JPS5848282Y2 - 合成樹脂フイルムの折返し装置 - Google Patents

合成樹脂フイルムの折返し装置

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Publication number
JPS5848282Y2
JPS5848282Y2 JP12303079U JP12303079U JPS5848282Y2 JP S5848282 Y2 JPS5848282 Y2 JP S5848282Y2 JP 12303079 U JP12303079 U JP 12303079U JP 12303079 U JP12303079 U JP 12303079U JP S5848282 Y2 JPS5848282 Y2 JP S5848282Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roll
film
folding
synthetic resin
shaping
Prior art date
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Expired
Application number
JP12303079U
Other languages
English (en)
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JPS5640149U (ja
Inventor
俊夫 高橋
Original Assignee
株式会社 三信松本製作所
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社 三信松本製作所 filed Critical 株式会社 三信松本製作所
Priority to JP12303079U priority Critical patent/JPS5848282Y2/ja
Publication of JPS5640149U publication Critical patent/JPS5640149U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、合成樹脂の片開き筒状フィルムを中継ぎ熔着
する際、その片開き側における上側フィルムを折返す装
置に関する。
促成栽培用ハウスは別設規格化されておらず、その縦横
寸法は多種多様である。
したがって、それに被着される大型合成樹脂シートは各
−・ウスのサイズに合わせて作成される。
この作成手段としては、2本の両開き筒状フィルム(第
1a図参照)を巻出しながら、フィルムの長手方向に沿
って互いに少し重ね合わせつつ、その重合部分を内部加
熱または外部加熱方式によって連続的に熔着するもので
ある。
−力、工場から出荷される筒状フィルム(巻原反)の幅
は一定長に格一化されている。
そこで従来両開き巻原反を用いて、所望の幅寸法を有す
る大型合成樹脂シートを作成するには、上述の中継ぎ溶
着工程を多数回繰り返さねばならない。
この点、労力と時間を多大に要するため、−・ウス向は
大型シートを安価に提供し難いという欠点があり、更に
このような反復工程によって作成されたシートには、中
継ぎ部分が必然的に多くなるため、耐久性または強度上
の問題点が残されていた。
工場から出荷される巻原反には、第1a図示の1枚両開
き巻原反の他に、第1b図示のチューブ状片開き巻原反
及び第1c図のガゼツト状片開き巻原反等が存在する。
前者は1枚のフィルムをその幅中央で折畳みロール化し
たもので、その一端は片開きしてなる。
後者は1枚フィルムをその幅中央まで屏風状に折畳みロ
ール化したものであり、前者同様にその一端は片開きし
ている。
このよう片開き巻原反のフィルムの幅は、図面から判る
ように巻厚反幅の偶数倍である。
そこで、チューブ状片開き巻原反またはガゼツト状片開
き巻原反等の片開き巻原反な用いて、一度の溶着工程で
以って従来以上の幅広シートを作成するために、本考案
は片開き巻原反の片開き側における上側フィルムを折返
す装置を提供せんとする。
本考案の概要を説明すると、片開き巻原反を載置し、フ
ィルムを順次引出すロールを設け、フィルムの片開き側
において溶着される下側フィルムとこの上に積重されて
いる上側フィルムとを剥離させると共に、該上側フィル
ムを折返し且つ整形し、更に下側フィルム及び整形され
た上側フィルムが搬送されるようになしである。
以下添付図面に示す実施例に基づいて本考案を詳述する
第2図は本実施例装置を示す斜視図であり、第3図は第
2図示実施例装置及びこの装置と左右対称な構造の実施
例装置が併設された状態を示す斜視図である。
尚、図面において同一部材には同一参照符号が付されて
いる。
図面から明らかなように、片開き巻原反1から引出され
たフィルムの下流方向に亘って、原反受ロールio、i
o、引出しロール11、剥離ロール20、セットロール
30、折返しロール40、スナップロール71及び繰出
しロールTOが互いに平行に列設されている。
原反受ロール10.10は片開き巻原反1を載置するも
ので、共に水平面上に位置し、その間隔はフィルムが総
て引出された巻原反1の直径よりも狭い長さに調節され
ている。
フィルムを引出す張力は繰出しロール400回転力に起
因するが、この張力が巻原反1のフィルムに有効的に作
用するように、原反受ロール10.10近傍の下流側に
引出しロール11が設げられている。
巻原反1かも引出されたフィルム2は、原反受ロール1
0,10の間から引出しロール11の下側に通される。
このロール11より高い位置にある剥離ロール20は、
片開き側における引出されたフィルム2の下側フィルム
3とこのフィルム3の上に重合された上側フィルム4と
を剥離するものである。
剥離ロール20の長さは折返すフィルムの部分によって
決定されるため、必要に応じて可変できるように取付け
られている。
セットロール30は、引出しロール11と剥離ロール2
0とが或す平面上にほぼ位置し、剥離ロール20よりも
高い位置に設けられている。
そしてこのロール30の下側には剥離された下側フィル
ム3のみが通される。
折返しロール40はセットロール30と心合せ状態で配
置され、セットロール30側に隙間42が設げられてい
る。
図面から判るように、剥離された片開き側の上側フィル
ム4はこの隙間42に挾持されつつ折返しロール40を
覆うようにして連続的に折曲される。
他方剥離されなかったフィルム2はこの折返しロール4
0の下側に通される。
折返しロール40によって折曲された上側フィルム4は
七〇可撓性の故に未だ折返しが不充分である。
そこでこの上側フィルム4を整形するために、折返しロ
ール40の上刃には、整形板50及び整形ロール60が
配置されている。
整形板50は細長形状であって、この片開き側の端縁5
1は折返しロール400片開き側の端面41とはマ斉一
しており、折曲された上側フィルム40間に挾み込まれ
るように設けられている。
一方、円板状の整形ロール60は整形板50上に上側フ
ィルム4を押圧するように配置され、この整形板50の
上流側の手内部分は片開き側に稍向いていて(図面参照
)、上側フィルム4を片開き側とは反対側に押付けつつ
整形するように構成されている。
整形板50の上方には駆動部材(図示せず)によって回
転される繰出しロール70が設げられていて、下側フィ
ルム3及び整形された上側フィルム4を搬送する。
更に、フィルムのロール70への巻付は面積を大きくな
し、上流側に張力を付与してフィルムを容易に搬送する
ために、繰出しロール70の上流側近傍にスナップロー
ル71が添設されている。
実際の溶着工程においては、第3図に示すように、上記
詳述した装置とこれと左右対称な構造を有する実施例装
置(図示左側装置)とが併設される。
巻原反1は片開き側が相方向い合わせとなるように原反
受ロール10,10上に載置され、これらの隙間からフ
ィルムが順次引出され引出し口−ル11の下側に通され
る。
そして剥離ロール20で溶着に供されない一ヒ側フィル
ム4が剥離される。
更に隙間42に挾持された上側フィルムは、折返しロー
ル40の方へ折れ曲がり整形板50及び整形ロール60
とが相俟ってその折目が片開き側の端縁と平行になるよ
うに整形される。
ここで搬送される下側フィルム同士を互いに少し重ね合
わせるように2台の実施例装置がずらして配置されてい
る。
したがって後続の溶着装置によってこの重合部分が連続
的に溶着されることになる。
上記の本考案装置によると中継ぎ溶着可能なフィルムの
組合せは以下の如くである。
(1)1枚フィルムと1枚フィルム(第4a図参照)(
2)チューブ状片開きフィルムと1枚フィルム(第4b
図参照) (3)チューブ状片開きフィルムとチューブ状片開きフ
ィルム(第4c図参照) (4)チューブ状片開きフィルムとガゼツト状片開きフ
ィルム(第4d図参照) (5)ガゼツト状片開きフィルムとガゼツト状片開きフ
ィルム(第4e図参照) したがって、本考案によれば次の効果がある。
片開きフィルムの溶着される下側フィルムのみを残して
上側フィルムを折返すことができるから、一度の溶着工
程で従来以上の幅広の合成樹脂シートを作成でき、完成
大型シートを作成するまでの溶着工程の反復回数を減ら
すことができる。
そこで従来よりも低床な大型合成樹脂シートを提供する
ことが可能となった。
またこのようにして作成された大型シートにおいては溶
着部分が少ないため、その耐久性並びに強度を向上させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1a図は従来中継ぎ溶着に用いられている両開き巻原
反を示す斜視図、第1b図はチューブ状片開き巻原反を
示す斜視図、第1c図はガゼツト状片開き巻原反を示す
斜視図、第2図は本考案の一実施例装置を示す斜視図、
第3図は同装置及びこの装置と左右対称の構造を有する
実施例装置が併設された状態を示す斜視図、第4a図、
第4b図、第4c図、第4d図及び第4e図は本考案装
置によって中継ぎ溶着が可能なフィルムの組合せを示す
概略図である。 1・・・・・・片開き巻原反、10.10・・・・・・
原反受ロール、11・・・・・・引出しロール、20・
・・・・串]離ロール、30・・・・・・セットロール
、40・・・・・・折返しロール、41・・・・・・端
面、42・・・・・・隙間、50・・・・・・整形板、
51・・・・・・端縁、60・・・・・・整形ロール、
70・・・・・・繰出しロール、71・・・・・・スナ
ップロール。

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)巻原反を載置する原反受ロール10.10と、該
    原反受ロールの間から引出されるフィルムの片開き側に
    おいて、下側フィルムと上側フィルムとを剥離する剥離
    ロール20と、 剥離された下側フィルムを下側に通すセットロール30
    と、 該セットロールに対して稍隙間をもたせて心合せされた
    折返しロール40と、 剥離された上側フィルムを該隙間に挾持させつつ該折返
    しロール方向に折曲させ且つ剥離されていないフィルム
    を前記折返しロールの下側に通すことと、 折曲された上側フィルムの折目を下側フィルムの端縁と
    平行にして整形する整形板50及び整形ロール60と、 下側フィルム及び整形された上側フィルムを共に搬送す
    る繰出しロール70と、 から戒る合成樹脂フィルムの折返し装置。
  2. (2)前記整形板が細長形状であり且つその長手方向の
    片開き側の端縁が前記隙間に臨む前記セットロールの端
    面と斉一しており、一方前記整形ロールが円板形状であ
    り且つ上側フィルムの上流側における前記整形ロールの
    手内部分が片開き側に稍向いていることを特徴とする実
    用新案登録請求の範囲第1項に記載の合成樹脂フィルム
    の折返し装置。
  3. (3)前記繰出しロールの近傍且つフィルムの上流側に
    スナップロール71が添設され、フィルムの搬送を容易
    ならしめるようになしたことを特徴とする実用新案登録
    請求の範囲第2項に記載の合成樹脂フィルムの折返し装
    置。
  4. (4)前記原反受ロールの近傍且つフィルムの下流側に
    引出しロール11が添設され、フィルムの引出しを容易
    ならしめるようになしたことを特徴とする実用新案登録
    請求の範囲第3項に記載の合成樹脂フィルムの折返し装
    置。
JP12303079U 1979-09-07 1979-09-07 合成樹脂フイルムの折返し装置 Expired JPS5848282Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS5640149U JPS5640149U (ja) 1981-04-14
JPS5848282Y2 true JPS5848282Y2 (ja) 1983-11-04

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ID=29355038

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JP12303079U Expired JPS5848282Y2 (ja) 1979-09-07 1979-09-07 合成樹脂フイルムの折返し装置

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