JPH0141459Y2 - - Google Patents

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JPH0141459Y2
JPH0141459Y2 JP1982166595U JP16659582U JPH0141459Y2 JP H0141459 Y2 JPH0141459 Y2 JP H0141459Y2 JP 1982166595 U JP1982166595 U JP 1982166595U JP 16659582 U JP16659582 U JP 16659582U JP H0141459 Y2 JPH0141459 Y2 JP H0141459Y2
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water
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、主に一般家庭の台所等に設備され
た、飲用又は調理用に水道水を使用する頻度の高
い水道の蛇口部分に取着し、一般の水道水を、カ
ルシウム、カリウム、マグネシウム等のアルカリ
ミネラルイオンを含む弱アルカリ性にし、且つ、
残留塩素を除去する整水器に関するもので、水道
蛇口部に、水道水の直接放水と、整水器を経由し
て水質変換された水(以下、整水という)の放水
との水路を選択し得るように切換バルブを介在せ
しめ、当該切換バルブに、水道蛇口部側方のデツ
ドスペースを有効に利用して、日常の蛇口操作の
障害とならない様に整水器本体を簡便に取着し得
ると共に、水質変換フイルター部をカセツト化し
て、水質変換フイルター部の取り替え作業を簡易
化した整水器を提供せんとしたものである。
本考案の実施例を添付図面に従つて説明する
に、先ず、整水器本体9を、その縦断面を示す第
1図に従つて説明すると、10は容器部であつ
て、側壁部14と底面部32とから形成されてお
り、底面部32の上面にはスペーサー突起部33
を形成している。
12は、側壁部14の外周面部に突出形成した
側方連結部であつて、当該側方連結部12には水
道水の導入水路13を穿設しており、該導入水路
13は、側壁部14を縦に貫通すべく穿設した通
水路15と連通している。30は、通水路15の
下端部に取着した盲蓋、16は、通水路15の上
端出口部に形成される水道水の放出口である。
18は放水路であつて、底面部32及び、底面
部32の下面に突出形成したボス部を縦に貫通す
べく穿設されており、当該放水路18は、前記導
入水路13の略反対側に位置し、その出口部分を
整水放出口17としている。
19は切欠段部であつて、容器部10の側壁部
14の内周開口縁全周に亙つて形成されている。
20は、円柱形状を呈する水質変換フイルター
部であつて、容器部10の内空部11に、底面部
32上面に形成したスペーサー突起33に接した
状態で起立支持されており、当該水質変換フイル
ター部20に巻回取着したパツキン21を、前記
切欠段部19に密着係合している。
23は透明蓋部であつて、容器部10と螺合部
24により螺合連結されており、該透明蓋部23
と容器部10間にはパツキン31と介在させて密
封している。
22は、容器部10と水質変換フイルター部2
0との間に形成された僅少間〓、22は水質変換
フイルター部20の上縁角部と透明蓋部23の内
壁面との間に形成された僅少間〓である。
次に、水質変換フイルター部20について、添
付図面の第4〜6図に従つて説明すると、25は
セラミツクス片であつて、その上面には複数個の
半球状の疣状突起26を、又、下面には環状凸条
27を夫々、形成している。
この内、疣状突起26は、セラミツクス片25
を積重した際にセラミツクス片25間の遊離空間
を確保する為のもので、環状凸条27は各セラミ
ツクス片25間に侵入した水が外方へ抜け出よう
とするのをある程度防止する為のものである。
28は、水の潜り抜け水路となる複数個の通孔
であつて、該通孔28は、セラミツクス片25を
縦に貫通すべく形成されている。
そして、このセラミツクス片25を多数枚積重
した上で、全体を浮遊物と鉄気を除去する円柱形
の通水性多孔質外皮体29で被覆してカセツト化
している。
前記セラミツクス片25はCa,Mg,K,Na,
Si,Al,Fe,Ni,Mn等を含む多数の金属酸化
物をバインダーで複合合成し、各金属酸化物の融
点等を考慮して焼成したものとしている。
次に、本案整水器の使用例を説明するに、その
第1使用例として、横長クランク形の放水管が取
り付けられている蛇口部に、本案整水器を取着し
た場合を添付図面の第2図に従つて説明すると、
1は、一般家庭の台所等に設備された水道蛇口部
であつて、該水道蛇口部1の下向き放水口2には
切換バルブ3の導入口5を連結している。
4は切換レバーであつて、当該切換レバー4を
操作することにより、水道水の直接放水と、整水
器本体9を循環して放出される整水の放水とを選
択し得る様に構成している。7は、切換バルブ3
の縦放水口であつて、該縦放水口7には、横長ク
ランク形の放水管8を首振り自在に連結してい
る。6は、切換バルブ3の側方放水口であつて、
当該側方放水口6に、本案整水器本体9の側方連
結部12を螺合連結し、その使用に供するもので
ある。
次に、第2使用例として、横長逆U文字形の放
水管が取り付けられている蛇口部に、本案整水器
を取着した場合を添付図面の第3図に従つて説明
すると、1は水道蛇口部であつて、該水道蛇口部
1の上向き放水口2には切換バルブ3の導入口5
を連結している。
7は、切換バルブ3の縦放水口であつて、該縦
放水口7には、横長逆U文字形の放水管8を首振
り自在に連結している。4は切換レバーである。
6は、切換バルブ3の側方放水口であつて、当
該側方放水口6に、本案整水器本体9の側方連結
部12を螺合連結し、その使用に供するものであ
る。
而して、本案整水器の使用状況を説明するに、
先ず、切換レバー4を操作し、水道水を整水器9
本体へ循環するようにセツトした上で蛇口を開く
と、水道水は、放水口2から側方放水口6を経て
導入水路13へと供給される。
そして、導入水路13と連通する通水路15を
通り放水口16から透明蓋部23の内空へ流入す
る。流入した水道水は、水質変換フイルター部2
0の内部へ圧入され、通水性多孔質外皮体29で
浮遊物や鉄気を除去された後、セラミツクス片2
5に接触することにより水質変換されて活性化
し、整水、即ち、残留塩素が除去されたアルカリ
ミネラルイオン水として放水路18を通り整水放
出口17から放水される。
本考案は、側壁部14と底面部32とから容器
部10を形成し、側壁部14に、該側壁部14を
縦に貫通する水道水の通水路15を形成し、当該
通水路15の下端部には盲蓋30を取着し、側壁
部14の外周面部に側方連結部12を突出形成
し、該側方連結部12に、前記水道水の通水路1
5と連通すべく水道水の導入水路13を形成し、
容器部10の底面部32における前記水道水の導
入水路13の略反対位置に、底面部32を縦に貫
通する放水路18を形成してその出口部分を整水
放出口17とし、底面部32の上面にスペーサー
突起33を形成し、容器部10の内空部11に水
質変換フイルター部20を起立支持し、該水質変
換フイルター部分20の胴部にパツキン21を巻
回取着し、当該パツキン21を、側壁部14の内
周開口縁に形成した切欠段部19に係合支持し、
水質変換フイルター部20と容器部10の内周壁
面及び底面間に僅少間〓22を確保し、透明蓋部
23と容器部10とを螺合部24で螺合連結する
ことにより密封してなる整水器本体9と、該整水
器本体9の側方連結部12に連結される側方放水
口6と、水道蛇口部1の放水口2に連結される導
入口5及び放水管8を連結する縦放水口7を備え
た切換バルブ3とを組み合わせて構成したことを
特徴とするものであるから、第2,3図に示す第
1,2使用例の如く、一般家庭の台所等に多く設
備されている殆どの蛇口形式に、そのデツドスペ
ースを利用して、日常の蛇口操作の障害にならな
い様に取付ることができる。
しかも、各れの場合も整水放出口17の直下の
受けるコツプ等の容器を、整水器本体9よりも外
方へ位置をずらして支持し得るので、コツプ等の
容器を蛇口部分にぶつけたりする危険性を可及的
に解消し得る。
又、透明蓋部23から容易に内部を観察し得る
ばかりでなく、水質変換フイルター部20がカセ
ツト化されていることにより、簡単に交換作業を
行うことができる等、諸多の優れた効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
図面は、本考案の実施例を示しており、第1図
は整水器本体の縦断面図、第2図は第1使用例の
正面図、3図は第2使用例の正面図、第4図は水
質変換フイルター部の切欠斜視図、第5,6図は
セラミツクス片の斜視図である。 符号表、1……水道蛇口部、2……放水口、3
……切換バルブ、4……切換レバー、5……導入
口、6……側方放水口、7……縦放水口、8……
放水管、9……整水器本体、10……容器部、1
1……内空部、12……側方連結部、13……導
入水路、14……側壁部、15……通水路、16
……放水口、17……整水放出口、18……放水
路、19……切欠段部、20……水質変換フイル
ター部、21……パツキン、22……僅少間〓、
23……透明蓋部、24……螺合部、25……セ
ラミツクス片、26……疣状突起、27……環状
凸条、28……通孔、29……通水性多孔質外皮
体、30……盲蓋、31……パツキン、32……
底面部、33……スペーサー突起。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 側壁部14と底面部32とから容器部10を形
    成し、側壁部14に、該側壁部14を縦に貫通す
    る水道水の通水路15を形成し、当該通水路15
    の下端部には盲蓋30を取着し、側壁部14の外
    周面部に側方連結部12を突出形成し、該側方連
    結部12に、前記水道水の通水路15と連通すべ
    く水道水の導入水路13を形成し、容器部10の
    底面部32における前記水道水の導入水路13の
    略反対位置に、底面部32を縦に貫通する放水路
    18を形成してその出口部分を整水放出口17と
    し、底面部32の上面にスペーサー突起33を形
    成し、容器部10の内空部11に水質変換フイル
    ター部20を起立支持し、該水質変換フイルター
    部分20の胴部にパツキン21を巻回取着し、当
    該パツキン21を、側壁部14の内周開口縁に形
    成した切欠段部19に係合支持し、水質変換フイ
    ルター部20と容器部10の内周壁面及び底面間
    に僅少間〓22を確保し、透明蓋部23と容器部
    10とを螺合部24で螺合連結することにより密
    封してなる整水器本体9と、該整水器本体9の側
    方連結部12に連結される側方放水口6と、水道
    蛇口部1の放水口2に連結される導入口5、及び
    放水管8を連結する縦放水口7を備えた切換バル
    ブ3とを組み合わせて構成したことを特徴とする
    整水器。
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JPS5312048U (ja) * 1976-07-10 1978-02-01

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