JPS5848732B2 - 電力発生方法およびその装置 - Google Patents

電力発生方法およびその装置

Info

Publication number
JPS5848732B2
JPS5848732B2 JP793176A JP793176A JPS5848732B2 JP S5848732 B2 JPS5848732 B2 JP S5848732B2 JP 793176 A JP793176 A JP 793176A JP 793176 A JP793176 A JP 793176A JP S5848732 B2 JPS5848732 B2 JP S5848732B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
steam
turbine
flash
stage
fluid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP793176A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5292045A (en
Inventor
征孜 福田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP793176A priority Critical patent/JPS5848732B2/ja
Publication of JPS5292045A publication Critical patent/JPS5292045A/ja
Publication of JPS5848732B2 publication Critical patent/JPS5848732B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Engine Equipment That Uses Special Cycles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、電力発生方法およびその装置、殊にこれら方
法および装置に使用される熱水原動機に関する。
加圧熱水がフラッシュして得られる蒸気と熱水の両方に
より作動する原動機をトータルフローエナージマシンと
いうが、このようなマシンにはスクリューエキスパンダ
ーなど色々考えられ、その適用分野として熱水式地熱発
電と熱水原動機等があり、最近低熱源利用で要求が高ま
ってきている。
さて、従来の熱水原動機として同一出願人に係る特願昭
50−68541号(特開昭51−14481号公報)
に記載されているものがあり、その内容は加圧高温熱水
をスクリューエキスパンダー等で膨脹させ、発生した蒸
気を蒸気タービンに導くものである。
しかし、スクリューエキスパンダーには次のような欠点
があり、その適用に限界がある。
即ち、■構造が複雑であり信頼性が十分でない。
■発生する蒸気と熱水の分離効率が悪く、蒸気タービン
に水滴がキャリーオーバーし蒸気タービンの性能低下、
スケール付着、ドレンエロージョン等を起し易い。
■容積形の機械であるから大容量化が困難である。
このようなスクリューエキスパンダーの欠点のために、
スクリューエキスパンダーを使用した熱水原動機は比較
的小容量のクローズドサイクル式熱水原動機には適して
いるが、大容量化と不純物の多い熱水の利用には問題が
あった。
地熱発電の場合、加圧熱水をトータルフローエナージマ
シンで減圧膨脹させ動力を取り出し、発生した蒸気を蒸
気タービンに導き更に低圧低温まで膨脹させ動力を取り
出す点は同じであるが、一度仕事をした熱水は排出して
しまういわゆるオープンサイクルである。
地熱の場合、トータルフローエナージマシンとしてスク
リューエキスパンダーを使用することも可能であるが、
熱水中にスケール生成物質が多量に含まれているため蒸
気と熱水の分離効率が悪いと蒸気タービンにスケールが
付着するので好しくない。
従って、蒸気と熱水の分離効率が良く、大容量化カ容易
で信頼性の高いトータルフローエナージマシンが得られ
るならば、クローズドサイクル式熱水原動機のみならず
熱水式地熱発電にも役立つ。
本発明は、そのような条件を満足するようにトータルフ
ローエナージマシンを改良して最適な電力発生方法およ
びその装置を提供するものである。
本発明において使用されるトータルフローエナージマシ
ンは熱水と蒸気の混合流を羽根に吹き付けて羽根車を回
転するもので、以下フラッシュタービンと命名する。
フラッシュタービンとしては、接線流式と軸流式との両
型式が考えられ、前者の構造を第1図及び第2図に例示
し、後者の構造を第5図及び第6図に例示している。
最初に、第1図及び第2図を参照して本発明によって使
用する接線流式フラッシュタービンの一例について説明
する。
加圧熱水は、図示していない供給源から熱水入口管1を
経て蒸気熱水混合ノズル2の中で減圧された蒸気熱水混
合噴流aとなる。
蒸気熱水混合ノズル2より噴出する高速の蒸気熱水混合
噴流aは回転羽根3に接線方向に流入し、回転羽根3及
びこれと一体のディスク7と回転軸8を回転させる。
回転羽根の間に流入した蒸気熱水混合噴流aは最初は蒸
気熱水混合体bであるが、遠心力の作用により熱水Cが
外周に集まり、蒸気dが内周に集まられ蒸気と熱水が分
離される。
回転羽根3の外周には、車室外壁4が熱水Cと蒸気dが
外周に飛散するのを防止するように設けてある。
車室外壁4の最下部には開口部が設けてあり、分離され
た熱水Cを回転羽根3の外に排出する。
回転羽根3の内周には車室内壁5を蒸気熱水混合ノズル
2人口部に位置するように設け、熱水蒸気混合体bが回
転羽根3の内側に流出するのを防止する。
熱水と蒸気が分離されたのちは、蒸気dが回転羽根3の
内側に流れ得るように、その他の部分では回転羽根3の
内側は開口している。
回転羽根3の両側面には車室側壁6が全周に設けられ、
回転羽根3の側面からの蒸気熱水の漏洩を防止する。
車室側壁6の内直径は回転羽根3の内直径より小さくし
、蒸気dは回転羽根3の内周で旋回し、遠心力で水滴を
より完全に分離されたのち、車室側壁6の内径より両側
に流出し、更に上方に上昇し蒸気出口10より流出する
蒸気出口10より得られる蒸気は水分なほg完全に分離
した飽和蒸気であって、蒸気タービンに導き、更に低圧
力まで仕事をさせることが出来る。
熱水Cは集められて排水出口11より排出される。
フラッシュタービンは圧力容器9の中に納められ、1つ
の圧力容器9の中に1組又は数組の回転羽根が1本の回
転軸8にディスク7で取付けられる。
回転軸8は軸受13で支えられ、圧力容器9を貫通する
部分にはシール12が設げられ漏洩を防止する。
回転軸8は、カンプリング14により結合された発電機
を駆動する。
以上接線流式フランシュタービンの場合の構造と作用を
説明したが、要するに加圧熱水より高速の蒸気熱水混合
噴流を作り、これを回転羽根にぷつげてその衝動により
回転羽根を回転させ、回転羽根の間の空間に入った蒸気
熱水混合流体を遠心力により熱水と蒸気に分離し、この
蒸気を回転羽根の内周から、又熱水を回転羽根の外周か
らそれぞれ取出すことにより、水分の良く分離された蒸
気を得ると同時に動力を得るものである。
上記の説明の構造は一見水車と良く似た構造であるが、
これは単に圧力差を利用して回転する水車とは異り、熱
落差を利用して動力を得るものであり、得られる動力は
はるかに太きいものである。
次に、それを定量的に説明する。
第3図は第1及び2図に示したフラッシュタービンを使
用した本発明による地熱発電系統の一例を示す。
第3図において、15は地熱井、16aは第1段フラン
シュタービン、16bは第2段フラッシュタービン、1
7は還元井、18は複数段を有する蒸気タービン、i
9 a t 1 9 b t 1 9 cはそれぞれ第
1段フラッシュタービン16a1第2段フラッシュター
ビン16b1蒸気タービン18の各回転軸に連結した発
電機を示す。
第1段フランシュタービン16aにおいてそのディスク
を駆動するのに坪用された水は導管30を通して第2段
フランシュタービン16bへ供給される。
流体がこれら第1及び2段のフランシュタービン16a
及び16bの各ノズル31a及び3lbを通る結果とし
て発生した蒸気はそれぞれ導管32a及び32bを通し
て蒸気タービン18の第1及び2段に供給され、これら
蒸気は蒸気タービン18の回転軸に連結したタービンホ
イールを通して流れて同ホイールを回転させる。
しかして、例えば180℃の飽和熱水(圧力1 0.
2 ata )が4000T/Hあったとし、これを1
43℃(圧力4.Oata)、103.5℃(圧力1.
1 7 ata )に2段フラッシュさせて得られる蒸
気320T/Hと279T/Hで復水式飽和蒸気タービ
ンを駆動すれば、約50000κWの動力を得ることが
出来る。
この方法は既に開発されダブルフラッシュ式地熱発電で
実用化されつ瓦ある。
これに対して、本発明によれば、第1及び2図に示した
フラッシュタービンを各フラッシュ段落に用いることに
よって得られる動力を求めると、次のようになる。
(1)第1段フランシュタービン 入口圧力 1 0. 2 ata,温度180℃出口圧
力 4.4 ata (圧力損失10%とする)熱水入
口エンタルピー 182267 Kcal/kg 等エントロピー線上の出口、蒸気熱水混合流体のエンタ
ルピー1 8 0 7 8 2 Kcal lk9、断
熱熱落差=182267−180782=1485Kc
al/kgよって、蒸気熱水混合噴流の流速C=φX9
1.5,/T7T丁中1 0 0M/S (φ一速度係
数)である。
回転羽根の外径を1.0M及び回転数を60Orpmと
すると、回転羽根の周速U=πX1.OX60031.
4M/S 60 従って、熱水蒸気混合流体は約100M/Sの流速で流
入し、約31.4M/Sの流速で流出するので、埋論的
な効率は1一 ( 3 1.4/1 0 0 )2中0.9即ち約90
%得られるが、諸損失を差引いて約70%の効率が得ら
れるとして、 である。
動力を回収することにより、フラッシュ蒸気量が減少す
るので蒸気タービンの出力が約930KW減少するので
、これを差引くと正味出力増加3900KWが得られる
(2)第2段フランシュタービン 入口圧力を3.6 ata (圧力損失10%とする)
及び出口圧力を1. 3 ata (圧力損失11%と
する)として、同様の計算をすると、フラッシュタービ
ン出力は5130KW及び蒸気タービン出力減少は57
0KWとなり、従って正味出力増加は4560KWとな
る。
以上第1段及び第2段を合せると、正味出力増加846
0κWを得ることが出来、これは従来の蒸気タービンの
みにより得られる出力50000κWに対して16.9
%の出力増加に相当する。
第2の例として第1及び2図に示したフラッシュタービ
ンを用いた本発明による熱水原動機サイクルの一例を第
4図に示す。
第4図において、20は熱交換器、21は復水器、22
は蒸気タービン、22はギヤ、24は発電機、25aは
第1段フラッシュタービン、25bは第2段フランシュ
タービン、26a及び26bはポンプを示し、各フラン
シュタービン25a,25bにおいて流体を動的に膨脹
させるようにし、その結果フラッシュ蒸発によって発生
した蒸気は蒸気タービン22の各対応する段へ供給され
る。
この熱水サイクルは前述した特開昭51−144851
号公報に記載のスクリューエキスパンダーの代りに第1
及び2図に示したフランシュタービンを用いたものであ
って、第3図の地熱発電がオープサイクルであるのに対
して熱交.換器を包含したクローズサイクルになってい
る。
次に、第5図及び第6図を参照して、本発明において使
用する軸流式フラッシュタービンの一例について説明す
る。
作用効果は先に説明した接線流式フラッシュタービンと
同じく、加圧熱水より高速の蒸気熱水混合噴流を作り、
これを回転羽根にぷつげてその衝動により回転羽根を回
転させ、蒸気熱水混合流体を遠心力により熱水と蒸気に
分離し、この蒸気を回転ドラムの内周から又熱水を回転
ドラムの外周からもそれぞれ取り出すことにより、水分
の良く分離された蒸気を得ると同時に動力を得るもので
ある。
第5図において、熱水入口管1′より流入した高温加圧
熱水は蒸気熱水混合ノズル2′で蒸気混合噴流a′にな
り、回転羽根3′に当り回転させる。
回転羽根3′はディスク7′に固定され、ディスク7′
は回転軸8′と一体でカンプリング14′を経て発電機
を駆動する。
回転羽根3′を出た蒸気熱水混合体b′は回転ドラム4
a’の内側で遠心力により熱水C′と蒸気d′に分離
される。
熱水C′は排水ノズルにより外周に排出され排水出口1
1′より排出される。
蒸気d′は内側より蒸気出口10′を経て排出される。
回転ドラム4 a’には、熱水の流出を防止するために
回転仕切板5 a’が付いている。
なお、9′は圧力容器、12′はシール、13′は軸受
を示し、更に第6図はその軸流式フラッシュタービン翼
列断面を示し、イは蒸気熱水混合ノズル2′の断面、口
は回転羽根3′の断面及びハは排水ノズル6a’の断面
をそれぞれ示している。
以上の説明から明らかなように、本発明において使用す
るフラッシュタービンは、熱水かラ直接動力を取り出す
トータルフローエナージマシンとして信頼性が高く、し
かも出口に於での蒸気と熱水の分離効果が良い。
これにより前述した特開昭51−144851号公報に
示した熱水原動機の実現を容易にすることが出来るのみ
ならず、熱水式地熱発電に於で大巾な出力増加を実現す
ることが可能となり、きわめて産業上有益なものである
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明において使用する接線流式フ
ランシュタービンの一例を示し、第1図は第2図のA−
A線断面図及び第2図は第1図のB−B線断面図、第3
図は該フラッシュタービンを使用した本発明による地熱
発電系統の一例を示す図、第4図は該フラッシュタービ
ンを用いた本発明による熱水原動機サイクルの一例を示
す図、第5図は本発明において使用する軸流式フランシ
ュタービンの一例を示す断面図、第6図はその翼列断面
を示し、イは蒸気熱水混合ノズルの断面図、口は回転羽
根の断面図、ハは排水ノズルの断面図である。 1 , F・・・・・熱水入口管、2 , 2’−・・
・・・蒸気熱水混合ノズル、3,3′・・・・・・回転
羽根、4・・・・・・車室外壁、4a′・・・・・・回
転ドラム、5・・・・・・車室内壁、5a′・・・・・
・回転仕切板、6・・・・・・車室側壁、6a′・・・
・・・排出ノズル、7 , 7’・・・・・ディスク、
8 , 8’−・・・・・回転軸、9,9′・・・・・
・圧力容器、1 0 , 1 0’・・・・・シール、
13,13′・・・・・・軸受、1 4 , 1 4’
・・・・゜カツプリング、15・・・・・・地熱井、1
6a,1 6b・・・・・・フランシュタービン、1
7・・・・・・還元井、18・・・・・・蒸気タービン
、19a,19b,19c−”・発電機、20−・・・
・・熱交換器、21・・・・・・復水器、22・・・・
・・蒸気タービン、23・・・・・・ギヤ、24・・・
・・・発電機、25a,25b・・・・・・フラッシュ
タービン、26a,26b・・・・・・ポンプ、30・
・・・・・導管、3 1 a t 3 l b・・・゜
゜゜ノズル、32a,32b・・・・・一導管、a,a
′・・・・・・蒸気熱水混合噴流、b , b’−・・
・・・蒸気熱水混合体、C,C′・・・・−・熱水、d
, d’・・・・・・蒸気。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 熱水又は熱水と蒸気との混合流体の供給源を準備1
    −、回転軸に連結したディスクを有するフラッシュター
    ビンに前記混合流体をノズルを通して供給し、同流体が
    前記ノズル内を通ることの結果として同流体の一部分が
    フラッシュ蒸発して蒸気相となり、同流体の水成分が前
    記ノズルによって同ディスクに向けてぶつつげられて同
    ディスクを回転させるようにし、前記フラッシュ蒸発し
    た蒸気を回転軸に連結したタービンホイールを有する蒸
    気タービンの段落へ供給し、同蒸気が蒸気タービンのホ
    イールを通して流れることの結果として同ホイールを回
    転させ、同蒸気タービンの回転軸及び前記フラッシュタ
    ービンの回転軸を発電機に連結して電気を発生させるこ
    とを特徴とする電力発生方法。 2 特許請求の範囲第1項記載の方法において、前記フ
    ラッシュタービンが衝撃型タービンであることを特徴と
    する電力発生方法。 3 特許請求の範囲第1項記載の方法において、前記フ
    ラッシュタービンおよび蒸気タービンはいずれも複数の
    段を有しており、前記フラッシュタービンの各段に順次
    各前段から流体の水成分を供給し、蒸気タービンの各段
    にフラッシュタービンの対応する段から蒸気を供給する
    ことを特徴とする電力発生方法。 4 特許請求の範囲第1項、第2項又は第3項記載の方
    法において、前記フラッシュタービンの第1段において
    前記ディスクを駆動するのに使用された水をフラッシュ
    タービンの第2段のディスクに向けて衝突させ、同流体
    がノズル内を通る結果として発生した蒸気を前記蒸気タ
    ービンの第2段へ供給することを特徴とする電力発生方
    法。 5 熱水又は熱水と蒸気との混合流体を使用することに
    よって電力を発生させる方法において、前記流体を第1
    原動機内において動的に膨脹させて同第1原動機を作動
    させ、同流体の膨脹によってフラッシュ蒸発して発生し
    た蒸気を第2原動機に供給して同第2原動機を作動させ
    ることを特徴とする電力発生方法。 6 特許請求の範囲第5項記載の方法において、前記各
    原動機は2つ以上の段を有し、第1原動機の各段に順次
    各前段から作動流体を供給し、同流体を各段において動
    的に膨脹させ、その結果フラッシュ蒸発して発生した蒸
    気を第2原動機の各対応する段に供給することを特徴と
    する電力発生方法。 7 熱水又は熱水と蒸気との混合流体である作動流体源
    と、同作動流体源に連結したノズルを具えたフラッシュ
    タービンを設け、前記ノズルは前記作動流体をフラッシ
    ュタービンのディスクに向けて噴出させて同ディスクを
    回転させると共に、同作動流体が同ノズル内を通過する
    ことの結果として同流体の一部分をフラッシュ蒸発させ
    て蒸気相にさせる働きをするようにし、蒸気タービンを
    設け、前記フラッシュタービン内において発生シた蒸気
    を同蒸気タービンへ供給し、同蒸気が前記蒸気タービン
    内を通過することの結果として、夕一ビンの回転軸を回
    転させるようにする導管を設け、前記蒸気タービンの回
    転軸およびフラッシュタービンの回転軸に発電機を連結
    していることを特徴とする動力発生装置。 8 特許請求の範囲第7項記載の装置において、前記フ
    ランシュターピンが軸流式衝撃型タービンであることを
    特徴とする動力発生装置。 9 特許請求の範囲第7項記載の装置において、前記フ
    ラッシュタービンが接線流式衝撃型タービンであること
    を特徴とする動力発生装置。 10 特許請求の範囲第7項、第8項又は第9項記載
    の装置において、前記フラッシュタービンはいずれも複
    数の段を有しており、フラッシュタービンの各段は順次
    各前段から前記流体の水成分を供給され、蒸気タービン
    の各段はフラッシュタービンの対応する段から蒸気を供
    給されるように構成したことを特徴とする動力発生装置
    。 11 熱水又は熱水と蒸気との混合流体を用いて動力
    を発生させるための装置であって、前記熱水又は熱水と
    蒸気との混合流体を導入し、それを動的に膨脹させ、同
    流体の一部分をフラッシュ蒸発させて蒸気相にさせるた
    めの第1原動機と該フラッシュ蒸発によって発生した蒸
    気を受取るための第2原動機とから戒る動力発生装置。 12 特許請求の範囲第11項の記載において、前記
    各原動機は2つ以上の段を有し、第1原動機の各段は順
    次各前段から流体を供給され、同流体を順次各段におい
    て動的に膨脹させるようにし、その結果フラッシュ蒸発
    によって発生した蒸気を第2原動機の各対応する段へ供
    給するように構成したことを特徴とする動力発生装置。
JP793176A 1976-01-29 1976-01-29 電力発生方法およびその装置 Expired JPS5848732B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP793176A JPS5848732B2 (ja) 1976-01-29 1976-01-29 電力発生方法およびその装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP793176A JPS5848732B2 (ja) 1976-01-29 1976-01-29 電力発生方法およびその装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5292045A JPS5292045A (en) 1977-08-03
JPS5848732B2 true JPS5848732B2 (ja) 1983-10-31

Family

ID=11679256

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP793176A Expired JPS5848732B2 (ja) 1976-01-29 1976-01-29 電力発生方法およびその装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5848732B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0436491Y2 (ja) * 1985-10-18 1992-08-28

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5855655A (ja) * 1981-09-30 1983-04-02 株式会社東芝 冷凍サイクル用タ−ビン
JPS59173571A (ja) * 1983-03-24 1984-10-01 Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd 地熱二相流の輸送方法
JP5829120B2 (ja) * 2011-12-23 2015-12-09 株式会社ターボブレード 熱水蒸気発電装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0436491Y2 (ja) * 1985-10-18 1992-08-28

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5292045A (en) 1977-08-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4298311A (en) Two-phase reaction turbine
US5946915A (en) Multistage two-phase turbine
US5525034A (en) Hybrid two-phase turbine
US4336693A (en) Refrigeration process using two-phase turbine
US4438638A (en) Refrigeration process using two-phase turbine
US4441322A (en) Multi-stage, wet steam turbine
JPS5818562B2 (ja) 塩水から蒸気を生成する方法および装置
US20120006024A1 (en) Multi-component two-phase power cycle
WO2015195871A1 (en) Turbine apparatus with counter-rotating blades
US9127595B2 (en) Parallel cascaded cycle gas expander
JPS5848732B2 (ja) 電力発生方法およびその装置
WO2016043653A1 (en) A multistage evaporation organic rankine cycle
JPH0868501A (ja) 湿分分離装置及び方法
US4060989A (en) Thermodynamic machine with step type heat exchangers
CN209145650U (zh) 一种速度式膨胀机及有机朗肯循环发电系统
RU92094U1 (ru) Радиальный реактивно-роторный двигатель с роторами противоположного вращения
Bambang Teguh et al. Design of n-butane radial inflow turbine for 100 kw binary cycle power plant
US11898469B2 (en) Reaction turbine operating on condensing vapors
CN219220746U (zh) 向心透平驱动的离心工质泵及有机朗肯循环系统
WO2008044967A1 (fr) Procédé pour produire de l'énergie supplémentaire par sa transformation multiple dans un circuit fermé de circulation du fluide de travail et procédé de mise en oeuvre correspondant
CN109356661A (zh) 一种速度式膨胀机及有机朗肯循环发电系统
KR20150138651A (ko) 통공형 원심식 다단터빈
RU2084645C1 (ru) Способ преобразования тепловой энергии в механическую работу в тепловой машине и тепловая машина
RU2107176C1 (ru) Способ работы теплового двигателя и тепловой двигатель
JPS59126001A (ja) 反動式二相流タ−ビン装置