JPS5849224A - 発泡合成樹脂の成形方法 - Google Patents
発泡合成樹脂の成形方法Info
- Publication number
- JPS5849224A JPS5849224A JP56147306A JP14730681A JPS5849224A JP S5849224 A JPS5849224 A JP S5849224A JP 56147306 A JP56147306 A JP 56147306A JP 14730681 A JP14730681 A JP 14730681A JP S5849224 A JPS5849224 A JP S5849224A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- synthetic resin
- foamed synthetic
- foaming
- atmosphere
- molding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
成形方法に関する。
従来より、ウレタンフオーム等の発泡合成樹脂成形品の
軽量化及び硬度の調整は主原料の品種の選択と他の主原
料である水の配合比率の増減及び発泡助剤であるフレオ
ン等の配合比率の増減により行なわれているが、主原料
の配合を変化させるとキュア温度、キュア時間が夫々変
化し、また配合の変化によって目的とする成形品の物性
が変化し、何れかの主原料の変更により他の原料の量や
材料を変更しなければならず、配合を種々に制御できる
設備等が必要となる等、所望の密度或いは硬度の発泡合
成樹脂成形品を数種作る場合、各々の配合や条件は全て
異なり、所望の物性を有する発泡合成樹脂成形品を新規
に得る事が非常に困難であった。また成形品の軽量化を
図るために発泡助剤や触媒等を用いて発泡倍率を」二げ
ているが、この発泡助剤の使用量が多くなればなる程コ
ストアノプとなる欠点を有し、然も発泡助剤の使用によ
る発泡倍率の向上にも限度を有し、更に発泡助剤として
フレオン等を多量に用いる場合には大気中のオゾン層が
破壊されるというフレオン公害の社会的問題を有し、ま
たフレオンが発泡過程で気化し、気化熱を必要とするの
で発泡合成樹脂のキュア反応に非常に不利益となる欠点
を有していた。
軽量化及び硬度の調整は主原料の品種の選択と他の主原
料である水の配合比率の増減及び発泡助剤であるフレオ
ン等の配合比率の増減により行なわれているが、主原料
の配合を変化させるとキュア温度、キュア時間が夫々変
化し、また配合の変化によって目的とする成形品の物性
が変化し、何れかの主原料の変更により他の原料の量や
材料を変更しなければならず、配合を種々に制御できる
設備等が必要となる等、所望の密度或いは硬度の発泡合
成樹脂成形品を数種作る場合、各々の配合や条件は全て
異なり、所望の物性を有する発泡合成樹脂成形品を新規
に得る事が非常に困難であった。また成形品の軽量化を
図るために発泡助剤や触媒等を用いて発泡倍率を」二げ
ているが、この発泡助剤の使用量が多くなればなる程コ
ストアノプとなる欠点を有し、然も発泡助剤の使用によ
る発泡倍率の向上にも限度を有し、更に発泡助剤として
フレオン等を多量に用いる場合には大気中のオゾン層が
破壊されるというフレオン公害の社会的問題を有し、ま
たフレオンが発泡過程で気化し、気化熱を必要とするの
で発泡合成樹脂のキュア反応に非常に不利益となる欠点
を有していた。
本発明の目的は主原料の配合を一定にして発泡倍率を任
意に変化させる事が出来、従来の成形方法に比較して発
泡倍率を向上させる事が出来、種々の発泡倍率の成形品
を極めて容易に製造する事が出来、更にフレオンを発泡
助剤・とじて多量に使用しないのでフレオン公害を防止
する事が出来、フレオンがキュア反応に大きく影響を及
ぼす事のない経済性に優れた発泡合成樹脂の成形方法を
提供するもので、以下詳述する所より明らかとなるであ
ろう。
意に変化させる事が出来、従来の成形方法に比較して発
泡倍率を向上させる事が出来、種々の発泡倍率の成形品
を極めて容易に製造する事が出来、更にフレオンを発泡
助剤・とじて多量に使用しないのでフレオン公害を防止
する事が出来、フレオンがキュア反応に大きく影響を及
ぼす事のない経済性に優れた発泡合成樹脂の成形方法を
提供するもので、以下詳述する所より明らかとなるであ
ろう。
本発明の成形方法は必要な発泡合成樹脂の重量と硬度に
応じて主原料を選択し、それに対応して基本配合を決め
る(後述の第1及び第2実施例参照。)。
応じて主原料を選択し、それに対応して基本配合を決め
る(後述の第1及び第2実施例参照。)。
次に、発泡成形型を気圧を調節し得る雰囲気中に配置し
、例えば発泡成形型を大気圧″より低い雰樹脂の原液を
発泡成形型に注入し、大気圧より低い雰囲気中で、30
秒〜1o分間放置し、発泡。
、例えば発泡成形型を大気圧″より低い雰樹脂の原液を
発泡成形型に注入し、大気圧より低い雰囲気中で、30
秒〜1o分間放置し、発泡。
キュアさせて発泡合成樹脂成形品を得るものである。
次に本発明成形方法の基礎となる気圧の変化に基づく発
泡合成樹脂の密度及び硬度の変化を夫々実験結果として
示す。
泡合成樹脂の密度及び硬度の変化を夫々実験結果として
示す。
実験結果
前記実験結果より明らかな如く、気圧の変化に比例して
密度が変化しており、また硬度も一定の曲率で得られる
ので、発泡合成樹脂の密度及び圧縮硬度の調節が減圧或
いは増圧により任意調節可能である事がわかる(図面参
照)。
密度が変化しており、また硬度も一定の曲率で得られる
ので、発泡合成樹脂の密度及び圧縮硬度の調節が減圧或
いは増圧により任意調節可能である事がわかる(図面参
照)。
本発明の基本配合を第1実施例及び第2実施例として従
来の配合と比較して示すと次の如くである。
来の配合と比較して示すと次の如くである。
尚従来の配合のものは発泡助剤としてフレオンを16部
使用して常圧下で発泡成形されるものであり、また第1
実施例においては発泡助剤を全く使用せず単に減圧条件
下において発泡成形するものであり、第2実施例におい
ては発泡助剤を6部使用すると共に減圧条件下において
発泡成形するものである。
使用して常圧下で発泡成形されるものであり、また第1
実施例においては発泡助剤を全く使用せず単に減圧条件
下において発泡成形するものであり、第2実施例におい
ては発泡助剤を6部使用すると共に減圧条件下において
発泡成形するものである。
前記第2実施例における発泡合成樹脂の密度と減圧量と
の関係を示すと下記のようになる。
の関係を示すと下記のようになる。
前記衣からも明らかな如く、発泡助剤を用いた場合にも
、主原料の配合を一定にして減圧量を増加するに従い密
度が比例して減少することがわかる。
、主原料の配合を一定にして減圧量を増加するに従い密
度が比例して減少することがわかる。
発泡成形型を気圧を調節し得る雰囲気中に配置し、発泡
合成樹脂の原液を発泡させる方法は前記大気圧より低い
減圧状態に保持するだけでなく、発泡倍率を低下させる
場合には増圧状態の雰囲気中に配置してもよく、また減
圧状態も減圧状態を例えば0.5気圧等に一定に保つも
ののほか、発泡開始時と発泡終了時とで異なる気圧にし
てもよく、更に種々に気圧を変化させるものであっても
よい。
合成樹脂の原液を発泡させる方法は前記大気圧より低い
減圧状態に保持するだけでなく、発泡倍率を低下させる
場合には増圧状態の雰囲気中に配置してもよく、また減
圧状態も減圧状態を例えば0.5気圧等に一定に保つも
ののほか、発泡開始時と発泡終了時とで異なる気圧にし
てもよく、更に種々に気圧を変化させるものであっても
よい。
以りが本発明に係る発泡合成樹脂の成形方法の一実施例
の概略であるが、斯る方法に依れば、発 更ヲ泡合成
樹脂の基本配合を決定し、この発泡合成樹 4図脂の
原液を気圧を調節し得る雰囲気中で所定の気 回圧
に調節して発泡成形する事により、所望とする 及
び密度の発泡合成樹脂成形品を得る事が出来、気圧の調
節が直ちに密度の調節と結びつき、主原料の配合を種々
変更する事なく極めて容易に多種類の発泡合成樹脂成形
品を得る事が出来、また発泡助剤を用いなくても、発泡
倍率の高い成形品を得る事が出来、また第2実施例に示
す如く、フレオン等の発泡助剤を多少使用しても気圧の
調節に対応して、上記と同様に多種類の成形品が得られ
、また発泡倍率の高CA成形品を得る事が出来、何れに
しても発泡助剤を全く使用せず、或いは発泡助剤を多少
使用するものであるので発泡助剤による公害やコストア
ップの原因を押さえる事が出来、経済性に優れた発泡合
成樹脂の成形方法を得る事が出来る。
の概略であるが、斯る方法に依れば、発 更ヲ泡合成
樹脂の基本配合を決定し、この発泡合成樹 4図脂の
原液を気圧を調節し得る雰囲気中で所定の気 回圧
に調節して発泡成形する事により、所望とする 及
び密度の発泡合成樹脂成形品を得る事が出来、気圧の調
節が直ちに密度の調節と結びつき、主原料の配合を種々
変更する事なく極めて容易に多種類の発泡合成樹脂成形
品を得る事が出来、また発泡助剤を用いなくても、発泡
倍率の高い成形品を得る事が出来、また第2実施例に示
す如く、フレオン等の発泡助剤を多少使用しても気圧の
調節に対応して、上記と同様に多種類の成形品が得られ
、また発泡倍率の高CA成形品を得る事が出来、何れに
しても発泡助剤を全く使用せず、或いは発泡助剤を多少
使用するものであるので発泡助剤による公害やコストア
ップの原因を押さえる事が出来、経済性に優れた発泡合
成樹脂の成形方法を得る事が出来る。
尚り述においては本発明の一実施例を示したに留まり、
本発明の精神を脱する事なし′に種々の変なし得る事明
らかであろう。
本発明の精神を脱する事なし′に種々の変なし得る事明
らかであろう。
面の簡単な説明
面は気圧の変化に基づく発泡合成樹脂の密度25チ圧縮
硬度の変化を示す線図である。
硬度の変化を示す線図である。
特許出願人 池田物産株式会社
Claims (3)
- (1)発泡合成樹脂の原液を発泡成形型内に注入し、該
発泡合成樹脂の原液を発泡させる際に、前記発泡成形型
を気圧を調節し得る雰囲気中に配置し、発泡合成樹脂の
原液を発泡、キュアさせ所望とする密度の発泡合成樹脂
成形品を得るようにした事を特徴とする発泡合成樹脂の
成形方法。 - (2) 前記発泡成形型を大気圧より低い雰囲気中に
、または高い雰囲気中に配置する事を特徴とする特許請
求の範囲第1項記載の発泡合成樹脂の成形方法。 - (3)前記発泡成形型を大気圧より低いまたは高い一定
の気圧に保たれた雰囲気中に配置する事を特徴とする特
許請求の範囲第1項記載の発泡合成樹脂の成形方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56147306A JPS5849224A (ja) | 1981-09-18 | 1981-09-18 | 発泡合成樹脂の成形方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56147306A JPS5849224A (ja) | 1981-09-18 | 1981-09-18 | 発泡合成樹脂の成形方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5849224A true JPS5849224A (ja) | 1983-03-23 |
Family
ID=15427209
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56147306A Pending JPS5849224A (ja) | 1981-09-18 | 1981-09-18 | 発泡合成樹脂の成形方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5849224A (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4859164A (ja) * | 1971-11-29 | 1973-08-18 | ||
JPS51109070A (ja) * | 1975-03-20 | 1976-09-27 | Furukawa Electric Co Ltd | |
JPS5286464A (en) * | 1976-01-13 | 1977-07-18 | Ube Industries | Process for manufacture of polyamide foam molded goods |
-
1981
- 1981-09-18 JP JP56147306A patent/JPS5849224A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4859164A (ja) * | 1971-11-29 | 1973-08-18 | ||
JPS51109070A (ja) * | 1975-03-20 | 1976-09-27 | Furukawa Electric Co Ltd | |
JPS5286464A (en) * | 1976-01-13 | 1977-07-18 | Ube Industries | Process for manufacture of polyamide foam molded goods |
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