JPS5847761A

JPS5847761A - 延反装置

Info

Publication number: JPS5847761A
Application number: JP14310381A
Authority: JP
Inventors: Keiko Tagawa; 田川　桂子
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1981-09-09
Filing date: 1981-09-09
Publication date: 1983-03-19

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は、布帛生地、ビニールシート、紙弊平版状物を
所定長さに延反した後、切断することにより、平版状物
を多数枚積重する延反装置に関し更に詳細にいえば、平
版状物を延反しながら耳を切断し、同時に該切断した耳
を吸引することにより、平版状物を平らに積重可能とす
るとともに、後処理工程としての耳切断作業を不要とす
ることを目的とする。

従来、平版状物を所定長さに切断し、多数枚積重する延
反装置は、特に既製服縫製工場等において汎用されてい
る。

そして、これら汎用されている延反装置においては耳を
切断する機構は全く付設されていない。

従って、布帛生地、ビニールシート、紙弊平版状物の耳
がつれている場合、揃っていない場合、はつれがある場
合等においては、延反作業を行なった後、多数枚積重し
た平版状物の耳を切断する必要があり、特に生地を延反
し、多数枚積重する場合には、生地の中央部よりも耳の
方が厚みがある為、第１図に示すように中央部が低く、
耳部が高くなる状態となシ、或は耳つれにより生地目が
歪んでそのままでは正確な生地の欺断を行ない得ないの
で、矢張り延反作業を行なった後、多数枚積重した生地
の耳を切断する必要が６．Ｚ。この為、作業能率が低下
することとなっていた。

本発明は、延反台上において延反機本体を走行させなが
ら平版状物を延反し、同時に平版状物の耳を切断・除去
するようにして上記のべ点を解消したものであり、以下
実施例を示す添付図面によって詳細に説明する。

第２図は、本発明の延反装置を示す簡略化側面図、第８
図は、同正面図であり、延反台（１）上に往復動可能に
載支された延反機本体（２）と、該延反機本体（２）の
上部所定位置に設けたロール支持・解反機構（３）と、
前記延反機本体（２）の前部所定位置に設けた繰り出し
ロール（４Ｔ及びカッターボックス（５）と、該繰り出
しロール（４）とカッターボックス（５）との間に設け
た耳切断用のカッター（６）（６）及び切断された耳を
吸引する吸引機構（７）とから構成されている。

延反機本体（２）は、下部に走行用の車輪（８）（８）
・・・を有し、該車輪（８）（８）・・・を回転駆動す
ることＫより、延反機本体（２）を延反台（１）上にお
いて往復動させ得るようにしている。

ロール支持・解反機構（３）は、ロール（９）の中心孔
を貫通する軸ＱＱの両端部を回転可能に支承する一対の
支柱αηα力と、前記軸ＱＱを回転駆動する原動機（図
示せず）又は、前記ロール（９）と当接したまま回転す
ることによりロール（９）を回転駆動する解反ロール（
図示せず）から構成されており、更に、必要に応じてロ
ール（９）の解反量を検出し、解反動作を規制する光電
装置（図示せず）を設けることとしている。

繰り出しロール（４）は、図示しない駆動装置にて周速
が延反機本体（１）の走行速度と等しくなるよう回転駆
動されるものであり、平版状物（２）と繰り出しロール
（４）とがスリップすることを防止する為にガイドロー
ルα埠及び押えロールａ◆を設けている。

そして該ガイドロールＱ埠及び押えロールα→を前記繰
９出しロール（４）に対して接離可能に構成して、ガイ
ドロール（１３及び押えロールＱ４１と繰り出しロール
（４）との間に平版状物（２）を容易に挿通し得るよう
にしている。

カッターボックス（５）は、図示しない原動機にて回転
駆動されるカッター（２）を有しており、更に該原動機
或は別個に設けた原動機にて、延反機本体（２）の走行
方向と直角方向に横架したガイドレールＱ峰に沿って往
復動可能に構成されている。

尚、Ｑ′ｈｏｓは、繰抄出しロール（４）とカッター（
６）との間に設けられた平版状物（２）の案内部材でち
り、繰り出しロール（４）に近接する案内部材（ロ）は
固定されており、他方の案内部材（至）は、延反動作時
°には先下り状に、平版状物切断時にはほぼ水平になる
よう回動可能とされている。

また、前記延反機本体（２）の所定位置には、平版状物
（２）の耳の位置を検出する光電装置（図示せず）及び
該光電装置の出力信号にてロール（９）の支持位置を変
化させる耳揃え機構（図示せず）を設けても良い。

第４図は本発明の最も要旨とする耳切断用のカッター（
ｆｓ）（６）及び吸引機構（７）を示す拡大縦断面図、
第５図は、第４図の■−■断面図であり、前記ガイドレ
ールα呻と平行に横架した支持杆Ｏ呻にスライド可能に
設けたハウジング翰（１）に原動機（図示せず）を内蔵
する左ともに、核原動機にて回転駆動される円板状の切
断刃（ハ）を設け、また、前記支持杆０９に沿わせて設
けた吸引ダクト（支）の所定２位置に複数個の吸引ノズ
ル■４・・を設けるとともに、前記吸引ダクト翰を耳収
納箱四を介して吸引ポンプ（図示せず）と連通させてい
る。

尚、＠は前記切断８四と近接させ、かつ前記繰り出しロ
ール（４）と近接させて設けたー内部材であり、平版状
物（２）を切断％］ａ’ｌに導びくことにより正確に耳
を切断可能としている。

また、前記切断刃（ハ）のうち、案内部材（ハ）と近接
する部分を除く外周を、前記ハウジング員にて蔽い安全
性を向上させて勝る。

以上の構成になる延反装置の作用は次のとおりである。

延反機本体（２）の上面に立設した支柱０１０１間に軸
ＱＱにてロール（９）を支承させ、延反機本体（２）を
延反台（１）上の延反開始位置にまで移動させる。

その後、解反ロール（図示せず）を駆動してロール（９
）を所定長さ解反し、解反された平版状物（２）の先端
部を一ガイドロール（至）及び押えロールα◆と繰抄出
しロール（４）との間に挿通し、次いで延反機本体（２
）を停止させたまま解反ロール及び繰抄出しロール（４
）を回転駆動するとともに切断刃（ハ）を回転駆動−し
て平版状物（２）の耳を切断すると同時に、耳を切断除
去した平版状物θカを案内部材（至）の先端縁にまで送
り、以て延反動作準備を完了する。

尚、このとき、切断された耳ｅＩ４ｇ４の先端部を、操
作者が、切断刃ａ］）ａ’１に最も近接する吸引ノズル
肴（至）に挿通するとともに吸引ポンプ（図示せず）を
作動させて耳＠（ホ）を吸引ダク）Ｕを経て再収納箱（
ハ）に吸い込ませている。

従って、その後、延反機本体（２）を所定距離走行させ
れば、繰り出しロール（４）が連動して平版状物（２）
を繰り出すので、延反台（１）上に平版状物（２）を所
定長さに延反することができる。

次いで延反機本体（２）を停止させるとともに、案内部
材（至）をほぼ水平状態となるよう回動させて押え爪（
図示せず）との間に平版状物（６）を不動状に仮固定し
、この状態でカッターαＱを回転させながらカッターボ
ックス（５）を走行させることにより耳（ホ）（ホ）を
切断除去された平版状物（２）を所定長さに切断するこ
とができる。

その後、延反機本体（２）を延反開始位置まで復動させ
、再び上記動作を行なう。

以下、上記動作を継続して行なうことにより、多数枚の
平版状物（イ）を延反台（１）上に積重載置することが
できる。

尚、以上の場合において、繰り出しロール（４）の高さ
位置を一定に保ったまま、カッターボックス（５）、耳
切断用のカッター（６）及び吸引機構（７）の高さ位置
を平版状物（２）の積重厚みにあわせて変化させるよう
にしても良いが、繰り出しロール（４）の高さ位置も変
化させるようにすれば、繰り出しロール（４）と耳切断
用のカッター（６）とを常に近接させることができ、耳
切断の精度を高く保つことができん以上のように本発明
は、延反動作時に、平版状物の耳を除去するようにした
ので、延反、積重した平版状物をきれいに揃えることが
できるとともに、従来延反作業後に行なっていた耳切断
、除去作業を全く不要として作業能率を著しく向上させ
ることかでき、更には平版状物として両耳のある生地を
既製服その他大量生産品用に使用した場合、■従来は、
積重した生地の上部に位置する生地はど耳部が高くな沙
、中央部が低くなって平坦に積重できなかったのを、積
重枚数の多少に拘わらず誉に平坦に積重することができ
る。■耳つれのある生地の場合、予め耳を切除する２と
により生地の縦横の生地目を正しく揃えることができる
等特有の効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の延反装置で延反、積重した生地の状態を
示す正面図。第２図は本発明の延反装置の一実施例を示す簡略化側面
図。第８図は同正面図。第４図は同要部拡大縦断面図。第５図は第４図のＶ−Ｖ断面図。１・・・延反台、　　　　　　２・・・延反機本体、訃
・・ロール支持・解反機構、４・・・繰り出しローラ、
５・・・カッターボックス、６・・・カッター、７・・
・吸引機構、　　　　　９・・・ロール、１２・・・平
版状物、　　　　１９・・・支持杆、２０・・・ハウジ
ング、　　　２１・・・切断刃、２２・・・吸引ダクト
、　　　２８・・・吸引ノズル、２４・・・再収納箱、
　　　２６・・・耳。出願人　田川桂子イへ恐手続補正書１．事件の表示昭和、）−６年ＴＮｔｆｒ　ｙ１４　ｔｌｇ　、ｒ、Ｈ
６８号２、　１６ｄＡ　の」シＡ濁Ｅ。地仄督１３　補＋Ｌ倉する者事件との関係　　　神ネ千　　　　　出願人９１・ｌ　
　ＩＦｌ　　＃６、補正の内容１）明細書中筒４頁第５行目及び第６頁第１８行目の「
（図示せず）」を「（イ）」と訂正する。２）添付図面第２図中未配の箇所に符号■を加入する。尚原図中への加入は、御庁にて御加入下さるようよろし
く御願い申し上げます。８）また、第８図を別紙の通り訂正する。山−願人　田川桂子１・パＦ昭和５７年　２月Ｉ７日特許庁長官　　島　１）春　樹　殿１、事件の表示昭和５６年特許ｍ第１４３１０３号２、発明の名称延反装置３、補正をする者事件との関係　　　特　許　出願人田川桂子６、補正の内容

Claims

【特許請求の範囲】

１、生地、ビニールシート、紙弊平版状物のロールを回
転可能に支持する機体を延反台上に往復動可能に設ける
とともに、平版状物の繰り出し部所定位置にカッターを
往復動可能に設けて、前記平版状物を所定長さに切断し
、延反台上に多数枚の平版状物を順次積重可能とした延
反装置において、繰抄出しロールと前記カッターとの間
の所定位置に、延反すべき平版状物の幅にあわせて位置
調節可能に平版状物の耳切断用のカッターを設けるとと
もに、該カッターにて切断された耳を吸引する吸引装置
を設けたことを特徴とする延反装置