JPS5848618A

JPS5848618A - 炉体

Info

Publication number: JPS5848618A
Application number: JP14674381A
Authority: JP
Inventors: Sakae Hamamura; 浜村　栄
Original assignee: Sumitomo Metal Industries Ltd
Current assignee: Nippon Steel Corp
Priority date: 1981-09-16
Filing date: 1981-09-16
Publication date: 1983-03-22

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は、均熱炉、加熱炉等の炉体に関する。

炉内の実効容積（加熱処理のために用いらｎる実質的容
積）９寸法は仕様決定時点において想定さ扛る操業計画
、特に加熱材の寸法に応じて決定され、辿常は加熱材寸
法より若干大きくなっている。このため加熱材が小さな
場合には燃料消費か多く、特にライン変更等により加熱
材寸法を小さなものに震央さ扛た場合には、炉内実効容
積９寸法１ま炉全体を改造しない限シ変更することがで
きず、炉内実効容積と加熱材の体積とのバランスがくず
れｉ）％ｊ　＆’７、燃焼効率が低下し、又炉体の放散
熱讐も多くなって全体の熱損失は多大となり、さらに加
熱処理のだめの温度管理が適切に行われず、加熱材に欠
陥が生じて品質が低下する虞れがある。

本発明は斯かる事情に鑑みなさｎたものであシ、炉内の
実効容積を加熱材寸法に応じて変更できる構成として燃
焼効率の向上を図り、適切な加熱処理を可能とした炉体
の提供を目的とする。

以下本発明をその実施例を示す図面に基いて詳述する。

図面は本発明に係る加熱炉の正面断面図である。加熱炉
は分塊工程で粗圧延された鋼片、または連続鋳造された
鋳片を最終製品に圧延するため傾、その目的に応じた所
定の温度に再加熱する炉である。図において、１は形鋼
等よりなる芯材と、プラスチック等よりなる耐火物にて
断熱構造とさ、れた炉殻であり、炉殻ｌ内をその軸長方
向（図面表裏方向）に加熱材が送給さｎる０炉殻１の両
側壁ユｌ及び１２内側面には、移動壁２１゜２２が夫々
嵌合するように凹部１１ａ、１２ａが形成されておシ、
また天井１３にも同様に移動天井２３が嵌合する凹部１
３ａが形成さ扛ている。

移動壁２１，２２、移動天井２３は炉殻ｌと同様の芯材
と耐火物よりなる断熱構造となっており、移動壁２１．
２２は側壁１１．１２と、また移動天井２３は天井１３
と平行状態を保ったまま移動し得るようになっている。

ｆｆ１１ち側壁１１，１２の外面下端部には架台５２゜
５４が固着さｎておシ、その上面には支持台４２゜４４
が設けら扛ていて、さらに支持台４２．４４の上面には
、シリンダ３２．３４が夫々取シ付けら才している。シ
リンダ３２，３４の口゛ソド３２ａ。

３４ａの先端は、側壁１１．１２を貫通して移動壁２１
．２２の、側壁１１．１２と対向する面に取り付けらｎ
ている。また側壁１１．１２の外面略中程にも架台５１
．５３が固着されていて、前記架台５２．５４同様に、
その上面にシリンダ３１゜３３を取り伺けた支持台４１
．４３を設け、シリンダ３１．３３のロッド３１　ａ、
　　３３　ａも同様に但］ｊ壁１１，１３を挿通して移
動壁２１．２２に取り伯りら扛ている。そして、移動壁
２１はシリング３１．３２の連繋駆動によりロッド３１
　ａ、　３２ａは協動的に退入、進出・□し、側壁１１
とは平行状態を保ったまま、＠壁１１に接近、ｍ隔し、
また移動壁２２祉、シリンダ３３．３４の連繋駆動によ
シロラド３３　ａ、　　３４　ａは協動的に退入、進出
し、側壁１２とは平行状態を保ったまま、１ｌＩＩ壁１
２に接近、離隔する。ロッド３１ａ−＝３４ａの内部に
れ、給、＃水パイプが通っておシ、このパイプへの通水
によシロラド３１ａ〜３４ａは冷却される０天井１３の上面には、シリンダ３５．３６を取り付けた
支持台４５．４６が固着さ九ており、シリンダ３５．３
６のロッド３５ａ、３６ａの先端は天井１３を挿通して
、移動天井２３の上面に取シ付けらｎていて、シリンダ
３５．３６の連繋駆動によりロッド３５　ａ、　　３６
　ａは協動的に退入。

進出し、移動天井２３は、天井１３とは平行状態を保っ
たまま、天井１３に接近、離隔する。ロッド３５ａ、３
６ａの内部にも給、排水パイプが通っていて、パイプへ
の通水にょシロラド３５ａ。

３６ａは冷却さｎる〇炉床１４の両側、即ち移動壁２１．２２下面の移動域に
は、ウォータシール用のシールボックス１４　ａ、　　
１４　ｂが形成さｎていて、その内部にはシール用の水
１５，１５が満さｎており、移動側壁２１ｗ　　２２の
下面に固着されたシールプレート６１．６２の先端がシ
ールボックス１４ａ、１４ｂの底面近くまで延びていて
、炉床１４と移動側Ｗ２１＊”２との間をウォータシー
ルしている。

さらにシールプレート６１．６２の炉内側面にはセラミ
ックファイバ等よシなる断熱材フｌ、７２が固着さｎて
いて、炉内の熱が外部へ漏出するのを防止している。

一方、移動壁２１，２２の側壁１１，１２と対向する面
の上端部には、シール用のシリンダ３７゜３８が、その
ロッド３７　ａ、　　３８　ａの進出方向が上方となる
ように固着さｎている。ロッド３７ａ。

３８ａの先端には、アングルを用いた押え具６３゜６４
が固着されていて、押え具６３．６４と移動側％２１．
２２及び移動天井２３の間には、セラミックファイバ等
よシなる断熱材７３，７番が取シ付けらｎていて、ロッ
ド３７ａ、３８ａの進出によ＃）ｗ′ｒ熱材７３．フ４
を移動天井２３に押し付け、移動天井２３下面と移動壁
２１．２２の上面との間をシールするようになっている
。

８１．８２は炉床１４に支持されたポストパイプでちり
、その上端にてクロスパイプ８３を支持している。ポス
トパイプ＋３１．８２及びクロスパイプ８３は炉の軸長
方向に所定間隔をおいて並設されていて、クーロスパイ
プ８３の上面には、スキッドレール８４．８５が軸長方
向に延設されており、その上面を加熱材Ｍが装入機によ
り連続的に装入搬送さｎる。クロスパイプ８３の両端れ
移動壁２１，２２、側壁ユ１，１２を挿通して炉外にま
で延出されている。ポストパイプ８１．８２、クロスパ
イプ８３、及びスキッドレー＃８４．８５は、その内部
に通水することにより冷却されるようになっている。９
，９．・・・は炉内上部のバーナー壁１６に設けられた
バーナーである。

バーナー壁１６は、炉の長手方向に数か所設けらｎてお
シ、その夫々の装入口寄シの位置に適長に亘って上述し
た移動天井２３、移動側壁２１゜２２が形成されている
。

か＜栴成さｎた本発明に係る加熱炉において、加熱材Ｍ
の寸法が大きい場合（図面２点鎖線）にｉｌすべてのシ
リンダ３１〜３６のロツ）”　３１ａ〜３６ａを退入さ
せて、移動壁２１，２２及び移動天井２３を大々側壁１
１，１２及び天井１３に接近するように移動させる。こ
れにより炉内容積は大きくなり、加熱材Ｍの寸法９体積
に応じた大きな燃焼容量を得ることができる。また加熱
材ｙの寸法が小さくなった場合においては、まずシリン
ダ３１．３２及び３３．３４のロッド３１ａ。

３２ａ及び３３ａ、３４ａを進出させて両移動壁２１及
び２２を側壁１１及び１２より離隔するように移動させ
、その後にシリンダ３５及び３６のロッド３５ａ及び３
６ａを進出させて移動天井２３を、天井１３より離隔す
るように、そして両移動壁２１．２２の上面に密着する
ように移動させる。

さらに、その後にシリンダ３’７．３８のロッド３’７
ａ、３８ａを進出させて、断熱材フ３，７４を移動天井
２３の下面に抑圧密着させる。こｎによ〕炉内の実効容
積は加熱材Ｍに応じた小さな燃焼容量となるとともに、
移動天井２３と両移動壁２１．２２との間は断熱材７３
．フ４にて完全にシールされ、また両移動壁２１．２２
と炉床１４との間も断熱材７１．フ２及び水１５，１５
にて完全にシールされて、熱量の損失を最小限に留めて
、燃焼効率は大幅に向上される。

以上詳述したように、本発明は、炉殻内を移動可能な移
動壁及び端部をシールする手段を設けて、この移動壁の
移動によシ炉内実効容積を変更するものであるので、加
熱材に応じた最適燃焼容量での加熱処理が行え、放散熱
量を減少させて燃焼効率を著しく向上させることができ
る。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の実施例を示す加熱炉の正面断面図である
。１・・・炉殻　９・・・バーナー　１５・・・水１６・
・・バーナー壁　２１．２２・・・移動壁２３・・・移
動天井　３１，３２，３３，３４，３５．！Ｓｆ３・・
・シリンダ　６１，８２・・・シールプレート７１、　
’ｉ’２．７３．７４・・・断熱材特許出願人　　住友
金属工業株式会社

Claims

【特許請求の範囲】

１、炉殻内を移動可能な、少なくとも一つの移動壁と、
該移動壁を移動させる手段と、前記移動壁の端部をシー
ルする手段とを備え、前記移動壁の移動により炉内実効
容積を変更し得るように構成したことを特徴とする炉体
。