびダイヤル針
により両側面編目を形成（両面編成）させると共に１表
側面編目のニット位置を１ウエールづつ、ずらせること
により綾線な形成させ、残りの給糸には、該両面編成給
糸の表側面編目をウェルトした針で連続２給糸により表
側面編目のみを形成（片面・編成）させる編方を繰返さ
せ、さらに、該両面編成給糸に、合成繊維のフィラメン
ト未加工糸と、並びに該フィラメント未加工糸および該
片面編成給糸に使用する糸とは異染性の繊維を１０〜３
５俤含む糸とを混合して編成されていることを特徴とす
るデニム調編地にある。
以下１本考案を図により説明する。
第１図は。本考案による編地の表側面編目（以下１表目
と云う）の組織を示し、左側の数字は給糸を、下方の符
号Ｃ０〜Ｃ４はシリンダー針を示し、斜線および×印は
ニット点を、空白はウェルト点を示す。
と云う）の組織を示し、左側の数字は給糸を、下方の符
号Ｃ０〜Ｃ４はシリンダー針を示し、斜線および×印は
ニット点を、空白はウェルト点を示す。
本考案の編地は、一完全組織が１２給糸からなり。
該１２給糸の各給糸は、第１図で明らかなように、連続
する２ウエールがニットされ（斜線、又は×印で示す）
、続いて連続する２ウエールがウエルルトされる（空白
により示す）編方で編成され、且つ、第１．第４．第７
および第１０給糸はシリンダー針およびダイヤル針で編
成され、残りの給糸がシリンダー針のみで編成された両
面九編地である。
する２ウエールがニットされ（斜線、又は×印で示す）
、続いて連続する２ウエールがウエルルトされる（空白
により示す）編方で編成され、且つ、第１．第４．第７
および第１０給糸はシリンダー針およびダイヤル針で編
成され、残りの給糸がシリンダー針のみで編成された両
面九編地である。
第２図、第３図は該両面九編地の編方の実施態様を示す
図であって、左側の数字は給糸を示し。
図であって、左側の数字は給糸を示し。
下方の符号Ｃ−Ｃはシリンダー針を、Ｄ０〜１
４ Ｄ４はダイヤル針を示す。
４ Ｄ４はダイヤル針を示す。
これらの図から、明らかなように本考案の編地は、綾組
織をなすものであるが表目が第１図に示す組織よりなり
、且つシリンダー針のみにて編成されるコースを含んで
いることが重要である。
織をなすものであるが表目が第１図に示す組織よりなり
、且つシリンダー針のみにて編成されるコースを含んで
いることが重要である。
即ち、第１図の組織とすることによって２編物に３／１
の綾組織の織物のごとき外観を付与する。
の綾組織の織物のごとき外観を付与する。
又、シリンダー針のみにて編成されるコースをとするこ
とにより、編目構造を密にし、編地に腰をハリを付与す
る。
とにより、編目構造を密にし、編地に腰をハリを付与す
る。
両面編地は、一般的に糸が表側と裏側との間をゆｔｇす
るものであるので１編目構造がルーズであり、そのため
編物の腰やハリを減少させる。
るものであるので１編目構造がルーズであり、そのため
編物の腰やハリを減少させる。
本考案では、シリンダー針のみによって編まれるコース
の割合を、シリンダー針およびダイヤル針で編成される
コース即ち、両面編コースの割合より多くすることによ
って腰やハリを増加さすのである。
の割合を、シリンダー針およびダイヤル針で編成される
コース即ち、両面編コースの割合より多くすることによ
って腰やハリを増加さすのである。
次に１本考案の絹地は、上述した両面編地のシリンダー
針およびダイヤル針で編成（両面編成）される給糸に１
合成繊維のフィラメント未加工糸、並びに該フィラメン
ト未加工糸およびシリンダー針のみで編成（片面編成）
される給糸に使用される糸とは異った染料でのみ染る繊
維、即ち、異染性の繊維を１０φ〜３５条含む糸とを混
用して編成される。
針およびダイヤル針で編成（両面編成）される給糸に１
合成繊維のフィラメント未加工糸、並びに該フィラメン
ト未加工糸およびシリンダー針のみで編成（片面編成）
される給糸に使用される糸とは異った染料でのみ染る繊
維、即ち、異染性の繊維を１０φ〜３５条含む糸とを混
用して編成される。
両面編地の編目構造は上で述べたようにルーズであり編
地の腰やハリを減するので、本考案の編地では両面編を
するコース（即ち、シリンダー針およびダイヤル針で編
成されるコース）に合成繊維のフィラメント未加工糸を
使用する。
地の腰やハリを減するので、本考案の編地では両面編を
するコース（即ち、シリンダー針およびダイヤル針で編
成されるコース）に合成繊維のフィラメント未加工糸を
使用する。
フィラメント未加工糸は通常１０多前後の比較的大きな
洪水収縮率を有しており、この収縮率を利用して、編目
構造を密にし１両面編コースのもつ欠点を減少させるの
である。
洪水収縮率を有しており、この収縮率を利用して、編目
構造を密にし１両面編コースのもつ欠点を減少させるの
である。
次に、フィラメント未加工糸と混用する糸は。
該フィラメント未加工糸およびシリンダー針のみにより
編まれるコースに使用されろ糸とは染色性を異にする繊
維を１０％〜３５％含んでいる。
編まれるコースに使用されろ糸とは染色性を異にする繊
維を１０％〜３５％含んでいる。
該繊維によって、デニム織物がもつ色の効果（即ち。
デニム織物の緯糸（染色されず白糸のまま使用される）
のもつ効果を出す。
のもつ効果を出す。
該繊維の混率が１０％未満又は、３５優を超える場合は
デニム調の色の効果が得られないので、混率は１０％〜
３５％の範囲にする必要がある。
デニム調の色の効果が得られないので、混率は１０％〜
３５％の範囲にする必要がある。
尚、鉄系とフィラメント未加工糸との混用は、交撚によ
ってもよく、又は引揃えによってもよい。
ってもよく、又は引揃えによってもよい。
以上述べたように編組織、フィラメント未加工糸、該フ
ィラメント未加工糸およびシリンダー針のみで編成さる
る給糸に使用される糸とは異った染料でのみ染る繊維を
１０％〜３５条含む糸とを混用するという組合せによっ
て、織物に類似したハリ、腰をもち、しか、もニットの
伸縮性を損わないデニム調編地を得ることが出来る。
ィラメント未加工糸およびシリンダー針のみで編成さる
る給糸に使用される糸とは異った染料でのみ染る繊維を
１０％〜３５条含む糸とを混用するという組合せによっ
て、織物に類似したハリ、腰をもち、しか、もニットの
伸縮性を損わないデニム調編地を得ることが出来る。
次に本考案の実施例、を示す。
実施例
シリンダー針およびダイヤル針にて編成される給糸に、
ポリエステル繊維７０％と木綿３０％とからなる紡績糸
６０番手（細番手）単糸およびポリエステルフィラメン
ト未加工糸５０デニールを引揃えたものを供給し、シリ
ンダー針のみにより編成される給糸には、ポリエステル
１００％の紡績糸３８番手（細番手）を用い、２４ゲー
ジの丸編機により、第２図の編方図により、綾組織を編
成した。
ポリエステル繊維７０％と木綿３０％とからなる紡績糸
６０番手（細番手）単糸およびポリエステルフィラメン
ト未加工糸５０デニールを引揃えたものを供給し、シリ
ンダー針のみにより編成される給糸には、ポリエステル
１００％の紡績糸３８番手（細番手）を用い、２４ゲー
ジの丸編機により、第２図の編方図により、綾組織を編
成した。
該編地のポリエステル繊維のみを藍色に染色した結果、
ハリ・腰のあるしかもデニム調の外観をもつ編地が得ら
れた。
ハリ・腰のあるしかもデニム調の外観をもつ編地が得ら
れた。
第１図は１本考案の編地の表目組織を示す組織図、第２
図、第３図は１本考案の編地の編方の実施態様を示す編
方図。 、；１〜１２・・・・・・給糸、Ｃ−Ｃ・・・・・・シ
リンダーｌ ４ 針、Ｄ −Ｄ ・・・・・・ダイヤル針。 ４
図、第３図は１本考案の編地の編方の実施態様を示す編
方図。 、；１〜１２・・・・・・給糸、Ｃ−Ｃ・・・・・・シ
リンダーｌ ４ 針、Ｄ −Ｄ ・・・・・・ダイヤル針。 ４
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 一完全組織が１２給糸からなる両面編地であって、該両
面編地の表側面編目を、該１２給糸により連続する２ウ
エールをニットし、続いて連続する２ウエールをウェル
トする編方により形成させ。 且つ、該１２給糸のうち第１給糸、第４給糸、第７給糸
、第１０給糸には、シリンダー針およびダイヤル針によ
り両側面編目を形成（両面編成）させると共に、表側面
編目のニット位置を１ウエーフレづつ、ずらせることに
より綾線を形成させ、残りの給糸には、゛該両面編成給
糸め表側面編目をウェルトした針で連続２給糸により表
側面編目のみを形成（片面編成）させる編方′を繰返さ
せ、さらに、該両面編成給糸に１合成繊維□のフィラメ
ント未加工糸と、並びに該フィラメント未加工糸および
該片面編成給糸に使用する系とは異染性の繊維を１０〜
３５饅含む糸とを混用し、で編成されていることを特徴
とするデニム調編地。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11847677U JPS584946Y2 (ja) | 1977-09-05 | 1977-09-05 | デニム調編地 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11847677U JPS584946Y2 (ja) | 1977-09-05 | 1977-09-05 | デニム調編地 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5448175U JPS5448175U (ja) | 1979-04-03 |
| JPS584946Y2 true JPS584946Y2 (ja) | 1983-01-27 |
Family
ID=29072840
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11847677U Expired JPS584946Y2 (ja) | 1977-09-05 | 1977-09-05 | デニム調編地 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS584946Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR102290139B1 (ko) * | 2013-10-14 | 2021-08-19 | 인비스타 테크놀러지스 에스.에이 알.엘. | 다중 탄성 실을 갖는 신축성 서큘러 니트 패브릭 |
-
1977
- 1977-09-05 JP JP11847677U patent/JPS584946Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5448175U (ja) | 1979-04-03 |
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