JPS5848224B2 - 超音波霧化装置 - Google Patents
超音波霧化装置Info
- Publication number
- JPS5848224B2 JPS5848224B2 JP545977A JP545977A JPS5848224B2 JP S5848224 B2 JPS5848224 B2 JP S5848224B2 JP 545977 A JP545977 A JP 545977A JP 545977 A JP545977 A JP 545977A JP S5848224 B2 JPS5848224 B2 JP S5848224B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid
- ultrasonic
- container
- cylindrical body
- partition plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Pressure-Spray And Ultrasonic-Wave- Spray Burners (AREA)
- Air Humidification (AREA)
- Special Spraying Apparatus (AREA)
- Apparatuses For Generation Of Mechanical Vibrations (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、容器内に溜めた水や白灯油などの液体に超音
波振動エネルギーを放射し微粒子を発生させ、加湿器や
燃焼装置として応用化するに適した超音波霧化装置に関
し、液体の微粒子の発生量を常に安定化し且つ発生量を
増加させることを目的とする。
波振動エネルギーを放射し微粒子を発生させ、加湿器や
燃焼装置として応用化するに適した超音波霧化装置に関
し、液体の微粒子の発生量を常に安定化し且つ発生量を
増加させることを目的とする。
従来のこの種超音波霧化装置の一般的な例を第2図に示
す。
す。
液体Aに伝播される超音波振動子Bによる振動エネルギ
ーによって液面上に噴水状の液柱Cを形成し、ここから
微粒子が発生する。
ーによって液面上に噴水状の液柱Cを形成し、ここから
微粒子が発生する。
この噴水状の液柱Cは絶えず形状、大きさが変動し、液
面上に上昇した液はその自重によって一定高さから落下
する。
面上に上昇した液はその自重によって一定高さから落下
する。
この時上方に位置し落下しようとする液は、超音波振動
エネルギーによって下から上昇してくる液を押え付ける
ような関係になる。
エネルギーによって下から上昇してくる液を押え付ける
ような関係になる。
また超音波振動子Bの上に位置する液体中には第2図の
矢印aに示すような循環流が形或されている。
矢印aに示すような循環流が形或されている。
このような状態においては、噴水状の液柱Cを形成する
ためのエネルギーが相殺され液柱C自体の形成が非常に
不安定となり、発生する微粒子の量が絶えずばらつくと
共に間欠的に変動する息つき現象を生じる。
ためのエネルギーが相殺され液柱C自体の形成が非常に
不安定となり、発生する微粒子の量が絶えずばらつくと
共に間欠的に変動する息つき現象を生じる。
さらに超音波振動エネルギーが微粒子の発生に対して有
効に作用しないため、振動子Bに大電力を供給する必要
があったり、霧化量が充分得られないという問題があっ
た。
効に作用しないため、振動子Bに大電力を供給する必要
があったり、霧化量が充分得られないという問題があっ
た。
また液体中に形成される循環流aも乱れやすくこれによ
って振動の伝播が十分促進されず前記のような問題を生
じやすかった。
って振動の伝播が十分促進されず前記のような問題を生
じやすかった。
なお、図中、Dは容器を示す。
本発明は上記した従来の問題点に鑑み成されたもので、
以下、その実施例を説明する。
以下、その実施例を説明する。
第1図は超音波霧化装置を利用した燃焼装置を示してお
り、図において、1は容器で、この底部に基板2が設け
られ、この基板2に1.2〜1.7MHzで共振する超
音波振動子3、ゴム4、押え板5が一木的に固定されて
いる。
り、図において、1は容器で、この底部に基板2が設け
られ、この基板2に1.2〜1.7MHzで共振する超
音波振動子3、ゴム4、押え板5が一木的に固定されて
いる。
6は超音波振動子3を駆動するための発振器、7は電動
送風機、8は液体供給装置、9はその供給パイプである
。
送風機、8は液体供給装置、9はその供給パイプである
。
10は容器1内の液体を循環させるためのパイプで、途
中にポンプ11が設けられている。
中にポンプ11が設けられている。
12は下端開口部が振動子3上面と連通し上部開口部が
容器1内に開放した筒状体で、振動子3上の液体中に位
置し一部に液体を筒状体12内上方に向けて噴出させる
べく上方に向けて開口した穴13が形成されている。
容器1内に開放した筒状体で、振動子3上の液体中に位
置し一部に液体を筒状体12内上方に向けて噴出させる
べく上方に向けて開口した穴13が形成されている。
14は容器1内の液体を上下方向にて分割するための仕
切板で、中央部分を筒状体12が貫通している。
切板で、中央部分を筒状体12が貫通している。
15は仕切板14より上方に位置する液体、16は仕切
板14より下方に位置する液体である。
板14より下方に位置する液体である。
17は液面上に形成された噴水状の液柱である。
18は多数の小孔19を有する案内筒で、容器1との間
に空気室20を形或している。
に空気室20を形或している。
21は案内筒18の内側に形成された微粒子と空気の送
出通路である。
出通路である。
22は金網などからなる燃焼部で断熱材23、支持板2
4によって容器1の上方開口先端部に固定されている。
4によって容器1の上方開口先端部に固定されている。
上記パイプ10の一端は仕切板14の上,下方向にそれ
ぞれ存在する液体15,16間を連絡し、ポンプ11は
その作動により液体15を液体16側に送り込むように
する。
ぞれ存在する液体15,16間を連絡し、ポンプ11は
その作動により液体15を液体16側に送り込むように
する。
また、筒状体12に設けた穴13は液体16と筒状体1
2内とを連通ずる。
2内とを連通ずる。
次に動作を説明すると、まずポンプ11を駆動し液体を
仕切板14の上方の液体15を吸込み仕切板14下方の
液体16側に吐出させ、筒状体12の穴13より上方向
bに向かう強制流を形成させる。
仕切板14の上方の液体15を吸込み仕切板14下方の
液体16側に吐出させ、筒状体12の穴13より上方向
bに向かう強制流を形成させる。
筒状体12内を上昇する液体は、筒状体12の先端部か
ら仕切板14の上方の液体15側にオーバフローする。
ら仕切板14の上方の液体15側にオーバフローする。
次に振動子3を駆動して液体の微粒子を発生させると共
に電動送風機7を駆動し、空気を案内筒18の小孔19
より送出通路21内に噴出させ、前記微粒子と空気とを
混合する。
に電動送風機7を駆動し、空気を案内筒18の小孔19
より送出通路21内に噴出させ、前記微粒子と空気とを
混合する。
この混合気は、送出通路21を介して燃焼部22より噴
出し、ここで点火されて燃焼を開始する。
出し、ここで点火されて燃焼を開始する。
上記したように、容器1の液体にポンプ11によって強
制的に循環流を与え、且つ振動子3の上方に位置する液
体に上方向bに向かう強制流を形戒させるようにしたた
め、振動子3を駆動しなくとも振動子3上の液体は上方
に向かう強制流となり、これによって液面よりも上方に
噴水状の液柱が形或される。
制的に循環流を与え、且つ振動子3の上方に位置する液
体に上方向bに向かう強制流を形戒させるようにしたた
め、振動子3を駆動しなくとも振動子3上の液体は上方
に向かう強制流となり、これによって液面よりも上方に
噴水状の液柱が形或される。
この状態において、振動子3を駆動すると振動エネルギ
ーによってさらに高い位置まで液柱が形成されここから
微粒子が発生する。
ーによってさらに高い位置まで液柱が形成されここから
微粒子が発生する。
従って超音波振動エネルギーが多少低fしても液柱はか
なり高い位置まで勢いよく上昇し、微粒子の発生量が低
下せずむしろ増加する傾向になると共に液柱の形状、大
きさの変動が少ないこと及び液柱の勢いが強いことなど
によって息つき現象が起らない。
なり高い位置まで勢いよく上昇し、微粒子の発生量が低
下せずむしろ増加する傾向になると共に液柱の形状、大
きさの変動が少ないこと及び液柱の勢いが強いことなど
によって息つき現象が起らない。
このような霧化装置を燃焼装置として応用した場合、振
動子1個当りの霧化量の増大に伴って燃焼量を多くでき
ると共に燃焼火炎の変動や吹消えが起るのを阻止できる
。
動子1個当りの霧化量の増大に伴って燃焼量を多くでき
ると共に燃焼火炎の変動や吹消えが起るのを阻止できる
。
また加湿器として応用した場合は、加湿能力を大きくで
き、常に安定した性能が発揮できる。
き、常に安定した性能が発揮できる。
以上のように本発明の超音波霧化装置は、超音波振動エ
ネルギーによって液体に液柱を形成するとともに前記液
体には超音波振動子上方に向う強制流を形成したもので
あり、液体の霧化能力の向上が図れるとともにその霧化
量に安定性をもたせることができ、かつ、前記振動エネ
ルギーの増大を図る必要もない等の効果を奏し、燃焼装
置、加湿装置への応用に適したものである。
ネルギーによって液体に液柱を形成するとともに前記液
体には超音波振動子上方に向う強制流を形成したもので
あり、液体の霧化能力の向上が図れるとともにその霧化
量に安定性をもたせることができ、かつ、前記振動エネ
ルギーの増大を図る必要もない等の効果を奏し、燃焼装
置、加湿装置への応用に適したものである。
第1図は本発明の実施例における超音波霧化装置の縦断
面図、第2図はこの種従来の装置の縦断面図である。 1・・・・・・容器、3・・・・・・超音波振動子、1
0・・・・・・パイプ、11・・・・・・ポンプ、12
・・・・・・筒状体、13・・・・・・穴、14・・・
・・・仕切板、15,16・・・・・・液体、17・・
・・・・液柱、b・・・・・・強制流の方向。
面図、第2図はこの種従来の装置の縦断面図である。 1・・・・・・容器、3・・・・・・超音波振動子、1
0・・・・・・パイプ、11・・・・・・ポンプ、12
・・・・・・筒状体、13・・・・・・穴、14・・・
・・・仕切板、15,16・・・・・・液体、17・・
・・・・液柱、b・・・・・・強制流の方向。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 内部に液体を収容した容器と、前記容器の底部に配
しその超音波振動エネルギーを液体に対して放射する超
音波振動子と、前記容器下部に設け前記振動子上方の液
体に上方に向かう強制流を形成する機構とを備えたこと
を特徴とする超音波霧化装置。 2 強制流を形成する機構が、超音波振動子上方の液体
中に配した上,下開口状の筒状体と、前記筒状体の下部
に形成した上向きの穴と、前記穴を介して液体を前記筒
状体内上方に噴出させる機構とを有する特許請求の範囲
第1項記載の超音波霧化装置。 3 強制流を形成する機構が、容器内の液体を循環する
ポンプと、前記循環時の吐出圧流を超音波振動子上方に
向けて作用させる機構とを有する特許請求の範囲第1項
記載の超音波霧化装置。 4 強制流を形戒する機構が、容器内の液体を上下方向
に仕切って配した仕切板と、前記仕切板上方の液体を仕
切板下方側に移動するポンプを用いた循環回路と、上,
下開口状を成し超音波振動子上方の液体内に前記仕切板
を貫通して配した筒状体と、この筒状体の仕切板下方側
の部分に形戒し前記筒状体内上方に向けて開口した穴と
を有する特許請求の範囲第1項記載の超音波霧化装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP545977A JPS5848224B2 (ja) | 1977-01-20 | 1977-01-20 | 超音波霧化装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP545977A JPS5848224B2 (ja) | 1977-01-20 | 1977-01-20 | 超音波霧化装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5391415A JPS5391415A (en) | 1978-08-11 |
JPS5848224B2 true JPS5848224B2 (ja) | 1983-10-27 |
Family
ID=11611797
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP545977A Expired JPS5848224B2 (ja) | 1977-01-20 | 1977-01-20 | 超音波霧化装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5848224B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02147114U (ja) * | 1989-05-12 | 1990-12-13 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9498552B2 (en) * | 2006-09-01 | 2016-11-22 | Cps Products Canada Ltd. | Compositions and methods for eliminating microbial growth and preventing odors in vehicle HVAC systems and passenger cabin and truck environments |
-
1977
- 1977-01-20 JP JP545977A patent/JPS5848224B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02147114U (ja) * | 1989-05-12 | 1990-12-13 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5391415A (en) | 1978-08-11 |
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