JPS5848944Y2 - オ−トバイ等走行車用警報装置 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はオートバイ、自転車等二輪車、三輪車の如き走
行車が走行中、殊にオートバイの走行中、急に歩行者、
ないし、小児が車道に飛出して来た場合の如きに咄嗟に
警報装置を駆動するに適するオートバイ等走行車の走行
装置を得ることを目的とする。

本考案はバンドル０外端部に着脱自在にした支持板１に
受圧部１ａ、１ｂを直角状、ないし、使用適性を有する
角度を存して備設し、受圧部１ａ。

１ｂに電気接点２，３を各設定するとともにそれ等接点
に対し発条４，５を各併設し、発条４，５に屈曲した接
圧杆６を接点２，３に対し常時離間状態を持して取付け
、受圧部１ ａ、１ｂにゴム製その他同効資材製被覆体
７を被着したオートバイ等走行車用警報装置であって、
図中８は被覆体７に定着した取付環で弾力性を具有させ
、通常円弧状に形成する。

９はバンドル、１０はそれに定着した握り、１１は保持
帯で、支持板１の被覆体７によって被覆されていない部
分をノ・ンドル９に付着し、との付着個所にバンドル９
ともども保持帯１１を掛廻わして支持板１をバンドル９
に定着する。

１２はクラッチレバ−な示す。なお、発条４゜５ば、通
常螺旋発条４の弾力を同５より大にする。

接圧杆６は電気導体である。

本考案の作用を説明するに、本考案装置を上述の通りバ
ンドル９に増付け、取付環８を握り１０に嵌着し、本考
案装置に於ける被覆体７の存する個所を握り１０の内端
部に付着する。

そこで、被覆体７に設けた親指の配接用凹部に左手の親
指を配しその余の左手手指を以て握り１０を握持し、被
覆体７を親指で押圧すれば接圧杆６は発条４を圧縮して
電気接点２に接触し、あるいは、親指を横に押圧すれば
接圧杆６は発条５を圧縮して電気接点３に接触し、ない
し、親指による被覆体７の抑圧加減の操作により接圧杆
６は電気接点２，３に同時に接触し、接圧杆６と各電気
接点、ないし、電気接点２，３０両者に電流が通じ、接
圧杆６、電気接点２，３によって構成される電気回路に
電気的に接続されている警報（ブザー等）が鳴音な発す
る。

接圧杆６、電気接点２，３を同一電源に接続し、その他
接圧杆６、電気接点２，３の上記各接触により上記警報
が鳴音を発する電気一般的な装置を予めオートバイ等に
設備して置くことは勿論である。

本考案は上述の通りであるからオートバイ、自転車等走
行車を使用して走行中、急に歩行者、ないし、小児が車
道に飛出して来た如き場合、ないし、衝突状態が発生す
る如き場合、咄嗟にブザー等警報装置を駆動するに適し
、即ち、人間は急迫な事情に遭遇する時手掌を握圧する
特性があり、これを牙囲して常に握り１０を把持する手
掌の新指が被覆体７に接触し、ないし、これに近接して
いることによってこれを押圧し、以て接圧杆６を電気接
点２，３に各別に、あるいは、同時に接触させてブザー
等に鳴音を発生させ得る効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案オートバイ等走行車用警報装置を走行車
のバンドルに装備したところを示す正面図、第２図は本
考案警報装置の左側面図、第３図は同第２図に於けるＡ
−Ａ線断面拡大図である。 図中主要部は実用新案登録請求の範囲記載事項の相互補
足関係に存する。

Claims (1)

1. 【実用新案登録請求の範囲】 本文に詳記するようにバンドルの外端部に着脱自在にし
   た支持板１に受圧部１ ａ、 １ ｂを直角状。 ないし、使用適性を有する角度を存して備設し、受圧部
   １ａ、１ｂに電り接点２，３を各設定するとともにそれ
   等接点に対し発条４，５を各併設し、発条４，５に屈曲
   した接圧杆６を接点２，３に対し常時離間状態を持して
   取付け、受圧部１ａ、１ｂにゴム製その他同効資材製被
   覆体７を被着したオートバイ等走行車用警報装置。