JPS5847846A - 防音二重壁 - Google Patents

防音二重壁

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Publication number
JPS5847846A
JPS5847846A JP56144247A JP14424781A JPS5847846A JP S5847846 A JPS5847846 A JP S5847846A JP 56144247 A JP56144247 A JP 56144247A JP 14424781 A JP14424781 A JP 14424781A JP S5847846 A JPS5847846 A JP S5847846A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wall
double wall
sound
studs
walls
Prior art date
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Pending
Application number
JP56144247A
Other languages
English (en)
Inventor
有三 奥平
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
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Publication of JPS5847846A publication Critical patent/JPS5847846A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Building Environments (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は防音二重壁に関するものである。
防音二重壁は、音の透過損失を大きくするために2つの
壁体の間に空気層を設置たものであり、通常、2つの壁
体を間柱で連結している。この間柱として、減衰率の高
いゴム等からなる間柱を用い、第1図および第2図に示
すように、2つの壁体lの4隅をその間柱2で連結する
ことが行われたり、間柱としてボルトおよびナツトを用
い、第8図に示すように2つの壁体8をボルト4.ナッ
ート5締めするということが行われている。しかし、前
者のようにすると、振動減衰の効果は大きくなるが強度
的には不充分である。また、後者のようにすると、強度
的には充分であるが、振動伝達率が大きくなり、その結
果、透過損失が小さくなって遮音効果が小さくなる。す
なわち、間柱により、音源側の壁体の振動が反対側の壁
体に伝わり、その壁体が音を放射し二重壁の透過損失が
小さくなるのである。その−例として、第4図に示すよ
うな、厚み73mのアルミ板製壁体6を501!1の空
気層を介して対面させ、これを直径120のアルミ製間
柱(16本/ld ) 7で連結した防音二重壁の透過
損失を、アルミ製間柱7抜き(他の構造は上記のものと
同様)のもののそれと比較して第5図に示した。第5図
において、曲線Aがアルミ製間柱7入りのものの透過損
失を示し、曲線Bがアルミ製間柱7抜きのものの透過損
失を示している。
また、Cは二重壁の共鳴透過周波数領域(壁体6と空気
層との共振のため透過損失が低下する周波数領域−壁体
6の面密度や空気層厚により変化するが一般に100〜
5008Z位の間に存在する)を示し、Dはコインシデ
ンス周波数領域を示している。曲線AとBとの対比より
、間柱7が入るとその振動伝達作用によって二重壁の透
過損失が全周波数領域において2〜4 dB程度小さく
なることがわかる。以上のように、これまでの防音二重
壁は、遮音効果および強度の双方ともに優れているもの
は存在しなかった。
この発明は、このような事情に鑑みなされたもので、壁
体と壁体との間に間柱を入れて両壁体を連結してなる防
音二重壁であって、間柱として、二重壁の共鳴透過周波
数領域において一端を振動させても他端が殆ど振動しな
いようなものであって強度が大なものを用いることをそ
の要旨とするものである。
すなわち、この発明は、間柱として、壁体と空気層との
共振により透過損失が低下する共鳴透過周波数領域にお
いて、一端を振動させてもその撮動が他端に殆ど伝わら
ないようなものを用いるため、その領域での透過損失の
減少を少なくすることができる。このように、透過損失
が比較的小さい共鳴透過周波数領域において間柱にもと
づく透過損失の減少を少なくすると、全体的な遮音効果
が著しく向上するようになるのである。また、上記の間
柱は、強度も大なため、強度的にも充分である。
つぎに、実施例について説明する。
この実施例では、間柱として、第6図に示すような、長
さ8006.幅85鱈、厚み2.90の鋼板8を用いる
。この鋼板8の一端9を固定部lOに固定し、この一端
(固定端)9から400内側に入ったところの点AをF
 Cog 2πftで加振したときの他端11の点Bの
コンプライアンスを見ると、第7図のようになる。第7
図から、上記鋼板8は、250〜4oo)1xの周波数
領域においては、一端9を振動させても他端11の振動
が微小であることがわかる。ここで、コンプライアンス
とは、機械構造物に、力Fが作用したときに、変位Xが
生じたとすると、φ=x/Fのことをいう。コンプライ
アンスは、動剛性の逆数であり、振動数fの関数となる
。例えば、第6図において点Aを2kg・C082πf
【で加振した時、点Bの振幅が9mであったとすれば、
周波数fにおいて、点Bの点Aに対するコンプライアン
スは、8/2 = 1.5 tlllklである。
この鋼板8を、第8図に示すような、一対のラワン合板
製壁体(厚み7鱈)12を450厚の空気層を介して対
面させた合板中空二重壁18の間柱とする。上記合板中
空二重壁18の音響透過損失曲線は、第9図のとおりで
ある。ここで、共鳴透過周波数領域Cは250〜4oo
)lxである。したがって、このような合板中空二重壁
18に、上記鋼板8を間柱として配設し、第1θ図のよ
うな防音二重壁14を構成すると、鋼板8が250〜4
008Xの周波数領域において一端9を振動させても他
端11の振動が微小なものであることから、−ト記領域
Cの透過損失の減少を小さくできるようになる。その結
果、全体的な遮音効果も大きく向上するようになる。ま
た、間柱が鋼板8であるため、強度も充分となる。
なお、この発明で用いる間柱は、上記のような鋼板8に
限定されるものではない。また、二重壁は、間柱がなく
ても、壁材の面密度が小さい場合には、第11図に示す
ように、音源15から発する音波によって音源側の壁体
16が振動しその振動によって壁体16と壁体17との
間の空気層18が励振され、それによって音源15と反
対側の壁体17が振動し音を放射するようになる。これ
を防ぐために、グラスウール等の多孔質吸音材を充填す
る方法があるが効果やコストの点で問題がある。そのよ
うなときは、第12図に示すように、音源側の壁体16
の内面に、リン酸アンモニウムやロッシェル塩等からな
る電気音響変換素子の薄膜19を貼着するとともに、音
源と反対側の壁体17の内側に壁体17から所定の距離
をあけて電気音響変換素子薄膜20を配置し、両薄膜1
9.20を電気回路21によって接続する。そして、音
源側の壁体16が振動すると、貼着されている薄$19
も振動し、振動に応じた電流を生じる。この電流を電気
回路21によって周波数ごとに音波を打ち消し合うよう
に位相を変化させ、それによって薄膜20を振動させる
。ここで、上記電気回路21の構成を第18図に示す。
22は電流を周波数ごとに分解する周波数分析回路、2
Bは周波数に応じて位相を変化させる位相シフト回路、
24Fi位相変化させた電流を合成する合成回路であり
、周波数分析回路22に薄膜19から音波に応じた電流
が供給され、合成回路24によって薄膜20を加振させ
る。このようにすることにより、空気層18内の音圧が
低くなり、音源15と反対側の壁体17の振動が小さく
なる。したがって、適音効果が大幅に向上するようにな
るのである。
以上のように、この発明の防音二重壁は、壁体と壁体と
の間に間柱を入れて両壁体を連結してなる防音二重壁で
あって、間柱として、二重壁の共鳴透過周波数領域にお
いて一端を振動させても他端が殆ど振動しないようなも
のであって強度が犬なものを用いるため、適音効果およ
び強度の双方が優れているのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の防音二重壁の一例の平面図、第2図はそ
の側面図、第8図は他の例の側面図、第4図はさらに他
の例の側面図、第5図は音響透過損失曲線図、第6図は
この発明の一実施例に用いる間柱の斜視図、第7図はそ
のコンプライアンス曲線図、第8図はこの発明の一実施
例に用いる二重壁の側面図、第9図はその音響透過損失
曲線図、第1θ図はこの発明の一実施例の側面図、第1
1図は中空二重壁に対する音波振動による影響の説明図
、第12図はその改良例の説明図、第13図はその構成
部分の説明図である。 8・・・鋼板 9・・・一端 11・・・他端 12・
・・ラワン合板製壁体 14・・・防音二重壁

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)  壁体と壁体との間に間柱を入れて両壁体を連
    結してなる防音二重壁であって、間柱として、二重壁の
    共鳴透過周波数領域において一端を振動させても他端が
    殆ど振動しカいよう碌ものであって強度が大なものを用
    いることを特徴とする防音二重壁。
  2. (2)間柱が縦長の鋼板からなるとともに、両壁体がそ
    れぞれ合板からなり、合板と合板との間に、縦長の鋼板
    を、その長手方向に直交する一端を一方の合板の内面に
    固定し他端を他方の合板の内面に固定することkより配
    設している特許請求の範囲第1項記載の防音二重壁。
JP56144247A 1981-09-12 1981-09-12 防音二重壁 Pending JPS5847846A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP56144247A JPS5847846A (ja) 1981-09-12 1981-09-12 防音二重壁

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP56144247A JPS5847846A (ja) 1981-09-12 1981-09-12 防音二重壁

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS5847846A true JPS5847846A (ja) 1983-03-19

Family

ID=15357656

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP56144247A Pending JPS5847846A (ja) 1981-09-12 1981-09-12 防音二重壁

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