JPS5847988Y2 - 連続式イオン整水器 - Google Patents

連続式イオン整水器

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JPS5847988Y2
JPS5847988Y2 JP13483980U JP13483980U JPS5847988Y2 JP S5847988 Y2 JPS5847988 Y2 JP S5847988Y2 JP 13483980 U JP13483980 U JP 13483980U JP 13483980 U JP13483980 U JP 13483980U JP S5847988 Y2 JPS5847988 Y2 JP S5847988Y2
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JP
Japan
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water
calcium
electrolytic cell
tank
electrolytic
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JP13483980U
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JPS5758486U (ja
Inventor
良典 佐々木
勝敏 山本
彦太郎 武田
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ティーディーケイ株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は連続式イオン整水器に関し、特に、浄水機能お
よびカルシューム添加機能を備えた筒型の連続式イオン
整水器に関する。
一般に連続式のイオン整水器は、カルシュームの添加機
能または活性炭による浄水機能のいずれか一方の機能を
備えたものもあるが、大半はこれらの機能を全く有して
いない。
電解特性および衛生上の点からいえばこれらの両機能を
備えることが車重しいが、従来のイオン整水器の電解槽
の構造では、電解槽内にカルシュームおよび活性炭の充
填部をコンパクトに組込むことがむずかしく、これらを
組込むにはどうしても電極むよび隔膜から成る電解部の
スペースを犠牲にして容量を下げなければならないため
、上記両機能を備えたものは存在していない。
本考案は、電解槽の電極および隔膜をすべて筒状にし、
その中心部の空いた部分にカルシューム添加部と活性炭
浄水部とを配置することにより、本来の電解機能を何ら
さ筐たげることなく全体をコンパクトに壕とめた連続式
イオン整水器を提供することを目的とするものである。
以下、本考案を、図面を参照しながら、実施例について
説明する。
第1図は本考案の第1の実施例を示した縦断面図である
電解槽1は外形が円柱状に形成され、その内部が区画壁
2によって中心部分と外周部分とに区画された2重構造
となっている。
外周部分は後述する電解部となっている。
電解槽1の底部中央には給水口3が設けられ、捷た槽上
部には前記電解部につながる1測寸たは複数個のアルカ
リ水吐出口4および1個または複数個の酸性水吐出口5
が設けられている。
なお、区画壁2で囲1れた前記中心部分は、その底部で
該区画壁に形成された複数個の通水孔6によって前記電
解部に連通している。
前記電解部は、同芯状にかつ互いに離隔して、1個の筒
状陽極電極Iと、この陽極電極7の両側に2個の筒状隔
膜8,9と、さらにこの外側および内側でこれらの隔膜
をはさむように2個の、周面に開口をもつ筒状陰極電極
io、1iとが配置されている。
図示のように隔膜8,9および電極7.10,11は槽
の下部付近から上部付近1でのびてしるが、特に2個の
筒状隔膜8,9は槽上部で連結板12によって互いに連
結されている。
筒状隔膜8,9によって電解部を全体として環状の内層
、中間層、および外層の3つの層に分けているが、前記
内層および外層は電解槽の上部で互いに連通している。
2個の隔膜8,9ではさ捷れた前記中間層が陽極室13
.その内側および外側の内外槽が陰極室14となる。
陰極室14は槽上部で前記アルカリ水吐出口4に連通し
、陽極室13は前記連結板12に穿けた1何重たは複数
個の通水孔15によって前記酸性水吐出口5に連通して
いる。
電解槽1の前記中心部分には乳酸カルシュームあるいは
炭酸カルシュームなどのカルシューム添加部と活性炭浄
水部とが設けられている。
カルシューム添加部は、電解槽1の中央でその上面にカ
ルシューム収納ケース16が設けられ、該ケース内に例
えば粒状あるいはブロック状の、即ち固形状の乳酸カル
シューム17が収納され、かつそのケース下面が複数個
の小孔18によって槽内部の前記中心部分に連通してい
る。
ケース16内に入れるカルシュームは勿論粉体のもので
もよい。
第1図の実施例に示す活性炭浄水部は、前記区画壁2の
内面に挿入される筒状のケース19と、該ケース19内
に充填される活性炭20と、該活性炭20を軸線方向に
貫通する水管21とを有して構成されている。
活性炭充填ケース19の上端釦よび下端は複数個の小孔
のあいた端板が取付けられ、かつそれぞれ槽の上部と下
部との間に成る程度の空隙を残している。
水管21は槽の下部で給水口3に接続されている。
また電解槽の下部は水抜口22が形成され、適当な水抜
弁23によって排水し得るようになっている。
上述した第1の実施例において、電源(図示省略)から
陽極電極7および陰極電極io、1iVc通電するとと
もに給水口3を例えば水道の蛇口などに連結して水を槽
内に供給する。
給水口3からの水は水管21を通って上昇し、槽の上部
で前記ケースの小孔18からカルシューム17に触れて
該カルシュームを溶解させる。
これによってカルシュームを含んだ水は活性炭20内を
滴下し、これによって浄水処理された後、その下部から
区画壁2の通水孔6を通って外側の電解部に流入する。
電解部では隔膜8,9を介して陽極電極7と陰極電極i
o、i1とによって電解作用を受け、陽極室13に酸性
水が、陰極室14にアルカリ水が生成されそれぞれ吐出
口5釦よび4を通って取出される。
図中の矢印は水の流れを示している。第2図は本考案の
第2の実施例を示した縦断面図である。
この第2の実施例は、電解部釦よびカルシューム添加部
の構造は第1の実施例と同じであるが、活性炭浄水部の
構造および槽中心部分の水の流れが異なる。
活性炭充填ケース19には第1図のような水管21が貫
通して釦らず、その下端が給水口3に連通ずる以外は閉
塞されている。
捷たケース19の外周部と区画壁2の内周部との間に水
の通る間隙が形成されている。
この実施例では給水口3から供給された水がケース19
内の活性炭20を通って上昇し浄水処理された後、槽の
上部でカルシューム17に触れ、これによってカルシュ
ームを含有した水がケース19と区画壁2との間の前記
間隙を通って流下し、槽の下部から通水孔6を通って電
解部に流入する。
第2図では第1図と同様の部分には同じ符号を付しであ
る。
上述の如く、本考案では電極および隔膜をすべて筒状に
して同芯状に配置することにより、その中心部分の空い
た箇所にカルシューム添加部および活性炭浄水部を配置
することができ、電解槽全体をきわめてコンパクトに構
成できる。
陽極の外周面および内周面をともに電極面とすることに
より、電解効率が上がり、電解槽の全長を短くでき、全
体として小型の電解槽が得られる。
また陽極はその両面を隔膜ですっぽり囲1れるような構
成となるので水密性がよく、生成した酸性水とアルカリ
水との槽内の混合がなくなる。
次に、上述の各実施例について、いくつかの部分のさら
に詳しい具体例を説明する。
第3図はカルシューム添加部の構成を示した縦断面図で
ある。
この例では、ケース16内に空隙部分24を残して固形
状カルシューム17が収納され、前記空隙部分の空気圧
と小孔18を通ってケース内に流入する水圧とによって
前記固形状カルシューム17の浸漬面積を変え得るよう
にしである。
このために、ケース16は上部と下部に2体に分割し、
互いに抜差自在に構成して前記ケースの容積を変るか、
あるいは上部ケースの適当な位置(例えば符号25の位
置)に通気用小孔を形成する。
第4図は第1図のIV−IV線に沿ってとり、かつ縮少
した電解槽底部の横断面図である。
電解槽底部には区画壁2の通水孔6から放射状にのびる
凹溝26が形成されている。
前記通水孔6を通って電解部に入る水は、この放射状凹
溝26から電極7.10,11および隔膜8,9の間に
流入するので、槽底部において流入水が槽底部全面に壕
んべんなくゆきわたり、乱流が防止される。
なお、このような溝は槽底壁に形成する場合のほか、例
えば第5図のように、槽底面との間に若干の空隙28を
残して電極?、10.11および隔膜8゜9の下端に取
付けた静水板27に形成し、区画壁2の通水孔6がこの
空隙28の部分に連通ずるようにしてもよい。
この場合には静水板27に形成する溝は、前記放射状凹
溝以外に、板金面に配置した複数個の小孔29その他任
意形状の貫通溝であってもよい。
内外2層の隔膜8,9をその上端で連結している連結板
12に穿けた通水孔15の個数を増加しかつできるだけ
等間隔に配置することによって電解槽上部における水の
乱流が防止され、安定かつ均一な電解作用がもたらされ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の1実施例に係る電解槽の縦断面図、第
2図は本考案の他の実施例を示す縦断面図、第3図は本
考案に適用されるカルシューム添加部の1例を詳細に示
した縦断面図、第4図は第1図のIV−IV線に沿った
縮少断面図、第5図は電解槽底部の他の実施例を示す部
分的な縦断面図である。 1・・・・・・電解槽、2・・・・・・区画壁、3・・
・・・・給水口、4.5・・・・・・吐出口、7・・・
・・・筒状陽極電極、8,9・・・・・・筒状隔膜、1
0,11・・・・・・筒状陰極電極、16.19・・・
・・・ケース、17・・・・・・カルシューム、20・
・・・・・活性炭、21・・・・・・水管。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)筒状の電解部の中心にカルシューム添加部と活性
    炭浄水部とを有することを特徴とする連続式イオン整水
    器。
  2. (2)前記電解部は、陰極電極、陽極電極および隔膜と
    もすべて筒状に形成され、これらが同芯状に配置される
    ことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項に記載
    した連続式イオン整水器。
JP13483980U 1980-09-22 1980-09-22 連続式イオン整水器 Expired JPS5847988Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13483980U JPS5847988Y2 (ja) 1980-09-22 1980-09-22 連続式イオン整水器

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JP13483980U JPS5847988Y2 (ja) 1980-09-22 1980-09-22 連続式イオン整水器

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Publication Number Publication Date
JPS5758486U JPS5758486U (ja) 1982-04-06
JPS5847988Y2 true JPS5847988Y2 (ja) 1983-11-01

Family

ID=29495030

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13483980U Expired JPS5847988Y2 (ja) 1980-09-22 1980-09-22 連続式イオン整水器

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JPS5758486U (ja) 1982-04-06

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