JPS5849095B2 - 真空雰囲気内で作動する回転電極への高周波大電力の供給装置 - Google Patents
真空雰囲気内で作動する回転電極への高周波大電力の供給装置Info
- Publication number
- JPS5849095B2 JPS5849095B2 JP53067221A JP6722178A JPS5849095B2 JP S5849095 B2 JPS5849095 B2 JP S5849095B2 JP 53067221 A JP53067221 A JP 53067221A JP 6722178 A JP6722178 A JP 6722178A JP S5849095 B2 JPS5849095 B2 JP S5849095B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- high frequency
- rotating electrode
- vacuum atmosphere
- rotating
- electrode
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- ing And Chemical Polishing (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は真空雰囲気内で作動する回転電極への高周波
大電力の供給装置に関するものである。
大電力の供給装置に関するものである。
イオンプレーテイング、プラズマエッチング、スパッタ
リング装置等において真空雰囲気内で作動する回転電極
に高周波(IMHz以上)電力を供給する方法としては
、従来ブラシ法や回転軸受への接続法のような直接接触
法等が用いられている。
リング装置等において真空雰囲気内で作動する回転電極
に高周波(IMHz以上)電力を供給する方法としては
、従来ブラシ法や回転軸受への接続法のような直接接触
法等が用いられている。
しかしながら、このような従来の方法では接触抵抗の変
化による負荷インピーダンスの変化が無視できなくなり
、接触法を採用する限り大電力の供給は困難であった。
化による負荷インピーダンスの変化が無視できなくなり
、接触法を採用する限り大電力の供給は困難であった。
また接触子は機械的摩耗を考えて定期的に変換する必要
があった。
があった。
さらに回転電極の回転軸端から給電するものは装置がか
さばるだけでなく、回転電極の長さが使用高周波電源の
周波数のλ/4に比例した長さになると、高周波供給ラ
インに電圧、電流定在波が発生し、電極面で均一な電位
分布が得られなくなる。
さばるだけでなく、回転電極の長さが使用高周波電源の
周波数のλ/4に比例した長さになると、高周波供給ラ
インに電圧、電流定在波が発生し、電極面で均一な電位
分布が得られなくなる。
この発明の目的は、真空雰囲気内で作動する回転電極に
対して所定の真空ギャップを保って高周波電源に接続し
た端子板を設け、この端子板と回転電極とから成る結合
コンデンサを介して給電を行なって従来の直接接触法の
欠点を解消すると共に電極面上により均一な電位分布が
得られるようにした新規な装置を提供することにある。
対して所定の真空ギャップを保って高周波電源に接続し
た端子板を設け、この端子板と回転電極とから成る結合
コンデンサを介して給電を行なって従来の直接接触法の
欠点を解消すると共に電極面上により均一な電位分布が
得られるようにした新規な装置を提供することにある。
以下この発明を添付図面を参照して更に説明する。
第1図には回転ドラム電極におけるこの発明の一実施例
を示し、1は真空容器、2は回転ドラム電極、3は回転
ドラム電極2の軸、4,5はシールド部材である。
を示し、1は真空容器、2は回転ドラム電極、3は回転
ドラム電極2の軸、4,5はシールド部材である。
6は回転ドラム電極2に対して予定の真空ギャップを保
って位置決めされた端子板で、回転ドラム電極2の表面
に沿って弧状にのびている。
って位置決めされた端子板で、回転ドラム電極2の表面
に沿って弧状にのびている。
この端子板6は図示してない高周波電源に接続され、そ
して図示したようにほぼ中央部に給電される。
して図示したようにほぼ中央部に給電される。
第2図には第1図の変形実施例を示し、第1図と同一ま
たは同様な構成要素は第1図と同一の符号で示す。
たは同様な構成要素は第1図と同一の符号で示す。
第2図に示す変形実施例では、回転ドラム電極2と共に
結合コンデンサを構成する端子板は三つの別個のセグメ
ン} 6 a s 6 b t 6 cから成り、各セ
グメント6a,6b,6cはほぼ同一面内に配置され、
そして図示してない高周波電源に共通に接続される。
結合コンデンサを構成する端子板は三つの別個のセグメ
ン} 6 a s 6 b t 6 cから成り、各セ
グメント6a,6b,6cはほぼ同一面内に配置され、
そして図示してない高周波電源に共通に接続される。
このように構成することによって回転ドラム電極2の表
面における電位分布の差を小さくすることができる。
面における電位分布の差を小さくすることができる。
第3図を参照すると、この図面には回転円板電極に実施
した例を示す。
した例を示す。
第3図において7は真空容器、8は回転円板電極、9は
回転円板電極8の軸、10はシールド部材、11は回転
円板電極8の下側面に対して予定の真空ギャップを保っ
て位置決めされた端子板で、図示してない高周波電源に
接続される。
回転円板電極8の軸、10はシールド部材、11は回転
円板電極8の下側面に対して予定の真空ギャップを保っ
て位置決めされた端子板で、図示してない高周波電源に
接続される。
以上例示したようにこの発明による装置においては、給
電されるべき回転電極を一方の極板とし、高周波電源に
接続される端子板を他方の極板とした真空ギャップによ
る間接結合を介して給電が行なわれるので、直接接触法
に伴なう上述の欠点、不利益は解消でき、また回転電極
における電位分布を一様にすることができ、回転電極の
軸を通って給電するように構成してないので結合装置の
ために特別にスペースを設ける必要がないなど多くの効
果が得られる。
電されるべき回転電極を一方の極板とし、高周波電源に
接続される端子板を他方の極板とした真空ギャップによ
る間接結合を介して給電が行なわれるので、直接接触法
に伴なう上述の欠点、不利益は解消でき、また回転電極
における電位分布を一様にすることができ、回転電極の
軸を通って給電するように構成してないので結合装置の
ために特別にスペースを設ける必要がないなど多くの効
果が得られる。
特にこの発明による装置は、回転電極における電位分布
に精度が要求される場合に有効である。
に精度が要求される場合に有効である。
第1図はこの発明による装置の一実施例を概略的に示す
部分断面平面図、第2図は変形実施例を示す第1図と同
様な部分断面平面図、第3図はこの発明の別の実施例を
示す部分断面平面図である。 図中、1,7は真空容器、2,8は回転電極、6,6a
,6b,6c,11は端子板である。
部分断面平面図、第2図は変形実施例を示す第1図と同
様な部分断面平面図、第3図はこの発明の別の実施例を
示す部分断面平面図である。 図中、1,7は真空容器、2,8は回転電極、6,6a
,6b,6c,11は端子板である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 真空雰囲気内で作動する回転電極に対して所定の真
空ギャップを保って高周波電源に接続した端子板を固定
し、この端子板と回転電極とにより結合コンデンサを構
成し、高周波電源からの高周波大電力をこの結合コンデ
ンサを介して回転電極へ供給するようにしたことを特徴
とする真空雰囲気内で作動する回転電極への高周波大電
力の供給装置。 2 真空雰囲気内で作動する回転電極に対して所定の真
空ギャップを保って位置決めされる端子板をほぼ同一面
内に配置した複数個の別個のセグメントで構成し、各セ
グメントを高周波電源に共通に接続したことを特徴とす
る特許請求の範囲第1項に記載の真空雰囲気内で作動す
る回転電極への高周波大電力の供給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53067221A JPS5849095B2 (ja) | 1978-06-06 | 1978-06-06 | 真空雰囲気内で作動する回転電極への高周波大電力の供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53067221A JPS5849095B2 (ja) | 1978-06-06 | 1978-06-06 | 真空雰囲気内で作動する回転電極への高周波大電力の供給装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54158643A JPS54158643A (en) | 1979-12-14 |
JPS5849095B2 true JPS5849095B2 (ja) | 1983-11-01 |
Family
ID=13338627
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP53067221A Expired JPS5849095B2 (ja) | 1978-06-06 | 1978-06-06 | 真空雰囲気内で作動する回転電極への高周波大電力の供給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5849095B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4022627B2 (ja) * | 2004-07-12 | 2007-12-19 | 株式会社昭和真空 | 給電機構を搭載する真空装置および給電方法 |
JP5157741B2 (ja) * | 2008-08-12 | 2013-03-06 | コニカミノルタホールディングス株式会社 | プラズマ放電処理装置 |
WO2010052846A1 (ja) * | 2008-11-05 | 2010-05-14 | 株式会社アルバック | 巻取式真空処理装置 |
JP6083696B2 (ja) * | 2012-11-30 | 2017-02-22 | ホシデン株式会社 | 回転体への無接触給電構造 |
-
1978
- 1978-06-06 JP JP53067221A patent/JPS5849095B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54158643A (en) | 1979-12-14 |
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