JPS5847994Y2 - イオン整水器の隔膜 - Google Patents

イオン整水器の隔膜

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JPS5847994Y2
JPS5847994Y2 JP13483780U JP13483780U JPS5847994Y2 JP S5847994 Y2 JPS5847994 Y2 JP S5847994Y2 JP 13483780 U JP13483780 U JP 13483780U JP 13483780 U JP13483780 U JP 13483780U JP S5847994 Y2 JPS5847994 Y2 JP S5847994Y2
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JP
Japan
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diaphragm
water
cylindrical
electrolytic cell
electrode
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JP13483780U
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JPS5758484U (ja
Inventor
良典 佐々木
勝敏 山本
彦太郎 武田
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ティーディーケイ株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はイオン整水器の筒型電解槽に適用される隔膜に
関する。
電気分解におけるイオン移動量は、電極の通電電流Iと
通電時間tとの積、即ち電気量Q(−J−tに比例する
しかしイオン整水器にあっては、できるだけ均一にイオ
ン化して採水することが必要であり、特に連続式イオン
整水器は、水の供給、採水を行ないながら電解槽内に滞
留あるいは移動する間に電解していくので、できるだけ
均一かつ充分にイオン化させるためにば、電極釦よび隔
膜の水に触れる面積を広くする必要がある。
このため、第1図に示すように、従来、電解槽20を筒
型にし、その中心に棒状または円柱状の陽極電極21を
設置し、その外側に離隔して円筒形の隔膜22むよび円
筒形の陰極23を配置した構造の筒型連続式イオン整水
器が提案されているが、図示のように中央の電極21は
円柱体であって、その外周面しか電極面としての作用を
果さず、しかもその構造上から陽極電極、陰極電極およ
び隔膜は各々1個づつとなるため、この構造でさらに電
極および隔膜相互の対向面積を広くしようとすると、電
解槽20を縦に長くするか、外径を大きくして電極釦よ
び隔膜の径も大径とするしか方法がなく、いずれも大型
、大重量のものとなってし1う。
これに対し、陽極電極を円筒形とし、この陽極電極の内
外面にそれぞれ隔膜を離隔配置し、さらにその内側ふ゛
よび外側に陰極電極を配置して多重構造とすることが考
えられる。
これによって電極および隔膜の全有効面積を広くするこ
とができ、電解効率を著しく高めることができる。
本考案は、このような多重構輩のイオン整水器用筒型電
解槽に適用して有用な隔膜を提供することを目的とする
ものである。
本考案の他の目的は、電解槽への取付け、あるいは取外
しが容易であり、しかも電極、隔膜間の間隔を正確に維
持できる2重隔膜を提供することにある。
本考案のさらに他の目的は、間にはさんだ電極を特にそ
の上部において完全に覆うことができ、したがって生成
されたアルカリ水および酸性水を良好に分離でき、同時
に流入、流出する電解水の乱流も防止できる連続式イオ
ン整水器用2重隔膜を提供することにある。
この目的のために、本考案に係る隔ぽは、径の異なる筒
状膜を同芯状に配置し、その片端面を少なくとも1個の
通水孔をもつ環状の端板でつないだことを特徴とするも
のである。
以下、図面の実施例を参照しながら、本考案の上述した
、あるいは上記以外の他の目的、構成釦よびその効果を
説明する。
第2図は、本考案の隔膜を形成するための筒状骨材を示
し、た斜視図であり、第3図は第2図に示す骨材2に筒
状膜を張付けて本考案の隔膜10を構成した斜視図であ
る。
骨材2は全体としてかご状の互いに隔置された2重の筒
状骨材で構成され。
その片端面を環状の端板4で連結されている。
端板4ば、その縦断面が略コ字形の形状を威し、かつ内
側骨材5ち゛よび外側骨材6の間を閉塞する上面4aに
1個または適当な個数(この例では3個)の通水孔3が
突出して形成されている。
この実施例では内側および外側の骨材5,6とも周部が
格子状に形成され、したがってその周部に複数個の開口
部が形成されている。
しかし本考案はこのような格子状の骨材でなくともよく
、横縞状の補強材を2本の縦材で連結したもの、縦縞状
の補強材をその端部釦いて横材で連結したもの、その他
任意の形状のものが採用される。
内側の骨材5の周部および外側の骨材6の周部にそれぞ
れ筒状膜(隔膜)25および26が張付けられて第3図
に示すような本考案の隔膜1が構成される。
隔膜1の前記端板と反対側の端部(下端)は、内側の膜
25と外側の膜26との間が開口している。
第4図1d本考案に係る隔膜を取付けた連続式イオン整
水器の縦断面図である。
このイオン整水器は筒型の電解槽20内に、その中心に
円筒形の第1の陰極電極24が配置きれ、その外側に離
隔して円筒形の陽極電極10が同芯状に取付けられる。
この陽極電極10を覆うようにして前述の隔膜1を該電
極10にかぶせてその片端の通水孔3を電解槽20の上
部の酸性水吐出口31に連結する。
図示の如く、陽極電極と内側および外側の隔膜25.2
6との間は一定の間隔があを。
外側の隔膜26のさらに外側に第2の円筒形陰極電極2
7が同芯状にかつ互いに離隔して配置される。
陰極電極24.27はその周面に複数個の孔28が穿け
られている。
上述の構成から明らかなとおり、陽極電極10は内側お
よび外側の円筒形隔膜25゜26の間修はさ1れてふ゛
す、該隔膜25.26VCはさlれた部分が陽極室29
となり、内側の隔膜25のさらに内側むよび外側の隔膜
26の外側が陰極室30となる。
陽極室29は槽の上部で端板4の通水孔3を通って酸性
水吐出口31に連通し、陰極室30はアルカリ水吐出口
32に連通している。
槽の底部には給水口33が形成され、この給水口33を
水道の蛇口などに連結するととにより、槽内に連続的に
水が供給される。
槽底部からkった水は矢印で示すように槽内を上昇し、
この間に、前記電極に通電することにより内側の隔膜2
5をはさんで第1の陰極電極24と陽極電極10の内周
面との間で電解作用を受け、捷た外側の隔膜26をはさ
んで第2の陰極電極27と陽極電極10の外周面との間
で電解作用を受け、この結果、陽極室29に酸性水が、
また陰極室30にサルカリ水が生成され、それぞれの吐
出口31.32から取出される。
以上から明らかなように、この実施例では環状の陽極室
29の内側および外側にそれぞれ陰極室が形成され、し
たがって円柱状の陽極電極を中央に配置した場合にくら
べ実効面積が増大し、同じ外径の電解槽ではほぼ2倍の
電解能力が得られる。
このように電解効率が高いことから、連続式のイオン整
水器ではその容積を全体として小さくでき、小型化が図
られる。
なお、この電解槽では内側陰極電極(第1の陰極電極)
24の中心部があくので、この部分を利用して電解以外
の機能をもたせるように構成できる。
例えばこの部分を電解膜の空胴部分としてイオン整水器
の付属部品を収納するポケットとしたり、あるいは浄水
用の活性炭充填部、乳酸カルシュームの添加部分として
利用できる。
連続式のイオン整水器では流水が槽の一端から送込捷れ
他端から流出するので、流出口付近で水流が集中しこれ
によって槽内に乱流が生じることがある。
特にオーバーフロー型の電解槽あるいは流路の短かい小
型の電解槽で水の流速が速い場合には槽内部で起る乱流
が電解性能に大きく影響する。
しかし本考案では隔膜上部の端板4の通水孔3の個数を
増やすことにより、流出部の水流が平担化され槽内の乱
流が防止される。
また1本考案の隔膜は電極周囲を完全に覆うことができ
、かつ流出部分で電解槽との水密性がよく、したがって
生成された酸性水、アルカリ水の混kがなくなる。
かご状の骨材を高い寸法精度で形成することは容易であ
り、この骨材に軟弱な隔膜(fKば樹脂製薄膜)をライ
ニングすることにより、隔膜全体の寸法精度がよくなり
、電極、隔膜間距離を正確に維持できる。
また、製作上、種種の大きさの開口面積をもつ骨材を用
意し、この骨材に隔膜を張付けることにより種々の開口
率をもつ隔膜を容易に得ることができる。
そのほか、本考案の隔膜はコンパクトに構成でき、取付
は取外しが容易で清掃f便利である。
隔膜表面が毀損したときも同じ骨材に新しい隔膜を張替
えるだけでよい。
な釦、本考案の隔膜は第4図に示したような多重式の電
解槽だけでなく第1図のような中央に円柱状電極をもつ
電解槽にも適用可能であることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の筒型電解槽の縦断両図、第2図は本考案
の実施例に係る隔膜用骨材の斜視図、第3図は本考案の
実施例に係る隔膜の斜視図、第4図は本考案の隔膜を用
いた筒型電解槽の縦断面図である。 1・・・・・・隔膜、2・・・・・・骨材、3・・・・
・・通水孔、4・・・・・・端板、5・・・・・・内側
骨材、6・・・・・・外側骨材、10・・・・・・陽極
電極、20・・・・・・電解槽、24,27・・・・・
・陰極電極、25・・・・・・内側隔膜、26・・・・
・・外側隔膜。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)径の異なる筒状膜を同芯状に配置し、その片端面
    を少なくとも1個の通水孔をもつ環状の端板でつないだ
    ことを特徴とするイオン整水器の隔膜。
  2. (2)片端面が前記端板で連結された径の異なる2重の
    筒状骨材の局部に、それぞれ前記筒状膜を張付けたこと
    を特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項に記載した
    イオン整水器の隔膜。
JP13483780U 1980-09-22 1980-09-22 イオン整水器の隔膜 Expired JPS5847994Y2 (ja)

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JPS5758484U JPS5758484U (ja) 1982-04-06
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